-
特南の歩き方 牌譜添削version
2018-07-21 12:00110pt今日の牌譜添削はMさんです。特に親番でアガれない と嘆いていましたが、こう考えましょう。アガリたい 思う気持ちが 軽い罠そりゃ誰だって親番でアガリたいです。ていうか、親でも子でもいつ何時でもアガリたいのです。(牌図A)とりあえず1枚切れの中を切ってイーシャンテンで東、または筋の7pプッシュくらいは許されますかー。こうなると(牌図A)よりもかなり厳しくなってきますね。なぜなら、テンパイ時に必ず無筋を勝負しなくてはならない牌姿だからです。アガリたい → 無茶をする負のスパイラルに陥ってやいませんか? そもそも、親番で特別アガれなくなるなんてことがあるのでしょうか?アガリたい 思う気持ちが 軽い罠アガリたいという気持ちが強すぎてアガれなかった時の印象が強く残っているだけではないでしょうか?気持ちで勝負すると冷静な判断ができなくなります。牌図の6s勝負、本当にリスクに見合っていると思いますか?そり -
特南の歩き方 実演編
2018-07-20 12:00110ptようやく特南専用アカウントが700戦を突破。そろそろ鳳凰卓が恋しくなってきた今日このごろです。絶好のツモ! ここは当然―― (牌図A)2-8マタギは先打ちのほうが出アガリ率が上がる打ではなく、打のほうが良かったです。とはいえ、この牌姿でを先切りするのはおすすめしません。3面張のほうが先に埋まる可能性が高いのですから、その際を先切りしてしまっては、逆にを通されやすくなってしまい損をします。(牌図A)ではソーズが両面受けなら打ソーズが3面受けなら打と事前に考えておけば良かった・・・・西家、北家が早々に仕掛けています。ここは―― (牌図B)特殊状況じゃない限りこのは仕掛けませんが未来予想図を描け上家にマンズのホンイツがいるのなら、ここは仕掛けたほうが良いと思います。つーか、それを予見できていたのなら(牌図B)のから掛けろ!って話ですよ。全く・・・が2枚切れならこう打ちたい。その真意とは―― (牌 -
観察眼を鍛える
2018-07-19 13:00110pt昨日麻雀家庭教師をしていてちょっと気になった点をテキストで補足します。下家からリーチが入ったこの局面。上家から出た2mを チーする? しない?受講者(以下Aさん)はチーしませんでした。一応こういうときも、チーしない理由を聞いてみることにしているんですよね。・どうせアガれない・手牌を狭めると放銃リスクが上がるたぶん・・僕の予想だとこんな答えが返ってくると思うんですよ。違ったらゴメン(>_<) 青字の理由は消極的理由ですね。僕もこれは鳴きません。しかしながらこんな時でも積極的理由も考えてほしいんですよね。も、もしかしたら安全牌を切りながらチートイツでテンパイしちゃうかもあ、そんなバカな・・・ って思いましたか?確かにこれは10回に1回もテンパイしないと思いますが20回に1回・・・いや、もうちょっとテンパイしそうですよね?20回に1回・・・いや、もうちょっと といえば、一発ツモの頻度と一緒です。 -
特南の歩き方 牌譜添削version
2018-07-18 16:00110pt今日の牌譜添削はYさんです。【特南成績】 1263戦 1位率0.263 2位率0.275 3位率0.226 4位率0.237成績だけを見たら鳳凰卓にタッチしてもおかしくなさそうです。しかしこのまま鳳凰卓に行っても、すぐに特上に叩き返されそうでもあります。特南ラス率0.220を切るくらいを目安に100回打って23回ラスを引きました。23回の内、たった2回ラス回避できれば良いのです。ラス回避率を上げる というと 押し引き判断を改善するというイメージがありますが、特上卓の皆さんに最も改善してほしいのは――部分的な有効牌ではなく全体の有効牌を考えるたとえばこの手牌、これを仕掛けると役牌依存になってしまうので雀頭が無くなるも同然です。マンズの789 ピンズの345 ソーズの456 役牌×3全て有効牌と言えるでしょう。有効牌を引く機会をキャンセルするほど重要か――といえば、そうとも言えないのではないで -
手牌読みのプロセス2
2018-07-17 12:00110pt高打点の仕掛けは死ぬほどチェック東家の仕掛けは3巡目にドラの役牌ポンです。もう既にかなり重要なヒントが出ていますね。それは何でしょうか?手牌読みのプロセス1でも紹介しましたが、法則のズレです。役牌のドラがトイツなのによりもを残したということ。 チー チー ポン仮にあの仕掛けがこのように発展したとしましょう。345の種であるよりも、を残したことに増々違和感を感じますよね?通常よりもの関連牌が手の内にある可能性が高いと考えるべきでしょう。をポンして打です。これでよりを残した理由がハッキリしました。というかあの仕掛け、かなりヤバいですね(笑)赤含みのカンチャンターツを拒否したわけですから・・・・※参照 ハイグレード両面ターツ落としさて、ここからが読みの練習です。 ポン 既にドラの役牌をポンしている。のトイツがあって、ここから打としている。果たしてこの手牌が、リャンシャンテン以下である可能性が -
特南の歩き方 牌譜添削version
2018-07-16 14:00110pt牌譜添削、たくさんの申し込みありがとうございました!週1、2回ペースで更新していく予定ですので少々お待ちください。今日の牌譜添削はTさんです対リーチ押し引きはバランスが大事オリ過ぎてもダメですし、押し過ぎてもダメです。Tさんは押しすぎてやや損をするタイプです。では実戦例を――対面のリーチを受けてイーシャンテンです。まあドラは打たないでしょうが、何を切りますか?ここで中筋の6mを打っています。6mの危険度はそれほど高くありませんがテンパイしたらドラを勝負する価値がある手牌なのか?といえば、点数状況的に考えると相当微妙じゃないですか。手牌の価値は余剰牌の危険度で変わるドラ周りがくっつけば、ピンズを払ってイーシャンテン形の再構築ドラが重なれば筋の8mと雀頭を入れ替える価値はあるかもしれません。つまりここでドラを勝負しないのならドラが出ていくイーシャンテンにこだわる必要はないのです。6、7pを払っ -
牌譜添削のすすめ
2018-07-15 12:00何を求めて昔、近代麻雀のコラムに載せた記事です。多くの人にとって麻雀は「趣味」であり「遊び」です。ならば自分の好きな牌を打って勝ったり負けたりを楽しむのが一番良いと思います。楽しむためにやっている麻雀なのに ここはあーだあそこはこーだ と、他人に口を出されて面白いわけがないのです。ブレない目的意識たとえば 「女の子にモテたい!」 と思ったとするじゃないですか。髪型や服装を整え、清潔感を―― と、アドバイスされたとしましょう。・面倒くさい・お金がかかる・そこまでしなくても・たいして効果が無いんじゃちょっとでも青字のようなことを考える人は、既に目的意識がブレています。べ、別にモテなくたって生きていけるし結局は今までの自分を変えられず来るかどうかわからないチャンスを待つだけになってしまうことでしょう。麻雀は「趣味」であり「遊び」ですが弱いよりも強いほうが楽しめるのは間違いありません。べ、別に強く -
役牌トイツ2組のアプローチ
2018-07-14 12:00110pt役牌トイツが2組の手牌です。手なり進行ですと安手になりそうなので、超序盤ということもあり「何か」を狙ってみます。※参照記事 序盤の構想8sを仕掛けてソーズに寄せる手もありますがここはまだ「何か」を狙うためにスルーしてみましょう。(牌図A)次ツモ8p。ここにきて「何か」が「ピンズの染め」に見えてくるのではないでしょうか?かなりうまくいったほうですが(牌図A)で、ソーズを引いた時の牌姿を想像してみてください。その場合「ソーズの染め」にしたって、そこそこ仕上がりそうですよね?さて、昨日の牌譜添削の続きです。Nさんは中をワンスルーしていました。役牌トイツが2組なら、とりあえず鳴いてみましょう! なんとかなるさー(牌図B)先に8mが出たらポンして狙いはトイトイです中張牌の横伸びには興味がないので、余剰牌は重ねて嬉しい牌か、他家に安全度の高い牌を持つようにします。ここは 8mポン →打5s にしてみま -
特南の歩き方 牌譜添削version
2018-07-13 12:00110pt今日の牌譜添削はNさんです。牌譜を見た限り、Nさんは慎重すぎて損をするタイプだと思いました。勝負手はテンパイ前にカンせよ!これ以上ない勝負手ですので、テンパイする抽選をより良いイーシャンテンになる抽選を1回でも多く受けたほうが有利です。もしもドラが白ではなく、發だったとしたら高打点が他家にバレるリスクもあるので、カンせずの選択もあると思います。2枚目の白をスルーしています。打点に不満なのは痛いほどわかりますがこれを門前進行させたとしても、それほど打点アップ見込めません。頭の無くなる仕掛けに抵抗がある人もいますが3巡目にイーシャンテンと考えれば、仕掛けるリターンは十分かと思います。これは僕の実戦譜です。かなり似ている牌姿ですが――ドラ1含みの牌姿なら門前進行で2600ベースツモなら 2600→4000 裏1なら 2600→52002600ベースなら中々の打点上昇が期待できます。門前進行で13 -
鳴き読みの初歩
2018-07-12 12:00110pt南家はをポンして打です。という形からポンしたのがわかるかと思います。東家はをポンして打です。これはという形をでフォローせず、を残したという情報です。1・が何らかのフォロー牌である可能性 打 打といったようにです。2・フォローの必要が無い可能性手役(トイトイ)を狙っってを先に切ったとか、というターツが手の内にあれば、の受けが被るのでを先に切ることも考えられそうです。この段階では確実に 1or2 と断定はできませんがヒントとなり得る可能性のある情報は頭に留めておきましょう。前巡の打よりも、こちらのほうが有力情報です。をフォローするよりも、よりも手の内に残ったですのでの関連牌が手の内にある可能性がかなり高いと考えて間違いないと思います。それが何かまでは断定できませんがこの後東家が3副露に発展したときに、有力なヒントになる可能性がありますね。南家に受けのターツが無い。またはその部分のターツは完成済
2 / 4