(岩上氏twitter)冒頭、孫崎享氏がテーブルの上に飾った本を紹介。一冊は岩上安身・澤藤統一郎・梓澤和幸共著の『前夜~日本国憲法と自由民主党改憲草案を読み解く』。もう一冊は、孫崎氏の近刊『小説外務省』。孫崎「まず岩上さんの本の宣伝をすると、私の『小説外務省』の宣伝もしやすい(笑)。テーマは尖閣問題がなぜこんなに緊迫したのか。中国だけでなく、アメリカも日本も仕掛けたことを、34歳の主人公が探す」
孫崎「主人公のモデルは私(笑)。もうひとつのテーマは、今の日本で真実を追究しようとするともの凄い圧力がかかる。そのような流れがある中、外務省全体で隠そうとするとどうなるのか」
孫崎「だから尖閣の事実関係を知ってほしいということと、事実を話すことが難しくなっている日本の社会で、34歳の孫崎享がどう生きていくか」
岩上「私小説なんですね」
孫崎「そう(笑)」
岩上「実在の人物が出るという」
孫崎「『オフィスに行
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
nitty grittyとはこういうことなんですね。お二人のお話はとても面白く感動しました。
暫定政権とポーランドとの関係の掘り下げがほしい。
ウクライナ西部では、独ソ不可侵条約成立後、取り戻した西ウクライナから、ポーランド人を追放するなど、民族浄化をスターリンがやった。
結局、米国とNATO,EUはロシア連邦をいかになめきっていたかですね。
それはNATO東進やベオグラード空爆にたいして、いくらロシア連邦が
いくら反対しても、それをあざわらって米国NATOは実行した。
国際法など世界に存在しなかった。
米国(とその取りまき)の意志が法律だった。
そのころとは力関係がおおきく変わっているのにそれに気づいてない。
ロシア連邦がいかに怨念を溜めこんでいるのかにも。
今回それにようやく気づいた。
キャメロンなど大声で吠えているけど勝負ありです。
今回の事件は今後の世界のパワーバランスをおおきく変えるでしょう。
わたしは「大国の意志」などというものはどの国であれ好きではありませんが
でもしかしカウンターパワーというものは世界に必要です。
冷戦が終ってそれを思い知らされました。
でないと世界は1国のやりたい放題になってしまう。
僕は本来、政治経済・外交などというものは全く疎い人間ですが、今回の対談はそんな自分にも良く理解でき、かつ聞き応えのあり内容が充実していました。情勢分析というのがどのような判断基準で行われるのかというのも面白かったです。
ウクライナに関してははじめから西側のやり方に腹を立てていましたし、状況がわからないのでハラハラしていました。でも今は不思議と落ち着いていて、変に疑ったり、逆に過信したりということもありません。そういう意味では今回のロシアの行動はそれなりに筋が通っていましたね。まあ孫崎さんの指摘されるように、問題はこれからなのでしょうが。
僕もカウンターパワーは必要だと思います。プーチンはオリガルヒを追い出したみたいだし、中国だって資本に言いなりにはならない国だと思います。そういう国必要ですよね。助け合って、世界を巡る資本の力に対抗してもらいたいですね。日本もロシアや中国を馬鹿にするんじゃなくて、資本に支配されない国になって欲しい。願望です。よろしく。
孫崎先生お世話になります。今日のブログの岩上氏との対談は勉強になりました。
今の米国は混乱を仕掛けて来るが戦略が伴ってないという事ですから。
戦前の日本にも似たところがあると言うことですね。次のURLの弁護士岩月浩二氏のブログに
クリミア編入を表明したプーチン大統領の演説の訳文が載っています。先生には訳文は必要ないでしょうが。
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2014/03/post-a8cb.html
プーチン大統領の演説は理路整然としています。ロシアとウクライナが置かれている状況の苦しさが解ります。
そして中国とドイツに感謝しています。今後、ウクライナ経済状況が最大の問題になると思います。
この状況を救う事の出来る国はドイツ。日本も状況次第で動く必要が出てくると思います。
ところが参議院予算員会で浜田和幸議員が衝撃発言!で「米はウクライナ支援と言いながら火事場泥棒」との話です。
米国は,ウクライナから33トンの金をNY連銀へ持ち出す。
また、カーギル、シェプロンなど米大手企業は、企業買収で、ウクライナの資源や富の収奪に奔っていると。
http://www.youtube.com/watch?v=OSjNxw4HpMI&feature=em-uploademail
今回のクーデターに国際金融マフィアが暗躍していたのも明らかです。
読売電子版の記事から
米政府高官は記者団に対し「今回の追加制裁が最後だと思うべきではない」
アホ、米国はいつから池乃めだかになった。
さっさとロシア連邦政府の資産を凍結してみろ。
その動と反動のシミュレーションはさんざんやっただろうが、やれないの
ならいつまでも見苦しく制裁のふりなどしないことだ。
吉本新喜劇とちがってこっちのほうははちっともおもしろくない。
米国やEUは自分たちがはじめた火遊びが思わぬ方向にいって
みっともなくて引っこみがつかないのだろうが、ほどほどに
して撤退しないと事態はもっとわるくなる。
もうクリミアがウクライナにもどることなどけっしてない。
米、EUもそれはもうわかっているはずだ。
ロシア連邦政府は今回もう完全にはらをくくっている。
これまで控えていた、南オセチア、アブハジア、沿ドニエストル
といったロシア入りを切望している地域もつぎつぎ編入する可能性
がある。
そして切り札はウクライナ東部にたいして住民投票をよびかける。
そうなればウクライナの悲鳴はもう絶叫だろう。
制裁、制裁と問題を長びかせれば、その展開は空想次元のものではない。
ただの火遊びとこれまでの怨念の爆発とでは気合いがちがう。
絶対にあり得ない展開こそは制裁に音をあげてロシア連邦が膝を屈する
展開だ。