7月23日産経NEWSは次のように報道した。
「防衛省が垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの導入に伴い、陸上自衛隊にオスプレイ部隊を新設することが22日、分かった。離島防衛・奪還作戦の主軸となる「水陸機動団」の輸送に加え、航続距離の長さを生かした警戒監視や災害派遣など多様な任務で柔軟に運用するため、機動団から独立させる。平成27年度予算案概算要求にオスプレイ部隊の「準備隊」編成を視野に部隊構築費を盛り込む
武田良太防衛副大臣は22日、佐賀県の古川康知事と会談し、陸自が導入するオスプレイ17機を31年度から佐賀空港(佐賀市)に配備する意向を正式に伝達した。」
「離島防衛・奪還作戦の主軸となる「水陸機動団」の輸送に加え」と記しているがこんなことが、戦闘時に出来るのか。
ミサイルでの戦闘機等の迎撃能力が飛躍的に高まっている時に、島嶼防衛を対象にオスプレイを戦闘地に輸送で使
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>>1
> 中国は無人島の奪還、奪取は全く考えてない。
それはちょっと楽観的過ぎるのではないでしょうか。
孫崎先生も、「中国は尖閣を諦めたわけではない(正確には日本に譲った
わけではない)、棚上げの放棄は危険である」と明確に仰っています。
また叩かれそうな批判になってしまいますが、
我が国の右翼にも左翼にも「お花畑」な方が非常に多い。
「無価値」な島のために、はたして米国が本気で中国と戦争をするのか。
棚上げを放棄した状態で、中国が尖閣を奪還しに来ない保障があるのか。
もちろん、一般の多くの中国人は戦争など望んではいないでしょう。
つい最近まで、尖閣問題などある事も知らなかった方が多い。
しかし、両国民が望んでいないからといって、戦争が起こらない
わけではありません。
指導者が政治利用する為に、領土問題を煽るのは歴史の常です。
フォークランド紛争、中ソ国境紛争、その例はいくらでもある。
米国はどうでしょうか。民意とは関係なしに戦争ばかりしている。
日本では石原前都知事が良い例でしょう。原発事故の責任から国民の
目をそらしたかった政治家はごまんといる。
私の持論ですが、棚上げに戻すのか、共同管理するのか、国際裁判所で
決着を着けるのか、中国の国力が大きくならない内に、できるだけ早く
有利な条件で領土交渉を開始する必要があると思います。
>日本人に中国恐怖症を植え付けたのは日本政府とマスコミの共同作業。
つまりそういうことなのだと思います。
これ以上、政治利用させないこと。
オスプレイとは何の関係もないことだけは確かです。
本題とは全然関係ないですが。
自民党は、今頃になって地方創生だ、少子化対策だ
などと言いはじめましたね。
それも、支持率が落ちてきた頃になって、慌ててはじめた。
こういう卑怯なやり方が、イラっとくる。
この調子だと、福島原発の事故処理も、問題が表面化して
取り返しのつかなくなった頃はじめるつもりでしょう。
どうせまたいつもの手なんでしょうね。
農家や中小企業に補助金をじゃぶじゃぶ与えて、それを選挙対策
に利用する。そして、選挙支持基盤を作ったらまた放置する。
馬鹿にするのもいい加減にして欲しい。
政治家や一部の東京都民のために地方が存在しているんじゃない。
少子化を留める為に何をしたら良いか?
そんなの簡単、「東京一極集中」をやめればいいんです。
地方でも法人関係の法的手続き等が容易に行えるようにして、
「大手の本社機能」を環境の良い地方に持ってくるとか、
いくらでも「分散化」の方法はあるはずです。
インターネット全盛期の時代に、なぜそんなに地理的な
効率化に拘る必要があるのか。
動物園じゃあるまいし、毎日毎日満員電車に押し込まれる
状態を誰も異常だと思わないんでしょうか。
>>4
こんな風に論じられるとどういう風に反論すべきか困ってしまいます。為になるかどうか分かりませんが、一寸だけ敷衍します。
尖閣について次のように考えています。
1.尖閣は日本の固有の領土ではない。歴史的に見て中国のものである。琉球王朝の歴代の地図にも表記がない。ましてや日本の古地図にあるわけがない。
2.日本がポツダム宣言受諾、降伏文書調印、極東軍事裁判等の国際合意形成で尖閣領有の根拠がなくなった。
3.日本が固有領土を主張する背景には「極東軍事裁判は無効だ」と叫びたい情念、大陸侵略の事実を忘れてしまいたい情念があり、その発露として領土主張が形成されたと私は考えてます。
4.棚上げ合意がなかったと日本が主張するので、中国は尖閣海域のパトロールを強化し、領海管理を行っている。しかし、兵を上陸させたり、砦を造ることはしない。中国はこのやりかたをずっと続けていくに違いない。日本が変更を加えようとしたら、勿論、反撃する。そういった中国のスタンスから「中国は奪還奪取は全く考えてない」という表現になったわけです。余談ですが、石原慎太郎が造った南海の孤島を中国が武力で奪うようなことはしないと私は断言できます。中国人には日本人にない合理精神があります。
まとまらない話ですが、私はこの程度の表現しか出来ない男です。
>>6
フレデイさん。
かなり厳しい言い方になってしまい、申し訳ありませんでしたが、
日本全体が、空想主義に走ってしまっているので、私は危機感を
抱いています。
>兵を上陸させたり、砦を造ることはしない。中国はこのやりかたを
>ずっと続けていくに違いない。日本が変更を加えようとしたら、
>勿論、反撃する。そういった中国のスタンスから「中国は奪還奪取は
>全く考えてない」という表現になったわけです。
中国側の対応からして、上記のご指摘(中国側のスタンス)
は的をていると思います。現時点では。
中国にとって、尖閣には戦略的価値は殆どありませんから。
日本、米国、台湾を同時に敵に回してまで奪還する価値はない。
中国は、おそらく「棚上げ」という「国家間の約束事」を一方的に
反故にされたことに怒っているだけでしょう。
中国側は、棚上げに戻さないかと何度も言って来ているのに、
日本は「領土問題は存在しない」と、それを突っぱねている。
しかし、将来、その「中国側のスタンス」が変わることはあると
思っています。
それはどういう時か。
①中国の指導者達が、国内問題に行き詰まり、国民の目を社会不満
から外敵へ背けさせるために、領土問題を煽り始めたとき
②日本の指導者達が、選挙目的や内閣支持率向上目的のために、
領土問題を利用し、レッドライン(尖閣へ建造物構築など)を
超えてしまったとき
③米国の好戦派(ネオコン、軍産複合体)が、日中分断のため、
工作活動により紛争を仕掛けたとき
上記は、いずれも現実的に起こり得ることです。
未然に防ぐには、現実を直視し、積極的に防止策を打つしかないんです。
>>7
中国は、おそらく「棚上げ論」という「国家間の約束事」を一方的に反故にされたことに怒っているだけでしょう。
私も極めて的を得た見方に対し同意します。中国は日本を同じアジアの国とみており、本質的に敵対する意識もなければ侵略する意識もないと思います。同じような民種族であり、アジアが世界の中で正当な評価を受け、西欧諸国と同列になりたいとの願望が強いのでしょう。米国は、中国を封じ込めたい、中国はアジア圏を米国に影響されない経済圏にしたいという二大勢力の争いの中で、日本が、中国と競うことを止め、米国一辺倒になることの是非が論じられるべきなのでしょう。
>>7
貴兄が言われるように、中国の指導者たち、日本の指導者たち、米国の好戦派が何をやるか分からないということは正しいですね。良く分かりました。
個人的には、中国の軍事力よりも、経済力の方に
脅威を感じています。
日本は近い将来、高層ビルが立ち並ぶ高級地区の脇にある
「シャッター街」になってしまうのではないかと。
日本がこの先、経済的繁栄と現在の生活水準を維持できるか
どうかは、中国との付き合い方に掛かっていると思います。
ルモンド紙にこんな記事が載っていました。
<諸大国が世界を塗り替えようとしている>
http://www.diplo.jp/articles14/1406ttiphalimi.html
欧米諸国は、世界経済の中心が、欧米からアジアに移る
ことに非常に大きな危機感を持っています。
そして彼らは、欧米覇権を死守しようと試行錯誤している。
・「ロシアを孤立化」させ「中国とインドを抑え付ける」
・アジア諸国(日本、中国、インド)が団結しないよう分断する
最近の欧米諸国の異様な団結力も、メディアによる中国との
敵愾心を煽る報道も、ロシアを悪役にする報道も説明が付く。
結局日本は、欧米覇権を維持するために利用されようとしている
可能性があるわけです。
我が国は、これまで欧米諸国に仕えて追随することで、「名誉白人」
の地位を与えられてきましたが、そろそろ立ち位置を再考しなくては
ならないのではないでしょうか。
アジアの一因となるか、このまま名誉白人を貫き通すのか。
中国をどう捉えるか、今後中国とどう付き合うか、
は本当に難しい問題かと思います。
日本のような「画一的な社会」ではありませんから、
一面だけを見て捉えようとすると失敗します。
期限切れ鶏肉問題が話題になり、日本のマスコミは、普段通り
期待通りの凄まじいバッシングを繰り広げていますが、
「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるように、
安い賃金で日々を生きることに精一杯の人達に「礼儀」
だの「マナー」など求めたところで、所詮なきこと。
中国と日本との平均賃金格差は、未だ10倍以上です。
大部分の地方の人達は、相変わらず途上国並みに貧しい。
従って、価値観も途上国の人達とそうかわらない。
しかし、その一方で、都市部の中国の若い人達の意識は、
大分変わってきている。
<上海版AKBが初の総選挙 日本人メンバーも参加>
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014072601001806.html
ここら辺のギャップに、我々日本人は混乱してしまうかと・・。
>>11
貴兄が表現されたことを私もずっと考えています。中国には、でも国政を安定的に維持してもらわなければ困る。さもないと、かならず、米国の好戦派、日本の好戦派が手を出そうとする。そのときこそ第三次世界大戦が起こる可能性だって否定出来ない。我々日本が中国を封じ込めるとか、中国人を罵倒するとか、一体何を考えているのだろうと思いますよ。やっぱり、中国の主権を尊重してうまく付き合って行く田中角栄路線を再確認する必要があると思います。
そうですね。いつか鳩山さんが夢見たような「東アジア共同体」が実現するといいですね。今はまだその時ではないでしょうから、気長に信じて待つことも必要でしょう。僕は西欧の価値観だけでは「結局、金」の世界を止揚することは難しかろうと思います。現実的に考えつつ日本がいつか立ち上がる日を夢見ることですね。