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記事 21件
  • 有料メルマガライブラリから(437)「企業発表の業績予想に市場が過剰反応した時、逆張り投資する」

    2022-07-29 18:44  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「企業発表の業績予想に市場が過剰反応した時、逆張り投資する」= (有料メルマガ第479回・2018/5/1配信号)※注 2018年5月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 日本企業の株価は、世界の国の株式市場のうち中国とかアメリカとかどこかの国の株価指数が下がると、悪いところにツレ安して下げるような状況が続いています。日本株の投資家が付和雷同型の短期投資家ばかりになっているのが原因かもしれません。 日本の株式市場に参加している投資家の多くは、通算では大きく損をしているけれど、時々大きく儲かる
  • 宗教とメタバース

    2022-07-27 12:21  

     政治と宗教の関係が話題となっている。 ご存知のように旧統一教会の信者の多額の寄付が原因となり家庭崩壊に至ったことを恨みに思っての卑劣な逆恨みによる蛮行が世間を騒がせ、安倍首相が砲弾に倒れ帰らぬ人となった悲しい出来事。 政治の世界と宗教は深いつながりがあると言うのは過去の歴史の中で語られてきたことだが、そこに共通して存在するのは一般の市民に対しての何らかのメッセージが秘められているということだろう。 選挙で選ばれた市民の代表による政治は民主政治の根幹をなす制度であるが、選挙に立候補してきた政治家は市民に対して何らかのメッセージを発する必要がある。それが選挙活動の根幹をなす筈だが、今の選挙はその場限り。立会演説でのメッセージに多くの市民が耳を傾けるようになって今回の参院選では参政党(松田学代表)という新勢力が支持を集めて政党要件を満たすまでになったことは驚きである。 冒頭のタイトルで掲げた
  • 3年寝太郎株よ目を覚ませ

    2022-07-27 12:17  

     皆さんは昔話の3年寝太郎の話を耳にされたことはありませんか。 ざっくり言うと3年寝ていた太郎が目を覚ますと大活躍をするという話ですが、株式市場にもそんな株は多いようです。 多くの投資家はなかなか目を覚まさない3年寝太郎株に業を煮やして売ってしまい、その後目を覚まして大活躍をする驚くような株価暴騰で悔しい思いをされたりします。株価が下げ続けるとどうしても嫌気がさしてそうした行動に出てしまいがちです。 一旦目が覚めるとこれまでの沈黙がうそのような株価変動になり手がつけられないといったことが起きます。果報は寝て待てとも言いますが、株式投資で成果を得たい投資家には、忍耐が求められるということでもあります。 日本の株式市場には「3年寝太郎株」が様々に存在していますが3年というのは極端な事例ですが、1年や2年はざらにあり、株価の下落トレンドをじっと眺めている必要があるというのが現実です。 本日はそ
  • ある株の上げ下げ

    2022-07-27 12:16  

     このところは全体相場が堅調に推移しており、投資家各位の買い意欲の高まりが感じられます。 ここでの皆様の投資スタンスはいかがでしょうか。 株価を見ていると上げ下げがあって短期的にはなかなか難しいように感じられますが、一定の期間を眺めると買いタイミングを売りタイミングを理解することができます。 例えばこのところ筆者がメルマガにて取り上げてきたアクセル(6730)はパチンコパチスロ機器向けのグラフィックLSIファブレスメーカーですが、株価は実に興味深い変動を続けています。 日本製鉄OBが立ち上げた研究開発型の半導体メーカーとして2002年12月に上場を果たしており、IPO時は高収益性への評価もあり株価は現在では想像もつかない高株価(四季報では2004年に139万円とあるが、その後3回の株式分割で400分の1、つまり現在の換算株価で3475円となる)であった。 2009年に4000円以上の株価
  • 余剰資金の退潮

    2022-07-26 13:04  

     ロシアによるウクライナ侵攻が始まって間も無く5か月になりますが、今後の日本の課題には経済安保とともに食糧安保が大きく関わってくるはずです。もちろんこれは世界的な問題でもあります。 食糧が重要とは言え、日本市場にはこれと言った食料関連銘柄がありません。 加工会社ばかりで、あえて言えば伊藤忠や丸紅などの商社でしょうか。 既得権維持が至上命題の農水省やJA上層部は備えをしているのか。米価高値維持だけが仕事のJAシロアリは恐らく何もしておらず、属ゴキブリと結託して危機を利権に変えられないかと研究しているところかも知れません。 2020年7月頃のメルマガにて、景気回復による資源高によって経常収支の悪化が見えてくれば、いつまでもリスクオフの円高などと言える状況ではなくなるとの思いで円安への懸念を書きました。当時はまだ円高懸念を伝えるエコノミストも多かったと記憶しています。 余談ですが、2011年前
  • 子供に株式投資を教えたい親は多い!?

    2022-07-25 12:50  

     億近読者の皆様こんにちは。子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 夏休みの時期が近づいてきました。 私は、この夏はセミナーがたくさんあります。 その中でも気合をいれようと思っているのが、「小学生向けの株式投資セミナー」です。 私が住んでいる地区のある小学校で募集をしたら、2桁の人数が集まりました。また、去年に続き、今年も町田市で株式投資セミナーをするのですが、そちらも一気に申し込み予約が入ったようです。 当社主催の株式投資セミナーも、全く広告を打っていないのに、申し込みが入っています。 多分、ほとんどの親御様は、お子様にマネーゲームを教えたいのではなく、経済や会社の仕組みを教えたいのだと思います。そして、資産形成の知識を付けることで、自分の身は自分で守ることを教えたいのだと思います。この動きはすばらしいことです。 思えば、私が経営大学院で、「
  • 想定外

    2022-07-20 12:30  

     先週の金曜日、想定外のニュースが世界を駆け巡りました。 安倍晋三元首相は21世紀において、恐らく世界で最も有名な日本の首相経験者であり政治家であったと思われます。それほど影響力のある政治家が逆恨み?により素人テロリストに殺害されました。白昼堂々、至近距離から。 前回のメルマガでは国政選挙こそが平和ボケ日本を象徴している行事と書きましたが、まさに書き終えた翌日に凶行が発生し、甘い警備体制はもとより、その後の政界首脳達の発言にも「平和ボケ?」と驚いている次第です。 あれほどの要人に易々と近づき、カバンからゆっくりと手製の銃を取り出して至近距離から銃撃出来るなど想定外ですし、その直後の岸田首相の発言では故人礼賛を淡々と述べるだけの、まるで葬儀の際の「お悔み」を聞いているようでした。 今回のような杜撰な警護をした奈良県警の責任は重大であろうし、現首相の発言としては緊急事態に対応する政府の危機管
  • 老後の資産運用を行う4つのステップ

    2022-07-19 21:42  

     今年に入って、フィンウェル研究所の野尻哲史さんが主催しているデキュムレーション(資産活用)の研究会に参加させていただいております。 メンバーは下記の通りで、私を含め金融業界では著名な方々も多く、お誘いいただいて参加させていただく事に大変楽しく参加させてもらっています。大江加代さん(株式会社オフィス・リベリタス)唐木田みわさん(三井住友トラスト・資産のミライ研究所研究員)後藤順一郎さん(アライアンス・バーンスタイン株式会社 AB未来総研所長)小松原宰明さん(イボットソン・アソシエイツ・ジャパンCIO)小屋洋一さん(株式会社マネーライフプランニング代表)島田知保さん(投資信託事情編集長)竹川美奈子さん(LIFE MAP合同会社代表)田村正之さん(日本経済新聞社 編集委員)津曲眞樹さん(OECD-INFE諮問委員)山口勝業さん(イボットソン・アソシエイツ・ジャパン会長)山崎俊輔さん(ファイナ
  • 有料メルマガライブラリから(435)「割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる」

    2022-07-17 21:05  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる」==  (有料メルマガ第413回・2016/12/27配信号)※注 2016年12月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 しかし、すでに多くの投資家が知っている事態で発生する株式市場の下落より、いま予想されていない危機が突然に発生して起こる暴落のほうが大きくなる可能性も存在します。 つまり株式などのリスク資産に投資する時は、『まだ誰も気がつかずに知らないリスクが、いつ起こっても不思議ではない。』ということを覚悟したうえで、「リスクは
  • 孫が投資に目覚めた?!

    2022-07-17 17:14  

     先週、孫3人(中学1年生、小学5年生、小学1年生)と車で出かける機会があった。 このうちの上の2人は先日、本誌編集長の松田さんが開いてくれた子供向け投資教育オンラインイベントに参加していたが、その後はそのことを会話していなかった。もうすっかり忘れてしまったのかと思っていたが、その車の中で株の話を聞いてきたので驚いた。 「おじいちゃん、株ってどこで買えるの?儲かるの?」などと矢継ぎ早に出てくるので思わず、驚いてしまったが、こちらもそれに対して熱く答えることになり車の中でしばしの株談義。配当利回りの話や儲けにはキャピタルゲインとインカムゲインがあってなどと子供の質問にできるだけ分かりやすく答えようとしたが、果たしてどこまで理解しただろうか。 それにしても印象的な子供向けの投資教育の場をもっと増やしていければと思う。その場所としては放課後教育の場でもある児童館が良さそうだ。児童館は全国におよ