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記事 12件
  • 億の近道が、まぐまぐ!大賞2017資産運用(株式)部門で一位取得!

    2017-12-30 08:16  

     この度、億の近道は「まぐまぐ!大賞2017資産運用(株式)」部門で一位を受賞しました!  http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/category/asset-stock.html  これも読者の皆様の応援のおかげです。感謝申し上げます。 今後とも変わらぬご愛読とご支援をよろしくお願いいたします。


  • 日銀の時価総額

    2017-03-01 13:05  

     銀行の中の銀行は日本銀行。  日銀法に基づく認可法人で出資証券は総額で1億円分(額面は100円)。  その証券は株と同じようにJASDAQ市場で売買できますが、本日現在の価格は39600円。100株単位なので約400万円で最低単位が買える計算です。  時価総額は100万株×39600円=396億円となります。  何?日銀の時価総額が396億円?  そう思われる方も多いかと思いますが、発行されている証券の55%は財務大臣が保有していて、個人投資家は推定で39%保有していると言われていますが実名などは一切明らかにされていません。つまり無記名と同じです。  出資者の権利は限りなく制限されていて持つ意味がないので話題にもなりませんがその日銀株、滅多に上がることはないのですが、今日はなんと前日比2.72%の上昇となりました。  先日からウォッチしていてなかなか3万8000円前後から動かないと思
  • 市場のマネジメントその4

    2013-03-25 15:07  
    3月7日の小職のコラムを読んだ某金融機関の知り合いから、最近発生した金融当局からの呆れるばかりの、そして無駄以外の何物でもない行政指導(口先指導)や、その仕事ぶりについて具体的に教えてもらう機会がありました。  聞ける範囲で一通りの話しを聞きましたが、確かに金商法上の法令違反ではあるものの、そんな法令に存在意義があるのか?法令自体を修正すべきではないの か?と感じるほど無意味な内容で、その法令通りに実行しなかったからとの理由で、形式的ではあるが届けを出すよう要請されたとの話しです。  どう考えても中途半端な法令なのですが、彼らの論理では中途半端だろうがなんだろうがそれを守ることに意義があるのでしょう。とりあえず「金商法に記述 があるのにやらなかった」ことが発覚したのだから、その改善策を記述した届出をしろ(証拠を残させる)と言うものだったようです。  詳細につきましては彼に迷惑をかけてしまう
  • 英国ISA制度を聞いてきました!

    2013-03-25 15:05  
    来年から日本でISA(少額投資非課税制度)が始まるのをご存知でしょうか?  これは日本で株式投資を活性化させるために、ここ数年税制の中で検討されてきた制度で、もともとは英国のISA(Individual Saving Account)を模範とした制度となっています。  日本では現在開かれている通常国会で法案が通過して、来年から導入される予定ですが、模範としている英国では20年以上も存在している制度です。  そこで先月本場の英国に行く機会がありまして、様々な金融機関にこのISA制度などをヒアリングしてきましたので、これから数回にわたりまして英国の金融機関やISA制度の話について見てきたこと、聞いてきたことを報告したいと思います。1.英国ISAの歴史  英国ではこの株式投資優遇制度は、サッチャー政権時代に国営企業の民営化プログラムが発端だと言われています。  つまり英国で国営企業を民営化する際
  • なかなか上がらない株で珠玉のポートフォリオ

    2013-03-19 20:03  
    ここ3、4か月で値上がりしている株はたくさんあるがなかなか上がらない株をポートフォリオに入れているといらいらの状態が続くのかも知れません。  株式投資はある程度、勇気と決断が必要になります。評論家は何か言っていれば済みますが、皆さんのような運用者は実践が伴います。銘柄研究してこれはと いう銘柄を見出したら、それを全体のどの程度組み入れていくかを検討し、他の銘柄とのバランスを取って運用することになります。  短期に急騰することもあればなかなか上がらない株もあって株式投資は面白い。トレンドフォローで上がっている株を組み入れた場合、ジリジリと上昇していくので売りにくい。  業績の良い銘柄ならただ黙って持っているだけで相応の天井を打つまではいつの間にか上がっていることになります。  でも、こうした銘柄に投資した投資家は本当に満足しているのでしょうか?  もっとダイナミックな変動をしてほしいが、日々
  • 投資コスト上昇

    2013-03-19 20:01  
    いつの間にか日経平均は13000円に接近してきています。だからと言って皆さんの資産が必ずしもそれほど増えていないとすれば何が原因となるでしょうか?  皆さんのような研究熱心な投資家が儲からない訳はないので8、9割はインデックスを上回る成果が上がっているに違いありませんが、中にはそれほど資産が増えていないという投資家もお見えになるのかも知れません。  頻繁に売り買いしながら資産を増やそうという方、バイアンドホールドでじっくり所有して資産を増やそうという方、様々な手法を用いて資産を増やそうとさ れている多くの投資家が昨年の秋からスタートしたアベノミクス相場で何らかのメリットを得たことは想像に難くありません。  ただ、株式投資には高値掴みがつきもの。それに売買手数料も馬鹿になりません。ネットで取引されている方々が圧倒的だと思いますので手数料はそれほど気 にならないということなのかも知れませんが、
  • 有料メルマガライブラリから(53)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2013-03-14 15:02  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==   (有料メルマガ第52回・2009/12/22配信号) 【前略】  会社四季報、会社情報、株データブックを参考にしますが、この中で一番使いやすく、使い込むのが会社四季報です。  ただ会社四季報は記者独自の視点で、会社の業績予想とは違う業績予想を載せてきます。記者の実力などから、会社四季報独自の業績予想にもバラつきがあり、過去の流れから業績の流れを捉えようとする場合は、会社四季報独自の業績予想が邪魔になることも多いです。
  • 期待を裏切った銘柄をどうするか

    2013-03-13 12:06  
    全体相場が上昇しているのに下落を続けているか株価が上昇しない銘柄が過去3か月の中にはいくつもあります。  そうした投資家の期待を裏切った株の動向を吟味するのも案外面白いものです。  個別銘柄の名前を敢えて今回は伏せておきますが読者の皆さんの方で推察願います。  ここで言う期待とはもちろん業績向上の期待です。株式市場には約3600もの企業が上場し、その経営者は株主のために企業価値を高めようと努めています。  単純に言うと業績は売上(収入)の拡大によってもたらされるケース、コスト削減によってもたらされるケースがあります。企業は未来に向けて継続した成長 を期待されているわけですが、既存ビジネスの先行きが暗いのであれば新たな事業に多少の経費をかけてでも取組む必要があります。  売上が拡大し利益も伸びているような企業に投資家は基本的に投資してリターンを上げることになりますが最近の創薬ベンチャーのよう
  • 老子と投資 第79章

    2013-03-13 12:02  
    今回も、老子の第79章を題材に、投資の本質へ迫ってみます。79、大怨を和すれば、必らず余怨有り ○怒りは恨みを残す最悪の手段。 ○深刻な恨みは、問題が解決した後も、いつまでも消えないものだ。 ○賢人は相手から借用証を預かっていても、だからと言って督促や取立てをしたりはしない。 ○薄情なのは税の取立人と言われるが、賢人はそのような薄情なことは決してしない。 ○TAO(道)はいつでも善人の味方である。  「仮面ライダー」は、日本人なら誰もが知っているヒーローでしょう。そして、宿敵は「ショッカ―」!正義のヒーローが、悪人をなぎ倒していくのは気持ちが良いものです。  ただ、仮面ライダーに夢中になっていた少年時代から疑問がくすぶっていました。「ショッカーの隊員には妻子がいるのではないか?」ということです。たし かに、ショッカーの隊員は悪人かもしれませんが、彼らの妻子には罪が無い可能性があります。ある
  • 株式相場は期待と失望の繰り返し

    2013-03-13 12:00  
    デフレ脱却を目指したアベノミクスが打ち出されて、わずか3か月余りでついに日経平均は12000円台にまで戻ってきました。この結果、株式相場がリー マンショック前の水準となったというコメントがメディアで飛び交い先行きの景気が明るいものになるという期待も高まっています。  株式相場が上がることは株式市場に向き合い、株式投資を行っている方にしては明るい話題ですし、現実にリスクマネーを投じておられる方には朗報と言えます。  ただ、株には興味ないという方には直接的なプラスはない状況なのかも知れません。円安で物価の上昇がみられ、株式に縁のない庶民生活を送る方にはむしろ今後の生活不安が巻き起こる可能性があります。  株式市場は期待と失望の繰り返しで変動を続けます。  今回の相場は期待が一定の期間続くという判断の下で海外からの投資資金も加わり、息の長い上昇相場が続いていると言えます。  全体相場が急ピッチで