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    2021-08-21 00:33  

     今週(8月10~13日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で157円11銭上昇し(率にして0.56%の上昇)、2万7977円15銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 先週6日(金)に発表された米国の7月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比94万3000人増加し、市場予想(同84万5000人増)を上回る強さを示しました。 また、9月に発表された求人件数も予想を上回るなど、米連邦準備理事会(FRB)が最も重視する雇用情勢が改善を示したことで、FRB関係者から、テーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)の早期開始容認論が相次ぎました。 これを受けて、米国の株式市場では景気敏感株が買われ、NYダウ、S&P500が過去最高値を更新。米国の長期金利(10年国債利回り)は、1.35%程度まで上昇し、外為市場では、ドル高円安がジリジリと進みました。 日本株の上昇を後押しする好環境になったこ