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記事 4件
  • 市場潮流

    2021-09-22 17:37  

     今週(9月13~17日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で118円21銭上昇し(率にして0.39%の上昇)、3万500円05銭で取引を終えました。4週連続の上昇です。 前週末の10日(金)に、いわゆる「メジャーSQ」が終了したこともあり、先物の買い戻しなど、急激なポジション調整は一服したとみられます。しかし、週初は前週の地合いを引き継ぎ、日経平均株価は14日(火)まで3日続伸。 14日(火)は前日比222円高の3万670円と、1990年8月1日以来、約31年ぶりの高値で取引を終えました。 15日(水)、16日(木)は利益確定売りに押されて、2日続落しましたが、17日(金)は海運株や半導体関連株に買いが入り、前日比176円高と反発しました。 日経500種平均株価の採用銘柄のうち、週間の上昇率が高かった上位の銘柄は、(1)川崎汽(9107)(2)ソフトバンクG(9143)(3)オープン
  • 市場潮流

    2020-07-14 16:28  
     今週(7月6~10日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で15円67銭下落し(率にして0.07%の下落)、2万2290円81銭で取引を終えました。2週連続の下落です。 中国の株高などが株式相場の支援材料になりましたが、一方で、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数の急増、日本株の主要な上場投資信託(ETF)の分配金支払いに伴う換金売りなどが重荷となり、週間では小幅安で終わりました。 週初の6日(月)は日経平均株価が前週から3日続伸し、前週末比407円高と大幅に上昇しました。中国の政府系メディアが株高を支持する論説を展開したことで、中国・上海株が大幅高になったことが好感されました。 7日(火)は前日の大幅高を受けた利益確定売りに押され、前日比99円安となりました。 8日(水)は前日の米国株が下落したことを受け、同176円安と続落。 9日(木)はソフトバンクG(9984)やファミマ(80
  • 市場潮流

    2020-07-08 01:03  
     今週(6月29日~7月3日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で205円60銭下落し(率にして0.9%の下落)、2万2306円48銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。 米国などでの新型コロナウイルスの感染再拡大が止まらず、また、6月30日(火)に中国が「香港国家安全維持法」を公布したことで、米中対立の深刻化への警戒も高まり、上値の重い展開となりました。 週間の動きを概観しますと、週初の29日(月)は米国での感染再拡大への懸念などから、日経平均株価は前週末比517円安と大幅に下落。 続く30日は、米中の景気指標の改善を好感して前日比293円高と回復。 1日(水)は国内でも感染者数が増加したことを受け、同166円安と反落。 2日(木)は再び米中の景気指標の改善を受けて同24円高と小反発。 3日(金)は前日に発表された米国の6月の雇用統計が予想以上に改善したことを好感し、同160円高と
  • 市場潮流

    2020-04-08 09:30  
     今週(3月30日~4月3日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1569円24銭下落し(率にして8.1%の上昇)、1万7820円19銭で取引を終えました。2週ぶりの下落です。 前週に1950年に日経平均株価の算出を開始して以降、最大の上昇となったことを受け、利益確定売りが増加。東京を中心に国内における新型コロナウイルスの感染者数が増加をたどったことに対する不安も高まり、週初の30日(月)から2日(木)まで4日続落。週末3日(金)は前日比1円47銭高とわずかながら反発して取引を終えました。 今週の日経500種平均株価の採用銘柄の上昇率上位は、(1)富士フイルム(4901)(2)エムスリー(2413)(3)デンカ(4061)(4)スクエニHD(9684)(5)中外薬(4519)となりました。 世界的に感染が収束に向かわない限り、市場を覆う不安心理は払拭されず、乱高下が続くものと思いますが、