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記事 7件
  • 師走の足音

    2023-12-11 11:06  

     色づく紅葉を眺めながら、深まりゆく秋を堪能しながら、間も無く師走を迎えようとしております。 ハロウィーンが終わった途端にクリスマス商戦やお正月のお節商戦に突入。 街中はイルミネーションに彩られ、先生が走り回るという師走という忙しない季節の到来となります。 株式相場は10月のボトムから11月後半は徐々に上向きとなり、日経平均は6月高値を静かに更新。筆者が予想していた大納会3万5000円に向けて着実な推移が見られます。 師走相場は来年に向けた期待が込められた展開となります。 来年からの拡大NISAのスタートや東証による低PBR是正働きかけに伴う、企業からの具体的な取り組み姿勢がメッセージとして伝えられようとしておりますので、その辺りが株価を下支え。右肩上がりの師走相場の明るい展開が一層期待される11月の最終週となっております。 全体相場の潮流と個別株とは異なっていますが、二極化の流れが一旦
  • 全体相場より明るいムード漂う師走のIPO

    2022-12-22 15:17  

    ~その中で売られる銘柄もあり二極化の展開~ いよいよ師走相場も残り2週となり、大納会に向けラストスパートを控える状況です。 海外株安に連れ安した日本の株式相場は売り方と買い方の戦いがまだ続いていますが、運用成果を高めるために最後まで気の抜けないクリスマス前の相場展開となってきました。 相変わらず全体相場の調整がまだ続く中で、IPOがラッシュを迎えようとしています。 12月1日のサイフューズ(4892)のIPO以来、途絶えていた師走のIPOが13日のproperty technologies(5527)から本格化。12月は1銘柄が取り消され29日のスマサポ(9342)まで25銘柄が上場予定となり、例年通りのラッシュ状態。 これにより今年のIPO銘柄合計は91銘柄となりますが、特に12月後半ラッシュ状態となり消化難となる恐れもありますが、直近のIPO銘柄の動きを見ているとなかなか堅調な値動き
  • まだ不安残る師走の株式相場

    2021-12-10 12:02  

     1年の締めくくりとなる師走を迎えて多忙な日々を送られている皆様には株式相場の現状をどのように御覧になっているでしょうか。 コロナショック後の株式相場は上昇トレンドの中にあることは否定できませんが必ずしも皆様の運用が順風満帆ではないことは明確です。上がったり下がったりの変動を見せる一筋縄にはいかない相場に対してどう対応するべきか悩ましいとお感じになっている皆さんも多いかと思います。 とりわけ11月から12月は年末特有の投資家心理に包まれることになり、師走特有の株価変動に悩みも尽きません。あれだけ人気を集めた銘柄が見事に調整の動きを見せ、これでもかと言わんばかりの売りがやや元気のないネガティブな印象が持たれる銘柄に押し寄せたりします。 直近では今年1万円台乗せを果たしたソフトバンクグループ(9984)への売りが止みません。ビジョンファンドで世界のAI企業に投資するとして積極的な経営を推進し
  • 令和元年師走相場は波乱含み

    2019-12-04 01:22  
    ~IPO相場のスタートで中小型株人気が高まるか~ 物騒な話題が飛び交う慌ただしい師走相場が始まった。 一見すると順風満帆に順調な戻り相場を演じつつある株式相場だが、どこかにリスクが内包され、昨年のようなブラッククリスマスの再現がないかと戦々恐々の皆さんも多いのかも知れません。 一寸先は闇。いつ何時どこからミサイルが飛んできてもおかしくない情勢の中、米中貿易摩擦は香港問題からまた不透明感が漂い、国内政治も野党が方針を変えたとは言え、季節外れの桜の問題で過去最長の長期政権となった安倍首相批判の声が高まる始末。 個別株も筋斗雲に乗って世界を飛び回る孫悟空ならぬ孫社長に率いられたソフトバンクG(9984)の先行きは不透明。お仲間のお猿さんに逃げられたビジョンファンド2号の資金調達はわずかに留まり、WeWork再建資金を求め3行に融資要請したのに2行から断られるなど前途多難。 融資するみずほ銀行もこ
  • 株を買う人、売る人

    2018-12-04 16:36  

     師走相場突入!!  時は2018年12月3日、月曜日。今年も残り1か月を切ってきました。慌ただしい年末を迎え皆さんもご多忙のことと拝察致します。  寒さが身に沁みる季節の訪れが株式相場にも随所に特徴的に表れていると感じるのは筆者だけではないのかも知れません。  年初の株高期待はわずか23日目でピーク?を打ち今年は基調としての調整を続けてきたというのがここまでの相場の流れですので必ずしても皆さんの資産形成にとって良い年ではなかったと言えそうです。せめて師走相場には頑張ってもらいたいですね。  相場が調整(=値下がり)すると長期保有の投資家の皆さんの資産は目減りした一方で、これから株に投資しようという投資家にとっては格好のチャンスとも言えます。  ただ、相変わらず投資対象を有望視できる銘柄に絞り込むのは骨の折れる作業です。  多くの投資家の関心事は投資した株がこれから上がるのか下がるのか
  • 2016年も残すところあと1か月

    2016-11-30 02:37  

     師走相場が目前に迫ってきました。調整に始まり停滞を見せた2016年もあと1か月で終了します。  アベノミクス相場4年のシナリオは期待の前半から失望の後半を経て新たな4年間が始まろうとしている端境期です。株式相場にとってはトランプ新大統領への期待の高まりは今後の4年間を先取りした展開であるものと思われます。  リターンを求めて株式市場でお金は忙しくうごめいています。  大儲けした方も損したという方も師走は来年に向け、投資作戦を考える良い時期です。実現益が積み重なっていれば一方で評価損を実現損に変えて2017年を迎える準備をしないとなりません。  直近の株価上昇で損は減少し一方で益が積み上がったところで、投資家の懐事情は良くなっているものと推察されます。  個別株の株価にはそうした投資家の懐事情が反映されているものと考えられます。  ゼロ金利政策の下で景気が徐々に上向く局面ながら、まだま
  • 師走相場の展望

    2013-12-03 23:47  
    先生が走ると書いて師走。私は先生ではありませんが生徒が読者の皆さんだと勝手に思えば、私も皆さんに投資のヒントとなるネタ探しに走り回る状態となり、師走の季節感を感じてしまいます。  もう何回もこの時期を迎え、年を取る一方でもあり、せつなさも残りますが、そんなことは言ってられません。何かと忙しくなるこの12月という季節は1年の締めくくりでもあり、来年に思いをはせる時期となります。  師走相場はもちつき相場があちらこちらで見かけられます。個別銘柄が仕手っぽく動く展開です。  もちをついているまでは良いのですが、最後の最後までおつきあいし過ぎるとあとでつきたての食べたもちをのどに詰まらせ大変な思いをしないとならなくなりますのでほどほどにしたいと思います。  師走相場では資金の逃げ足に注意が必要です。  昨年はアベノミクス相場で期待に胸が膨らむ師走相場でしたが、今年は更にオリンピックが2020年に東