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記事 5件
  • 関心高まるNTT株の25分割

    2023-06-28 15:06  

     今週29日のNTT(9432)株式25分割権利落ち後の株価への関心が高まりを見せています。 同社株は2020年10月の安値2127円から本年5月の高値4334円まで2倍余りの上昇を見せており、利益確定売りを消化しながらなおも上向いている状況で、その中で5月12日に発表されたのが6月末の25分割。通常なら決算期に合わせて3月末に行われる株式分割ですが、今回は6月末。2024年から新しいNISA制度が導入されることを踏まえての施策ですが、大株主である政府財務省の施策にも沿った形で打ち出された格好です。 今回の大幅分割で同社株の発行済み株式数は36億2201万株から905億5031万株に拡大します。株式分割自体で企業価値が高まることはないのですが、1単元100株の売買から投資可能なので先週末の株価4120円であれば164.8円となり、1万6000円余りで投資できることになり、まだ株式投資をし
  • 25分割を実施するNTT

    2023-06-07 17:26  

     株式市場では企業から様々なニュースリリースが日々発表されています。 発表されたリリースが株価にどう影響するのかを考えながら投資行動を決定されている皆さんも多いかと思います。 企業が投資家に発信するニュースには業績や資本政策などに関わる投資家にとっては関心の高い適時開示情報と、企業のPR的な任意開示情報とに分類されますが、株主やその会社の株に何らかの興味を持つ投資家にとっては日々出てくる企業からのできればポジティブな情報を心待ちにしていると言えます。 ポジティブな情報の中では業績の上方修正が挙げられます。またこのところでは積極的な自己株買いの発表もポジティブと言えますが、それも市場外で買い付けるような単発の自己株買いではなく時間をかけての自己株買いが好まれますが、それだけで株価がどこまでも上がることは考えられません。一定水準までの株価上昇には効果ありの施策と言えます。 株主にとっては好材
  • 祝!?トヨタ株1万円台乗せ!!

    2021-06-09 14:23  

     5月12日の発表以来、わが日本が誇る最後の産業の砦とも言うべきトヨタ(7203)の株価が堅調に上昇。日本の経済や社会を語る時、トヨタを抜きには語れない。 社会や歴史の教科書にも登場する自動織機を発明した豊田佐吉に端を発して今日では世界の自動車メーカーの頂点に立っているトヨタグループ。その創始者の誕生日は1867年3月19日。その誕生から154年を経てトヨタグループの中核企業となるトヨタの株価がもう間もなく1万円の大台に乗せようとしている。(タイトルは株価1万円を先取りしたもの。明日にでもこの1万円台乗せは実現するだろう。) 5月12日の発表というのは9月末に5分割を実施するというもの。 つまり1万円という株価がついてもそれは5分割後に2000円になるわけで目の前の1万円は既に分割後の株価2000円を頭に入れたものとなっている。 実はトヨタは6月18日から9月末までに上限4100万株、上
  • 2分割落ち後のLibWork(1431)は買いか

    2021-03-31 22:23  

     早いもので3月の株式相場は2日間を残すだけになりました。 本日は3月決算銘柄の配当権利付き最終日でしたが、皆様の最終的な行動結果はいかがだったでしょうか。 しっかり配当や株主優待、分割の権利などを取ろうとする投資家と配当権利落ち後の株価の下落を想定して売られた方もお見えではないでしょうか。 私の友人知人にはしっかり配当を取ってとお伝えしておりますが本日の株価を見ていますと配当や分割権利を忌避する売りも随所に見られたと言う印象です。 まあ、何となくそうした行動に出られた投資家もお見えかも知れませんが配当金など知れてるから取らずに売ってしまおうと言う投資家も多かったのかも知れません。一方で銘柄によっては増配発表が直近になって表明された銘柄など最後まで買い意欲が旺盛な銘柄もありました。まあ、いろいろです。 私がよく皆さんにお話する機会の多い銘柄で熊本県山鹿市に本社を置く住宅メーカーでLibW
  • 株主思いの配当政策

    2019-11-26 13:26  
     熊本の山鹿市に本拠を構える注文住宅メーカー、LibWork(1431)の株価上昇が止まらない。 Qボードからマザーズに上場した同社は1000円台から本日は一気に前日比700円高の4430円。出来高も40万株を超えた。時価総額は120億円と言う水準。 私が億の近道の創刊20周年記念セミナーでお話させて頂いたから上がったという訳ではない(内心はそういう風に思ってはいる)が、この背景の一つは経営者の株主思いの対応にあると言っても良い。 20日に岡三証券で開催された株主向けセミナーで同社の瀬口社長は滔々と今後の事業展望を語った。 株主ファースト。四半期配当(9円配当×4)はその表れでもある。更には優待制度の実施。企業の成長を支えてくれる株主思いの施策。 住宅産業なんて成長しないと思う皆さんが多い中で、瀬口社長はIT×住宅でエリアの事業拡大を図り株主の負託に応えようと懸命だ。 目標となる時価総額を