• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 7件
  • 縦割り組織と生産性

    2023-01-11 21:47  

     ひとりひとりが伸び伸びと自由に発想して計画し実行する。このような自律型の人間が集っている組織は生産性が高く、柔軟性も高い。失敗もあるがそれを反省から学びに変えて改良していく。 仕事をこなすだけの仕事も多い。だが、こなすことには重要な意味がある。 その仕事がなければ社会が成り立たないからだ。 それでも、単調な仕事の場合は、やりがいがあまり持てないかもしれない。 言われたことをやるだけになりがちだ。その場合でも、自分なりに仕事を楽しむ工夫は大事。単調な仕事であっても、社会とのつながりを日々、意識できる人は、やはりよくできた人なのだろう。 いずれにしても、仕事というものには、必ず、自分の持ち場があり、その持ち場を守るという精神的な規範こそがプロフェッショナリズムであり、どの仕事も崇高なものにできる。その人のプロ意識に依存するものだとしても。 テクノロジーのサポートが受けられる現代社会では、一
  • 10年間米国事務所訪問をして新しく学んだこと

    2019-10-10 23:04  
     前回のメルマガでご報告した通り、先週は一週間米国のシカゴでNAPFAというファイナンシャルアドバイザー団体のカンファレンスに参加してきました。 カンファレンスに参加する前日には、シカゴ郊外のTimothy Financial Counsel Inc. https://timothyfinancial.com/ にオフィス訪問をさせていただき、現場でのお話を聞くことができましたので、今回は、その内容を報告したいと思います。 小屋も10年間米国FPのカンファレンスや事務所訪問を続けていますが、今回のTimothy Financial Counsel Inc.のビジネスモデルというものは、10年間でも初めて出会うものでした。 米国のファイナンシャルアドバイザーは、主に顧客の資産管理に携わり、そこからアセットマネジメント報酬(Fee)をいただくという内容が主流になっています。 これは、金融商品の
  • 有料メルマガライブラリから(304)「米国市場調整時の対処を考えながら利益を確保していく」

    2019-08-29 00:05  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「米国市場調整時の対処を考えながら利益を確保していく」= (有料メルマガ第447回・2017/8/29配信号)※2017年8月現在の内容です。留意してお読み下さい。(前略) アベノミクスがスタートした後の好調な5年間の日本株市場でも、毎年の12ヶ月間のあいだには約束されたように大きな暴落が起きました。 今年も毎年約束されている暴落はこれから起こるかもしれないと考えて、バーゲンセールが起きた時に、しっかりとリバウンドできる企業に投資できるよう、自分の投資能力を点検して強化する。そしてセーフティ・ネ
  • 有料メルマガライブラリから(286)「不毛な選択しか残っていない状態に追い込まれないことが大切」

    2019-04-17 10:27  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「不毛な選択しか残っていない状態に追い込まれないことが大切」= (有料メルマガ第174回・2012/6/5配信号)※2012年6月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 株が上がるか下がるかは、誰にも分かりません。ただその株が現在より上がると考える投資家の数が、下がると考える投資家の数より多ければ、株価は高くなっていきます。買いたい人の数が多ければ野菜市場や魚市場で、セリで価格が上がっていくのと同じことが株式市場でも起こるのです。 魚や野菜などの商品は、誰かに消費され、無くなっていきます
  • 最新有料メルマガから「業績伸長の理由を確認していれば下げをチャンスに変えられる」

    2018-06-01 20:36  

     今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。 =コラム「業績伸長の理由を確認していれば下げをチャンスに変えられる」=  (有料メルマガ第483回・2018/5/29配信号) 【前略】  日大アメフト部の問題や、スルガ銀行の顧客を犠牲にするような最低の融資。そして上司から命じられて追い詰められて社会的に許されない行動をとってしまった選手や行員個人の人々。たぶん日大のようにスルガ銀行も個々の行員に責任を押し付けるような気がしています。  私がサラリーマンを辞めたころ、村上龍さんは「現在から将来に向けて、自分の利益となり、自分自身の生の充実を支える何かが育っているという意識・感覚、それが希望だ。ひょっとしたら、投資と希望は同義語なのかも知れないと思うことがある。
  • 有料メルマガライブラリから(220)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2017-05-08 13:48  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」=  (有料メルマガ第40回・2009/9/29配信号) ※注 2009年9月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】  また、自分でコントロールできないことでイライラするのは、バカらしいことだと思います。電車が事故で遅れているときに、遅刻しそうだと電車の中でイライラ、カリカリしているサラリーマンを良く見かけます。私もサラリーマン時代には電車の遅れで遅刻しそうになったり、約束の時間に遅れそうになりイライラをつのらせて、ストレスい
  • 有料メルマガライブラリから(82)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2013-10-31 14:51  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==   (有料メルマガ第34回・2009/8/18配信号) (前略)  自分の経済的実力を超えた投資をしないということは、言葉を変えて説明すると「決定的に不毛な決断を迫られるような株式投資をしない」ということです。 (中略)  何のための資金投入かを明確にしておけば、本日述べる「決定的に不毛な決断」に追い込まれてしまうことは無いと考えています。  私がここで「決定的に不毛な決断」といっているのは、例えて言えば、10階建てのビル