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記事 3件
  • 我が子が学校に行きづらい、行かない、中退した時に。

    2023-12-13 10:45  

     本日より新連載の教育関連コラムです。 億の近道では従来からの個人投資家教育に加え、最近では中高生を中心とした青少年への金融教育も推進しています。 金融や経済を理解するにも、基礎的な学力と理解力、洞察力などがあるに越したことは有りません。本コラムは若者のみならず、大人が再学習するときにも役に立つヒントがある内容と感じています。 子どもたちを長年サポートしているプロフェッショナル鍋田氏に登場していただきます。お楽しみに。‐‐‐‐ 鍋田さんは30年に渡り、不登校の学生に人格教育してこられた宗教者であり、哲学者です。山本が1980年代に貧乏学生だった時に、仕送りなく、退学になりそうな折に、鍋田学習塾に泊まり込んで貧乏学生らの生活の面倒を全部みてくださいました。鍋田さんには感謝しております。 鍋田さんは、自然農に精通されており、全国の良心的な農家や食品メーカーとの交流があります。小田原にわたしは
  • あえて不登校

    2023-10-05 22:00  

     わたしの大学の先輩でもあり、友人でもある鍋田大蔵先生が小田原進学ホームスクールを開設されました。そしてnoteを始めました。 学校は、時代に合った価値観を提供できず、理不尽な校則を単に規則だからという理由で押し付ける。 親は子の進路を過度に干渉してしまう。 結果として不登校児童や生徒の数は過去最高をぐんぐん記録している。 不登校はもはや「普通のこと」になりつつあります。 あえて不登校を選択するという生き方も十分に魅力的な選択肢のひとつになってきました。 学校にはいかず、得意な一芸を極限まで伸ばす方が、尖った人材として評価される時代です。 大学の入学についても不登校であっても無関係に合格できる自己推薦型の入試も年々広がっています。大学が求める人材は、一芸分野に秀でた尖った人です。今後、大学は博士課程を充実させ、社会人の枠も大きく広がっていくでしょう。 企業の人事も博士課程人材を戦略的に獲
  • 不登校生徒から人生を学ぶスクールの開校

    2023-05-17 15:01  

     わたしの人生の勉強のほとんどは不登校生徒からの学びでした。 わたし自身が不登校であったわけではないのです。 ただ、単に、回りに不登校な生徒がいると、それがとても気になる少年でした。 彼はいま、一人で何をしているのかな?寂しくないのかな? そう思うと、その子たちの家に放課後に遊びに行ったりしていました。 いつも感じていたのは、同居している家族が歓迎してくれること。 不登校生徒の家族は友達が訪ねてくることは嬉しいようなのです。 保育園と小中学校の同級生のひとりは、いまなお、「引きこもり」とご近所から言われています。わたしはたまに会いにいきます。でも、実は、彼はとても忙しいのです。認知症になった母親の世話を懸命にしています。 プータローやひきこもりという世間からの評価。親の介護のプロとしての彼の実態。この2つの認識のギャップは恐ろしく違ったものです。誰しもそのギャップに苦しむことがある。より