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記事 4件
  • 株の玉手箱 今後のメインシナリオ

    2020-06-12 15:19  
     日経平均は23000円の大台を回復して、さあこれから一段高でバブル化への道を突き進むのか? あるいは売り方の買戻しが一巡すると同時に中間反騰も一服となり、下値への調整が起こるのか? 非常に目が離せない展開となってきました。 考えられるシナリオはいくつか用意しておいた方がよいでしょう。 直近の急ピッチでの上昇にはやはり高値警戒感がつきまといます。少なくとも日柄を調整するのに要する期間は2週間程度をみておくべきでしょう。 今後のメインシナリオをまず先に述べておきたいと思います。 実体経済でも経済活動再開への動きが始まったとはいえ、まだまだ回復への道程は遠く、「今の株価上昇はすでにバブルだ!」と言う声もあります。 しかし私が考えるに、やはり株式市場における【バブル化現象はこれから始まってくる】ということです。 上述した日柄調整期間の間におそらく利益確定売りが株価の重しとなるでしょうから、それな
  • 株の玉手箱 1000の用途をもつ粘土

    2019-11-29 13:08  
     小学校低学年の頃、広場で友達と穴を掘ると粘土層が出現した。元々は稲作用の田んぼで、昭和30年代に埋め立てられた土地だった。丸めて投げ合ったり、外壁をパンダ模様にさせるため戸建住宅に向けたりとか。今では砂利を敷き詰め駐車場と片側は分譲住宅が建ってしまい、あの地で自然界の楽しい遊びが出来なくなったのは残念である?? その粘土だがWikiによると造形材料として土粘土、砂粘土、油粘土など10種類以上もあるとか。小麦粉・パン粉粘土や、2007年にはドイツで世界初の食べられるヤミードーと呼ばれる粘土まであるとは知らなんだ。 粘土とは字の如く粘り気のある土を指し、土壌学的には通常0.002mm以下の風化作用を受けた二次鉱物粒子というのが定義らしい。これに水が加わりレンガ・セメント・陶磁器の原料となる訳か。 粘土の主体は層状珪酸塩鉱物で、カオリン鉱物、雲母粘土鉱物、スメクタイトなどが粘土中に広く産出され
  • ドリームライナーと呼ばなくなったのは理由あり?

    2017-12-30 08:01  

     ボーイング787、ドリームライナーが就航して5年以上が経過し、初期に導入された機体から順に大規模整備を迎えている。  787が低燃費であることは広く知られており、我々素人から見れば炭素繊維を使った機体は軽い、つまり自動車同様に軽ければ燃費がいいと考えがちです。  しかし787に関する調査をしているとどうも違うらしい。  787はボディなど一次構造材の約50%を炭素繊維が占め相当軽いと思われがちです。  しかし樹脂を含浸、縦横方向に接着剤を使って積層させ、部位にもよるが厚いところで2~3cmと、アルミ合金の2~3mmと比較すると分厚い機体であるとウェブ上で記載している方がいる。  いくら軽い炭素繊維でも積層させれば重くなる訳で、実際は軽くない様だ。  離陸重量ばかり記載され機体重量が公表されていないが、従来機の767より重いのが事実のようだ。  今月に入り頭の片隅で787を考える生活が
  • 日本の中小モノづくり企業の復活

    2013-12-11 17:06  
    日本は世界トップレベルのモノづくり国家。多くの中小企業が様々なモノづくりに取り組んでいて世界中に輸出されています。  3600社もの企業が上場する日本の株式市場で最大の時価総額の企業はトヨタ(7203)ですが、これもモノづくり企業の代表的企業と言えます。トヨタ は独自の看板方式による自動車生産体制を構築している点で凄いということですが、実際には車を支える部品製造自体が凄いので世界でもトップクラスの良いク ルマが完成し世界市場で活躍できているとも言えます。  ゲームやアニメなど日本のソフト産業が世界中で活躍しているのとは、対照的に旧来のモノづくり企業が地道に産業を支えていることを忘れてはなりません。  2000年代前半に勃興したSNSというバーチャルネットワーク上の産業がゲーム業界を変えてしまい、任天堂のような旧来のゲーム業界にとって代わる勢 いがあります。こうした生産性のない(ゲームでの遊