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有料メルマガライブラリから(241)割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる

2017-11-10 01:33
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる」=
     (有料メルマガ第348回・2015/9/22配信号)


    ※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。


    【前略】


     これだけ財務内容が良く、ビジネス的に強い企業の株でも投げ売りされるものが多かったのです。『自分のポートフォリオ銘柄の中の暴落銘柄が下げたのも仕方がなかったかな。』そのように納得するためにも有効だと考えています。

     いま既に、自分が投資していて大きな含み損を抱えた銘柄が、これからまだ下げそうなときに、そのままホールドを続けてリバウンドの時期を待つのも一つの対処方法だと思っています。私は、いままで持っていた銘柄から完全に撤退したものは少ないです。

     自分がビジネス・モデルと、財務内容と資産背景を調べた上で、これからも業績を確実に伸ばすことが出来ると考えて、投資した企業の株ばかりだからです。

     現在のように急に投資環境が悪化した時は、自分が信頼できる企業の株しか、持ち続けることは難しいです。

    【中略】

     売却した資金を、キャッシュで待機させるか、または別の銘柄へシフトするか。またシフトするにしても、今すぐするか、もう少し投資環境が落ち着くまで待つか。これは思案のしどころです。

     これからも怖い状況は、何度も襲ってくると覚悟しています。

    【中略】

     私は、資産運用のインカム・ゲイン(株式では配当と優待、不動産では賃料)だけで生活していく仕組みづくりを行って、10年間のあいだ専業投資家として生きてきました。そして株式部門については、株式市場の大きな暴落があるたびに、最大のチャンスの時が到来したと考えて、自分のポートフォリオの再構築を繰り返し行って生きのびてきました。

     株式投資で、絶対に自分の思い通りに動いてくれないのは株価です。株価の動きにイライラしない。これが冷静さを保つ秘訣です。

     投資家は常に冷静に株式市場と対面すること。冷静さを保てなくなった時は、絶対安心だと自分が信じた株に投資をして、相場を見ないようにすること。それでも心配で負担感が強すぎる場合は、株式投資を中断することです。幸せになるための投資で、不幸になっていては本末転倒で、意味がありません。

    【中略】

     株価が上下に変動しているからこそ、変化しているからこそ、もっと上がるかもしれないから買おうという投資家。いやいやこれからは下がる可能性のほうが高いから売っておこうという投資家。つまり意見の異なる投資家がいるからこそ市場で売買が成立し、いつでも現金に換金できるという安心感を投資家に与えているわけです。

     100年に一度の危機といわれることが毎年のように起こるのが最近の日本の株式市場です。日本の株式市場では2000年以降は毎年のように大きな株価の下落が1回程度は起こります。

     確かに東日本大震災や原発事故、リーマン・ショックのような天災や人災などは、投資家に強烈な不安を引き起こし、投資家の買い意欲を根こそぎ奪い去るような痛烈なものでした。売りたい投資家ばかりが増えて株価が下落しました。

     でもそのような危機のさなかにも株は売買されて、値段がつきました。買った投資家がいるからこそ売買が成立して、株価が下がったとも言えるのです。
     誰も売らなければ株価が下がることはないし、ひとりも買わなければ売買が成立せず株価もつきません。ほんの数単位の株の売買で株価が暴落してしまうことも、良くあることです。

     株が上がるか下がるかは、誰にも分かりません。ただその株が現在より上がると考える投資家の数が、下がると考える投資家の数より多ければ、株価は高くなっていきます。買いたい人の数が多ければ野菜市場や魚市場で、セリで価格が上がっていくのと同じことが株式市場でも起こるのです。

     魚や野菜などの商品は、誰かに消費され、無くなっていきます。ところが株は、その企業が倒産しないかぎり、基本的には存在します(自社株消却など株数が減ることはありますが、特別なことをしなければ存在し続けるわけです)。

     そして企業の業績や景気動向、地震や台風などでおきる自然災害、テロや戦争や事故などによる人災でも、投資家の株に対する上がるか下がるかの判断が、常に変化していきます。投資家の判断が変ることで、市場で売買が発生し、株価が変動していきます。

    【中略】

     今回のような嵐が来ても、溺れないように、しっかりとした運用能力を身につけていきたいと思います。そして嵐が去った海に乗り出して漁をすると、大漁となることも多いです。そのタイミングを上手に選択する経験も積んでいきたいものです。ただ少し遅れて漁に出かけても、魚は残っているので、慌てて漁に出て難破しないような冷静さを持ち続けたいと考えています。

    【中略】

     私は先週のうちに『儲けそこなうことありうべし』の精神で、この暴落中にフライングで投下した待機資金の第一発目を、無念ながら現金に戻しました。

     このキャッシュでは9月に優待のある銘柄の優待ランクアップのため300株を2100株まで買い増しに使いました。これを損切りして、最初に投下した資金をすべて現金に戻しました。

     その資金は、まだ証券会社に残っているので、その資金をいかに有効に利用するかを考えながら連休を過ごしたいと考えています。

     株価がリバウンドしていたらラッキーです。更に下落しそうなら、どの銘柄を、どのタイミングで買うかを考えながら、前向きな姿勢で株式市場と向き合おうと考えています。


    【後略】


    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


    ★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


    [研究銘柄パフォーマンス:1月10日~6月27日配信分から一部抜粋]
    (株価は配信後高値:11月1日現在)

     杉村倉庫   +389.3%(6/20配信)
     ニチリン   +110.1%(2/21〃 )
     日本フィルコン+ 81.3%(4/11〃 )
     ラサ商事   + 78.8%(2/ 7〃 )
     東邦アセチレン+ 65.7%(5/ 2〃 )
     佐藤渡辺   + 64.5%(3/28〃 )
     萩原電気   + 52.2%(5/30〃 )


    【再度の業績上方修正期待!安定した業績と取引先を持ち、財務内容が良く、低PER低PBRで、さらに海外での受注も期待できる企業を研究!】


     本日配信の有料メルマガでは、必要不可欠な事業を行っている安定した業績と取引先を持ち、良好な財務内容と不動産を保有し、業績上方修正を発表したばかりだが再度の上方修正も期待でき、低PER低PBRの国内事業中心の企業を、研究銘柄として掲載しています。


     また、コラムでは、「毎日のように発表される企業の業績はすこぶる順調で、増益修正も目立ちます。ありがたいことに、現状は、業績上方修正をした企業の株価は率直に上昇してくれるようになりました。今年はなんとか年末まで、株高が続いてくれそうな状況ですが、油断せずに短期ばかりではなく、中長期でも投資対象として相応しい企業の中から投資対象を選びたいと考えて実行しています。」と題し、現在筆者が行っている加熱相場に対する投資行動や、その中で見いだした投資対象企業や手法について言及しています。


     さらに、過去の研究銘柄やコラム銘柄の中で、取り組み妙味のある2社をピックアップしたほか、さらに株価上昇余地が高いと思われる企業5銘柄を取り上げています。


     金曜日までにお申し込みの方は最新号をお読みいただけます。

     ぜひご購読下さい。


    有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
    詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

    過去サンプル(研究銘柄)
     銘柄研究 ニチリン(5184)
     ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


    過去サンプル(コラム)
     増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
     安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
     割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
     現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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