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すべては悪夢のような一過性の出来事
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すべては悪夢のような一過性の出来事

2020-03-12 01:07
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     株式相場は何が起きるか分からないということが今回の出来事で理解できる。

     治療する術のない新型ウイルスの感染になす術もなく世界中が右往左往している。この出来事を教訓にしてまた新たな体制づくりをするしかない。

     株価はネガティブな投資家心理の下で大きく調整を余儀なくされ、この先も不透明な状況となっているが、暗いトンネルを抜けていずれは明るい視界が広がってくれると信じたい。


     日本の対応力は世界のお手本ともなる筈。
     これまでの対応は検査件数を敢えて抑制し医療現場の混乱を防いだ点で他国の対応とは異なる。他国に比べ緩やかな増加に留めてきた方策にはそれなりの良さがある。

     また、スポーツのオリンピック選手同様に新型コロナウイルス退治に向けた医療従事者や研究者の活躍の時だ。
     ワクチンの開発ではアンジェス(4563)が開発に名乗りを上げたほか、富士フィルム(4901)のアビガンや帝人(3401)のシクレソニドなど民間企業の開発薬への期待が高まっている。
     検査薬でも島津が1時間で結果が出る検査キットを開発。本日は横浜市大が新型コロナの抗体検出に成功。発症後に病院で簡単に検査できる技術を開発したとされる。PCR検査が結果が出るまでに6時間もかかるのに対して15分から30分で結果が判明するということで期待が高まる。


     メディアでは世界の感染者の増加を恐怖心をあおるように伝えているが、一方で回復する感染者も存在している。用心するに越したことはないが、委縮ばかりでは社会生活が成り立たない。
     学校の一斉休校やイベントの自粛で感染拡大を防ぎ、時間稼ぎをしながら解決の糸口を見出す。

     経済の混乱も一過性のものと考えてここは耐えることが求められる。
     発行済み株式の全てが市場に売り出されるのではないから、ここは浮動株をめぐってリスクオフの動きを見せる短期資金の行方を慎重に見守るしかない。


     新型コロナの感染も機を同じくして起きている経済の混乱も、株価の大幅な調整も一過性。
     そう考えて反転の時期が到来するのを待つスタンスで臨むことにしたい。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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