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有料メルマガライブラリから(353)「企業のファンダメンタルズをチェックしてリバウンドを取りに行く準備をするとき」

2020-10-10 00:06
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「企業のファンダメンタルズをチェックしてリバウンドを取りに行く準備をするとき」
     (有料メルマガ第505回・2018/10/30配信号)


    ※2018年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。


    【前略】


     10月に入って投資環境が一気に悪化して、9月からリバウンドを開始したと思われた日本株は、一気に投げ売りされて強烈な下落状況となりました。
     米国株がリバウンドしても、翌日の日本株は続落するような状況であり、連続で過去の最強利益を更新して、今期も間違いなく過去最高益を更新することが期待される企業の株価でも20%以上も下落する状態です。

     株式市場はこのように、時には凶暴な本性を表して投資家に牙をむき、資産を一気に失わせるような一面も持っていることを忘れないようにしたいと思います。

     10月26日も株価の動きを注意してみていましたが、一時的にリバウンドした暴落株の株価も、前場のうちは上げても、逃げたい投資家の売りに押されて、すぐに前日比でマイナスに落ち込むものが多かったように感じられます。

     これが本来の株式市場であると肝に銘じて、うかつに、これだけ下げたらもう底に届いただろうと、うっかり買いに入ることは慎もうと、自分自身に言い聞かせながら持ち株の下落を見ているような状況が続きます。


     私の持ち株のほとんどは、他の企業よりも業績も良い(⇔PERが1ケタ台で低いことを意味しています)こと、そしてこれから本格的にスタートする3月、6月、9月、12月本決算企業の4半期決算などの発表において、業績上方修正の確率が高いと信じて買った株なので、利喰いしたり損切りしたりして逃げるつもりはありません。

     研究レポートの最初に書いたように、信用買いをしている投資家が追証に追われて投げ売りしたり、破綻して担保になっている株が市場で強制的に処分(=売り飛ばされる)のは、これから本番になると思います。

     そうなれば、どんなに業績が良い企業の株も売られることになります。


     自分の経済的な裏付けや、資金状況を把握して、無理をしないで、余裕のある状況で株式投資を実行していく必要があります。

     自分がしっかりファンダメンタルズを確認して投資した企業の業績が良くなっているのに株価が急落した時は安く投資するチャンスですが、無理をして買うと、更なる下げで投げ売りさせられる可能性が高くなります。


    【中略】


     いつも株価の急落が起きた時のコラムに書いてきたことですが、投資家は自分がどのような投資スタイルで投資しているかを把握して、自分の決めた投資の時間軸で、自分のルールに従って投資を進めていくことが、とても大切です。

     しかし自分の健康状態、家族の状況(子供が生まれるとか、大学院に進学するとか、親の介護とか)、収入の状態などは、常に変っていきます。その時々にあった投資ルールを、新たに構築する能力も、自分で投資を実践していくことによって、始めて養われてくるものです。

     株価の急落が起きて投資環境がリスクオフに切り替わるたびに、自分の生活環境とか、経済環境の自己点検を行う必要があります。

     そうでなければ、牙をむきだして襲いかかってくる株式市場で生き残っていくことは難しくなります。


    【中略】


     私もそうですが、いったん手に入れた資金を減らすのは苦痛です。人は一旦手に入れたものを手放すことを嫌います。また失ってしまったものを嘆き悲しむことも良くあります。

     投資でも株価が下がって金融資産が減ってしまったことを嘆きながら、文句を言いながら、つまらない人生を生きている人々が多いです。

     しかし失ったもののリスト(=不幸のリスト)を作って、更に失ってしまった原因を他人のせいにして他人を恨みながら生きている人の未来は、とても暗いです。そのことによって愛する家族を失ってしまう愚かな人もいるようです。呪いは自分に降りかかってくる。「人を呪えば、穴二つ。」その穴に自分も落ちることを経験則として昔の人は教えてくれています。

     たとえ一部を失ったとしても、まだ持っているものもたくさんあると思います。失ったことを悲しんで、まだ持っているものさえも、更に失うのは愚かです。まだ持っているものを、いかに有効に使って将来に生かすか。

     そう考え行動することによって、未来は開かれていくのだと信じています。

     砂漠で遭難して水筒の水が半分になったとき、もう半分しかないと恐れて行動できなくなる人の生存率は低くて、まだ半分もあると勇気と希望を持って生き抜く努力をする人の生存率は高い。当たり前のことですが、投資家にとっても忘れてはいけない大切なことだと思います。


    【後略】


    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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