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有料メルマガライブラリから(381)「割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる」

2021-05-20 18:30
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる」
     (有料メルマガ第348回・2015/9/22配信号)

    ※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。


    【前略】


     これだけ財務内容が良く、ビジネス的に強い企業の株でも投げ売りされるものが多かったのです。『自分のポートフォリオ銘柄の中の暴落銘柄が下げたのも仕方がなかったかな。』そのように納得するためにも有効だと考えています。

     いま既に、自分が投資していて大きな含み損を抱えた銘柄が、これからまだ下げそうなときに、そのままホールドを続けてリバウンドの時期を待つのも一つの対処方法だと思っています。私は、いままで持っていた銘柄から完全に撤退したものは少ないです。

     自分がビジネス・モデルと、財務内容と資産背景を調べた上で、これからも業績を確実に伸ばすことが出来ると考えて、投資した企業の株ばかりだからです。

     現在のように急に投資環境が悪化した時は、自分が信頼できる企業の株しか、持ち続けることは難しいです。

    【中略】

     売却した資金を、キャッシュで待機させるか、または別の銘柄へシフトするか。またシフトするにしても、今すぐするか、もう少し投資環境が落ち着くまで待つか。これは思案のしどころです。

     これからも怖い状況は、何度も襲ってくると覚悟しています。

    【中略】

     私は、資産運用のインカム・ゲイン(株式では配当と優待、不動産では賃料)だけで生活していく仕組みづくりを行って、10年間のあいだ専業投資家として生きてきました。そして株式部門については、株式市場の大きな暴落があるたびに、最大のチャンスの時が到来したと考えて、自分のポートフォリオの再構築を繰り返し行って生きのびてきました。

     株式投資で、絶対に自分の思い通りに動いてくれないのは株価です。株価の動きにイライラしない。これが冷静さを保つ秘訣です。

     投資家は常に冷静に株式市場と対面すること。冷静さを保てなくなった時は、絶対安心だと自分が信じた株に投資をして、相場を見ないようにすること。それでも心配で負担感が強すぎる場合は、株式投資を中断することです。幸せになるための投資で、不幸になっていては本末転倒で、意味がありません。

    【中略】

     株価が上下に変動しているからこそ、変化しているからこそ、もっと上がるかもしれないから買おうという投資家。いやいやこれからは下がる可能性のほうが高いから売っておこうという投資家。つまり意見の異なる投資家がいるからこそ市場で売買が成立し、いつでも現金に換金できるという安心感を投資家に与えているわけです。

     100年に一度の危機といわれることが毎年のように起こるのが最近の日本の株式市場です。日本の株式市場では2000年以降は毎年のように大きな株価の下落が1回程度は起こります。

     確かに東日本大震災や原発事故、リーマン・ショックのような天災や人災などは、投資家に強烈な不安を引き起こし、投資家の買い意欲を根こそぎ奪い去るような痛烈なものでした。売りたい投資家ばかりが増えて株価が下落しました。

     でもそのような危機のさなかにも株は売買されて、値段がつきました。買った投資家がいるからこそ売買が成立して、株価が下がったとも言えるのです。

     誰も売らなければ株価が下がることはないし、ひとりも買わなければ売買が成立せず株価もつきません。ほんの数単位の株の売買で株価が暴落してしまうことも、良くあることです。

     株が上がるか下がるかは、誰にも分かりません。ただその株が現在より上がると考える投資家の数が、下がると考える投資家の数より多ければ、株価は高くなっていきます。買いたい人の数が多ければ野菜市場や魚市場で、セリで価格が上がっていくのと同じことが株式市場でも起こるのです。

     魚や野菜などの商品は、誰かに消費され、無くなっていきます。ところが株は、その企業が倒産しないかぎり、基本的には存在します(自社株消却など株数が減ることはありますが、特別なことをしなければ存在し続けるわけです)。

     そして企業の業績や景気動向、地震や台風などでおきる自然災害、テロや戦争や事故などによる人災でも、投資家の株に対する上がるか下がるかの判断が、常に変化していきます。投資家の判断が変ることで、市場で売買が発生し、株価が変動していきます。

    【中略】

     今回のような嵐が来ても、溺れないように、しっかりとした運用能力を身につけていきたいと思います。そして嵐が去った海に乗り出して漁をすると、大漁となることも多いです。そのタイミングを上手に選択する経験も積んでいきたいものです。ただ少し遅れて漁に出かけても、魚は残っているので、慌てて漁に出て難破しないような冷静さを持ち続けたいと考えています。

    【中略】

     私は先週のうちに『儲けそこなうことありうべし』の精神で、この暴落中にフライングで投下した待機資金の第一発目を、無念ながら現金に戻しました。

     このキャッシュでは9月に優待のある銘柄の優待ランクアップのため300株を2100株まで買い増しに使いました。これを損切りして、最初に投下した資金をすべて現金に戻しました。

     その資金は、まだ証券会社に残っているので、その資金をいかに有効に利用するかを考えながら連休を過ごしたいと考えています。

     株価がリバウンドしていたらラッキーです。更に下落しそうなら、どの銘柄を、どのタイミングで買うかを考えながら、前向きな姿勢で株式市場と向き合おうと考えています。


    【後略】


    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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