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ギャンブル依存症
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ギャンブル依存症

2017-07-03 09:26
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     さあ、いよいよ都議選の投開票が日曜日に迫っています。都行政(都民の金)を食い物にしてきた都議会与党と東京都選出国会議員(文科省の族議員も居ますね)の癒着構造を崩壊させるチャンスです!

     振り返れば国会でも、相当の痛みは伴いましたが、2009年の民主党への政権交代を経て安倍政権では政治の活性化が進みました。機能不全に陥っていた福田、アホ~時代と比べたら隔世の感があります。
     足元では気の緩みからマヌケな事例や発言が飛び出していますが、今度の都議選の結果を受けて気を引き締め直してもらいたい。


     さて話は変わって、IR(統合型リゾート)構想推進への動きが再開しています。個人的には築地に造っても良いかなと期待しています(^^)

     先日はギャンブル依存症対策を検討するに際して調査を開始するというニュースがありました。マイナンバーを使って入場制限をするなどの案も出てきましたが、これまた今更ながらに何を語っているのかと呆れます。パチンコでも競馬でも煽る宣伝広告はあっても入場制限なんて無いですよね(苦笑)

     もとより今まで役所は依存症問題がニュースにならないよう何とか抑え込んできましたが、遥か以前からギャンブル依存症は社会問題となっており、各省庁でも管轄下のギャンブル業界(主要天下り先)で、どれほどの依存症があるのか?抑える方法はあるのか?などは既に内々に調査・研究されています。


     競輪、競艇、競馬なら売り上げの25%、宝くじなら14%が関連組織の掴み金になるのですから、それこそ売り上げを増やすために(倫理観を失い)躍起になって広告宣伝費を注ぎ込んでいます。

     これだけ官制ギャンブルが広く行われている国ですから、世界のカジノ業者は日本に参入したくて何十年も前からウズウズしています。世界トップクラスのキャッシュを抱える国民であり、パチンコを筆頭に少なく見積もっても公表ベースで数十兆円を超す巨大マーケットが存在しているのですから。

     足元では、この巨大利権から零れ落ちる利益を外資に浚われないよう、同時に自分達の利益に取り込める仕組みづくりは無いか?と、無数の有象無象が蠢いています。
     豊洲への市場移転に絡む資材の調達利権(都議選から逃げた内田なんとかが監査役をしている会社とか)など、カジノ利権に比べたら、それはもう可愛いものです(笑)


     このIR構想の進展については興味を持って見ていますが、最近は余りニュースが無く、どうしたものか?と気になっていました。オリンピック開催を控えて漸く表に出てくる時期に来たのでしょう。


     ところで、金融の世界ではFX投資でも、株式投資でもギャンブル(投資)依存症はあります。手持ちの枠が空くと何か買いたくて、または空売りしたくて、ウズウズする方が随分居ます。

     証券投資とは言え頻繁に売買を繰り返していると、始終何かに投資していないと、そして相場を見ていないと落ち着かない。そんな風になる方も多いです。

     デイトレーダーのように投資を専門にしていたり、生計の一部を担っていたりと言うのなら止むを得ませんが、中長期で資産作りを目論んでいるはずの我々一般人(素人)がこれに嵌ると、売買を頻繁に繰り返すだけで本来の目的を失い、資産が全然増えないという罠に陥ります。


     私の周りでも証券会社を辞めてから退職金を株式投資やFXに注ぎ込み、信用取引まで始めて、大きく資産を減らしたと言う方を沢山見てきました。

     是非、この手の売買依存症にはご注意ください。


    (街のコンサルタント)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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