今こそ楽観論を

　億の近道創刊から２２年も経過し私を筆頭に執筆陣もかなりくたびれてきたようです。それでも相川氏のような若手の執筆陣が加わるなど本メルマガも新たな時代を迎えるものと期待されます。

　人の生き様は生まれて死ぬまでの歴史の中で語られ、昨日は１１９歳という世界最高齢の方が亡くなったとの報道がありましたが、株価と同様に山あり谷あり、波乱万丈の生き方もあれば平平凡々な生き方もあって人生十色。

　甲状腺がんだと伝えられるロシアのプーチン大統領もいつまでも生きている訳ではなく、いずれは寿命が来てこの世からいなくなり人の歴史の中で語られる運命だと言えます。なぜウクライナを侵攻したのか、米国がなぜ止めないのかなど謎多き今回の進攻も後から語られる人類の歴史となって語られるのだろうと思います。


　それにしても戦争は嫌なものです。幸福な暮らしを求めていたウクライナの人々が２月２４日を境に暗転し悲惨な状況に陥ったことになります。小麦の産地、鉄鋼の産地、その副産物であるネオンガスの産地として有名になったウクライナの惨状からは復興など夢のまた夢なのかも知れませんが、かつての日本もまさにあのような惨状から復活したという歴史的な経緯があります。
　まだまだ戦火が続くウクライナに早く平和が訪れることを祈って止みません。

　戦争は攻める方も守る方も多大な犠牲が伴いますが、終わりのない戦争はありません。日本もかつては広島と長崎で多くの市民の犠牲が伴いました。

　戦争にはなってほしくないとは願っても理不尽な国家権力者がいれば理屈抜きでいつそうした出来事がおきるのか想像すらできません。武器や兵器の開発は日進月歩。為政者はそうした開発された武器を使いたいとの衝動に駆られるのかも知れません。日本の若い世代がそうした理不尽な為政者の犠牲となってはなりません。

　兵器や武器に対して国土防衛技術も日進月歩。世界最先端の国土防衛技術、国土強靭化技術で日本の明るい未来を築くことこそがに日本に豊かさをもたらすと確信します。ウクライナの立場がいつ日本に置き換わるかはわかりません。少なくとも経済の疲弊からの復興こそが日本の喫緊の課題でもあります。

　日本の技術力を総動員して国難に対応する必要があります。
　ネガティブになりがちなこのところの社会情勢ですが、日本の潜在的な成長性は国難をはねのけるだけのパワーがあると思います。

　悲観論から楽観論へ、更には今こそ日本を世界のリーダーへ、ＡＳＥＡＮ各国やインドなどの友好国とともに発展に向かっていくべきです。


（炎）


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