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記事 40件
  • 【結城登美雄の食の歳時記#23】農山村へ向かう若者たち「緑のふるさと協力隊」(中山間地域編・その4)

    2013-06-28 10:59  
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    前回の「中山間地編・その3」で、「新しい若者像が生まれつつあります」といっていた結城さん。実際に、農山村へ向かう若者が増え、そこで暮らす人達が新しい生き方を作り出しているようです。今回は、来年で20年を迎える「緑のふるさと協力隊」にスポットを当てたお話です。※会員(月額525円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(100pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント100ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)

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    【結城登美雄の食の歳時記#23】農山村へ向かう若者たち「緑のふるさと協力隊」(中山間地域編・その4)興味深い動きがあります。「緑のふるさと協力隊」という事業が1994年から行われています。これはNPOの「地球緑化センター」というところが農水省や内閣府、文科省あたりからバックアップを受けながらやっている事業です。若者を1年間、農山村に派遣して農業や林業を手伝いをしてもらうという事業です。山村留学とは違いますが、若者の山村体験、私も都会に育った若者があんな山奥の中山間地域に行くはずがないと勝手に思っていましたが、意外や意外、若者たちはたくさん生まれ育った都会を離れて山村に向かっています。では、緑のふるさと協力隊というのはどういう仕組みか。まず受け入れる自治体が山村で1年間の生活の保障をすします。5万円の手当で内訳は生活費が2万円、食費が3万円だけです。あとは寝泊まりする宿舎をあてがうというものです。それで人が行くはずがないと思っていましたが、たくさんの若者が行っています。2006年には、43人の若者が全国30の市町村に派遣されて活躍してきました(※編集部注:2013年には50市町村へ拡大しています)。農業活動や森林整備活動はもちろん、自治体がもっているキャンプ場やスキー場の整備などや受付、なかには特産品作りなんかもやっている若者もいます。地域で行うイベントのお手伝い、あるいは役場の事務の補助活動などをしながら懸命に汗を流しています。そういう若者と毎月1回の手紙のやり取りをしていて、最初の方は不安そうなのですが、月日が経つと手紙の内容が変わってきて、何となく手応えを感じている様子が伺えます。1年が終わって再び会うと、驚くことに出発のときのひ弱さが消え、山村農村に鍛え耐えられて非常にたくましくなって帰ってきます。今までたくさんの若者が各地に行き活動してきましたが、リタイヤする若者はあまりいません。それどころか帰ってきてからその後どうするかというと、調査をしたら3分の1、約34%ぐらいは地元に残って定住しています。都会育ちの若者がただでさえ大変な山村に行って逃げ出すかと思ったら、そこで経験を深めて土地の人と仲良くなって農業現場に関わって暮らしていく。そんなところから若者と農業という方向が見えてくるのではないかと思っています。緑のふるさと協力隊について詳しく知りたくて、地球緑化センターに問い合わせてデータをもらい、それを見てびっくりしました。まずどういう人が山村に向かっているのかというと85%が20代です。30代が13%、10代が2%、40歳が1%(2009~2013年度)。最近5年間の参加者動向:平成21年度~25年度の238人の割合(地球緑化センターHPより)「20代の若者」と一般的に大人が考えている若者像をちょっと裏切るような、頼もしいプロフィールが浮かび上がってきます。参加前の職業を見ると、(無料ここまで1,120文字/2,014文字中) 
  • 【無料公開/結城登美雄の食の歳時記#22】新しい若者像と“半農半X”という生き方(中山間地域編・その3)

    2013-06-19 11:49  
    【結城登美雄の食の歳時記#22】新しい若者像と“半農半X”という生き方(中山間地域編・その3)このごろラジオ、テレビ、雑誌なんかで団塊の世代(第1次ベビーブーム世代の1947~1949年に生まれた人)が定年をむかえてその数が7〜800万人もいる、それが企業社会を離れどうなるだろうか、ということが議論されるようになりました。いわゆるかつての「2007年問題」「2012年問題」です。団塊の世代が企業社会を離れたらその後どうするかというアンケートがあちこちでおこなわれています。「連合」という労働者組合がとったアンケートによると団塊の世代の40%代がこれからの第二の人生は農業を中心に暮らしていきたい、農的な生活を基盤に第二の人生を送りたいという方が多いんだそうです。これを「定年帰農」といって、定年になったら農業に就くぞという言葉もあるほどです。しかし僕は若者と農業の話がしたいのです。団塊の世代が農
  • 【結城登美雄の食の歳時記#21】多面的機能の経済効果は3兆円(中山間地域編・その2)

    2013-06-06 08:56  
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    山形県西置賜郡小国町(撮影:THE JOURNAL編集部)【その1】では、中山間地域がわれわれの食料をどれほどつくってくれているかに触れ、その重要性が紹介されました。「中山間地域は食料生産の大事な場所であると同時に、環境を守る大きな場所だととらえていただきたい」今回は中山間地域の果たす別の役割、自然災害予防や温度調整など経済指標で見えづらい「多面的機能」にスポットを当てていきます。※会員(月額525円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(100pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント100ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)*   *   *   *   *
    【結城登美雄の食の歳時記#21】多面的機能の経済効果は3兆円(中山間地域編・その2)この中山間地域は農業条件が悪いですが、東北の農家のうち46.2%もの人が中山間地で農業を営んでいます(2005年農林水産省統計部「農林業センサス」)。しかもその総生産額というのが、東北三県の全農業生産額に匹敵します。数字をみても頑張っているなとわかります。頑張っている東北のシンボルみた いなところが中山間地域だなと思っています。でも心配なのは高齢化です。働いている6割ぐらいの人が65歳以上といわれています(2010年総務省「国勢 調査」全国では31%)。(無料ここまで230文字/1,712文字中) 
  • 篠原孝(衆議院議員):愚かな水産特区は「あまちゃん」の世界を壊す

    2013-05-24 13:11  
    ホタテの養殖をする漁師たち(青森県横浜町/撮影:THE JOURNAL編集部)THE JOURNALではお馴染みの篠原孝衆院議員の最新ブログを事務所の許可を得て転載します。今回の記事は、NHKの朝ドラ「あまちゃん」と、その舞台となっている漁村をテーマにしたものです。*   *   *   *   *
    篠原孝:愚かな水産特区は「あまちゃん」の世界を壊す -日本人の知恵による資源管理と絆で結ばれた漁村は世界が絶賛録画で見るNHKの朝ドラ NHKの朝ドラ「あまちゃん」が好評のようである。かくいう私も録画して見ている。人気の脚本家宮藤官九郎(クドカン)の名は知っていたが、いかんせんTVドラマをゆっくり見ている余裕がない国会議員であり、夜のドラマなどおよそ見たことがなかった。朝ドラは、朝食時にチラチラ見る程度だったが、数年前の「てっぱん」は妻の故郷尾道が舞台だったため、妻は見逃さないよう録画していた
  • 【結城登美雄の食の歳時記#20】1400万人が住む中山間地域の村々(中山間地域編・その1)

    2013-05-23 13:20  
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    和歌山県海草郡紀美野町(撮影:THE JOURNAL編集部)「海外からの旅行客を増やそう」日本を世界にアピールする声が高まっています。富士山の世界遺産登録がニュースになるように、日本の“ウリ”は何と言っても豊かな自然です。日本の国土の約7割は森林、山地ですが、その地域(中山間地域)には全国人口のわずか約12%しか住んでいないためか、都市部で住む人々の意識からはつい忘れがちになってしまいます。今回の「食の歳時記」は、そんな地域の人々や農業をテーマにした「中山間地域編」です。※会員(月額525円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(100pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント100ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)*   *   *   *   *
    【結城登美雄の食の歳時記#20】(中山間地域編・その1) 「中山間地域」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 我が国では農業地域の特性ごとに、農業地域を市町村ごとに4つに分類しています。【1】都市的地域、これは宅地率が60%、人口密度が1キロ平方メートル当たり500人。言ってみれば仙台市、石巻市、名取市、富谷町、柴田町といった都市が都市的地域に分類されます。【2】平地農業地域というものです。これは林野率が50%未満で、田や畑がある耕地が20%以上とあるところ。角田、渡、山本、大里、松山、三本木この辺が平地農業地域といわれます。【3】山間農業地域といわれるもので、林野率が80%以上で田や畑が10%未満という七ヶ宿(しちかしゅく)町、鳴子、旧花山村(現・栗原市)、女川町、旧津山村(現・登米市)この辺りが該当します。【4】中間農業地域で、ちょうど都市的地域や平地農業地域、山間農業地域との間にあたるところです。ここは白石市、蔵王町、丸森町、川崎町、大和町(たいわちょう)、旧川桑町(現・気仙沼市)などが該当します。こんなふうに4つに分類されている中で、山間農業地域と中間農業地域はあわせて、通称「中山間地域」と分類されます。一般的には川の上流地域といったほうがわかりやすいでしょうか。傾斜地が多くて、農業をやる上で条件が厳しいので「条件不利地域」とも言われます。そのために段々過疎化が進行していたり、高齢化で農業が難しくなって耕作放棄が増えているようなんですね。日本の全人口あたりの中山間地域(上記【3】【4】を足した地域)の人口割合。全国的(左)に見れば1割強だが、東北6県(右)では3人に1人が条件不利な中山間地域に住んでいる。比較してみると全国統計では見えない景色が広がっていることがわかる(2010年総務省「国勢調査」と東北農政局『平成20年度東北食料・農業・農村情勢報告』を元に作成)そうはいっても、中山間地域というのは日本国土の中の約7割の面積を占めています。中山間地に住む人たちの数は約1400万人(2010年総務省「国勢調査」)で日本の人口の約12%です。東北の中山間地域の人口は317万人で、東北人口のうちの32.8%の人が中山間地域に住んでいます(2008年東北農政局「東北食料・農業・農村情勢報告」)。しかももっと大事なことは、中山間地域の農業産出額は、全体の35%も占めていることです(2011年農林水産省「生産農業所得統計」)。(無料ここまで862文字/1,603文字中) 
  • 【結城登美雄の食の歳時記#19】自分の知恵と工夫で生きることを村で学ぶ(農山村と若者編・最終回)

    2013-05-15 19:30  
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    今の担い手というのはどうしても農業をやっている人のお子さんが農業を継ぐという仕組みになっています。しかし僕は新しい担い手を積極的に検討する時代が来ているのではないかと思っています。

    農山村にいった若者のうち、約3割がそこに居着いているといいます。結城さんはどう感じているのでしょうか。「農山村と若者編」最終回は、帰ってきた若者たちの手紙がいくつか紹介されています。※会員(月額525円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(100pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント100ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)*   *   *   *   *
    【結城登美雄の食の歳時記#19】(農山村と若者編・最終回)「地球緑化センター」に聞きましたら、年間120万くらいの予算と空き家があればいつでも若者を派遣できると言っていました。若者は月々3万の食費と2万円の生活費をもらうだけなんですが、金は少なくても充実した仕事をやりたいと思っています。若者はどんな動機で山村にむかっているのでしょうか。それは一番はまず、自分の仕事として農業を考えていてそれを実現するために農地がないので山村に行って農業体験をしたい、というのが30%です。それと悩む若者ですから、自分の進路や今後を考える一つの手だてや自分の力を試す場所として山村を考えているようです。いずれにしても真面目に、真剣に人生を組み立てようとする若者の姿が伺えます。何よりもびっくりしたのは、その320人いた若者の34%がそこに留まって山村に暮らしているという事実です。東北では青森や秋田、岩手、福島にはありますが、まだまだ宮城にはこれを受け入れる自治体かないんです。ぜひ宮城県の自治体も若者を積極的に受け入れて、それを地域の担い手にしていく方向も考えてはどうかと思います。日本の農業は後継者不足ということが盛んに言われています。どうしたらいいだろうか?(無料ここまで505文字/1,778文字中) 
  • 【結城登美雄の食の歳時記#18】村へ向かう「緑のふるさと協力隊」の若者たち(農山村と若者編・その3)

    2013-05-12 19:58  
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    ※会員(月額525円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(100pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント100ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)長野県泰阜村に開設された直売所(2013年2月/撮影:THE JOURNAL編集部)興味深い動きがあります。「緑のふるさと協力隊」という事業が1994年から行われています。これはNPOの「地球緑化センター」というところが農水省や内閣府、文科省あたりからバックアップを受けながらやっている事業です。若者を1年間、農山村に派遣して農業や林業を手伝いをしてもらうという事業です。山村留学とは違いますが、若者の山村体験、私も都会に育った若者があんな山奥の中山間地域に行くはずがないと勝手に思っていましたが、意外や意外、若者たちはたくさん生まれ育った都会を離れて山村に向かっています。では緑のふるさと協力隊というのはどういう仕組みか、まず受け入れる自治体が山村で1年間の生活の保障をすします。5万円の手当で内訳は生活費が2万円、食費が3万円だけです。あとは寝泊まりする宿舎をあてがうというものです。それで人が行くはずがないと思っていましたが、たくさんの若者が行っています。2006年には、43人の若者が全国30の市町村に派遣されて活躍してきました(2013年には50市町村へ拡大)。(無料ここまで453文字/1538文字中) 
  • 【結城登美雄の食の歳時記#17】“もう1つ”の生き方と「半農半X」(農山村と若者編・その2)

    2013-05-07 06:03  
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    2012年に結城さんが訪問した千葉県鴨川市。若者が集まり、祭りが活発化している(撮影:THE JOURNAL@ニコニコ支局編集部)前回は、農業に仕事を求めて「就農」する若者が増えている現状が語られました。結城さんはその理由について、「不況とか就職難も影響しているのだと思いますが、僕はもっと別な理由があるような気がします」と言いました。さて、“別な理由”とはいったいどんなことでしょうか。※会員(月額525円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(100pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント100ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)*   *   *   *   *
    【結城登美雄の食の歳時記#17】“もう一つ”の生き方と「半農半X」(農山村と若者編・その2)別な理由は人生のスタートにあたって、僕らの時代は会社に入ることを考えれば良かった。会社に入れば終身雇用で一生定年まで勤められるぞ、というふうに思ってきたけれども、経済情勢が厳しくなると会社だけで大丈夫だろうかを考える若者が多く、その結果フリーターと呼ばれている約180万人(2010年、総務省統計局「労働力調査詳細集計」など)近くいるという数字が挙げられています。若者なりに自分の人生設計を考えたときに、必ずしも僕らの時代のように会社勤めではない自分の安心してやっていける仕事の場を探したい、その一つに若者が農業を選び取っているというふうに思います。(※無料ここまで277文字/1,470文字中) 
  • 【結城登美雄の食の歳時記#16】農業に参入する若者たち(農山村と若者編・その1)

    2013-05-01 13:34  
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    1960年の1,454万人をピークに農業人口はダウン。2012年はその7分の1の251万人となりました。農家の平均年齢も現在、約65.8歳と高齢化をむかえています。しかし、農業に魅力を感じ、農業で生計を立てていこうとする若者が増えてきています。「若者はなぜ農山村に向かうのか」その理由とはいったい?※会員(月額525円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(100pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント100ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)*   *   *   *   *
    【結城登美雄の食の歳時記#16】農業に参入する若者たち(農山村と若者編・その1)私たちの食べ物を生産してくれる農業者は、高齢化や病気で残念なことに、毎年10万人に近い数の人が辞めていっています。今の日本の農業の就業人口は約251万人(2012年、農林水産省の農業労働力に関する統計)。東北はそのうち約44万人(2012年、農林水産省の農業構造動態調査)が農業に従事していますけれども、そのうち65歳以上が32万人いて、3人のうち2人、すなわち73%は60歳以上です。日本の人口は約1億2700万人もいて、それを251万、お年寄りの農業者が支えているのが現実です。だんだん減っていてこの先誰が日本人の食べ物を支えるんだろうかと心配になってきます。(※無料ここまで285文字/1,197文字) 
  • 【無料/結城登美雄の食の歳時記#15】伝統に学ぶ「みんなのため」の地域漁業(浜の暮らし編・最終回)

    2013-04-25 10:23  
    いよいよ「浜の暮らし編」は最終回を迎えました。「その3」では、漁業・漁村を取り巻く厳しい現状が取り上げられました。今回は、みんなで資源を大事にしよう、浜の近くで暮らしを立てていこうという地域の動きを伝えていきます。*   *   *   *   *
    【結城登美雄の食の歳時記#15】伝統に学ぶ「みんなのため」の地域漁業(浜の暮らし編・最終回)宮城の栽培漁業は、牡蠣やホヤに代表されるように非常にブランド性が高い物が多くあります。海苔も東北ではナンバーワンです。ワカメもいいものが獲れます。アワビもいい味のものがあります。ウニや銀サケ、栽培漁業を頑張っています。お米と魚の芸術品みたいな宮城の寿司。塩釜は有数の寿司の町でありますし、寿司の食文化を支えているのは栽培漁業です。これからこれらをどうしていくのかについて、このようなことが言われています。将来にわたって持続可能な漁業をするためには、「資源管理