• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 4件
  • おすすめの一冊「満州事変」

    2024-02-28 23:01  
    105pt
    不定期連載のおすすめの一冊、緒方貞子さんの「満州事変」を取り上げます。
    「満州事変」 緒方貞子著 岩波現代文庫

    UNHCRやJICAのトップを務めた緒方貞子さんが、1963年にカリフォルニア大学バークレー校に提出した博士論文が1966年になって日本語で出版されたのが本書です。
    関東軍の片倉参謀の「満州事変機密政略日誌」をベースに、張作霖の爆死からなぜ国際連盟脱退に至ったのか、その間の日本政府と軍中枢部と関東軍の三者の意思決定の背景を克明に追究しようとした力作です。
    政府はもとより陸軍の中枢部ですら、張学良政権後には親日的な地方政権の樹立を構想していたのに対し、関東軍は中国の主権を否定する満州国の設立に向けて突っぱしりました。
    この日本政府、陸軍中枢部と関東軍の分かれ目を克明におっています。
    本書の解説の中で日本政治外交史の酒井哲哉東大教授が、満州事変に関して最初に読むべき一冊であり、「満

    記事を読む»

  • 記者会見2月13日(書かない確定申告・給付サービス・インターネット投票)

    2024-02-13 23:05  
    105pt
    2月16日から確定申告が始まります。
    今年の確定申告から「書かない確定申告」に向けて、大きな一歩を踏み出すことになります。
    勤務先が給与所得の源泉徴収票をオンラインで提出している場合、マイナンバーカードを使ってマイナポータルとe-Taxを連携させることで、今年の確定申告から、源泉徴収票の情報が確定申告書に自動的に入力されます。
    既に、ふるさと納税や医療費の控除、生命保険など各種保険料、年金の源泉徴収票については自動入力が可能となっています。
    今回、給与情報の自動入力が始まることで、より簡単、正確に、確定申告ができるようになります。
    ただ、この自動入力には事前準備が必要になります。
    データが連携されるまで、数日かかる場合もありますので、お早めにマイナポータルの事前準備のページから設定をお願いします。
    最初の年は手間がかかりますが、一度やれば、次の年から大幅に楽になります。
    確定申告に当たって

    記事を読む»

  • サイバーセキュリティ月間

    2024-02-06 23:43  
    105pt
    2月1日から3月18日までが「サイバーセキュリティ月間」です。
    なぜ3月18日までかというと3月18日が語呂合わせでサイバーだからです。
    この期間中、「サイバーセキュリティは全員参加」をキャッチフレーズとして、産官学民が連携して普及啓発活動を集中的に実施します。
    昨年はフィッシングの不正送金被害が過去最多となってしまいました。
    偽のセキュリティ警告を出して送金させるサポート詐欺被害も増加をしています。
    子供から大人まで、みんながスマホを使うデジタル社会の中で、誰一人取り残されないサイバーセキュリティ対策が必要です。
    このサイバーセキュリティ月間を機に、ぜひ、あなたもソフトウェアは常に最新にアップデートしておく、パスワードは長く複雑にして使い回しをしないといった基本的な対策をここで再確認してください。

    記事を読む»

  • シンガポール出張

    2024-02-04 21:37  
    105pt
    シンガポールで、アジアにおけるデータガバナンスとDFFTに関する日本とASEANの閣僚会議を開催しました。
    木曜日から金曜日にかけて、ASEANのデジタル担当の閣僚会議が開催されていましたが、国会では代表質問が行われていたため、そこには出席できませんでした。
    そのためシンガポールと日本が共催する形で土曜日に日本とASEANの閣僚会議を開催し、ASEANの閣僚にもう1日残ってもらうことにしました。
    2月3日00:35 羽田発 NH843 7時間25分
    07:00 シンガポール着
    09:30 アジアにおけるデータガバナンスとDFFTに関する日本とASEANの閣僚会議
    タイとASEANの会合に招待されていなかったミャンマーは欠席、日本とASEANから8カ国およびASEAN事務局とERIAが参加しての会合となりました。
    OECDの下に設置された新たな枠組み(IAP)、OECDとASEANのデータガ

    記事を読む»