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二つの接点
2017-02-20 12:22105pt障碍福祉サービスを提供している事業所の報酬単価は、人件費の地域差を反映させるために、自治体ごとに決定されています。
例えば神奈川県の例でみると、平塚市は5級地で6%上乗せの対象になり、小田原市は6級地で3%上乗せされます。
ところが中井町と二宮町も6級地になっているのに対して、大磯町は上乗せがない「その他」という地域に指定されています。
多くの方が、なんで二宮町と大磯町の区分が違うのと疑問に思われると思います。
この報酬単価は、国家公務員の地域手当の区分を基本に決められますが、この地域区分は、国の官署所在地にしか設定されません。
そのため、国の官署がない地域は別のルールが適用されます。
もともとは大磯町にも二宮町にも国の官署がなかったので、地域区分の指定がありません。 つまり、そのままなら「その他」に区分されます。
そういう自治体のなかで、国の官署のある2か所以上の自治体と境界を接している -
ある二月の一日
2017-02-17 12:29105pt2月15日水曜日
8:00 自民党厚生労働部会 受動喫煙防止対策
2003年12月12日は、いわば自民党の禁煙記念日にあたります。私は、党の環境部会長として、自民党の環境部会の全面禁煙を宣言し、禁煙マークを張り出し、会議室から灰皿を撤去しました。
それでも灰皿がないぞ、持って来いという議員もいましたが、環境を議論するときに、煙をもくもくと吐き出していて議論になるかと啖呵をきって、全面禁煙にしました。
以後、少しずつ党本部でも禁煙が広がりましたが、それでも組織のトップがスモーカーだと、党本部でも自分の部屋は喫煙OKと勝手に宣言して、なかなか根絶というわけにはいっていません。
この日の議論も、理屈にならないわがままな議論ばかりでしたので、少々頭にきて、かなり強めに規制賛成論をぶちました。
自民党の国会議員は、もう少し、世界的な流れを勉強する必要があります。
9:30 来客
10:00 -
自民党新潟市支部でエネルギー政策を訴える
2017-02-11 23:46105pt自民党新潟市支部の新年会にお招きをいただきました。
新潟県では、原発が大きな争点となった知事選挙が行われ、脱原発派の米山隆一候補が原発推進派の自民党が支援した候補者を破って当選しました。
そんなこともあり、新潟一区の石崎徹代議士からのお招きで、約700名の自民党支持者の皆様の前で、原子力発電と核燃料サイクルの問題と再生可能エネルギーの未来について講演しました。
自民党支持者の皆さんの多くは、これまで系統立ててエネルギー政策の話を聞いたことがなかったようで、大変喜んでいただきました。 経産省や東京電力のプロパガンダと原発立地自治体へのやみくもなお金だけではこれからのエネルギー政策は間違った方向に進みます。
自民党としても国民が納得するエネルギー政策をしっかりと説明しながら理解を得ていかなければなりません。
可能な限りの原発依存度の低下と言いながら、経産省・エネ庁が原発利権を守るために暴走して -
廃棄されていた自衛隊日報の発見
2017-02-06 17:19105pt廃棄されてしまった自衛隊の南スーダン派遣施設隊の日報とそれにもとづいて中央即応集団司令部が作成したレポートでしたが、自民党の行政改革推進本部からの要請で、電子情報を確認したところ、統幕のなかに電子情報の形で残っていました。
レポートの内容の一部です。
他国軍から入手した情報は黒塗りです。
自衛隊の宿営地の情報です。 他国の場所は黒塗りです。
情報開示請求があれば、必要な個所を黒塗りにして開示することになります。 -
おすすめの一冊
2017-02-05 23:29105pt「イギリスは明日もしたたか」 林景一著
この安っぽい新書のようなタイトルはなんとかならんのかと思いますが、Brexitに関する入門書としておすすめです。
すでにこの問題に詳しい方にとっては付け足される情報はないかもしれませんが、Brexitに関して勉強を始めてみようという方の一冊目としておすすめの一冊です。
著者の林景一さんは外務省で条約局長、アイルランド大使、英国大使を歴任され、Brexitに関しては政府内でおそらく最も詳しい一人でしょう。
イギリスの政治的な背景から、離脱派、残留派それぞれの思いや議論をさまざまな視点から描き出しています。
どちらに肩入れするわけでもなく、バランス良く、描かれていますし、イギリスがこれからEUを離脱するまでに解決しなければならない問題はこんなにあるんだということを分かりやすく紹介しています。
メディアではほとんど取り上げられないけれど離脱するときまでに解 -
神戸山口組がもたらしたもの
2017-02-02 13:28105pt2016年4月15日に兵庫県公安委員会が、神戸山口組を暴力団対策法(暴対法)の指定暴力団に指定しました。
これに先立ち、兵庫県公安委員会は、神戸山口組に弁明の機会を与えるための聴聞を行いました。神戸山口組は来ませんでした。
そして兵庫県公安委員会は、河野太郎国家公安委員長率いる国家公安委員会に対して、神戸山口組が指定要件を満たしていることの確認を求めました。国家公安委員会はこれを確認し、それを受けて兵庫県公安委員会が指定暴力団に指定をいたしました。
警察が必死に頑張って、当初予定されていた時期よりもかなり早い時期に指定をすることができました。
ところが、実際の実務で、指定が効力を発揮するためには官報での公示が必要になるのですが、この頃、官報に載せるためには書面で原稿を入稿してから6日後の掲載となっていました。
せっかく大勢の警察官が必死に頑張って指定を速めたにもかかわらず、このご時世に原稿
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