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数字で見る河野外交
2019-02-28 18:32105pt2019年2月25日現在、外務大臣就任から572日になりました。
外国出張回数は45回、出張日数は227日、在任中の40%は海外ということになります。
訪問した国・地域の数は63か国・地域、のべにして96か国・地域になりました。
訪問回数の多いのは米国 8回ロシア 5回ヨルダン 4回ドイツ 3回カナダ 3回フランス 3回
総飛行距離は865,096km、地球を21.6周したことになります。
2か国または3か国の外相会談を128か国との間でのべ297回行いました。
最も会談が多いのはカン・ギョンファ外交部長官(韓国) 18回ポンペオ国務長官(米国) 10回ティラソン前国務長官(米国) 9回ラブロフ外相(ロシア) 9回王毅外交部長(中国) 7回サファディ外相(ヨルダン) 7回ミン副首相兼外相(ベトナム) 6回フリーランド外相(カナダ) 6回ビショップ前外相(豪州) 6回
マルチ(4か国以上)の -
GAVI
2019-02-27 22:31105ptGaviという組織があります。 開発途上国の予防接種率を向上させることにより、子供の命を守ることを目的として2000年に設立された官民のパートナーシップです。 2015年までの拠出額は、イギリス 26億ドル (16年間で)ノルウェー 13億ドル (15年間で)アメリカ 14億ドル (15年間)イタリア 7億ドル (10年間)フランス 6億ドル (12年間)カナダ 5億ドル (14年間)オランダ 5億ドル (15年間)スウェーデン 4億ドル (15年間)オーストラリア 3億ドル (10年間)ドイツ 2億ドル (10年間)日本 0.5億ドル (5年間)となっています。
そして、こうした国々に混ざってビル&メリンダ・ゲイツ財団が26億ドル(16年間)を拠出しています。
2016年から2020年の間の拠出約束額で見るとイギリス 16億ドルゲイツ財団 16億ドルノルウェー 10億ドルアメリカ 8億ド -
2020年の大統領選挙に向けて
2019-02-26 23:44105ptアメリカの大統領選挙は4年ごとに行われますが、次の大統領選挙は大統領選挙が終わるや否や始まります。
というのは、次の大統領選挙のルールを決める動きがすぐに始まるからです。
4年後を目指そうとする候補者、あるいは党内のグループ、そして各州はいかに自らに有利なように大統領選挙をデザインするか、知恵を絞ります。
2020年の大統領選挙に向けても、ルール争いが既に始まっています。
今起きている最大の動きはカリフォルニア州の決断です。
これまで6月に予備選挙をやっていたカリフォルニア州が、2020年の大統領予備選挙を3月のスーパーチューズディにあわせて前倒しします。
カリフォルニア州は全米一の人口を誇り、党大会に送り出す代議員の数も最大です。
また、カリフォルニア州にはシリコンバレーをはじめとする豊富な資金源もあります。
しかし、これまでの大統領選挙では、6月に予備選挙を行っていたため、すでに勝敗が -
文科省の通知
2019-02-26 23:37105ptモスクワの日本人学校を訪問した時に、本当は毎日、ロシア語の時間を設けたいのだが、学習指導要領に縛られて、週に一回しかロシア語の授業をできませんという話がありました。
それはおかしいと柴山文科大臣と相談して、日本人学校は学習指導要領に縛られず、その立地の特色を生かした教育をやるべきという通知を文科省から出してもらいました。
ぜひ、それぞれの日本人学校で、その国、その場所、その文化の特色を生かした教育を実践していただきたいと思います。
万が一、どこからか横やりが入るようなことがあれば、外務省までご連絡ください。
以下、その通知です。-----------------------------
30教教国第75号平成31年2月22日各日本人学校運営委員会委員長 殿各 日 本 日 本 人 学 校 長 殿
文部科学省 総合教育政策局 教育改革・国際課長 伊藤史恵
日本人学校における所在国の実情を踏ま -
ミュンヘン安保会議
2019-02-19 22:59105pt昨年に次いでミュンヘン安保会議に出席しました。
2月15日 01:05 羽田発
05:35 フランクフルト着
07:25 フランクフルト発
08:15 ミュンヘン着
10:30 日韓外相会談ダボス会議以来、今年二回目の外相会談になりました。
11:30 打ち合わせ
12:15 昼食
14:00 日エジプト外相会談 AUの議長国エジプトとは今年のTICAD7で協力していきます。
15:00 パネル・ディスカッション「防衛協力」ノルウェーの首相、ポーランドとカナダとフランスの外相、リンゼイ・グラム米国上院議員と私の六人でパネルを務めました。
欧州における防衛協力、大西洋を挟んだ防衛協力、インド太平洋における防衛協力の三つのテーマで議論が行われました。
17:30 日ラトビア外相会談ミュンヘン安保会議に出席した外相、国防相同士のバイの会談が多く、会場となっているホテルの場所に制約があるため -
ダバオ出張
2019-02-14 17:00105pt日本人がフィリピンのダバオに移住を開始したのは1903年、そしてダバオにはかつてはアジアの中で最も日本人が多く住んでいたこともありました。
戦後、日系フィリピン人の中には、日系人ということが知られると迫害を受けるということから、山奥に逃れ住んだ人も多くいます。
その後、再び日系フィリピン人というアイデンティティが大切にされるようになりました。
そして、ダバオにはフィリピン日系人会インターナショナルスクールが設立され、日本語教育や日本式の教育が取り入れられるようになりました。
また、ミンダナオ国際大学(MKD)が設立され、幼稚園から大学までの日本語教育、日本式教育ができるようになりました。
また、ミンダナオではイスラム系の住民による独立闘争が長年続いていました。 そして、近年、ISの影響がこの地域にもおよび、ミンダナオ島のマラウィでは、国軍・警察と、ISとつながるグループとの間で武力衝突も起 -
おすすめの一冊
2019-02-07 21:35105pt久しぶりのおすすめの一冊です。
「旧約聖書を推理する 本当は誰が書いたのか」リチャード フリードマン著
原作は「Who Wrote the Bible?」 by Richard Elliot Friedman
私が卒業したジョージタウン大学は、1789年にカトリックのイエズス会が創設した大学です。
学部を卒業するためには、神学を2科目履修しなければなりません。
「神の問題」または「聖書学入門」のどちらかが必修で、さらにもう一科目とらなければなりません。
私は「聖書学入門」をとり、旧約聖書を読むことになりました。
この授業の内容は、聖書はどうやって書かれたのかということでした。
旧約聖書の最初の5書をモーゼ五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)といいますが、これはモーゼが書いたということになっています。
でもモーゼの死の場面が書かれていたり、モーゼは最も謙虚な人物だと書かれてい
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