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記事 13件
  • 饗宴の儀

    2019-10-27 21:53  
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    「来る10月25日 宮殿において行われる饗宴の儀に参列されますようご案内申し上げます 令和元年9月 内閣総理大臣 安倍晋三」  服装 男性 モーニングコート、紋付羽織袴又はこれらに相当するもの 和装の場合、紋の数は随意です。 女性 ロングドレス、デイドレス、白襟紋付又はこれらに相当するもの 洋装の場合、帽子、手袋は随意です。ロングドレスは丈の長いもの、襟元があまりあいておらず、袖のあるもの。デイドレスは、絹又は絹風のワンピース、アンサンブル等。和装の場合、色留袖、訪問着等。黒留袖でも差し支えありません。白重ね(襟のみでも可)が好ましく、紋の数は随意です。 11時15分から11時30分までに、皇居坂下門から北車寄にご参集ください。 高御座及び御帳台の供覧宮殿への参入後、11時40分までの間、正殿松の間において高御座及び御帳台を供覧しますので、御随意にご覧ください。  11:40 参列者が宮殿

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  • 防衛省の宇宙政策

    2019-10-27 21:12  
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    一般に、およそ上空100kmまでの大気圏内には領空の概念が適用され、その国に管轄権が認められます。 もっとも明確な境界に関する高さの定義はありません。 それ以上の高さは宇宙空間とされ、国家による領有は禁止されます。(つまり完全かつ排他的な主権を有することはできません) 宇宙は、すべての国が自由に利用することが可能です。 そして大量破壊兵器の宇宙への配置以外の宇宙の軍事利用は禁止されていません。 人工衛星を打ち上げることにより、地球上のあらゆる地域にアクセスすることが可能になり、幅広いエリアを一度にカバーするリモートセンシングや通信が可能になります。 高さ数百kmまでの低高度周回軌道には警戒監視や情報を集める情報収集衛星が、高度2万kmの中高度周回軌道にはGPSをはじめとする正確な場所を把握したり、ミサイルの誘導やシステムの時刻同期に利用される測位衛星が、高度3万6千kmの静止軌道には弾道ミ

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  • 自衛官と自衛隊員

    2019-10-27 21:08  
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    よく「防衛省・自衛隊」といいます。 そして防衛省と自衛隊はどう違うのかというお問い合わせをよくいただきます。 防衛省と自衛隊は、ほぼ同じです。 防衛省設置法の第19条第1項に、「本省に、次の特別の機関を置く」とあって 「防衛会議統合幕僚監部陸上幕僚監部海上幕僚監部航空幕僚監部統合幕僚長及び陸上幕僚長、海上幕僚長又は航空幕僚長の監督を受ける陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊の部隊及び機関情報本部防衛監察本部」 とあります。 そして自衛隊法の第2条第1項に、「この法律において『自衛隊』とは、防衛大臣、防衛副大臣、防衛大臣政務官、防衛大臣補佐官、防衛大臣政策参与、防衛大臣秘書官並びに防衛省の事務次官及び防衛審議官並びに防衛本省の内部部局、防衛大学校、防衛医科大学校、防衛会議、統合幕僚監部、情報本部、防衛監察本部、地方防衛局その他の機関(政令で定めるものを除く)並びに陸上自衛隊、海上自衛隊及び航

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  • 国連PKO要員の訓練

    2019-10-25 14:37  
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    最近の国連PKOでは、PKO要員の能力不足、装備品不足によって、展開したPKO部隊が、宿営地や周辺の道路の整備に手間取り、また、要員の安全確保に問題が生じています。 そこで日本は、2015年から国連の三角パートナーシッププロジェクト(国連が支援提供国と連携して、要員派遣予定国の要員に訓練を実施するプロジェクト)に参加し、アフリカのPKO要員に対して、重機の操作訓練を実施してきました。 これまでにのべ172名の自衛官等が276名にのぼるアフリカ諸国の工兵要員に対して訓練をしてきました。 また、PKO要員の30%以上がアジアの国々から派遣されていることを踏まえて、2018年に国連は工兵要員に対する重機操作訓練をアジア及びその周辺地域にも拡大することを決定し、当時の河野太郎外務大臣がA4P(Action for Peacekeeping)に関するハイレベルイベントでこのプロジェクトのアジアへの拡

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  • 防衛予算の比較

    2019-10-25 14:29  
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    日本と韓国の国防費を比較してみます。



    為替レートでなく、OECDが発表した購買力平価(2019年6月現在)を用いてドル換算しています。

    年    日本  韓国 2010 419 352 億ドル 2015 466 437 2016 474 450 2017 478 466 2018 494 506 2019 500 548

    (注)購買力平価とは、各国でどれだけの財やサービスを購入できるかを、各国の物価水準を考慮して評価したもの。



    だんだんと差が縮まり、とうとう2018年には日韓国防費が逆転しました。



    2019年には差が一割近くまで広がりました。



    国防費の今後の予測によると、この差は顕著に広がります。



    日本の中期防では毎年の当初予算の防衛予算の伸びは1.1%と閣議決定されています。



    韓国の国防部による「2020-2024国防

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  • 即位礼正殿の儀

    2019-10-22 22:52  
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    「来る10月22日 宮殿において行われる即位礼正殿の儀に参列されますようご案内申し上げます 令和元年9月 内閣総理大臣 安倍晋三」 服装 男性 燕尾服、モーニングコート、紋付羽織袴又はこれらに相当するもの 和装の場合、紋の数は随意です。 女性 ロングドレス、デイドレス、白襟紋付又はこれらに相当するもの 洋装の場合、帽子、手袋は随意です。ロングドレスは丈の長いもの、襟元があまりあいておらず、袖のあるもの。デイドレスは、絹又は絹風のワンピース、アンサンブル等。和装の場合、色留袖、訪問着等。黒留袖でも差し支えありません。白重ね(襟のみでも可)が好ましく、紋の数は随意です。 参集 午前11時30分から45分までに、皇居正門から南車寄にご参集ください。(皇居正門へは、馬場先門交差点-二重橋前交差点-皇居正門のルートでお越しください) 12:48 内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長及び最高裁判所長官

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  • 防衛予算

    2019-10-19 18:02  
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    2019年度の防衛関係費は5兆70億円です。 この内訳は、陸上自衛隊1兆8450億円(37%)、海上自衛隊1兆2247億円(25%)、航空自衛隊1兆1012億円(22%)、その他8361億円(16%)となっています。 我が国の2019年度防衛予算を2009年度防衛予算と比べると、1.06倍になっていますが、これを他国と比較するとロシア 2.62倍中国  2.52倍韓国  1.61倍豪州  1.45倍日本  1.06倍米国  1.02倍となります。我が国周辺で、軍拡が起きていることがわかります。 各国の防衛予算をOECDが公表している購買力平価でドル換算して、対GDP比で比較すると(2018年度)米国  2.93%ロシア 2.77%韓国  2.42%豪州  1.91%仏国  1.82%英国  1.70%中国  1.25%独国  1.14%日本  0.90%となります。日本が、諸外国と比べて少

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  • 日本周辺の安保情勢

    2019-10-19 17:30  
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    日本周辺では、中国、北朝鮮、ロシアといった国等が大きな軍事力を持ち、なおかつそれを拡大しようという傾向が顕著です。 特に中国は、急速に軍備を拡大し、「世界一流の軍隊」を建設することを目標に、軍備を拡大、近代化させています。 公表されている中国の軍事費は、1989年から急速に拡大し、この30年間に48倍、2009年からの10年間だけでも2.5倍になりました。 2019年度の日本の防衛関係費は約5兆円ですが、中国の公表国防費は約20兆円を超え、日本の約4倍です。 しかも中国の公表国防費には外国からの装備品の購入額や研究開発費は含まれていないとみられ、実際の軍事費はさらに大きくなるとみられます。 中国は、1991年までは、近代的な潜水艦や駆逐艦、あるいは第四・第五世代戦闘機をなに一つ保有していませんでした。 しかし、今日では自衛隊でも19隻しか保有していない近代的な潜水艦を46隻、近代的な駆逐艦

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  • 災害対応

    2019-10-15 23:13  
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    10月11日台風19号に係る防衛省・自衛隊の対処に万全を期すため、防衛省関係幹部会議を開催。 首都圏大水害に備えた準備も指示しました。 防衛省・自衛隊(災害対策)のツイッターアカウント開設。https://twitter.com/ModJapan_saigai 台風19号への対応で、自衛隊は1万7千人の即応体制をとり、初動対処部隊及び一部の主力部隊は資機材の車両積載などの準備を開始、県庁等への連絡員を先行派遣を開始しました。 10月12日台風の接近に伴い、自衛隊は10都県(東京都、千葉県、神奈川県、静岡県、山梨県、埼玉県、茨城県、三重県、愛知県、岐阜県)の各自治体に、約170名の連絡員を派遣。 午後9時過ぎ、栃木県知事から河川の氾濫に伴う災害派遣要請。 長野県知事から河川の氾濫、土砂崩れに関する人命救助の派遣要請。 都知事の要請で第1師団、災害派遣に出動開始。 静岡県知事、宮城県知事からも

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  • 今、改めて首都圏大水害を考える

    2019-10-13 23:13  
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    今回の台風19号で各地で大きな水害が起きています。 自衛隊も陸上総隊司令官を長とする統合任務部隊を13日午後4時に編制完了し、31,000人、艦艇8隻、飛行機等130機の態勢で人命救助、孤立した住民の搬送にあたっています。 気候変動が続く中、今回の台風はもはや例外的なものとは言えなくなったと思います。 以下は、私が防災担当大臣を務めていた2016年に書いたブログです。 当時と比べ、さらに状況は切迫しています。 今回、荒川の状況は、間一髪だったと言えます。多摩川は、氾濫しました。 相模川も危機的な状況にありました。 今や首都圏大水害は起こりうる災害として備えなければなりません。 -----------------------------地球温暖化の影響で、自然災害が激甚化してきています。 とくに風水害の確率が高まってきています。 東京を三次元マップで見てみると、山の手と下町、そして荒川周辺の

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