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【女子力UPブックレビューVol.1】『オラオラ女子論』で蜷川実花がカッコかわいい生き方を語る
2012-09-03 19:15蜷川実花が飛ばしている。監督2作目となる映画「ヘルタースケルター」が動員数130万人、興行収入19億円を突破したといわれている。確実に20億円を超えると予想され大ヒットは確実。毎週水曜日のレディースデーには女性客の割合が圧倒的に高く、客層全体でも都市部では1:9の割合で女性客なのだとか。今夏女性に最も支持された映画作品なのではないか。
前作「さくらん」のヒットも記憶に新しい。気高さ、優雅さ、美しさ、儚さーーそういったものを具現化した、目に焼き付いて離れない色彩あふれる作品で、世の中を魅了した。写真家・蜷川実花というだけではなく、映画監督・蜷川実花が台頭した瞬間だった。さてそんな蜷川実花は近年執筆活動も活発に行っている。最新刊『オラオラ女子論』のタイトルが気になって手に取ってみた。
オラオラとあるから、さぞかしオラオラ系(ホストみたいな?)なのかと思いきや、そういう意味ではない。書かれている
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