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「強い経済」と基金

経済財政諮問会議の民間議員四人(筒井義信、永濱利廣、南場智子、若田部昌澄)から出された「強い経済を実現する成長力の強化に向けて」なる文書があります。

そのなかに「事業の成果管理を徹底しつつ、『予算措置は原則3年以内」とする基金ルールについては廃止すべき」という一項があります。

これまで基金は、族議員と省庁が予算を確保するための道具として利用して、実績の管理はロクにされてきませんでした。

金利のない時はともかく、金利がじりじりと上がりつつある中で、金利を払って借金してまで基金を積み増せというのは理解できません。

本当に必要な予算ならば、当初予算の査定を経てきちんとつければよいことです。

基金のような支出することが前提になっている予算は、どうしても管理が甘くなります。

「エコノミスト」はともかく、企業経営者が、この時期にこうした提案に賛同し、提案してくることは理解に苦しみます。

また、総理の主

おかしな予算-2

社会保障国民会議も結局、合意することができず、先行きが不透明になりましたが、八月末には概算要求があります。

長期金利がじりじりと上昇する中で、歳入が足りない部分は国債でまかなわねばなりません。

借金には金利がついて回ります。

予算の無駄をなくさねばなりません。

河野太郎事務所のスタッフで、各省の予算の点検をはじめたところ、首をかしげるものがぞろぞろと出てきました。

例えば、国交省の「地域公共交通確保維持改善事業」がその一つです。(単位 億円)

  2023 2024 2025 2026
要求額 263 264 268 263
当初予算 208 208 207 204
補正予算 319 323 367  
前年度から繰越 463 284 284 326
予備費等   38 58  
合計 989 853 917 530
執行額 455 508 528  

おかしな予算-1

国会も閉会し、8月末の概算要求を前に、各省の予算のチェックをしています。

私は、安倍内閣、菅内閣、岸田内閣でそれぞれ行政改革担当大臣を拝命しており、予算の無駄について、かなりうるさく言ってきたこともあり、引き続き、チェックしていきたいと思います。

「これまでが緊縮予算だった」という声もありますが、それぞれの予算を調べると、むしろザルのような予算事業が目白押しです。

そもそも霞が関全体として、予算を効率的に執行しよう、予算による成果をしっかり評価しようという考え方が薄らいでいるのが気になります。

例えば、予算額は非常に小さいですが...

厚労省に「早期再就職者支援事業基金(追加支給分)」という予算があります。

毎月勤労統計調査で、過去、不適切な処理が行われていたことが2019年1月に判明し、その結果、2003年から2004年にかけて緊急雇用対策の一環として行われていた早期再就職者支援金の給付

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衆議院議員 河野太郎

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