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真の都知事選の争点は、企業優遇、人間冷遇の国家戦略特区と新自由主義に対する考え方である
2014-02-04 03:30
都知事選の真の争点は、脱原発ではない。
そもそも東京都は東電の株を1.4%しか持っていない。
これでは政策決定にほとんど影響力がないし、東京に原発はない。
都知事選の真の争点は、安倍政権が進めている新自由主義政策
に賛成するかどうかである。
2000年初頭の小泉政権から本格的に始まった
企業活動に対する規制を緩和し、
公営を私有化させる新自由主義政策に賛成するか、反対するか。
何故なら、ここに関わる領域は極めて広範なものだからだ。
その最たるものが、TPPとほぼ同じ機能を果たす国家戦略特区に対する姿勢である。
国家戦略特区は東京都などの一部の土地を、規制緩和し、企業を誘致しようとする制度である。
その中身は以下のとおり。
◯解雇規制の緩和・合理化
◯労働者の権利の一部放棄の容認
◯有期雇用契約の自由化
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