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東洋哲学と西洋哲学の融合② 自己と社会の共通項、「真理と解放」を軸に人間解放の哲学を考える
2014-04-24 22:12
東洋哲学が自己の真理を探求することで発展してきたことは前回の<リンク>史上最強の哲学入門 東洋の哲人たちを読む 東洋哲学と西洋哲学が融合した人間解放の哲学が必要でお伝えした。西洋哲学が重視してきた社会解放(人権、民主主義)の哲学は、インドや中国、日本や東南アジアでは発展しなかった。逆に西洋哲学は社会開放の哲学を発展させたが、自己の真理の哲学はあまり発展させなかった。現在の日本および世界の社会制度は、自己の真理の哲学抜きの社会解放に基づく西洋の人権と民主主義を中心に作られている。しかし社会解放を行ってきたはずの自由民主主義には国際金融軍事権力の存在と通貨発行権の無意識化という盲点が存在した。その盲点によって「真理」が無意識化され操作されてきたのである。
その結果、マネーの支配者が管理する社会によって様々な条件づけと洗脳が行われてきた。多くの人が「私は何々である」という概念 -
史上最強の哲学入門 東洋の哲人たちを読む 東洋哲学と西洋哲学が融合した人間解放の哲学が必要
2014-04-20 06:47
「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 著者 飲茶」を読んだ。インド、中国、日本の東洋哲学を古代バラモン、釈迦、大乗仏教、儒教、道教、諸子百家、禅など包括的に扱っている。難解な東洋哲学を非常にわかりやすく面白く伝えてくれるありがたい本である。孔子や孟子、韓非子などの儒家や法家も扱われているが、話の基本は釈迦や老子や禅の悟りの哲学に大きくページが割かれている。この解説の中で、大きな刺激を受けたのが、東洋哲学の自己と世界の捉え方である。西洋哲学には殆ど見られなかった「社会からの自己の解放」という視点。これは社会という洗脳システムのマインドコントロールを解く究極の手法ではなかろうか。国際金融軍事権力によって構築されてきた洗脳社会である現代人を解放する理論の一つがここに存在する。自己を社会や思考、言語から解放するための手引きが説かれている。
しかし自己の解放を実現させる東洋哲学の問題
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