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「年収の壁」が話題になっています。
「年収の壁」といわれるものは四つありますが、実際に年収の壁といわれるものは、多分一つです。
「103万円」
年間収入が103万円を超えると、本人に所得税がかかります。
給与収入から、給与所得控除(収入が162.5万円までは55万円)を差し引いたものが「給与所得」です。
そこから基礎控除(48万円)を引いたものが課税所得になります。
つまり103万円から55万円と48万円を引くと課税所得が0万円になり、所得税はかかりません。
収入が103万円を超えると、控除が引き切れなくなり、課税所得が発生しますが、税率は課税所得が195万円までは5%です。
つまり収入が103万円を超えて105万円になると、2万円に対して5%の所得税、1000円がかかり、手取りは104万9000円、つまり103万円よりも大きくなります。
収入が103万円を超えると、確かに所得税を支払う必要
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最終更新日:2024-11-09 21:03
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