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記事 25件
  • 【フリー公開】マネジメントから見たメイウェザーvs天心騒動■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    2018-11-12 11:50  
    多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回のテーマはマネジメントから見たメイウェザーvs天心騒動です!【関連記事】・メイウェザー騒動、米MMAメディアの反応まとめ 「メイウェザーは帰国して、那須川の動画でも見たんじゃないんでしょうか」■MMA Unleashed・なぜ我々は「メイウェザーvs天心」の茶番・八百長扱いを大歓迎するのか――シュウさんはメイウェザーvs天心の中止騒動はどのように見てるんですか?
    シュウ これは非常に残念なことですよね。今回アメリカで日本の出来事が久しぶりに大きなニュースになったんですよ。それこそアントニオ猪木vsモハメド・アリじゃないですけど、局によっては臨時ニュースで扱っていたところもあったので。ただメイウェザーは基本的に引退したボクサーですし、もうプライベートのエキシビジョンマッチしかやらない
  • TAKAみちのく選手の不倫トラブル■事情通Zの「プロレス 点と線」

    2018-11-12 11:04  
    66pt

    プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは「TAKAみちのく選手の不倫トラブル」についてです!

    【1記事から購入できる「プロレス 点と線」シリーズ】

    ・石森太二の新日本プロレス参戦は既定路線だったのか

    ・「新日本プロレス内部対立」の噂とは何か?・男色ディーノはなぜ全裸になったのか〜DDT再出発とLGBT問題〜
    ――TAKAみちのく選手の不倫トラブルが写真週刊誌で報じられました。
    事情通Z うーん、こんな騒ぎになったから言うわけじゃないけど……TAKA選手のこの手の話でいい噂はひとつも聞かなかった。ある選手とも女性問題で揉めたことがあったと聞いているし、そういったトラブルがここまで表沙汰にならなかったのが不思議というか。
    ――プロレスファンからも「なぜ今頃になって……」という声が聞こえてきますね。SNSで告発している女性もいたり。
    Z いや、ホントにそう。表沙汰になる山場は2つ3つあったんだよ。でも、大きな問題にはなってくなかったから、うまくフォローして回ってるのかなとは思ってたんだよね。
    ――もう爆発しないと安心していた不発弾がここにきて突如……という。
    この続きと、メイウェザー天心、リッキー・フジ、森嶋猛、島田宏、UFCフライ級…などの記事がまとめて読める「10万字・記事22本の詰め合わせセット」はコチラ 
     
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  • 大量リリースへ! UFCフライ級廃止の舞台裏!!■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    2018-11-12 10:36  
    87pt
    多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回のテーマは大量リリースへ!  UFCフライ級廃止の舞台裏!!です!【1記事から購入できるバックナンバー】・UFC日本大会は2020年の東京オリンピックイヤー・UFC日本再侵攻! 堀口恭司UFC復帰のタイミングはここだ!?・【井上姉弟NYへ飛ぶ】海外練習の環境作りはここまでやります!・格闘家の皆さん、契約書はちゃんと読みましょう!!――今日は、世界中に大激震が走った「UFCフライ級廃止」についておうかがいしたいと思います! というか、こんなことが起きちゃっていいんですかね!?(笑)。
    シュウ 日本でも試合したことあるジャレッド・ブルックスとか、あのあたりの選手たちはツイッターやインスタでブーブー文句を言ってますねえ。UFCもフライ級全40人ぐらいをいきなりバンと切るなんて「そんな酷いことはしないだろう」という予想だったんですけど……やっちゃいました(苦笑)。
    ――変な話、40選手を一気にリリースするなんて、一つの団体がなくなるぐらいですよね。
    シュウ 独占契約というかたちでそこまで選手を抱えている団体はベラトールMMA、ONEとACB以外はないですからね。
    ――UFCは他の階級にも選手を抱えてますし、他団体でいえば10団体以上の規模を誇ると言えるんですね……。それにしてもバッサリ切りすぎというか。
    シュウ ボクに連絡が来たのは現地時間11月7日の朝ですよ。フライ級担当マッチメーカーのミック・メイナードから各マネジメントにバンバン電話やメールが入りまして。ボクの場合は、いつもケータイのSメールにテキストが来るんですけど。
    ――どういう連絡が入ったんですか?
    シュウ まず「話がある」という感じメッセージが来ました。だいたいそういうふうに言ってきたときはバッドニュースなんですよね(苦笑)。
    ――イヤな予感しかないわけですねぇ。
    シュウ 電話して開口一番「グッドニュース? バッドニュース?」と聞いたら、案の定「バッドニュースに決まってるだろ」と言われまして。「現時点で試合が決まっていないフライ級の選手をほとんどを今日リリースして、基本的にはフライ級は廃止になるから」と。「いまボクは、いろんな人にバットニュースを伝えないといけなくて、もの凄くツライんだ」と言ってましたねえ。
    ――いやいや、ツライのはこっちだよ!!って(笑)。※フライ級ファイターはどうなるの? 続きは会員ページへ!

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  • メイウェザー騒動、米MMAメディアの反応まとめ 「メイウェザーは帰国して、那須川の動画でも見たんじゃないんでしょうか」■MMA Unleashed

    2018-11-09 11:00  
    72pt
    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「メイウェザー騒動、米MMAメディアの反応まとめ」です!【1記事50円から購入できるオススメ記事】・アメリカMMAサイトでRIZINが報道されない理由 / ジョン・ジョーンズいきなり怪気炎・ボクシングごっこでPPV80万件を販売した炎上お騒がせユーチューバー!・ヌルマゴメドフ・マクレガー乱闘劇のその後:記録破りのPPV売上240万件達成!・ONEは好調なのか?それとも火の車なのか? 財務データと事業戦略を読み解く11月5日(月)に行われた記者会見で電撃的に発表され、11月8日(木)には早くも暗礁に乗り上げたRIZIN.14でのフロイド・メイウェザー対那須川天心戦。筆者が観測する限り、米国MMAメディアでも事前情報や内部事情が伝わっていた様子はなく、我々ファンと同じタイミングで、発表を受けて純粋に大きな驚きに包まれている様相だ。今回は、混乱や不正確さもそのままに、米国MMAメディアのTwitterなどでの初期反応をまとめてご紹介したい。
    ●11月5日、メイウェザー対天心発表当日
    Luke Thomas記者
    ・メイウェザーへの支払いは誰がやるんだろう。RIZINではないと思う。だって、無理だからだ。
    ・コンバットスポーツの歴史上、最も奇妙な時代に突入していると思う。
    ・メイウェザーは日本の二流選手と戦うわけではない。いまの日本の最重要な成長株と、(おそらくは)パンチ以外のことが許された試合で、(おそらくは)戦うのだ。
    ・アメリカでは「那須川のことを知らないから、それほど値打ちのある話ではないのだろう」という態度のライトファンが多い。しかし現実は、那須川は天才である。
    FrontRowBrian 記者
    ・ブレント・ジョンソン(One Entertainment社)がメイウェザーに随伴している。ということは、これは出演契約のようだ。本物の試合なら、レナード・エラービー(メイウェザー・プロモーションCEO)がいるはずだ。
    (訳注)One EntertainmentとOne Championshipとは無関係の企業である。


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  • ドント・ストップ!? 森嶋猛、タクシー運転手を殴る■事情通Zの「プロレス 点と線」

    2018-11-09 10:37  
    62pt

    プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは「森嶋猛、タクシー運転手を殴る」についてです!
    【1記事から購入できる「プロレス 点と線」シリーズ】
    ・石森太二の新日本プロレス参戦は既定路線だったのか
    ・「新日本プロレス内部対立」の噂とは何か?・男色ディーノはなぜ全裸になったのか〜DDT再出発とLGBT問題〜
    ――た、た、大変です! 大晦日の那須川天心戦をキャンセルした森嶋猛選手がタクシー料金の支払いを巡って運転手に殴って逮捕されました! 踏み倒そうとした料金は100億円だったとか……。
    事情通Z 森嶋選手とメイウェザーの件がゴッチャになってるよ! 事件については各媒体で報道されているとおり。森嶋選手はお金を借りるためにタクシーでアチコチ移動していたけど、誰にも借りれられなかった。犯行現場となった歌舞伎町で借りるアテがあったんだろうかね。運転手さんに「ちょっと待っててくれ」って車から出たんだけど、行ったり来たりが続いて料金は18000円。「いい加減、払ってくれ!!」ということからトラブルになった。
    ――そんなにメーターが上がるほど借金相手を探していたんですねぇ。
    Z 新宿にはプロレスラーがやってる飲み屋が多いでしょ。DDTの「エビスコ酒場」や「ドロップキック」、佐野直選手の「スタンリークラブ」、WAVEの「チャンス」とか。
    ――そういえば森嶋選手は「エビスコ酒場」でもトラブルを起こしていたとか。
    Z MIKAMI選手がイベントをやっていたところに、たまたま森嶋選手が現れて。森嶋選手はたぶん酔っ払ったと思うんだけど、MIKAMI選手とは初対面なのに、もの凄く馴れ馴れしい態度を取っていたみたいで。その場にいた関根龍一選手が「先輩に対してその態度はなんだ!?」と森嶋選手に怒ったとか。
    ――はあー、他の選手のイベント中に何をやってるんですかねぇ。
    Z 逮捕されたときは「住所不定」と報じられ、森嶋選手の復帰戦を主催しようとしていたエスピー広告社(現リデットエンターテインメントスポーツ)とはすでに縁は切れていた。
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  • なぜ我々は「メイウェザーvs天心」の茶番・八百長扱いを大歓迎するのか

    2018-11-08 07:36  
    76pt
    この記事はメイウェザーvs天心を語ったDropkickニコ生配信を編集したものになります(語り:ジャン斉藤)【1記事から購入できる過去記事】・「今日もダメだけど、まあいいか」と諦める……みんなボブ・サップを抱えて生きているのだ・【追悼KID】魔裟斗vs山本KID徳郁に見えた修斗四天王の輝き……・「浅倉カンナvsRENA」の素晴らしさをチェール・ソネン、巌流島から語ってみる・こんなスーパーファイトを待っていた! 00年代ノスタルジーなき堀口恭司vs那須川天心!!いやあ、今日は語りたいことがたくさんありますね。森嶋猛逮捕の件とか!! 「RIZINがメイウェザーに100億円払えるのか」という話題と「森嶋猛がタクシー代18000円を払えなかった」がぶつかったわけです(笑)。
    じつは前回のニコ生配信で、メイウェザーのRIZIN参戦の話題は超薄っすらと匂わせてたことをおぼえてますか? 「世界的に話題になるカードが候補に上がってるけど、まあまあ、実現するわけがないですから〜(笑)」なんて笑ってて。
    RIZIN大晦日は、フロイド・メイウェザー・ジュニアvs那須川天心のスーパーファイト。「鳥肌立った!」とはまさにこのことですね。いまだに「ホントにやるのかな?」って感じなんですけど。『水曜日のダウンタウン』の「マネル・ケイプ、メイウェザーの代わりに記者会見に出ても気づかない説」じゃないですよね。オードリーの春日が「……水曜日だな?」ってやつじゃないですよね?(笑)。
    ボクが事前に「どっちに転んでも面白い」とツイートしたのはこういうことでもあるんですよ。実現しても、ドタキャンされても面白いことになるっていう。
    じつは記者会見前日の夜に「メイウェザーの囲み会見中止」のリリースが流れてきたんですよ。メイウェザーは記者会見に出るけど、その後の囲み会見には出ないってことなんですけど、ボクは「メイウェザー参戦会見なのにメイウェザー本人は出ないんだ! これは面白いことになったゾ〜!!」って勘違いしてワクワクしちゃって。RIZINには申し訳ないですけどね(笑)。いや、ズンドコ評論家すればたまらないじゃないですか。ウキウキしながら会見場にでかけたら、メイウェザーは会見に出てきましたからね。やっぱりどっちに転んでも面白い!!
    いやいや、まだ本当に実現するかわからないですよ〜。場所はさいたまスーパーアリーナですよね? 皆さん、何か心当たりがありませんか? 「勝手にしやがれ!」ってことで沢田研二のように当日にドタキャンする可能性もありますよ。ちょうどポール・マッカトニーが来日してますけど、あの男も「キャンセル野郎」ですからね。フラグが立ちまくってるわけですよ!
    マジメな話、いったいどうやればメイウェザーがRIZINなんかに来てしまったのか。記者会見でも明らかにされましたが、那須川天心vs堀口恭司を見たメイウェザー側がRIZINにコンタクトを取ってきたそうです。じつは1ヵ月前くらいから業界内では「メイウェザーとRIZINが交渉している」という噂は流れてたんですが、みんな半信半疑で「そんなの実現するわけないでしょ?」と。だって明らかに怪しいじゃないですか。

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  • ロックンロールなプロレス人生!! リッキー・フジ「今の俺からじゃ想像できないけど、UWFに憧れて……」

    2018-11-06 17:44  
    110pt
    リッキー・フジのロックンロールなロングインタビュー!! UWFに憧れた新日本プロレスの練習生がカナダに渡り、デビューするまでの軌跡を1万字で追います!
    【1記事から購入できるオススメバックナンバー】【人生最終回】安田忠夫「もうすべてがイヤになったから、練炭自殺したんだよ……」
    谷津嘉章「巌流島で猪木さんと向き合えるのはマサさんしかいなかったよな」
    ミスター高橋with田山正雄 レフェリーの魔術「試合はこうして壊れていく――」 平田淳嗣 おまえ平田だろ!「スーパーストロングなプロレス人生」 新倉史祐 道場破りから前田日明vsルスカまで……「俺が見た昭和・新日本プロレス伝説」 康芳夫 世紀の呼び屋「猪木vs人喰い大統領アミンはぜひやりたかったね」 猪木快守 猪木一族の事業欲とは何か? ――リッキーさんは今年でプロレスデビュー30周年なんですよね。
    リッキー 88年の6月にカナダでデビューしてますからね。1冊の本を書けるくらいの体験をしてますよ(笑)。 
    ――インタビューではもったいない感じなんですかね(笑)。最初は新日本プロレスの練習生だったんですよね。
    リッキー 高校卒業後に入門しまして。高校のときは野球部だったんですよ。これは余談になりますけど、来年から中日ドラゴンズで監督をやる与田剛。彼は同級生になんですよね。
    ――へえ、与田さんと一緒に野球を。
    リッキー アイツの球は速くて重いからキャッチボールをやりたくなくて。球を受けると手が痛いから(苦笑)。与田はとにかく野球がうまくて「こういう奴がプロに行くんだろうなあ〜」と思っていたら本当にプロになりましたからね。
    ――与田監督って肩幅がデカくないですか?
    リッキー ああ、大きいですよね。当時のあだ名は「えもん掛け」でしたからね(笑)。
    ――ハハハハハハハハ!
    リッキー 俺は途中で野球部をやめちゃったんですよ。高校や大学って学年がひとつ違うと扱いが変わるじゃないですか。「なんで1年ぐらい早く生まれただけなのに、こんな偉そうな態度なんだ?」と思っちゃって。プロレスはもともと好きで見てたんですけど、プロレスって身体の大きい人がやるものだっていう感じで。 
    ――当時は180センチでも小さい……という時代でしたね。
    リッキー そんなときに蔵前国技館でタイガーマスクのデビュー戦を見まして、近くに寄ってみたら俺と背の高さがそんなに変わらないんですね。そこで「もしかしたら俺もプロレスラーになれるんじゃないか?」と思ったんですよ。その日からプロレスラーになるために、毎日スクワット1000回、プッシュアップ500回をやるようになって。 
    ――新日本プロレスにはすんなり入門できたんですか?
    リッキー いや、履歴書を送っても梨のつぶてで。仕方ないので高校卒業したあとは新日本道場近くにアパートを借りて、バイトしながらチャンスを伺ってたんですよ。
    ――完全にストーカーですね(笑)。
    リッキー ハハハハハハハ。道場が近くだったので、あるとき道場へ見学に行ってみたんですよ。そうしたら山本小鉄さんが1人で練習されてまして。
    ――1人でトレーニング! さすが小鉄さん。
    リッキー 小鉄さんに「プロレスラーになりたいんです!」っておもいきって声をかけてみたら、「じゃあ見てやる」ってことでスクワットや反射神経のテストをやっていただいて。「近くに住んでいるんだったら道場を貸してやるから身体を大きくしなさい」と。通いでトレーニングの許可をしてくださったんですよ。それからバイトが終わったら新日本の道場で練習するようになったんですね。
    ――それは新日本のレスラーに混じって練習するんですか?
    リッキー そのときは個人練習の時間ですね。ほかにも何人か練習されてたんですけど、第1次UWFに移る前の高田(延彦)さんがキックの練習をしてることが多くて。高田さんも俺のことを「コイツはいったい誰なんだろう?」と思ったんでしょうね(笑)。
    ――練習生でもないわけですからね。
    リッキー 事情を説明したら高田さんは丁寧にアドバイスをしてくれて。メシを腹いっぱい食ったあとにデザートとしてバナナ3本、チーズ3つ、それを牛乳とプロテインに混ぜて飲めと。高田さんの言われたとおりやったら1ヵ月で体重が10キロ近く増えましたね。
    ――リッキーさんと同じように通いで練習されていた方はいました?
    リッキー いや、いなかったですね。あとになってからウルティモ・ドラゴン選手が通いの立場で練習していたとは聞きましたけど。いま思えば、よく受け入れてくれたなって思いますね。俺が逆の立場だったら「なんだコイツは?」って思っちゃいますから(笑)。 
    ――そこから練習生になったんですね。
    リッキー しばらくしてから入寮の許可が出まして。アパートに帰ったら大家さんから「新日本プロレスから電話がありました」と。折り返したら「寮に入っていいぞ」ということで。84年8月のことでしたけど、その年の3月に船木誠勝さん、AKIRAさん、4月に闘魂三銃士(橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋)。豊作の年だったんですよ。 
    ――それだけ新人が入門してるのに、途中から入寮できるって珍しいですね。
    リッキー それはUWFの選手離脱に加えて、長州さんたちジャパンプロレス勢もゴソッと抜けたからなんでしょうね。人数合わせというか、雑用が必要だったというか(笑)。
    ――大量離脱で枠が空いたと。入門が同じ年でも皆さん先輩になるんですよね。
    リッキー そうですね。武藤さんや蝶野さんは年上で、橋本さんは同い歳だったんですけど、船木さんは中学卒業したばかりで15歳じゃないですか。こんなこと言うとアレですけど、15歳の少年に普通に呼び捨てにされちゃうんですよ(笑)。
    ――船木さんは躊躇しないで呼び捨てしそう(笑)。 
    リッキー だから俺には同期の人間がいないんですね。ちゃんこ番とかはみんなで順番にやるんですけど、何かあると一番下の俺に降りかかってくることは多かったですし。朝の合同練習が始まる前に道場を掃除をしたり。
    ――やっぱり雑用は大変ですよね。
    リッキー 当時の寮長は小杉(俊二)さんという方だったんですけど、ちゃんこの味付けにも厳しくて。あと巡業だと配車という仕事が大変でしたね。外国人レスラーの試合が終わると、タクシーを呼んでホテルに帰らせる。そのタイミングがけっこう難しいんですよ。早くタクシーを呼んじゃうとメーターが上がっちゃいますし……配車で失敗しないようにビクビクしてましたねぇ。
    ――あと練習生は道場から外出禁止なんですよね。
    リッキー 外出はできなかったですね。ずっと道場の中で生活してるから「いま日本はどうなってるんだろう……?」という感じで(笑)。落ち着けるのは寝るときぐらい……いや、寝てても油断ができなかったです。朝起きると、ライガーさんのイタズラで足がベッドにロープでくくりつけられていたり(笑)。
    ――ハハハハハハ! ライガーさんのイタズラは最高に酷かったって聞きますけど。
    リッキー これは後々の話になるんですけど、俺はカナダでもライガーさんと一緒だったんですよ。安達(ミスター・ヒト)さんの家に馳(浩)さん、ライガーさんと一緒に住んでいて。あるとき家でちゃんこを作ってみんなの帰りを待ってたら、ライガーさんから電話があって「試合で足を骨折してしまった」と。松葉杖を突いて帰ってきたライガーさんはかなり落ち込んでいて。その頃は先輩・後輩の壁がなくなってて、食べ終わった皿なんかは自分で洗うみたいな感じだったんですよね。でも、ライガーさんはケガしてて落ち込んでるから「ボクが洗いますよ」っていろいろフォローしてたんですけど。皿を洗い終わったらライガーさんは急に松葉杖を外して元気に飛び回って。要は俺に皿を洗ってほしかったらしくて騙したんですよね(笑)。
    ――それだけのために手が込みすぎですよ!(笑)。
    リッキー もう普通のイタズラだと飽きちゃったということなんでしょうね(笑)。
    ――橋本さんもイタズラは凄かったんじゃないですか?
    リッキー 橋本さんもいろいろと凄かったですよね。あるとき蝶野さんが呆れてたんですよ。「ブッチャー(橋本のあだ名)がまたやってるよ……」って。どうやら道場近くの多摩川の土手で、真っ黒なサングラスをかけてモデルガンが持って立ってたみたいで(笑)。
    ――ハハハハハハ! 前座の頃から凄い存在感ですね。
    リッキー 選手がゴッソリ抜けて中堅がいないという状態でしたからね。あのときは荒川(真)さんがみんなの面倒を見てたんですけど。
    ――荒川さんはいい意味でデタラメな方ですよね。
    リッキー ハッハッハッハッ! それこそザ・プロレスラーという感じでしたよね。 良い部分も悪い部分も含めて豪快な方で。どこまで言っていいいのかわからないんですが……あのときは選手が大量離脱した時期だったので「次は誰が抜けるのか?」って会社は戦々恐々としてたんですね。坂口さんや藤波さんが道場に寝泊まりして誰も逃げださないようにしていたり。そんなある日、全員集合のミーティングがあったんですが、荒川さんと橋本さんと武藤さんがいなかったんですよ……。
    ――ああ、例の事件ですか?
    リッキー ああ、ご存知ですか?(笑)。 
    ――もちろん知ってます!(笑)。
    リッキー じゃあ言ってもいいんですかね(笑)。坂口さんが「荒川が若手を連れてどこかに行っててしまったけど、みんな一致団結して頑張ろう!」と。荒川さんたちが他の団体に引き抜かれたという前提でしゃべってるんですけど、しばらくしたら荒川さんが「おはようございまーす!!」と帰ってきて。会議があることを忘れてみんなでソープランドに行ってたんですよね(笑)。
    ――ガハハハハハハ! あの伝説の現場にいましたか! 
    リッキー 伝説を目撃しましたね(笑)。30年以上前の話なんですけど、道場で起きたことはいまだに鮮明に覚えてるんですよねぇ(しみじみと)。たまに船木さんやAKIRAさんと会場で会ったりするんですけど、皆さんも同じみたいで。

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  • 多発するプロレスラーのケガを考える■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

    2018-11-02 16:58  
    87pt

    プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回のテーマは「多発するプロレスラーのケガを考える」です! 



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    「プロレス取材の難しさ」
    一寸先はハプニング人生! アントニオ猪木!!オシャレでスマートな昭和の頑固親父! グレート小鹿――今回のテーマは最近プロレス界で多発している「ケガ」になります。
    小佐野 今年は大ケガが多かったねぇ。長期欠場している選手もたくさんいるし。これだけケガ人が出たのは、スケジュールがキツイという理由もあると思うんだよね。いまは自分が所属する団体以外に出場する機会が多い。そうなると、じっくりと休めないから。
    ――昔のように巡業が終わったらしばらくオフ……ではなくなってますね。
    小佐野 全日本プロレスの秋山(準)社長が言っていたのは「いまはシリーズのオフでも土日に興行が組まれることがある」と。営業からすれば土日が一番稼げるから単発でも興行をやってほしいんだろうね。
    ――となると、シリーズ関係なく毎週試合があるわけですね。
    小佐野 経験豊富のベテランならうまく調整できるけど、若手の場合はずっと緊張したまま過ごしてしまうことになる。ちゃんと身体を休めることはできないから、ケガをしがちになってしまうんじゃないか……と秋山社長は言っていた。
    ――昔と比べて試合数は減ってますけど、現代ならではの悩みではあるんですね。
    小佐野 昔は年間何百試合とかやってたんだけどね。全女は年間300試合とか。全女の納会で松永会長が来年のスケジュールをドーンと発表すると、選手からブーイングを起こるというね(笑)。いまは試合数は減ってるけど、試合のクオリティー自体は相当上がってるから。
    ――技や動き自体も高度になってますよね。 
    小佐野 試合の内容も細かくなっているし、リングのマット自体の質はよくなってるけど、受け身を取る回数は圧倒的に多くなってるから。
    ――リングのマットが柔らかくなったと批判されたりしましたが、受け身の回数は2倍、3倍……5倍に増えている……と言っても過言でないですからねぇ。
    小佐野 どんなマットであろうが叩きつけられたら痛いし、マットが柔らかいと疲れるという話もあるからね。それに昔はボディスラムでワンツースリーを取れたけど、いまはそうじゃないから。
    ――いまは前座から大技ラッシュですよね。
    小佐野 そういう試合じゃないと、お客さんが飽きちゃうからね。かつてハーリー・レイスが「ボディスラムはプロレスの革命だった」と言っていて。ボディスラムでマットに叩きつける音でお客さんが沸くようになったんだよね。ハーリー・レイスは受け身もうまかったから、受け身の音の重要性をわかっていたんだろうね。
    ――受け身の音によってプロレスに革命が起きた、と。
    小佐野 それがブレーンバスターやバックドロップに変わっていき、受け身が取りづらい投げ技になっていった。相当なダメージを与えないとワンツースリーは取れないよね。
    ――必殺技でも一発で決まると逆に違和感がありますもんね。 
    小佐野 「この必殺技を返しちゃったらどうするの?」っていうシーンにファンは興奮したり、そのレスラーを高く評価するわけだからね。若いうちはみんな動けるでしょ。ベテランになると無駄なものをそぎ落としてシンプルな動きに戻っていくんだけど、若いうちは無駄なことをしたいんだよね。
    ――たまに「なんでこんな素人をリングに上げてるんだろう?」とビックリするときがあるんですけど、それは現代プロレスのレベルの高さに麻痺しちゃってるからで、それなりに高度なんですよね。
    小佐野 試合の組み立てとしては高度なことはやってるんだけどね。格闘技の場合はケガをして動けなくなっても、勝敗が決したということで納得してくれるでしょ。でも、プロレスの場合は「もう終わりかよ」ってなっちゃうんだよね。
    ――観客満足度も凄く上がってますよね。いまはつまらない興行や失敗興行ってほぼないですし。
    小佐野 前座からメインまで隙がない興行が多いよね。とにかくお客さんは飽きさせない。昔の一流のプロレスラーは「グラウンド技でいかに暇つぶしができるか」なんて言われてたけど、いまはいかに派手に動き続けるかでしょ。かといって試合時間が短くなってないからね。タイトルマッチも長い試合になるし。
    ――マラソンマッチをハイスピードでやらなきゃならない。最近のプロレスってどこが序盤なんだかわかんないですもんね。
    小佐野 「そろそろ勝負かけたのかな……」って思ってもまだまだ続くもんね(笑)。オカダとケニーの60分フルタイムなんて昔の60分フルタイムと比べたら考えられないよ。とてもじゃないけど、60分やり続ける展開じゃない。 
    ――「ああ、この展開は60分ドローだな」ってリズムじゃないですよね(笑)。
    小佐野 お客さんがそういったプロレスを支持してるわけだから、選手たちもやるしかない。いま新日本でイッテンヨンに向けて、棚橋弘至とケニー・オメガがプロレスのスタイルについて、せめぎ合ってるよね。棚橋が「ケニーのプロレスは品がない」と言えば、ケニーからすれば「棚橋は古臭い」と。たしかにケニーが入ったことで新日本のスタイルは変わった。それまではそのレスラーの必殺技が決まったらオシマイ……という流れだったんだけどね。
    ――ユークス以降の新日本は必殺技を大事にするプロレスでしたよね。 
    小佐野 新日本を引っ張ってきたオカダ・カズチカも根っこはルチャだけど、ウルティモ・ドラゴン門下のベーシックなプロレス。最後にレインメーカーで仕留めるために動きを繋いでいくから、レインメーカーという技に説得力があったんんだよね。でも、ケニーが来てから新日本は変わったよね。選手たちもインパクトのある大技連発の方向に行かざるをえない。
    ――棚橋弘至とケニーのイデオロギー抗争は現実とフェンタージの狭間の闘いではあるんですね。
    小佐野 それでもG1公式戦のケニーvs飯伏幸太は、DDT武道館のときと比べてたらかなり抑えていたと思うよ、あきらかに。飯伏の中には「あれ以上はやっちゃいけない」というブレーキがかかったんだろうね。実際飯伏は武道館のあとに「もうケニーとはやりたくない」と言っていたからね。そりゃそうだよね。あれ以上やったら死んでしまうから、違った方向で魅せるしかない。
    ――そうなると心理的にブレーキはかかりますね。
    小佐野 いまの流れはもう止めようがないところあるんだけど、個人的にはひとつの大会に何度も雪崩式ブレーンバスターをやるのはやめてほしいかなあ。繋ぎ技で使うんだったらやらなくていいんじゃないかなって。
    ――フィニッシュならともかく。いまは雪崩式ブレーンバスターですら決め技にならないですもんね。
    小佐野 昔の雪崩式ブレーンバスターは垂直落下だったんだけどね。いまは背中から落とすでしょ。杉浦貴と石井智宏だけかな、頭から落とすのは。見た目は派手なんだけどね、足を滑らせたら大変だし、繋ぎ技なら控えたほうがいいのかなって。
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  • 「世界一時間のかかるチョップ」スコッティ・2・ホッティ■ジョバーのブルース

    2018-11-02 15:52  
    72pt
    かませ犬の影の物語を追うコラム「ジョバーのブルース」――初回はスコッティ・2・ホッティです!!(文/鈴木喜勝)ジョバーと言う言葉を知っているだろうか?
    「負け役」いわば「かませ犬」という意味を持つプロレスにおける隠語の一つ。
    プロレスという娯楽スポーツの中で、ジョバーの存在は切っても切れないものであり、どの時代にもジョバーは必ず存在した。
    彼らの存在がいたからこそ、スター選手たちは輝き、そしてこれから輝こうとするレスラーたちの魅力を引き上げることができた。そんな彼らは、決して表舞台には出ず、そして人知れず姿を消していく。
    人生も同じ。華やかに生きていける者の陰に隠れ、ひっそりと生きていく者たちがいる。だが、敗者がいたからこそ、勝者がいる。自分が損することにより、他者を引き上げることができる者こそ、本当の意味での勝者なのではないか。
    プロレスは「負けたけど、あいつ良かったよな」と観客に思わせることは可能だ。負けというマイナスの要因をプラスにできる。それが、プロレスの良さの一つだろう。
    今回はその“J”(Jobr)たちに光を当てて、彼らの生き様、そして負け様を伝えていきたい。
    80年代~00年代にかけて、WWEで活躍した名ジョバーがいる。プロレス史に残る衝撃の“見せ技”「WORM」の開発者、スコッティ・2・ホッティだ。
    18歳の時にWWFに入団し、大学を卒業後は一度就職をするものの、再びリングに戻ってレスラーとしての人生を歩む。
    00年にはディーン・マレンコに勝利し、WWFライトヘビー級チャンピオンに輝き、タッグではWWF、WWEタッグ王座に輝いている。グランマスター・セクセイとリキシとのユニット「Too Cool」は、陽気なヒップホップギミックが観客に受け、人気を博した。しかし、それ以降のスコッティの功績はなく、シングル路線に移ると新人相手の引き立て役、つまりはジョバーとしての活動を余儀なくされる。
    彼の負けっぷりは、どのようなものだったか。
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  • MMA業界初の大型トレード! その幸福な結末■MMA Unleashed

    2018-11-02 12:04  
    72pt
    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「MMA業界初の大型トレード! その幸福な結末」です!【1記事50円から購入できるオススメ記事】・アメリカMMAサイトでRIZINが報道されない理由 / ジョン・ジョーンズいきなり怪気炎・ボクシングごっこでPPV80万件を販売した炎上お騒がせユーチューバー!・ヌルマゴメドフ・マクレガー乱闘劇のその後:記録破りのPPV売上240万件達成!・ONEは好調なのか?それとも火の車なのか? 財務データと事業戦略を読み解く
    まさかMMAの文脈でこんな言葉を耳にする日が来るとは思わなかった、と誰しもがあ然とした、UFCデミトリアス・ジョンソンとONEベン・アスクレンの“トレード”劇。実際には、プロ野球で見られるようないわゆるトレードというわけではなく、UFCがONE行きを前提としたデミトリアス・ジョンソンのリリースに合意、ONEもかねてUFC行きを希望していたアスクレンをリリースしたというもので、UFCとONEが団体同士で選手の頭ごなしに交換を決定したというわけではない。ただ、両者ともに契約試合数をまだ残していた状態だったと報じられており、結果的にはMMA史上初のトレードと同じ効果を生み出したディールとなった。
    ESPNの報道によれば、8月のタイトル防衛戦でヘンリー・セフードに敗れたジョンソンがUFCに離脱を申し出たことがきっかけだったという。ジョンソンとUFCはかねて、金銭面で見解の相違を抱えていた。この申し出に対してUFCが見返りにベン・アスクレンを要求、ジョンソンの代理人を務めるFirst Round Managementのマルキ・カワがONEを説得したのだという。ジョンソンのコーチ、マット・ヒュームが、ONEのバイスプレシデントであることも、話が迅速に進んだ要因だった。
    ちなみに、ズッファの標準的な選手との契約書には、ズッファが選手の契約を他団体に割り当てたり、ライセンスしたり、移管する権利があることが明記されている。必ずしも想定外の出来事ではないのである。
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