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記事 15件
  • 【11万字・記事14本詰め合わせセット】RIZIN大晦日、ブラックローズ、堀口恭司、全日本プロレス…

    2024-01-31 23:59  
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    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part119大好評記事本万字で700円!!(税込み)
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    part119◎笹原圭一の「泣いて、笑って大晦日RIZIN」を語ろう【17000字!!】◎ブラックローズ大晦日の裏側■証言:セコンド大塚隆史◎夢とトラウマを与えたアントニオ猪木の「死」■菊地成孔◎ざまあみろ大晦日……格闘“技”は憎しみを浄化させる◎大晦日の大混乱を締められる朝倉海は“持っている”■水垣偉弥◎2冠、結婚、プロモーター…堀口恭司「あれが本当のオレだから」◎堀口恭司、朝倉海はUFCと本戦契約できるが…■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク◎K-1のONEチャトリ批判は何が狙いだったのか?◎「これは中毒になりますよ……」佐々木憂流迦、プロレスデビューを振り返る◎全日本プロレスで何が起きているのか■事情通Zの「プロレス 点と線」◎キラー・カーン伝説を語り継ぐ■斎藤文彦INTERVIEWS◎クリス・ジェリコ性的暴行疑惑騒動の顛末◎ロック様のマーク・ケアー物語…MMAが「みじめな戦い」だった時代

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    大晦日RIZINで4選手のセコンドについた大塚隆史インタビューです!(聞き手/ジャン斉藤)
    ――かつて「暴言スーパールーキー」と呼ばれていた大塚さんが大晦日、若さあふれるブラックローズをサポートする姿には感慨深いものがありました!
    大塚 いやあ、ホッとしました。ボクは平本蓮くん、芦澤竜誠くん、篠塚辰樹くん、平本丈くんのセコンドについたんですけど。今回の4選手はまったくタイプや試合のテーマが違うこともあって、それで考えることが多かったですね。辰樹くんはキックルールなんで、ボクは何も言うことはなかったんですけど。
    ――大塚さんがセコンドについた試合は3勝1敗でしたね。
    大塚 エネルギーを注いだぶん勝ってくれたときの嬉しさは倍増で。まだ勝利に酔ってますよ(笑)。
    ――試合後の打ち上げも楽しそうにしている姿がSNSに流れてきました。
    大塚 あ、そうなんですか。全エネルギーを使いはたしたんですけど、打ち上げは俺も参加しようと。ただ、大晦日のサポートでエネルギーを使いはたしてしまったのか、そのまま酔い潰れましたね(苦笑)。
    ――しかし、大晦日に4回も花道を歩くことってなかなかないですよね。
    大塚 試合当日も忙しかったんですけど、試合前もけっこう疲れましたね。選手の練習に付き合いながら、寝る前にいろいろと考えたり。「もっとなんかいい方法はないか」「違う技術がないかな」とか映像チェックしていたら、脳と身体が全然休まらなくて。
    ――他人の勝ち負けを支えるからプレッシャーはありますよね……。
    大塚 そうですね。やっぱり責任感は感じてましたね。とくに蓮くんと丈くんはここ(T・GRIP TOKYO 雑司が谷)と渋谷ファイトクラブがメインの練習場所なので。大塚 たとえば中原(由貴)くんとは長い付き合いで試合のセコンドにつくんですけど、ここには週に1~2回くらい。あとはアライアンスや世田谷ロータス、横田(一則)さんのKクランに行ったりして、自己マネジメントで自分で考えながらやってるんですけど。蓮くん、丈くんに関してはほぼすべての練習にボクもいるので、彼らの勝敗には責任感を感じてました。2人とも才能とセンスがすごいから逆にやりがいもありますけど。
    ――大塚さんと平本選手たちのつながりは、岩﨑(達也)先生の剛毅會空手なんですよね。
    大塚 はい。そこから始まって、いまは先生が別の仕事で来られないときはボクが見たりしています。
    ――そうしたら強烈なキャラクターをもった格闘家が次々にやってきたと(笑)。
    大塚 先生はそういう若い子を惹きつけるんですよね(笑)。
    ――岩崎先生って知識も深いし、話も面白いですからわかります!
    大塚 言葉に力がありますよね。
    ――大塚さんはヘッドコーチ的存在なんですかね。
    大塚 うーん……コーチと言われると偉そうな立場になるので好きではないですね。「大塚コーチ」って言われるときもありますけど、上から何か指導してるわけじゃないし、みんなと一緒に戦っている感じですよね。みんなに勝ってほしくて一緒に戦っている意識は強いです。でも、蓮くんたちの注目度が高いから、試合後インスタに「大塚コーチありがとうございます!」というファンからのDMがたくさん送られてくるんですよね(笑)。
    ――いい話です!(笑)。いつぐらいからサポートするようになったんですか?
    大塚 蓮くんのドミネーター戦のときはそこまでじゃなくて。あの頃は数回来たくらいで全然喋ったこともないですし、それに足の指を骨折したことで試合中止になりかけたじゃないですか。
    ――メインイベントだったことでRIZINがキャッチウエイトを提案したことで中止は免れて。
    大塚 そうです。榊原さんと話し合ってやることになって、試合まで2週間も切ったあたりで先生から「見てやってくれないか」と。そのときは接点がほとんどなかったんで「……困ったなあ」と(苦笑)。
    ――しかも手負いの状態ですもんね。
    大塚 ドミネーターの映像をチェックして自分の中で思った対策を伝えて、数回練習した程度で。蓮くんが勝ちましたけど、そこまで深く関わってないです。斎藤(裕)戦のときはテイクダウンディフェンスに関して見て、練習メニューや戦略にはそこまで関わってない感じです。テイクダウンされて最悪な状態になったときにどう対処するかという部分だけで。最初は蓮くんとも信頼関係もあるわけではなかったんですが、蓮くんからセコンドをお願いされたことで、これをもう勝たせなきゃダメだなと。でも、この試合は戦略というよりはテイクダウンディフェンスのほうを任されていたので、その成果は出たんですが、斎藤戦はスピリットの判定負け。あの試合以降、いままで以上に先生とコミュケーションを取るようになったし、ボクも試合そのものに関わるようになりました。今回はYA-MANとの試合が決まってからは、先生から毎晩のように電話がかかってきて「今日はどう思った?」「明日の練習は……」「試合の戦略はこれでいいか?」という話をめちゃくちゃしてましたね。もう「また先生から電話だ」って感じでした(笑)。
    ――斎藤戦の負けを経て、チームとしてレベルアップしてるんですね。
    大塚 蓮くんはMMA3年目ですけど、K-1ではあの若さでゲーオやゴンナパーを倒してるわけで、とてつもない才能ですよ。そこは普通の選手とは違った感性を持っているから、自分の考えも大事にしてほしい。自分の考えや戦略があるときはどんどん言ったほうがいいよとは伝えてます。
    ――今回の大晦日は4人も試合に出たわけだから、岩崎先生も大塚さんも考えることは尽きないですよね。
    大塚 ここのジムの指導もあるし、脳と身体が疲れすぎてあんまりいい方向にマインドも働かなくなって、鬱になるじゃないかって(苦笑)。
    ――平本選手はYA-MAN選手に判定勝ちでしたが、どういうプランがあったんですか?
    大塚 YA-MAN戦に関してはしっかり打撃で勝負しながら、その中でテイクダウンを取るという作戦です。実際にしっかりスタンドで勝負できていたので。あと試合の中で打撃が交差をする場面でテイクダウンできたし、もっとトップキープができたらよかったはよかったんですけど、YA-MAN選手も耐えて耐えて立ってきましたよね。
    ――強打のYA-MANに対して打撃で勝負できると見てたんですね。
    大塚 蓮くんも試合1週間前に「よく考えたら打撃で負けるわけないすよね」って。実際に打撃で勝ってましたからね。さすがですよ。
    ――平本選手はYA-MAN対策の一環として梅野(源治)選手と首相撲の練習をしてましたよね。
    大塚 ボクはその練習には立ち合ってなかったんですけど、YA-MANは圧をかけてくるので首相撲やクリンチからのヒザで対応すると。ボクはテイクダウンに入る練習、トップを取ってからの抑え方やバックコントロールの練習を重点的にやってました。
    ――斎藤裕戦はテイクダウンディフェンスがポイントだったけど、今回はオフェンス。
    大塚 自分から仕掛けると。怖かったのは練習ではテイクダウンをやってるんですけど、試合ではこういうアタックはやってないことですね。実戦で組みで攻めるときはすごいエネルギー使うんですよ。ディフェンスするよりも使いますね。テイクダウンとトップコントロールで力んでしまってエネルギーが消耗する状況が怖かったんです。ちょっとそうなりかけてしまったんですけど……。RIZIN大晦日、ブラックローズ、堀口恭司、全日本プロレス…11万字・記事14本詰め合わせセットはまだまだ続く…… 
  • キラー・カーン伝説を語り継ぐ■斎藤文彦INTERVIEWS

    2024-01-25 18:13  
    200pt

    80年代からコラムやインタビューなどを通して、アメリカのプロレスの風景を伝えてきてくれたフミ・サイトーことコラムニスト斎藤文彦氏の連載「斎藤文彦INTERVIEWS」。マット界が誇るスーパースターや名勝負、事件の背景を探ることで、プロレスの見方を深めていきます! 今回のテーマはキラー・カーン伝説を語り継ぐです!

     

    Dropkick「斎藤文彦INTERVIEWS」バックナンバー■日本の女子プロレス文化のアメリカ的解釈『Sukeban』と『Kitsune』■2010年代を駆け抜けたスーパースター、ブレイ・ワイアット

    ■スーパースター・ビリー・グラハムのサイケデリックな世界

    ■【WWEとUFCの合併】ビンス・マクマホンの幕引きはいつか

    ■猪木を語ることは自己の人生を語る行為である

    ■WWE総帥ビンス・マクマホン引退


    ――今回のテーマは先日お亡くなりになった「蒙古の怪人」ことキラー・カーンさんです。フミさん、よろしくお願いします。
    フミ よろしくお願いします。キラー・カーンさんのことは名前は知っていても、実際に試合を見たことのあるプロレスファンは少なくなっていますよね。引退試合をせずリングを降りたのは1987年のことですからもう37年前。いま40代後半、50代のプロレスファンでも当時は小学生か中学生です。遠い遠い記憶になっていると思うんです。
    ――もはや伝説のレスラーですね。
    フミ それでも多くの方がカーンさんのことを知っているのは、現役引退後ずっとつづけてきた飲食店の存在が大きい。まず新宿の中井でスナックを始めて、西新宿、綾瀬、新宿・歌舞伎町、新大久保と転々として、最後のお店となった西新宿の店舗は「カンちゃんの人情酒場」。そこで営業中に倒れて、そのまま亡くなられた。試合は見たことがなくても、お店でカーンさんに接したファンは多かった。スーパーヘビー級の体格、風貌から髪型まで何から何まで現役時代のイメージのままでした。
    ――引退後もずっとプロレスファンの目の前にい続けたわけですね。歌舞伎町での遭遇率は高かったですよ。ボクなんて麻雀を打ちに行ったときに1週間連続で見かけたことがありましたから(笑)。
    フミ チャリンコのカゴに白菜とか野菜類を積んでそのへんを走っていましたね。タレント・芸能人が経営するお店は、実際に足を運んでもその本人はまずいないというパターンが多いけれど、カーンさんの居酒屋に行くと必ず本人がそこいた。自分でメモを取りながらオーダーを聞いてくれて、食べ物をテーブルまで運んできてくれる。お相撲出身だから、ちゃんこはおいしかったし、日替わりのお魚のメニューも人情たっぷりで、かつてお店の常連だった尾崎豊さんが愛したカレーライスが名物だった。話が弾むと横に座ってくれて一緒に飲みながら昭和の新日本プロレス黄金期のお話をしてくれた。カーンさんの携帯はスマホじゃなくてガラケーだったんですが、機嫌がいいときはガラケーからカラオケのサイトにアクセスして、伴奏つきの生声で演歌を歌ってくれることもありました。2017年から2020年の4年くらいですか、ボクは大晦日の夜はキラー・カーンさんのお店で過ごしました。その日はメニューにはない年越しそばを出してくれました。
    ――居酒屋キラー・カーンを堪能していたわけですね。
    フミ 晩年はYouTubeで坂口(征二)さんや新間(寿)さんたちの悪口を言っている動画ばかりがクローズアップされがちだったけれど、ボクが知っていたカーンさんは中年のプロレスファンの方たちとおしゃべりするのが好きな居酒屋のご主人でしたね。終戦から2年後の1947年(昭和22年)生まれで享年76。新潟の高校には1年生のときまで通って、バスケットボールをやっていたそうです。
    ――身長190センチ超えですからバスケは似合いそうですよね。
    フミ 高校中退後、大相撲の春日野部屋に入門したのが1963年。お相撲をやめたのが70年の春場所後ですから、7年くらいお相撲をやっていた。最高位幕下40枚目ということは十両目前だったのでしょう。それから71年に日本プロレスに入門。当時の日本プロレスはジャイアント馬場さん、アントニオ猪木さん、大木金太郎さん、坂口征二さんらがトップだった時代。カーンさんのコーチは吉村道明さん。吉村さんは猪木さん、大木さん、坂口さんらをパートナーにアジアタッグ王座を何度も保持したアジアタッグの“生き証人”みたいな存在ですね。
    ――火の玉小僧と呼ばれ、回転エビ固めが代名詞だった吉村道明ですね。
    フミ なぜ吉村さんの話をしたのかというと、ボクがカーンさんの試合を初めて会場で見たのは小学6年生のときで、そのときはまだ若手で本名の小澤正志としてリングに上っていたんですが、その日、カーンさんは前座のバトルロイヤルで正面飛びのドロップキックをやっていた。いまのドロップキックって横飛びが主流ですよね。カーンさんはあの巨体で助走つきの正面飛びのドロップキックをやっていて、それが強くに印象が残っていて、お店に行ったときにその話をしたら「よく知ってるねえ、あれは吉村さんに習ったんだよ」とすごく嬉しそうに話してくれました。
    ――あの巨体で宙を飛ぶんですから印象に残りますよね。
    フミ カーンさんは日プロの崩壊にも関わった。坂口さん主導で、日本プロレスが当時旗揚げ2年目だった新日本プロレスと合併して新団体に模様替えするというプランがあって、実際に記者会見まで開いた。ところが、大木金太郎さんの選手会が「日プロを造反したアントニオ猪木と再び交わることはない」と反対したことでこの計画は幻に終わった。それでも、坂口さんは「自分は猪木さんと約束したので新日本に行きますよ」とこれを実行して、テレビ朝日(当時NET)の放映契約の内諾とともにプランどおり新日本に移籍した。
    ――テレビ朝日は日プロを放映してましたが、凋落気味だった日プロを見限って新日本に乗り換えたわけですね。
    フミ そのとき坂口さんと共に新日本に移籍した日プロの若手3人が木村聖裔ことのちの木村健悟さん、大城大五郎、そしてカーンさんだったんです。坂口さんグループ4人が合流後、現在も続く新日本プロレスの『ワールドプロレスリング』中継がスタートして、日本プロレスはそれから2ヵ月後の73年5月にあっさり崩壊した。もしあそこで新日本に移籍しなかったら、カーンさんのプロレス人生もだいぶ変わったものになっていたでしょうね。
    ――先日木戸修さんも亡くなりましたし、日本プロレス出身レスラーでご存命なのはグレート小鹿さん、北沢幹之さん、木村健悟さんの3人だけですかね。
    フミ あと新弟子だった藤波辰爾さん。新日本所属となったカーンさんはその藤波さんと第1回カール・ゴッチ杯(74年)の決勝戦を争った。カール・ゴッチ杯はのちの新日本のヤングライオン杯のモチーフとなる若手の総当たりリーグ戦。優勝した藤波さんはヨーロッパ遠征に行って、メキシコ、フロリダからノースカロライナ、ニューヨークを回ってWWFジュニアヘビー級王者として凱旋帰国する。アナログレコードに例えれば、つねにA面の活躍をしていたのが若き日の藤波辰己で、B面はキラー・カーンに変身してアメリカで大ブレイクした小澤正志ということになるのでしょう。カーンさんは77年夏にまずメキシコでテムジン・モンゴルというキラー・カーンの原型になる蒙古キャラに変身します。これはちょっと意外だけれど、メキシコでカーンさんを待っていたカール・ゴッチ先生がつけたリングネームだったんです。
    ――素晴らしいネーミングセンスですよ!
    フミ テムジンはモンゴル帝国皇帝チンギス・カンの幼名。テムジンとモンゴルを繋げたリングネームですね。メキシコではいきなり“仮面貴族”ミル・マスカラスのIWA世界王座に挑戦するくらいの番付で、若手の武者修行というよりはメインイベンターの海外ツアーのような扱いだった。メキシコ遠征後はNWAの激戦地といわれたフロリダに転戦。ヒールのトップのポジションで、当時大スターだったダスティ・ローデス、ジャック・ブリスコらと対戦するメインイベンターになった。キラー・カーンに変身したのがこのフロリダ時代だった。猪木さんと闘った“韓国の巨人”パク・ソンとのコンビでタッグ王座も獲りましたね。身体が大きいだけじゃなくて、よく動けて、アメリカでウケる怪奇派ヒール。天山広吉、グレート-O-カーンが継承したモンゴリアン・チョップの元祖はカーンさんです。日本人だけどモンゴル人キャラのカーンさんが編み出したことから「モンゴリアン・チョップ」なる名称として定着したという事実はちゃんと歴史に残すべきですね。
    ――桜庭和志さんもMMAで使っていたくらい誰もが影響を受けた技だった。
    フミ アメリカ各地で超売れっ子になったカーンさんは、小澤正志ではなくてキラー・カーンのキャラのまま81年3月に一旦帰国します。そのときにはシンディ夫人、アメリカ人の奥さんがいっしょに来て、乳母車に乗った長女のユキエさんも一緒だった。ユキエさんはカーンさんのお葬式で喪主を務めるため40数年ぶりに来日しましたね。■「新日本ワールド」試合映像拒否■全米熱狂のアンドレ・ザ・ジャイアント戦
    ■頑固おやじのボヤキ芸
    ■いまだミステリアスな引退理由を推測する■盟友ハルク・ホーガン……1万字インタビューはまだまだ続く

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  • K-1のONEチャトリ批判は何が狙いだったのか?

    2024-01-23 12:04  
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    ジャン斉藤が語る「K-1のONEチャトリ批判」について(ニコ生配信したものを再編集した記事です)【1記事から購入できるバックナンバー】・大晦日に公開プロポーズされた女性はどんな気分なのか■オギちゃんの彼女さん
    ・日陰者のグレイトカリスマ田村潔司に惑わされよう■松澤チョロの脱線プロレス
    ・オファーがあるのに「オファーがない」とは何か?■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク
    ・佐山聡に鉄拳指導された当事者が語る「地獄のシューティング合宿の真実」
    プロレス転向した佐々木憂流迦選手のインタビュー記事は読み応えあるんですが、キャリアをスタートしたばかりなのに試合も面白いんですよ。まず「格闘プロレス」じゃないのがさすがのセンスなんですよね。「格闘プロレス」がダメだと言ってるわけじゃなくて、たとえば中村大介選手のようにUWFが根っから大好きでUスタイルをやるのはすごくよくわかるんですよ。でも、べつにU系が好きでもないのに「格闘家だから」ってことでUスタイルっぽくやったり、格闘技の色を全面に出すのはどうなのかなと前から思ってまして。
    90年代から格闘家がプロレスに転向するときは「格闘家」として臨むみたいな風潮に拍車がかかったと思うんです。それは猪木さんがプロデューサーとして「変にプロレスを教えないほうが緊張感が出る」という方針もあったんですけど。昭和の時代はジャンボ鶴田や長州力などのオリンピックアスリートから、力士出身の天龍源一郎まで、みんなイチからプロレスに浸かって学んでいったわけですよね。そのうえでどことなくアスリートとしての顔を覗かせていた。憂流迦選手も昭和っぽい流れというか、「格闘家プロレス転向の呪い」を打破している感じはありますね。今後に期待しかないです。■女子格闘家シン・ユリDM被害
    ■那須川天心、武尊へのエールが炎上
    ■K-1とRIZINがONE批判
    ■秋山成勲のONE日本大会出場ツイートが最高
    ■RIZINランキング騒動
    ■飯伏幸太の「プロレスの仕組み」ツイート
    ■堀口恭司、UFC即タイトルマッチはあるのか?……まだまだ続く

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  • 堀口恭司、朝倉海はUFCと本戦契約できるが…■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    2024-01-18 21:17  
    200pt

    多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回も12000字で語ります(この記事はニコ生配信されたものを編集したものです)

    【1記事150円から購入できる過去記事】・驚愕のMMA大革命、迫る/RIZIN大晦日あれこれ■シュウ・ヒラタ・平本蓮、井上直樹、佐々木憂流迦、神龍誠のこれから■シュウ・ヒラタ・計量問題を考える/アイポークの現場で起きたこと■シュウ・ヒラタ

    ・西川大和、フェザー級転向■シュウ・ヒラタ
    ――シュウさん、明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。シュウ こちらこそよろしくお願いします。
    ――今回はRIZIN大晦日について振り返っていただきますが、まず井上直樹選手の試合(佐藤将光戦)が大晦日に発表されました。前回の配信では、井上選手は思案の末、大晦日の出場を断念したということでしたね。
    シュウ はい。無理に大晦日に出るんじゃなくて、じっくり準備しようということで。あとは試合数の多い大晦日の中で目立たない位置で試合をするのと、神戸大会でいい位置で試合をするのは、どちらがいいか?というブランディング的な視点でも考えてほしいと直樹選手には説明しました。それでじっくり1週間考えて、彼が決めたというのが経緯です。それで春のRIZINに出るということで、いろんな候補があったんです。たとえば大晦日で元谷選手に勝ったヴィンス・モラレス選手も結果次第ではありかなーっていう話があったんですけども、元谷選手が勝つかもしれないし、試合でケガするかもしれない。終わってみないとわからないじゃないですか。それに大晦日にカードを発表することを考えて、佐藤将光選手に収まったわけです。
    ――もしかしたらヴィンス・モラレスの可能性もあったけど、カード発表の関係で先に決めることになったわけですね。
    シュウ でも、RIZINさんとしても大晦日まで発表したかったと思うんですね。
    ――井上選手が大晦日に出るとしたら誰が候補だったんですか?
    シュウ まず今回決まった佐藤将光選手の話もあったんですけども、あとはキム・スーチョル選手。スーチョル選手はいいペースで試合をしているのに対し、直樹くんは手術明けですし、自分で1週間考えた結果、しっかりファイトキャンプを張って万全の状態で試合をするという選択をしました。最初は2月の佐賀大会という話だったんですけども、ギリギリになって3月の神戸になったんですよ。
    ――RIZINがバンタム級挑戦者決定戦的なカードを組んだということは、佐藤将光選手はRIZINと複数回契約を結んだということですよね。
    シュウ そうなりますよね。私が聞いたのは、佐藤選手はできれば1試合ごとの契約にしたいという意向があったらしいんですけども、複数試合契約で落ち着いたんじゃないかなという感じですよね。
    ――先日の太田忍戦はスクランブルだったからワンマッチ契約は仕方ないにせよ、井上直樹選手クラスを当てていくんだったら、やっぱり複数回契約を結んでいきたいですよね。
    シュウ やっぱりRIZINさんとしても「見えないランキング戦」はやっていきたいですよね。それがワンマッチ契約だと他の団体に行っちゃう可能性もありますからね。一部のファンはランキングを作れという声が時折聞こえますけど、UFCみたいに全員が4~5試合の複数試合契約のサインするのならわかるんですけど、RIZINさんは選手によりけりで契約も微妙に違うんで、そうなるとランキングを作るのが難しくなるんですよね。
    ――せめて1階級に20~30人近く選手がいないとランキングって機能しないですからね。そして佐賀大会ではヴガール・ケラモフvs摩嶋一整も決定。前回の配信では「摩嶋選手はいい相手と組まれる」ということでしたけど、たしかに「いい相手」すぎますね(笑)。
    シュウ はい(笑)。摩嶋選手はRIZINで斎藤裕選手やクレベル・コイケ選手、金原正徳選手とか強い相手にしか負けてないですからね。RIZINフェザーのランキングの中では、やっぱり上位に踏み込めるポテンシャルのある選手だとボクは思っているんですよ。そういう意味では元王者のケラモフに勝てば、これまでの負けを取り戻せます。しかも佐賀はケージなんですよ。摩嶋選手にとってケージは有利なんじゃないかと思いまして、摩嶋選手やコーチの毛利(昭彦)さんと相談して受けることにしました。
    ――強敵だからこそ勝てば評価が上がるわけですよね。
    シュウ 勝負は時の運なんでどう転ぶかわからないですけど、やるんだったら強い選手とやらないと評価は上がっていかないですよね。たとえば自分よりランキングの下の選手に勝ってもそこまで上がらないし、逆に負けたら下がるだけじゃないですか。
    ――やっぱり団体のマッチメイカーは「誰に勝ったか」「試合が面白いか」などを見ますよね。
    シュウ そうなんですよ。たとえばUFCのフライ級で平良(達郎)選手が5連勝してようやくランキングに入りましたけども、あれは不運なことに相手の計量オーバーやケガなんかでランカー相当の選手と当ててもらえなかったところもありますからね。
    ――平良選手はホントついてなかったですねぇ。
    シュウ 摩嶋選手に話を戻すと、摩嶋選手の場合はフルタイムで仕事しながら試合に出てるんですよね。仕事の兼ね合いもありながら試合を決めるんですけども。前回は計量オーバーしてしまったので、新しくフィジカルトレーナーを雇うことになりまして。また違った摩嶋選手が見れるんじゃないかなと。
    ――RIZINにしては珍しく佐賀も神戸もカードがほぼ固まってるみたいですね。
    シュウ 5月の有明(4月29日に変更)も発表されて。ジャンさんも聞いてると思うんですけど、夏はもうひとつ大きいイベントがあるかもしれないんですよね。――ボクは何も言ってないですけど(笑)、いまのRIZINは大晦日だけじゃなくて、夏に山場が用意されているかもしれないってことですね。
    シュウ いまはベラトールやONEがこの先どうなるかわからないし、UFCも集団訴訟の件がありますよね。これから北米には“MMA浪人”が増えてきそうな中、定期的に試合を組んでくれるRIZINは安定感がありますよね。
    ――RIZINはパフォーマンス次第で年間3試合は組んでくれそうですもんね。まあRIZINのことなので「一寸先はハプニング」なんですけど(笑)。
    シュウ いまの選手たちってラスベガスとかやたら大きいチームに集まって練習するじゃないですか。役者になりたい人たちがハリウッドやニューヨークに集まるのと同じで、MMAの場合はラスベガスか、ATTやキルクリFCなどがあるフロリダなんです。みんなそこで情報交換するわけなんですけど、ひとつだけ確実に言えるのは非UFCはトップファイターを除いて、多くの選手たちが不安定な状態で待たされているということですね。そういうことも、ベガスやフロリダのチームにいると、日々チームメイトたちと情報交換ができるんで、そういった業界全体の事情もわかるということなんですよね。ですからそういう場にいない選手たちは「なんで自分の試合が組まれないのか?」「なんでこんなに時間がかかるのか?」とマネジメントに聞いてきますけど、逆にベガスとフロリダにいる選手たちからは、そういう疑問は出てこないんです。「はい、チームメイトで、ベラトールのランカーも待たされてます」。だから、自分はまだだとわかるんですよね。
    だからRIZINみたに2月、3月、5月……と大会をどんどん決めてくれるのは羨ましいと思いますよ。我々マネジメントにとっては、選手が試合しないと儲けにならないんで、一番すぐに決めたいのは試合なんですよね。それは選手たちとまったく同じ思いです。
    ――ヴィンス・モラレスもいい仕事にありつけたところはありますよね。
    シュウ そうなんですよ。ボクがヴィンスのマネージャーだったらどんどんプッシュして、2月か3月に、または最低でも5月に入れるように交渉しますね。元谷選手に勝って一気に名前が上がったわけだから。
    ――シュウさんがマネジメントしている選手でいえば、神龍選手は堀口選手相手に強さを見せたんですけども、残念ながら負けてしまいました。・神龍誠vs扇久保博正はありか
    ・堀口恭司、朝倉海はUFCと契約できるが…
    ・平本蓮は2月末から海外の某所で練習
    ・アーチュレッタは戻し計量をクリアできたのか
    ・ONEの先行きは……まだまだ続く12000字!

    この続きとRIZIN大晦日、ブラックローズ、堀口恭司、全日本プロレス…などの12月バックナンバー記事が700円(税込み)でまとめて読める「11万字・記事14本」の詰め合わせセットはコチラ 
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  • 2冠、結婚、プロモーター…堀口恭司「あれが本当のオレだから」

    2024-01-17 16:26  
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    『TOP BRIGHTS』を直前に控えた堀口恭司インタビューです!(聞き手/松下ミワ)【1記事から購入できるバックナンバー】・斎藤裕、石渡伸太郎が生き抜いた“冬の時代”のマネジメント術■遠藤正吾
    ・ヴガール・ケラモフ「憧れだったPRIDEの続きができて夢のようだよ」
    ・「美しきドブネズミの伴走者」平本丈インタビュー
    ・RIZINフェザー級チャンピオン・鈴木千裕13000字インタビュー
    ――堀口選手が立ち上げる格闘技イベント『TOP BRIGHTS』の開催(1月21日)が迫ってますが、準備のほうはいかがでしょうか?
    堀口 もう1週間前なのでバタバタです! 初めてのことなんでいろんなトラブルも多いんですけど、それも含めて自分は楽しんでるんですけどね。
    ――旗揚げイベントにして、U-NEXTやABEMAでの配信を決めたり、最寄りの太田駅からシャトルバスを出したり、手際のよさも感じるんですけども。
    堀口 まあ、そこらへんは自分がやってるんじゃなくて、裏方の人たちがやってくれてます。それも本当に初めてなんでみんなバタバタっすよ。
    ――そもそも『TOP BRIGHTS』での堀口選手の役割というのは?
    堀口 自分はプロモーションだったり、選手紹介だったり。あとは初めてやることで人手が足りてない部分も多いんで、自分も裏方もやったりしてますね。
    ――神龍(誠)選手との試合が12月31日にあって、年が明けてからその作業にシフトチェンジして。
    堀口 いや、年が明けてからちょっと休んで、そこからシフトチェンジって感じです。大晦日までは試合に集中してましたし、周りが気を遣ってくれて、こっちに話を振らないでやってくれてて。
    ――あ、気を遣われてるなというのはわかりながらも。
    堀口 まあまあまあ。だって、自分が負けたら絶対に興行もコケるじゃないですか。
    ――なるほど! そう考えると、大晦日の試合って思っている以上にプレッシャーのかかる試合だったんですね。
    堀口 まあそういう人生を送ってるんでしょうがないんですけど。
    ――というか、堀口選手っていつも試合後にイベントや取材が詰め込まれてますよね(笑)。
    堀口 だって、いつもすぐアメリカに帰っちゃいますから。日本にいるあいだしか動けないじゃないですか。だから試合後にやるしかないんですけど……ちょっと「どうなのかな?」と思うことがありますよ!
    ――試合後にイベントがあることに、ですか?
    堀口 いや、予定があるのは全然いいんですけど、釣りに行けないことですよ!(笑)。
    ――そっちですか!「なんで試合後に予定を入れるんだ」「プレッシャーになるじゃないか」とかじゃなく(笑)。
    堀口 ただ釣りに行きたいだけ! まあでも格闘家として「負け」はやっぱダメなことなんですけど、試合後の予定がプレッシャーにはならないですね。自分も「試合前に『TOP BRIGHTS』があるからコケられない」とかは思わないです。何があろうが選手としては目の前の試合に勝つことが一番大事ですから。
    ――実際、自分で興行を携わることになって何か発見もあります?
    堀口 やっぱり細かい部分ですよね。たとえば、セコンドが持つバケツだったり、そういう細かい部分が選手を経験してないスタッフだとちょっとわかってないときとかあるんで。
    ――「このバケツがちょうどいいサイズなんだ」だったり。
    堀口 あとは選手が泊まるホテルも地方なんで朝食がパンだったりとか。自分は「パンじゃないほうがいいんじゃないの?」というアドバイスをしたり。
    ――それはたしかに選手側の視点です!(笑)。
    堀口 やっぱりタンパク質を採らないと。体重も落ちづらいし。で、今回、ATTの選手が早めに来日してきてくれたんで、それでいろいろ気づけたりもしていて。だから「早く入ってくれて本当にありがとう!」という感じですね。
    ――「キョージ、あれはどうなってるんだ?」とか、いろいろと言われるわけですね。
    堀口 最初の頃は「キョージ、マジで部屋が狭いから変えてくれ!」と。それで全選手のホテルを変えたりとか。
    ――減量があるから、サウナがついているかどうかも気になりますし。
    堀口 サウナはねえ、地方だとなかなか設置しているホテルがないんですよ。体重は半身浴で落とせるように、バスタブがちゃんとしてるところを選んだんですけど。選手によってはサウナがいい選手もいると思うんで、次やるときはまた考えないといけないですよね。まあこれもいい経験かなと思ってます。どんなものでも最初は何もないところから始まりますから。
    ――いまは盛り上がっているバンタム級も、堀口選手がRIZINに帰ってきたときは正直階級として確立されてる感じはなかったですね。
    堀口 そこは自分だけじゃなくて、いろんな要素が絡み合って盛り上がってますけどね。海くんが出てきたり、格闘技っていろんな選手が出てきて盛り上げるものなんで。ひとりじゃやっぱり盛り上げられないので、まあ自分がRIZINに出たことによって強い選手が集まってきたかなというイメージですよね。
    ――ベラトールのバンタム級もいまほどの選手層ではなかったですし。
    堀口 ひとり本当に華がある選手がいて注目されてると、やっぱりみんな「あそこ出たい」となるんで。自分もそういう団体をつくりたいなと思ってますけどね。まあでも、自分がRIZINに戻ってきてバンタム級を盛り上げたというよりは、やっぱり榊原(信行・CEO)の仕掛けがうまいですよ。自分を確保しておいて「じゃあ、この選手を当てよう」「この選手に呼んでこよう」と。全部榊原さんの思い描いたようになってるんじゃないですか?(笑)。
    ――地獄のプロデュースですか(笑)。
    堀口 やっぱり興行は指示係がちゃんといないと成り立たないですよ。自分も興行に携わってみてそう思いますもん。なので、自分も指示係になろうと思ってたんですけど、なかなか難しいです。やっぱり初めてなんで。
    ――よくよく考えてみると、バンタム級GP優勝からの那須川天心戦、そしてダリオン・コールドウェル2連戦も普通は思いつかない“指示”ですよね。
    堀口 あのキックルールもよかったんじゃないですかね。天心くんは知名度が凄くあったし、本当に当時はどっちが強いかわかんなかったじゃないですか。そういうところでKIDさんと魔裟斗さんが試合したときの熱が少し戻ったのかなと。そこから日本の格闘技は火がついたんじゃないかなとは自分は思いますけどね。
    ――ちなみに、先日、朝倉未来選手との対談映像でBreakingDownや『TOP BRIGHTS』のこともいろいろお話しされてましたよね。
    堀口 ああ、あれは自分は主催者としては何も知らないゼロからのスタートなんで、ちょっとアドバイスもらえればいいかなということで。自分らはまだ1回も興行を打ったことないから、自分としてはコラボとかは二の次なんじゃないかなと思ってて。まず目の前の『TOP BRIGHTS 1』をしっかりやって、継続できるように収支も立てていきたいですね。
    ――気の早いファンは『TOP BRIGHTS 』とBreakingDownがコラボみたいに騒がれましたけど、そこはまず地に足をつけて。
    堀口 それはそうですよ。だって、同じまだ土俵にも立ってないし。
    ――謙虚ですね。
    堀口 いやいや、それがたぶん一般論です。だって、こっちはまだ何もしていないじゃないですか。たとえば、アマチュア選手がプロになってすぐ「勝てます」と言っても誰も信用しないですよね。自分はまずそこの信用をつくりたいなと思っているんで。だから、あの対談はまだ早かったんじゃないかなと思いますけど、実際にはいい宣伝効果になったんじゃないかなとは思いますよね。
    ――実際、動画の中でも「まだ1回も興行やってないから」とおっしゃってましたもんね。
    堀口 そうそう、自分はまだその位置に立ててないですから。「オレら、まだ興行も打ってないですからね」と言ってますし、そこは筋が違いますよね。
    ――堀口選手って、動画も含めて「BreakingDownみたいなのは好きじゃない」とおっしゃってますけど、BreakingDownはイベントとしてはちゃんと地位が確立されているものだから、そこは朝倉未来選手に対してはリスペクトがあるというか。
    堀口 それはもちろんです。向こうはプロモーターとして収支が合って儲かっているわけじゃないですか。だからそこは凄いなと思います。ただ、やっぱり自分は格闘技というものを悪いイメージにしたくはないなと思ってるんで。正直、自分は好きではないですよね。
    ――朝倉未来選手ご本人の前でもはっきりおっしゃってましたよね(笑)。
    堀口 いや、本人の目の前で言えないことだったら言わないほうがいいじゃないですか。なので、自分はあんまり好きじゃないです(キッパリ)。
    ――堀口選手としては、やるんだったらビジネスとして確実に進めなきゃならないけど、ちゃんと理想の格闘技ができるようなものを目指したいということですよね。
    堀口 そうです。自分が18歳でクレイジー・ビーに入って、そのときくらいからもう格闘技の冬の時代が入ってて。ああいう時代が来ちゃうと競技人口だって減っちゃうし、格闘技に夢を持ってくれる人たちもいなくなっちゃうんでね。ああいう時代をつくりたくなくて『TOP BRIGHTS』をやりたいなと思ったので。
    ――BreakingDownは会見も派手でPR力がある一方、『TOP BRIGHTS』は本物路線というコンセプトで、そういう派手な煽り合いはやったりしないというか。
    堀口 いや、でもそこは選手たちによりますよ。
    ――あってもいいですか。
    堀口 本当にバチバチに煽りたい選手が来たら、会見でやり合っちゃうかもしれないし。それはそれでリアルなものなんでいいのかなと思いますけどね。全部が全部ダメと言ってるわけではなくて、そこはやっぱ観客ありきというか人気商売なので、たまに乱闘があったほうが見てる側は「おお、なんだ?」となりますよね。だから、たぶんですけど、BreakingDownはそれがもう日常茶飯事じゃないですか。
    ――それを『TOP BRIGHTS』でやったら……。
    堀口 そこは「結局、同じじゃねえかよ」という人たちがいると思うんですけど(笑)、そこからまた格闘技に入ってくれればいいかなとも思っていて。正直言って、あんまり他人の団体を悪くは言いたくないんですけど、BreakingDownって煽りはほぼみんな見るじゃないですか。でも試合になると「ん?」というのがほとんどだと思うんですよ。とくに自分はプロなんで、あれは面白くないなと思っちゃうんですけど。だから『TOP BRIGHTS』でああいう煽りあいがあったとしても、試合内容でも魅せられたら、もっと面白いと思うんですよね。
    ――その理想系がまさに堀口恭司vs神龍誠だったりしますよね。煽って煽って、試合でもちゃんと魅せられて。
    堀口 でも、あれは正直言って、いろいろ向こうが煽ってくれたから自分も言えたというのもありますよね。だって、相手も文句を言わずに「リスペクトします」と言われたら、こっちは言えないじゃないですか(笑)。だからまあ、そこは「いろいろ言ってくれてありがとう」って感じです。
    ――堀口選手の煽りがいい感じなのは、演じてるようで演じてないというか。
    堀口 そうそうそう。自分、演じてないですから。普通に思ったことを正直に言ってるだけで。もちろん煽りに使ってほしいから言ってることもありますけど。でも、昔はRIZINさんはそういう部分はカットしてたんですよ。でも、なんか今回から使い出しちゃって(笑)。
    ――ハハハハハハハ!
    堀口 まあまあ、いいんですけど。あれが本当のオレだから。・あのときの朝倉未来への発言は……
    ・試合順とプロポーズ
    ・神龍誠戦振り返り
    ・この先のこと
    ・ATT入りには堀口恭司の推薦が!?……12000字インタビューはまだまだ続く!


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  • 笹原圭一の「泣いて、笑って大晦日RIZIN」を語ろう【17000字!!】

    2024-01-13 23:18  
    230pt

    大会後恒例!RIZIN広報・笹原圭一さんのRIZIN大晦日総括17000字です!(聞き手/ジャン斉藤)


    【1記事から購入できるバックナンバー】・RIZINアゼルバイジャンに見えた「PRIDE.1」■笹原圭一
    ・PRIDEからRIZINまで! 選手の名前をコールし続けた男・太田真一郎
    ・RIZIN離脱……高田延彦という後味の悪い男
    ・さいたまスーパーアリーナ担当者に聞く「格闘技の聖地」になった理由
    ――笹原さん、大晦日は最高でした! ……でも、朝倉海vsアーチュレッタの計量オーバーでギリギリまでドタバタするのもRIZINらしいなと。
    笹原 今回は全カードも早めに決まってケガによる欠場者も出なかったので、何事もなく大晦日当日を迎えられるのかと思っていたんですけどね……どうもウチには「地獄のプロモーター」だけじゃなくて「悪魔のシナリオライター」もいるみたいです(笑)。
    ――タイトルマッチの1つが体重オーバーで消滅の危機って、たしかに最悪のシナリオですよ!
    笹原 アーチュレッタは早めに来日して調整してたんですけどね。
    ――本人は試合後に明かしていましたけど、じつは体調不良だったと。いつくらいから危険信号を感じていたんですか?
    笹原 体調不良の件は試合後の彼のコメントで我々も初めて知ったんですよ。だからそういう予兆も全然わからなかった。前日の写真撮影のときにも本人から「いま65キロ。残り4キロだから順調だよ」と聞かされて、佐伯さんも「いやぁ、これで体重の不安もないからフアン・アーチュレッタじゃなくてアンシン・アーチュレッタだがや!ガハハハハ」とか余裕ぶっこいていたんです。
    ――「安心ですメロン」ことアンデスメロンのような体型の佐伯さんが!(笑)。
    笹原 ただ前回の試合(扇久保博正)でも本当にフラフラだったので、ボクは全然楽観視していなかったんです。で、蓋を開けてみたら当日に水抜きしても全然落ちなくて、1.2キロ落ちたところで汗が止まってしまったと。
    ――それで2.8キロオーバー。
    笹原 アーチュレッタは今回が初めての計量オーバーなんですよね。だから舐めているとか落とす気がなかったとかじゃないと思うんです。いままではずっとやれてきたけど、年齢とか何かしらの壁に当たってしまったんじゃないかなと。体調不良も影響したかもしれないし。
    ――計量オーバーはタイトルマッチで起きちゃうと扱いがますます厄介ですよねぇ。
    笹原 競技だけで考えたら2・8キロオーバーなら「中止です。以上!」なんですけど、プロモーターはそれじゃ済まないんですよね。なかにはそういう判断をするイベントもあるかもしれませんが、ボクはそれは競技に逃げているとしか思えない。
    ――中止することが「競技に逃げているとしか思えない」と。
    笹原 もちろん競技的側面を否定しているわけじゃないでよ。それはもちろん大事ですし、大前提です。ただなんか都合のいいときだけ「競技」を持ち出すのは卑怯だなって思うわけです。RIZINは競技性ももちろん追求していますけど、同時にエンターテインメント性も追求して、かつそれを同時に成り立たせられると思ってやっている。だから今回もギリギリまで、試合を実現させるために動いたってことです。
    ――UFC279の大シャッフルじゃないですけど、プロモーターはどんな手段を使ってもギリギリまで粘らないといけないってことですね。
    笹原 競技的なところを大きくはみ出さないように、ギリギリのところで踏み留まりながら調整をする。お客さんはもちろん、スポンサーさんや配信するプラットフォームに対しての責任もそうですが、我々がやれることをやり尽くさなきゃ、それこそイベントに熱なんて生まれようがないですし。
    ――バンタム級で2・8キロもオーバーしてるわけですから、試合を実施するならペナルティを課さないと朝倉海が圧倒的不利になりますよね。
    笹原 ただ、難しいのはそのペナルティの設定なんですよ。あまり追い詰めるとアーチュレッタの心が折れちゃって「もう試合は無理」って言い出す可能性だってある。アーチュレッタは自分が悪いと自覚しているし、試合をする気持ちが折れなかったので話し合いができたんですけど、両選手のあいだに入って落としどころを探すのは本当に骨が折れました。
    ――無理な設定にすると生命に危険も出てきますよね。通常の試合と違ってタイトルマッチだとキャッチウエイトにすればいいわけでもないから、話はややこしくなりますし。
    笹原 RIZINだとタイトルマッチで計量オーバーが起きてしまった場合、それでも試合を実施するときは、オーバーしたほうが勝ってもノーコンテストで王座空位のまま、というふうにしてますけど、そのルールに対していろんな意見があるのはよくわかるんですよ。「これで完璧だ!」なんて1ミリも思ってないですし。
    ――というか、どこの団体の計量オーバー問題も絶対的な正解ってないんですよね。
    笹原 原理原則としては、どのカードも平等で等しく重要なんですけど、さっきの競技の話と同様にそこにあぐらをかいてちゃダメで、現実的にはタイトルマッチや注目カードは他のカードと比べると当然重たくなることを認めたうえで、その重さも加味して判断しないといけないと思います。
    ――今回に関しては朝倉海、アーチュレッタ、主催者3者ともに「試合を成立させたい」という前提があるから交渉はまとまったということですね。
    笹原 ギリギリで歩み寄った結果、試合1時間前に戻しの体重制限を設けることで両者合意できたんですけど、ただ開始時間って、前の試合の終了時間にも左右されるから、いつとは明確には決まってないんですよね。なので2試合前の平本蓮vsYA-MANが始まったら、我々主催者、海選手陣営の確認のもとアーチュレッタが体重計に乗るという話になったんです。
    ――試合1時間前に計量って前代未聞ですよね。
    笹原 リカバリーやアップの時間を考えると相当シビアです。ただ、当然海選手サイドからしたら、戻しの体重にこだわるのもよくわかりますし。
    ――THEMATCHの那須川天心vs武尊のときは4キロ戻しの62キロルールでしたよね?
    笹原 そうです。ただあのときは試合3時間前でしたし、その条件はずいぶん前に合意できていましたから。今回は本当にギリギリのタイミングで両者合意して、約束の時間にアーチュレッタの控室に体重計を持ち込んで、海選手のセコンドのいる前で計量してクリアしたんですよ。で、これどこかで見たことのある光景だなと思ったら、天心vsメイウェザーのときのバンデージ騒動が起きた部屋だったんですよ。
    ――会場入りが遅かったメイウェザー側が天心のバンテージをチェックできてないから、もう一度巻き直せと言い出した騒動ですね。
    笹原 バンテージを巻くのって最低でも30分くらいがかかるのに、メイウェザー軍団が「もう一度やれ」と言ってきかなかったあの部屋ですよ(苦笑)。
    ――起きてほしくないトラブルが起きてしまったけど、みんなで歩み寄ってなんとか成立したという。
    笹原 どんな方法がいちばん正しかったかはわからないです。海選手もアーチュレッタも言いたいことはあったと思うし、ボクらもどちらかに無理やりはやらせたくはない。でも、最後まで諦めないで面白いものを作りたい、届けたいという執念だけでしたよね。
    ――試合当日に協議は持ち越し……と聞いて試合はもう難しいと思ってました。アーチュレッタが勝つつもりで試合を捨てなかったのがせめてもの救いでしたね。
    笹原 それは自分が置かれた状況への怒りもあったんじゃないですか。いちばん悪いのはクリアできなかった自分なんですけど、すべてを受け入れるしかないという覚悟が決まった。レッドカードスタートだから判定になれば絶対に負けになるので倒しにいくしかない。自分を奮い立たせるために怒りで自分に火を付けたんじゃないですかね。
    ――ラウンド終了のゴングが鳴っても攻撃の手が止まらなかったのは、そのスイッチが……。
    笹原 当然あれはやっちゃいけないことです。あの行為を擁護する気はないですけど、でも人間って追い込まれたときって冷静さを保てないってことですよね。
    ――猪木さんは常々「怒りをエネルギーに変えろ」と言ってましたけど。
    笹原 「アーチュレッタ、オマエは何に怒ってるんだい?」「全日に行った武藤です!」……中西学のように言うわけないんですけどね(笑)。
    ――猪木問答!(笑)。
    笹原 海選手もこんなシチュエーションで試合をやることになって、やっぱり怒りはあったと思いますよ。しっかりKO勝ちで白黒つけたことはすごく大きいですよね。
    ――その朝倉海はUFC行きを現実的に掲げてますけど、RIZINとの話し合いが必要ということはRIZINとの契約がまだ残っているということなんですか?◎堀口恭司&川村那月プロポーズ劇場◎試合順とプロポーズは関係なし
    ◎PPVはRIZIN史上最高の売れ行き
    ◎クレベル・コイケの契約更新は?
    ◎たまアリ休館の影響は?
    ◎マイクなしのYA-MAN
    ◎平本蓮のプレッシャー
    ◎キックボクサーのMMA転向ドラマ
    ◎矢地祐介が面白い……17000字インタビューはまだまだ続く

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  • 「これは中毒になりますよ……」佐々木憂流迦、プロレスデビューを振り返る

    2024-01-12 20:55  
    200pt
    ノアでプロレスデビューをはたした佐々木憂流迦インタビュー!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・伝説のバー『ココナッツリゾート』はこんな店だった■齋藤彰俊
    ・恐るべきプロレス団体リングスの真実■長井満也インタビュー
    ・スーパースター・ビリー・グラハムのサイケデリックな世界■斎藤文彦INTERVIEWS
    ・【月刊FANZA編集長】プロレスとアダルトビデオ■松澤チョロの脱線プロレス
    ――憂流迦さん、おひさしぶりです!憂流迦 すごい久しぶりですよね。いつ以来ですか?
    ――直接お会いするのは、なんと9年ぶりですね。
    憂流迦 えーっ、そんなに(笑)。なんかジャンさん、長髪になってるし、雰囲気が変わりましたよね。
    ――全日本プロレスの斉藤ブラザーズリスペクトからです!(笑)。憂流迦さんもMMAの時代と比べて身体がデカくなってますよ。身体を大きくするのは大変でした?
    憂流迦 いやあ、めちゃ大変です。もともと大きくなりやすいんですけど、なかなか上半身に肉がつかなくて。腹回りばっかついちゃうんですよ。エキシ(11月13日/新宿FACE)のときも90キロ超えてたんですけど、腹回りがちょっと恥ずかしいなって(苦笑)。
    ――そこはもうちょっと仕上げたいところはあったんですね。
    憂流迦 そうですね。でも、時間はかかりますし、いきなり完全体で出られたら最高なんですけど、なかなか難しいですよね。
    ――体重を増やせるけど、身体を作るのは別の作業ってことですね。
    憂流迦 ホント別の作業です。もともと格闘技には胸筋がいらなかったんですよ。でも、プロレスでは胸にないとチョップを食らうと痛いじゃないですか。筋肉隆々まではイメージしてないですけど、どんな攻撃でも全部耐えられる身体に仕上げたいですよね。――格闘家時代はフライ級やバンタム級の身体づくりでしたが、プロレスラーの今度はまた違った意味で節制が求められると。
    憂流迦 それ、本当に思いましたね。やっぱりもう完全に土俵が違う。MMAの減量はキツイです。だってあれは相当削っているし、身体にダメージが残りますよ。内臓系もやられるし、よくないですよ(苦笑)。――ついちょっと前までやっていたのに(笑)。
    憂流迦 なんか信じられないですねぇ。いまは大きくすることが目的で、無理に減量してるわけではないから全然健康です。――ノア道場で練習をされていたということですが、いつくらいから始めていたんですか?
    憂流迦 いまから1年前ですかね。――デビュー戦までの準備に1年はかかったということですね。
    憂流迦 だって受け身はほとんどやったことなかったですから。なんとなく動けるけど、ちゃんとした受け身とか大事な基礎の部分が全然だったんですよ。受け身の練習は超大変です。MMAだと受け身を取ることがないというか、頭を守りながら落ちることはあるんですけど。
    ――全日系は受け身を超重視するから、その練習は相当ハードだって聞きますね。
    憂流迦 たしかにしんどかったです。ノア道場のマットは硬いから、すっげー効くんですよ。受け身の練習だけで1日が終わったこともありましたし。――うわー、キツくなかったですか?
    憂流迦 でも、格闘技もしんどいじゃないですか。プロレスに受け身は絶対に必要な技術だし、「これくらいしんどいのはあたりまえなんだろうな」って。――プロレスは派手な大技だから危険だというわけじゃなくて、何気ない動きや技を失敗しても事故になりかけますもんね。
    憂流迦 プロレスはめちゃくちゃ危険ですね。疲れてきて受け身がブレたら大ケガするし、常に緊張感を持たないといけないですよね。これから連戦するときもあるので、常にテーマを持って臨むことで緊張感が途切れないようにしていきたいですね。――ノア道場ではどんなペースで練習されてきたんですか?
    憂流迦 週3~4日ですね。合同練習にも出ていますし、若手の合同練習にも参加してます。道場に行かない日はジムでトレーニングしてて。ボクは走るのがダメなので、ミットで有酸素運動をやってました。――ノアの先輩レスラーと交流はあるんですよね。
    憂流迦 あります。ただ、会うたびに思いますけど、「どこ攻めれば倒せるかな?」って考えちゃいますね……。――えーっ、どういうことですか?
    憂流迦 たぶん自分のクセなんですけど、みんな身体がデカいじゃないですか。普通にロックアップしたら絶対に負けるから、どう攻めれば崩れるかな……みたいなことを考えちゃうんです(笑)。
    ――格闘家の習性ってやつですかね(笑)。憂流迦選手のデビュー戦を見て思ったのは、いい意味で格闘家の色がなかった。格闘家が「格闘プロレス」をやらなかったところが興味深かったんですよね。
    憂流迦 わー、嬉しい。それはめっちゃ嬉しいです。
    ――ご本人としても「格闘家」のイメージは消したかったんですか。
    憂流迦 そうですね。でも、そこは格闘家からの転身なんで絶対に残るんですけど。エキシビジョンのときのコスチュームはファイトショーツだったんですよ。デビュー戦のときに全部変えたのは、この日からプロレスラーとして見てほしかったからです。――ああ、なるほど。つまり「コスチュームを変える=格闘家の衣を脱いだ」ということだったんですね。
    憂流迦 格闘家の残り香はありつつも、プロレスラーとして見てほしい。なので「格闘家の色がなかった」と言われるのはめっちゃ嬉しいです。レガースも付けないし、蹴りにも頼りたくなかったですし。――格闘家のプロレスはどうしてもUスタイル寄りになりがちですね。
    憂流迦 でも、それだとそのまま終わっちゃう気がしたんですよね。プロレスを続けていくために幅を広げたいなって。やっぱりボクがプロレスファンとして憧れていた武藤(敬司)さん、(中邑)真輔さんから強さは垣間見えるけど、それだけじゃないですよね。やっぱり違うじゃないですか。――憂流迦選手のプロレスラーの夢に再び火を付けたのはその中邑真輔だったんですよね。ニューヨーク在住時に交流もあって。
    憂流迦 もう完全に真輔さんのせいですね(笑)。お正月のグレート・ムタと真輔さんの試合を見に行って……あんなすごいものを見せられたらもうダメですよ。プロレスをやりたくなっちゃいましたよねぇ。あの試合はすごく美しいです。ボクは「きれい」なプロレスが好きなんですよね。ムタと真輔さんの試合はきれいを通り越して美しいです。入場からもうヤバくて、思わず「かっこいい!」って声が出ちゃいましたし。
    ――あの試合がきっかけでプロレスを始めたからには、いつかあそこまでたどり着きたいわけですよね。
    憂流迦 そんなおこがしましいこと、言えないです!(笑)。そんなことは言えないですけど……まあでも、憧れのプロレスラーですし、ショッキングな感銘を受けたので目標にしちゃいますよね。・武藤敬司リスペクト
    ・デビュー戦前は寝られなかった
    ・プロレスとMMAの寝技の違い
    ・猪木さんは動きが美しい
    ・ロープブレイクの緊張感 ・MMAのほうは……まだまだ続く

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  • クリス・ジェリコ性的暴行疑惑騒動の顛末

    2024-01-12 19:40  
    200pt

    アメリカンプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはクリス・ジェリコ性的暴行疑惑の顛末です!
    <1記事から買えるバックナンバー>・長井満也インタビュー「いつのまにか解散してしまった新生UWF」
    ・高木三四郎大社長がやってきた■松澤チョロの脱線プロレス
    ・サインボードから巻き起こった女子レスラーの告発騒動

    暮れも押し迫った大晦日に、衝撃的なニュースがSNS上を駆け巡った。
    「クリス・ジェリコが女子レスラーをレイプした」
    プロレス界の大物の1人、AEWのクリス・ジェリコが、過去に女子選手に対し性的暴行を加え、それが原因でその女子選手は会社をやめていたとの疑惑であった。また、こともあろうにAEW社長のトニー・カーンが、そのことを隠蔽するため、ジェリコらと秘密保持契約(NDA)を結んでいたとの噂も広まる。
    この噂が流れた当日、試合があったジェリコに対し、悪ノリした観客たちは「NDA! NDA!」と叫び悪態をつき、ブーイングを浴びせるなど、疑惑の主ジェリコを責め立てた。
    日本はといえば、おりしもダウンタウン・松本人志による性加害疑惑が世間を騒がせていたこともあって、噂段階にもかかわらず、敏感に反応しすぎてしまったファンらがジェリコとカーンを手厳しく非難してしまうほどだった。
    いわゆる主要プロレスメディアとして信頼されている、レスリング・オブザーバーやファイトフルのようなニュースサイトが発した情報ではなく、あるプロレスジャーナリストの発言したゴシップ的な内容を、あるファンが拡大解釈し、投稿したことから広まった「クリス・ジェリコ性加害疑惑」。危うく人気プロレスラーがキャンセルされ、闇に葬り去られそうになった、この疑惑騒動のあらましはこうだ。
    ことの発端は、世を騒がせた“あの事件”であった――。<まだまだ続く>

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  • ロック様のマーク・ケアー物語…MMAが「みじめな戦い」だった時代

    2024-01-06 21:45  
    200pt
    ジャン斉藤が語る「ロック様のマーク・ケアー物語」について(ニコ生配信したものを再編集した記事です)【1記事から購入できるバックナンバー】・スーパースター・ビリー・グラハムのサイケデリックな世界■斎藤文彦INTERVIEWS
    ・リングス伝説の佐竹雅昭戦とは何だったのか■長井満也
    ・評判の悪い映画『アントニオ猪木をさがして』について

    昨年の話になっちゃうんですが、Show大谷さんが構成を手掛け、箕輪厚介氏が編集した堀口恭司の本『イージーファイト』が火種となって、サブカル界隈ではけっこうな揉め事が起きていたんですよ。何があったかは水道橋博士のnote(https://note.com/suidou_hakase/n/n175f164adc5c)に詳しいんですが、ビックリすることに誰も『イージーファイト』を読んでないのに大問題に! これはもうShow大谷さんの印象の悪さが大嵐を呼び起こしてしまったということにしましょう。『イージーファイト』は大谷さん成分は薄めなのでそこまで怖がることなく読めます! 
    「そんなトラブルが起きてるとは知らなかった」というコメントがばかりですが、ひょっとしたら橋本宗洋さんが女子プロレス団体アクトレスガールズと揉めたことも知らないんですかね?<まだまだ続く>

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  • 全日本プロレスで何が起きているのか■事情通Zの「プロレス 点と線」

    2024-01-06 16:09  
    200pt
    プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する事情通Zのコーナー。今回のテーマは全日本プロレスで何が起きているのか?です!【1記事から購入できるバックナンバー】・RIZIN離脱……高田延彦という後味の悪い男
    ・東京スポーツ新聞社制定「2023年度プロレス大賞」■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    ・リングス伝説の佐竹雅昭戦とは何だったのか■長井満也
    ・日本の女子プロレス文化のアメリカ的解釈『Sukeban』と『Kitsune』■斎藤文彦INTERVIEWS
    ――事情通Zさん、おひさしぶりです!
    事情通Z 超おひさしぶりだよね。
    ――今日のテーマは全日本プロレスです。レスラー・関係者の退団が続出したり、社長の福田剛紀さんがバカ殿に扮装したり、中嶋勝彦が闘魂スタイルを持ち込んだり……なかなかカオスなことになってますね。
    Z いま全日本から目が離せないよね。
    ――ちなみに松澤チョロさんの「福田剛紀社長はWJのタニマチの福田政ニ氏の息子ってマジかよ!?」というネタツイートが事実として拡散されてます!
    Z 年齢的にまだ「福田万智は福田政ニ氏の娘」のほうがリアリティあるよ! もともと全日本の方針は合議制だったというか。福田社長、諏訪魔選手、1月いっぱいで退団する石川修司選手、年内で退団した木原リングアナ、2AW代表で全日本の取締役でもある十枝利樹さんなんかも含めてみんなで話し合っていろいろと決めてやっていた。でもまあ興行的にはあんまりうまくいってなかったんだよね。全日本プロレスという名前に引っ張られちゃうけど、興行数が少ないうえに大会場ではやれていない。
    ――ここ10年くらいはホントに大変そうですよね。
    Z 試合自体は面白いんだけどね。で、人の入れ替わりが起きたことで体制を刷新することになった。福田社長、取締役・諏訪魔選手、選手会長の石川選手が中心になってやるはずだったんですけど。でもまあここまでうまくいっていれば、その新体制でもいけたと思うんですけど、福田社長からすれば新しい血が必要と思ったのかも。
    ――プロレス格闘技団体が「こんなの●●じゃない!」とファンから批判されるときって、それまでうまく回ってなかったから新しいことをやるしかなかったり。
    Z そこに現れたのが猪木さん元・娘婿、サイモン・ケリーさん。<まだまだ続く>

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