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記事 20件
  • 【11万字・記事詰め合わせセット】IGF旗揚げ戦、中嶋勝彦vs鈴木秀樹、中西学引退、RIZINカメラマン……

    2020-03-31 23:59  
    550pt
    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part74は大好評インタビュー10本、コラム8本、9万字で550円!!(税込み)

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    part74◎サイモン・ケリー第4弾!!  「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!◎格闘技はあなたの人生を変える! 違法薬物からの更生……咲間“不良先輩”ヒロトの場合◎女子プロレスの景色を変えた女帝・ブル中野■斎藤文彦INTERVIEWS◎鈴木秀樹が中嶋勝彦戦30分フルタイムドローのすべてを語る ◎レスリングを20年間、撮り続けきたカメラマン――保高幸子インタビュー◎事情通Zの「プロレス 点と線」・スターダムが訴えられた! 「チャンピオンにする」という契約は有効なのか
    ・4月のRIZIN、RISEはどうなる? K-1新型コロナ騒動

    ◎危ないヤツらが帰ってきた!!  血まみれのGCW“非日常”を語ろう■吉野恵悟×タカ中山◎井上直樹くんにとって金太郎選手はおいしい相手です■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク◎「天下を取り損ねさえしなかった」元スーパーエリート中西学、引退◎アメプロインディ通信「フリーバーズ」
    ・黒人選手のための、黒人選手によるプロレス興行が行なわれる・WWEが恐れる社会主義者デヴィッド・スターの闘争世界のMMAコラム・証言:アデサニヤvsロメロの大凡戦事件――犯人は誰だ?・ハイドレーションテスト――ONE独自の計量システムを見る
    ・MMAサイコ・サスペンス――ジョシュ・バーネットとドラッグテスト
    ・UFC249はどうなる? アメリカスポーツ界のコロナショックの対応
    ◎W-1活動休止、NOAH新体制、全日本はWWEと接近?■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」◎Show Must Go On――4月19日、RIZINは無観客試合ができるのか

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    序盤はじっくりとしたレスリング、一転して激しい場外戦を経て打撃戦の火蓋が切られ、最後は必殺技の応酬……“プロレスの教科書”と言うべき名勝負となったNOAH後楽園ホール大会の中嶋勝彦vs鈴木秀樹! 30分フルタイムドローのすべてを鈴木秀樹に語ってもらった(聞き手/ジャン斉藤)




    ――鈴木さん、30分フルタイムドローに終わったNOAHの中嶋勝彦戦の評判がメチャクチャいいですね。
    鈴木 そうなんですよ。思っていたよりも評判が……。
    ――あれ、「思っていたよりも」なんですか?
    鈴木  今回の試合はメインやセミではなかったですよね。8試合中の6試合目だから大注目はされないだろうなと。でも、あと考えたらこの試合順にしたのはよくわかります。セミでやるとメインへの切り替えが難しいし、前半にも起きたくない。絶妙な位置だったと思いましたね。 
    ――いわゆる“プロ・レスリング”の攻防が凝縮された試合内容に「こんな戦いが見たかった!」という声が各方面から挙がってますけど、こういった正統派の試合が「特殊なもの」として待望される時代なんだなっていう感想があったんです。
    鈴木  ああ、じつは昨日出演した「ニコニコプロレス」でもそういう話をしたんですよ。
    ――あれま。すいません、その番組は見てないです!
    鈴木  それはいいんですけど(笑)。ボクはビル・ロビンソンがやっていたようなプロレスは「空き家だからやってる」という意識はないんですよ。これしかやることがないからやっている。昔の試合を見返すと、ロビンソンの試合はスタンダードではあるんですね。別にロビンソンだけがああいう試合をしてるわけじゃなくて、ルー・テーズなんかも同じような試合をやっているじゃないですか。あの時代からすると今回の中嶋選手との試合も珍しくはないんですけど、お客さんの反応は「珍しいものが見れた!」みたいな。そこは不思議というか。
    ――こういった反響があることは鈴木さんにとっても手応えがあったと思うんですけど、「珍しいもの」扱いされるということは、そういったプロレスラーがいなくなったのか、もしくはそういう試合にニーズがないのか、ということにはなりますよね。
    鈴木  こないだDropkickで阿部(史典)と対談をやったじゃないですか。アイツはバトラーツ系のバチバチ的なものが好きで、ボクはキャッチ・アズ・キャッチ・キャン系の試合が好き。でも、ボクもアイツも自分たちのスタイルがトレンドではないことがわかってるんですよね。大多数のお客さんのニーズがないから、どちらも下火になっている。だってニーズがあれば主流になってるじゃないですか。 で、ボクらはいまのトレンドのプロレスも好きだから、そこに交わるようにやっているんですけど。いまのプロレス界にキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの技術を持っている選手がなかなかいないことは、はたしてどうなんだろう?とは思っていることはたしかです。プロレスラーならみんな持っていなきゃいけないものなので。
    ――鈴木さんの技術は、新日本プロレスで活躍しているザック・セイバー・ジュニアのサブミッションともまた違うように見えるんですね。
    鈴木  うーん。ザックの話になると、彼のことをどうしても悪く言ってるように聞こえちゃうのがボクは嫌なんですよ。彼のことは全然嫌いじゃないし、あのスタイルは好きなんですけど。ザックはボクが教えてもらったキャッチ・アズ・キャッチ・キャンではないんですね。なんて言えばいいんだろう??
    ――鈴木さんが言い方に困る。
    鈴木  言葉をなんて表現したらいいのか。ザックの試合は見てて面白いんですよ。ただ、ボクのキャッチ・アズ・キャッチ・キャンと同じものとして捉えられるのは違うのかなって。そうですね、クラッシクなものをファッション化したものというか……。
    ――ああ、なるほど。
    鈴木  誤解しないでほしいのは、ザックがダメだとかそういう話じゃないです。彼はボクよりも多くのお客さんから支持を得てるわけですから、ザックのプロレスは正解なんです。でも、キャッチ・アズ・キャッチ・キャンってサブミッションだけではないですからね。今回の中嶋選手との試合もキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの要素がなかったかといえば、ふんだんにあったものだと思います。場外に行くまでの展開はまさにキャッチ・アズ・キャッチ・キャンで。
    ――中嶋選手はいままでこういう試合を見せたことはあまりなかったですが、やろうと思えば普通に戦える。そういう引き出しがあったということは、ザックにもありえるってことですよね。
    鈴木  あると思います。いまは必要がないからやってないかもしれないですね。
    ――凄く雑な問いかけになっちゃうかもしれないですけど、武藤敬司さんと西村修さんのレスリングだったら、鈴木さんは武藤さんっぽいなっていう気もするんです。
    鈴木  ああ、ボクは武藤さんのほうが「レスリング」を感じますよね。ボクが武藤さんのファンだったんですけど、武藤さんの動きで好きだったのは序盤のレスリングなんです。そこに華があったんですよ。もちろんムーンサルトプレスもかっこよくて好きだったんですけど、レスリングの動きだけで「この人は強いんだな」ってのが何も知らない素人でもわかる。
    ――そうやってペースを握っていくのが武藤さんですよね。
    鈴木  そうですね。武藤さんは「俺が一番だ」って人じゃないですか。そこでプロレスラーとしてのプライドが見せつけるというか、 時折意地の悪さもあるというか(笑)。その意地の悪さはレスラーとしての本質かもしれないですけど、だから面白い。
    ――西村さんの場合はいまザックに言われたような、クラシックなものをスタイルとして見せていくところはあるような……。
    鈴木  うーん、そこはザックより厳し目の言い方になっちゃうんですけど、クラシックなものをファッション化したのはあの人なのかなって。なんていうんですかね、非パワー系で俊敏な動きができないレスラーの逃げ場にしたような。多くの方がイメージするキャッチ・アズ・キャッチ・キャンやランカーシャスタイルってそういうものじゃないですか?
    ――パワーファイターを技術でかわすテクニシャンってやつですね。
    鈴木  一時期のボクもそう思い込んでいたんですよ。でも、実際にキャッチ・アズ・キャッチ・キャンで習ったり、昔の映像を見て勉強したりすると、ロビンソンやテーズ、カール・ゴッチや猪木さんもそうですけど、みんなパワーがなかったかといえば、そんなことはないじゃないですか。ロビンソンもパワーがメチャクチャありましたよ(笑)。
    ――ゴッチさんもかなりのパワーファイターですよね(笑)。
    鈴木  やっぱりプロレスラーとしてパワーがないとデビューはできなかったと思うんですね。それはサブミッションの技術も同じ。中嶋選手はいままで見せてこなかっただけで。トップレスラーになれるということは、いろんなことができないと無理なんですよ。 同じことを田中将斗さんにも思ったんです。田中さんのイメージはハードコア、ハードヒットなんですけど、いざシングルでやってみるとあたりまえのようにレスリングができるんですよ。そうじゃなきゃあの位置にいないですよね。
    ――鈴木さんのプロレスラーとしてのイメージもキャッチ・アズ・キャッチ・キャンですけど、それだけではないということですね。
    鈴木  キャッチ・アズ・キャッチ・キャンだけで評価されるのは、それほど嬉しくはないんですけどね。 リトマス試験紙のようにに思われるのも……。
    ――毎回こういう試合をやるわけではない。
    鈴木  うん、ずっとこんな感じかといえば、そんなことはないし。ボクは小林軍団だったり、アイスリボンではペイントをして試合をしてますからね。ボクの中ではどれも一緒なんですよ。ただ、プロレスのリングに上がるならば、そういった基本はできないといけないですよね、という考えはあります。
    ――中嶋選手が普段こういう戦い方を見せていないことへの驚きもあったと思うんです。鈴木さん本人を前にこういう言い方は失礼かもしれないんですが「中嶋勝彦はグラウンドで鈴木秀樹を上回っていた」という声もありますよ。
    鈴木  あー、そういうツイートがありますね(苦笑)。 インタビュー10本、コラム8本、9万字の詰め合わせセットはまだまだ続く…… 
  • Show Must Go On――4月19日、RIZINは無観客試合ができるのか

    2020-03-27 14:19  
    95pt
    この記事は「新型コロナウイルス」を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)
    【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・朝倉未来「メリットがないからモチベーションは低かったかもしれないですね」
    ・【大沢ケンジ徹底分析】なぜ堀口恭司は朝倉海に攻略されたのか?・笹原圭一RIZIN広報が最高に面白かったRIZIN.17を自画自賛1万字で振り返る!
    ・【大激闘・元谷友貴戦】扇久保博正インタビュー「KO負けしてもいいや!って」

    いま日本が置かれた状況は、プロレス格闘技興行をやるかどうか……という議論などをしてる場合はではないのかもしれませんが、とりあえずできることをやる、という意味で守備範囲のことだけ語りたいと思います。
    まさかK-1の件がここまでの騒ぎになるとは思いもしませんでした。さいたまスーパーアリーナ側とは開催自粛について話し合いがされてるとは聞いてたんですよ。たまアリのイベントが軒並み中止になってる中、K-1だけがやろうとしている、と。心配していたのは週刊誌にこの件が抜かれるんじゃないかなってことで。
    何事もなくK-1の大会前日まできたので、言葉は悪いですけど、K-1はそこまで注目されてないんだなあ……ってところで大臣の自粛要請が入ったからビックリしました。「1万人規模」「第3セクター管理会場」「感染爆発正念場」と役が揃ってるのでこういう騒ぎになっちゃうのは仕方ないかもしれません。1万人規模の行動追跡調査となれば壮大な社会実験ですよね。
    しかし、大臣から自粛を要請されても何がなんでも大会をやり通したあの新生K-1が、何がなんでもやらない那須川天心vs武尊って凄いですよね(笑)。どちらにもK-1の鉄の意志を感じるというか。
    K-1にかぎらずプロレス格闘技界って自粛ムードがある中、興行をやっちゃってきたじゃないですか。K-1開催の直前の3月20日に「プロレスはコロナに屈せず強行突破 野球、サッカー、ゴルフは再開断念しても!」という一面の記事を掲載した東京スポーツが行政を怒らせた……と妄想しちゃいましたね(笑)。
    K-1の開催は難しい判断ですよね。ウイルスは現在進行系の問題ですから、いますぐどうこうとは……歴史が評価するとしか言いようがないです。
    この続きと、IGF旗揚げ戦、中嶋勝彦vs鈴木秀樹、中西学引退、RIZINカメラマン…などの3月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「9万字・記事18本の詰め合わせセット」はコチラ 
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  • 女子プロレスの景色を変えた女帝・ブル中野■斎藤文彦INTERVIEWS

    2020-03-27 13:10  
    95pt

    80年代からコラムやインタビューなどを通して、アメリカのプロレスの風景を伝えてきてくれたフミ・サイトーことコラムニスト斎藤文彦氏の連載「斎藤文彦INTERVIEWS」。マット界が誇るスーパースターや名勝負、事件の背景を探ることで、プロレスの見方を深めていきます! 今回のテーマは日本の女子プロレス史・中編です! 前回はコチラ→マッハ文朱が女子プロレスというジャンルを変えた

    Dropkick「斎藤文彦INTERVIEWS」バックナンバー■マッハ文朱が女子プロレスというジャンルを変えた■棚橋弘至vsクリス・ジェリコから見る新日本・AEW提携の可能性

    ■エンド・オブ・デケイド――プロレス界の2010年代■新日本プロレスの“ケニー・オメガ入国妨害事件”という陰謀論■WWEvsAEW「水曜日テレビ戦争」の見方■WWEペイジの伝記的映画『ファイティング・ファミリー』■AEWチャンピオンベルト盗難事件■「ミスター・プロレス」ハーリー・レイスの偉大さを知ろう■ウルティモ・ドラゴンの偉大なる功績を再検証する■ネット社会に出現したニュータイプAEW、その可能性■都市伝説的試合映像ブレット・ハートvsトム・マギー、ついに発掘される ■レッスルマニアウィーク現地取材レポート■平成という「アントニオ猪木が去った時代」■アメリカの新団体AEWは脅威になりえるか■それでもケニー・オメガは新日本プロレスに残るか■【追悼・爆弾小僧】すべてはダイナマイト・キッドから始まった
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」



    ■なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期


    ■“怪物脳”に覚醒したケニー・オメガ■怪物デイブ・メルツァーと『レスリング・オブザーバー』■新日本プロレスのMSG侵攻は「WWE一強独裁」に何をもたらすのか■怪物ブロック・レスナーを通して見えてくる「プロレスの作り方」■追悼・マサ斎藤さん……献杯はカクテル「SAITO」で■皇帝戦士ビッグバン・ベイダーよ、永遠に■ジャイアント馬場夫人と親友サンマルチノ、2人の死――■ベルトに届かず…されど「世界に届いた中邑真輔」のレッスルマニアを語ろう ■ステファニー・マクマホン、幻想と現実の境界線がない生活■ロンダ旋風、中邑&ASUKAダブル優勝!! ロイヤルランブル1万字総括■アメリカンドリーム、ゴールダスト、コーディ……ローデス親子それぞれの物語■ジェリコvsケニー実現で考える「アメリカから見たプロレスの国ニッポン」■旭日双光章受賞!! 白覆面の魔王ザ・デストロイヤー■みんなが愛した美人マネージャー、エリザベス!■職業は世界チャンピオン! リック・フレアー!!■怪死、自殺、大事故……呪われた鉄の爪エリック一家の悲劇■ミスターTからメイウェザーまで! WWEをメジャー化させたセレブリティマッチ
    ■馬場、猪木から中邑真輔まで!「WWEと日本人プロレスラー」■WWEの最高傑作ジ・アンダーテイカー、リングを去る■『1984年のUWF』はサイテーの本!
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」


    ■オペラ座の怪人スティング、「プロレスの歴史」に舞い戻る

    ■なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期

    ■超獣ブルーザー・ブロディ

    ■「プロレスの神様」カール・ゴッチの生涯……
    ■『週刊プロレス』と第1次UWF〜ジャーナリズム精神の誕生〜




    ■伝説のプロレス番組『ギブUPまで待てない!!』 
    ■SWSの興亡と全日本再生、キャピトル東急『オリガミ』の集い
    ■「現場監督」長州力と取材拒否■ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ…ヘビに人生を飲み込まれなかった男■追悼ジミー・スヌーカ……スーパーフライの栄光と殺人疑惑■ドナルド・トランプを“怪物”にしたのはビンス・マクマホンなのか
    ――今回は前回の続き、90年代の女子プロレスです。
    フミ 90年代はブル中野の時代だったと言えるんですが、そのブームはクラッシュギャルズとは性質が異なるものだったんです。 それは中野さんが主人公だった頃の全女には、男性ファンが会場に押し寄せたんですね。
    ――クラッシュ時代は女子中高生が中心だった。
    フミ クラッシュのブームは84年あたりがピークだったんですけど、長与千種とライオネス飛鳥の2人はさらに5年ほど現役で活躍していました。長与が全日本女子プロレスのリングで引退したのが89年。平成元年の5月なんですが、ライオネス飛鳥もその2ヵ月後に引退。2人とも、のちに現役復帰をはたしますが、80年代の女子プロを支えたクラッシュギャルズの2人は平成元年にいったんリングを降りるんです。
    ――ポストクラッシュの全女を支えたのがブル中野だったんですね。
    フミ ブル中野さんが全女のトップの座にすぐに就いたのではありません。全女のエースがその腰に巻ける赤いベルト、いわゆるWWWAの王座決定戦は、中野さんと西脇充子のあいだで行われた。それはつまり西脇充子をエースにしようとする動きもあったことはたしかなんです。
    ――西脇充子さんは引退後、大関の魁皇と結婚して現在は浅香山部屋の女将さんをやられていますね。
    フミ それまで全女にはヒール系のレスラーをトップに据える路線はなかったから、西脇さんのエース路線も現実味があった。ジャッキー佐藤とマキ上田にビューティ・ペアの時代から全女のトップはベビーフェイスと相場が決まってました。ところがブル中野さんはあのメイク、あのコスチュームのまま全女の主人公に躍り出るんです。それは全女としても一つの賭けだったんじゃないかと思うんですね。
    ――その賭けが全女の新しい風景を作り出すんですね。
    フミ ボクはクラッシュギャルズの時代から『デラックス・プロレス』全女を取材してましたけど、ハッピを着こんで応援している10代の女の子たちがブームとともに会場からいなくなると、全女には暗黒時代が訪れたんです。それは89年から90年のこと。新路線としてメドゥーサを初の外国人所属レスラーとして招聘して日本に住まわせたりしました。メドゥーサはAWA世界女子王者になったりアメリカではスターだったので「本当に来るのな」と半信半疑だったんですけど。実際に目黒の1LDKのマンションに住んでましたからね。
    ――全女ビルがあった目黒区に(笑)。
    フミ メドゥーサは西脇さんと一緒に写真集を出したり、CDを出したりして、全女としても彼女を売り出そうとしてたんですが、実力でメインイベンターの座をもぎ取ったのがブル中野さんなんです。中野さんは見るものを納得させる試合をやってましたからね。エースで四番でホームラン王。試合内容の説得力が全然違うんですよ。また、女子プロレスに男性のお客さんを呼び寄せたもうひとつのきっかけには、ユニバーサルプロレスがあるんです。
    ――日本で初めてメキシコのルチャリブレを輸入した団体ですね。
    フミ ユニバーサルプロレスはウルティモ・ドラゴンに変身する前の浅井嘉浩選手がエースでした。そこに 提供試合というかたちで全女の選手がゲスト登場して、アジャ・コングやバイソン木村、井上京子たちが面白い試合をする。女子プロレスを見るつもりじゃなかったファンが「今日はルチャも面白かったけど、一番は全女だった」という声が徐々に大きくなっていくんです。
    ――ユニバから90年代の全女人気に火がついたところもありますね。
    フミ そういう新しい層のファンが全女の会場に行ってみたら、ダンプ松本の極悪同盟はなくなっていて、かつてダンプ松本のパートナーだったブル中野率いる獄門党を知る。全女は中野さんとその子分だったアジャ・コングをセパレートさせて抗争をやらせるんですが、ブル軍団vsアジャ軍団で1年近く全国を巡業していったんです。
    ――ヒール対決、怪獣大決戦で全国を回る。
    フミ それまで全女を支えていた女子中高生ファンが去ったあとでも、全国巡業の風景は変わってなかった。地方だと男性ファンが多いですからね。そういう層にはブル中野vsアジャはマッチしたと思うんですよね。クラッシュ・ギャルズも大ブームだったんですけど、男性ファンを会場に足を運ばせたかというとそうではなかった。ボクもわりとそうだったけど、当時は女子プロに食わず嫌いなファンは多かったんですが、ブルvsアジャを見たりすることで徐々に見る側の姿勢も変わっていきました。その頃は『週刊プロレス』も男子や女子を分け隔てなくオープンに記事にしていったんです。
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  • 4月のRIZIN、RISEはどうなる? K-1新型コロナ騒動■事情通Zの「プロレス 点と線」

    2020-03-24 10:07  
    95pt
    プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは4月のRIZIN、RISEはどうなる? K-1新型コロナ騒動です!【大好評!サイモン・ケリーインタビューシリーズ】
    パート1はコチラ→「プロレスに関わることは倍賞美津子さんに大反対されました」パート2はコチラ→「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」パート3はこちら→第5代新日本プロレス社長から見たシンニホン暗黒時代パート4はこちら→「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!


    ――た、た、た、大変です! 西村康稔経済再生担当相が埼玉県知事の大野元裕を通じて、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、IGFに大規模興行の自粛を要請しました!
    事情通Z IGFじゃなくてK-1だよ! IGFは自粛してるんじゃなくて活動中止!
    ――西村大臣の要請をマスコミが報じたのは、大会先日の夜のことでした。
    Z じつは以前からK-1側と、会場のさいたまスーパーアリーナ側が興行開催に関して話し合いを行なっている……という情報は流れていた。会場側はK-1に対して自粛を要請していたが、K-1側は大会をやると。
    ――K-1からすれば年間最大のビッグマッチですしね。
    Z 個人的には開催後に週刊誌あたりが騒ぐんじゃないか……とは見ていたが、まさかここまでの大事になるとは思わなかったけど。よくよく振り返ってみれば、たまアリの大規模興行は軒並み中止・延期で開催するのはK-1だけ。たまアリは埼玉県の持ち物ではあるから、新型コロナ感染拡大防止の山場の時期に1万人規模の興行をやられると、行政の責任問題に発展する。あえて要請した件を表に出したのは「あそこがやるならウチも……」というイベントに対して抑止力の意味合いもあっただろうね。
    ――かといって中止補償の法整備は整ってはないし、現実的ではない。そして可決されたばかりの緊急事態宣言を発令して中止するクラスの案件かといえば……。
    Z 緊急事態宣言の一発目がK-1だったら歴史的出来事だけど(笑)。あの時点でK-1という特定団体に緊急事態宣言を発令することはありえなかったけど、プロレス格闘技に関していえば中規模興行はゴロゴロやってるし、DDTやNOAHなんかも興行を再開するでしょ。
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  • 格闘技はあなたの人生を変える! 違法薬物からの更生……咲間“不良先輩”ヒロトの場合

    2020-03-19 12:59  
    100pt
    咲間“不良先輩”ヒロトという格闘家がいる。プロ戦績は決して恵まれたものではなく、プロデビューは35歳と遅咲きだった彼が格闘技に打ち込んだのは、人生を償う理由があった。格闘技に出会ったのは違法薬物により収監された先の刑務所。格闘技に出会わなければ希望が持てなかったのだ。このたび格闘技のジムをオープンする、咲間“不良先輩”ヒロトにそのヘヴィーな人生を振り返ってもらった。
    人生ドン底からプロ格闘家へ!次の目標は自分のジムを出したい!https://camp-fire.jp/projects/view/230772
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    【2万字超えの激白】山本喧一インタビュー「高田延彦、田村潔司…真剣勝負とUインターの愛憎物語」
    ――咲間さんは“不良先輩”と呼ばれるくらいですから、昔は相当悪かったんですよね。
    咲間 話を聞いた人がドン引きするぐらい悪い世界にいましたね。でも、何か不良伝説があるわけじゃないんですよ。ヤンキーはヤンキーなんですけど……たとえると三田佳子の息子に近いのかなって。
    ――覚醒剤絡みで何度も逮捕を繰り返している三田佳子の息子さん。
    咲間 立派な親に甘やかされてて、犯罪を犯して……っていう。自分の場合は更生できましたけど、だからってかっこいい話じゃなくて情けない話です。いまの世の中は薬物の問題って誰にでも起こりえることだと思うので、自分の過去を話すことで薬物の怖さを知ってもらいたいですし、格闘技と出会えたことで人生が変わったことを伝えることも格闘技の恩返しなのかと。
    ――咲間さんは今度格闘技ジムをオープンするにあたりクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/view/230772)を行なってますが、そこでも過去について触れてますね。
    咲間 クラウドファンディングは、パラエストラ八王子で練習をさせていただいていた金原(正徳)さんに勧められたんですよね。昔からジムは出してみたいとは思ってたんですけど、選手の格が追いついていないというコンプレックスがあって。川尻(達也)くんもジムをやろうとしてるけど、実績はまるで違うじゃないですか。 とりあえずクラウドファンディングをやることにしたんですが、自分の経歴を洗いざらい書かないと、人の心は動かせないだろうなと。そうしたらまあまあ反響があって。 ビタ一文、集まらないぐらいの感覚だったんですけど、本当にありがたいです。
    ――咲間さんは現在41歳ですよね。先ほど「格闘技と出会えたことで人生が変わった」とおっしゃいましたが、格闘技はいつ頃始めたんですか?
    咲間 31歳のときですね。
    ――だいぶ遅い年齢ですね。
    咲間 はい。刑務所から出所してから格闘技ジムに通うことになって。
    ――なるほど。それまでは格闘技は何もやってなかったんですか?
    咲間 格闘技の「カ」の字もなかったんです。一切興味もなかったですし、魔裟斗選手や山本KID選手とか有名な選手ぐらいしか知らなくて。 DEEP、修斗、パンクラスの存在も知らなかったですね。
    ――30代を過ぎてから、しかも出所後というのが異色ですね。
    咲間 バックボーンといえるものは、刑務所の中で運動する時間が30分間だけあるんですよ。そのときにやる腕立て伏せです。
    ――バックボーンは刑務所の中の腕立て伏せ。30分間しかできないんですか?
    咲間 それ以外の時間に運動すると懲罰なんですね。いまでも格闘技のバックボーンは何かと聞かれると「刑務所の室内運動」ってふざけて言うんですけど(笑)、それは間違いではないんです。30分の中で最初は腕立て伏せ15回から始めて、それが30回になって、50回になって100回になり200回になって……その200回を5セットできるようになったり。ここを出たら格闘技をやるのが唯一の希望だったんです。格闘技という目標がなかったら出所しても絶望のまま生きていたかもしれないです。格闘技が自分の人生を変えてくれましたね。
    ――中には何年いらしたんですか?
    咲間 3年半ですね。執行猶予期間中に違法薬物で逮捕されて4年4ヵ月の実刑を食らったんですが、模範囚ということで刑期が早まりまして。
    ――執行猶予期間中に再び……。そもそも咲間さんはどうして犯罪に手を染めてしまったんでしょう。
    咲間 10代の頃、上京して専門学校に通って音響の勉強してたんです。演者の方もやりたいなと思って歌の専門学校にも通ったんですけど、生活費を稼ぐためにパブのウエイターをやろうと。時給もいいので面接に受けに行ったら、その店はじつはホストクラブだったんです。ホストクラブは求人誌に広告を出せないみたいで。そのまま働いてくれってことになって3年近くホストをやるんですけど、生活が昼夜逆転するし、夜の世界が楽しくなっちゃったこともあって専門学校もやめちゃって。そこから転落人生が始まったんです。 ホスト、キャバクラのボーイ、SMクラブの受付をやったり。デリヘルやソープランドでも働いて。 
    ――夜の世界でやることはやりつくしたというか。
    咲間 全部やりました。でも、一時期はその世界にいたことが、まともに見えるほど落ちぶれていきましたからね……。それはクラウドファンディングでも書きましたけど、ホストをやってるときに覚醒剤をおぼえて……19歳の頃ですね。ホスト仲間に勧められて始めたらハマってしまって。初めて逮捕されたのは19歳の頃なんですけど、傷害罪でクスリは関係なかったんですよ。渋谷の道玄坂の道路が封鎖されるぐらいのケンカをして。
    ――大捕物ですね。
    咲間 こっちは3人で相手は1人だったんですけど、凄く強くて3人がかりじゃないと歯が立たなかったんですよね(笑)。そのときは罪状が傷害なので尿検査はされなかったです。 示談も取れて初犯だったので略式罰金刑で済んで。もう改心なんてしなかったです。
    ――クスリで捕まったのはいつなんですか?
    咲間 26歳のときですね。傷害罪から7年ぐらいあいだが空いたんですけど。
    ――それは7年もクスリ漬けの生活だったということですよね。破綻はしなかったんですか?
    咲間 破綻はしてたんですけど……自分が破綻してるとは思ってなかったんです。 体重も49キロしかなくて。
    ――うわっ。
    咲間 身体はガリガリ。26歳で逮捕されたときはキ◯ガイが街を歩いてるようなもんですよ。本当にヤバかったと思います。
    ――自分がどんなふうに暴れていたか覚えてますか?
    咲間 ところどころですね。けっこうヤバいことをやったなというのは覚えてますけど、そんな細かくは思い出せないです。目が合った相手や、身体がぶつかった相手を引きずり回したり……。
    ――……周りの友達から心配されなかったんですか?
    咲間 周りもクスリをやってるんですよ。
    ――ああ、なるほど。
    咲間 そうなってくると、良識のある人間はつるまないじゃないですか。
    ――仕事はされていたんですよね?
    咲間 25歳頃までは折り合いをつけていた、という言い方は変ですけど。六本木のディスコで黒服をやっていたときは、薬と仕事をなんとか両立させてましたけど。結局両立なんかできないんですけどね。ある日、仕事もやめて24時間ずっとやってる感じになったんです。仕事をしていれば、仕事をして寝て……という1日のサイクルがあったんですが、昼も夜も関係なくなると、なんでもありになってきて。

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  • WWEが恐れる社会主義者デヴィッド・スターの闘争

    2020-03-19 12:31  
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    アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはWWEが恐れるデヴィッド・スターの闘争です!<1記事から買える関連記事>
    「あんたは日本で黒人女子レスラーに唾を吐いただろ?」……歴史的偉業達成者は人種差別主義者?
    奴らの「生きざま死にざま」を見たか?――GCW日本公演インサイドレポート「アメリカの大仁田信者」マット・トレモントの奇跡
    ザンディグはどこに消えたのか……血と闇を抱えたデスマッチヒーローデスマッチ仁義なき戦いに警察も出動! GCWシュート事件とは何か勝てば王者、負ければ団体追放の一戦に負けたデヴィッド・スターは、長年に渡り慣れ親しんだ団体、そして、ファンに涙ながらに感謝を述べ、無念の表情でリングを去っていった。
    3月7日にドイツで行われたwXw(Westside Xtreme Wrestling)でのメインイベント。敗者団体追放、通例はストーリー上のものとして行なわれるが、この試合は意味合いが違った。「デヴィッド・スターを使うな」と、WWEからwXwに圧力がかかったためとされている。wXwはWWEと友好関係を結んでいるドイツのインディー団体。業界一の大きな会社からの要請を拒否することはできない。約4年に渡り主戦場として自分を使ってくれていた団体の苦渋の決断を、デヴィッド・スターは受け入れた。この団体が大好きだし、この団体のファンたちも大好きだ。だから、この件について誰が悪いとか批判はしなかった。そうすれば大好きな彼らにも迷惑がかかるからだ。
    「言論の自由は代償を伴う」とだけ述べたデヴィッド・スターとWWEのあいだに、いったい何があったのか。

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  • UFC249はどうなる? アメリカスポーツ界のコロナショックの対応

    2020-03-19 11:47  
    95pt
    和術慧舟會HEARTSの中田大貴が綴る世界のMMAシーン――今回のテーマは「UFC249はどうなる? アメリカスポーツ界のコロナショックの対応」です!【1記事から購入できるバックナンバー】・マッハ文朱が女子プロレスというジャンルを変えた■斎藤文彦INTERVIEWS
    ・MMA業界はYouTuberローガン・ポールを無視できるのか?
    ・あなたが成功を願う格闘家の姿が見えてくる……映画「コナー・マクレガー: ノートリアス」・【包丁ボードで大事故】デスマッチ批判にどう向き合うか■事情通Zの「プロレス 点と線」

    ・UFC、RIZIN!! 魅津希&直樹の井上姉弟ニューヨーク鼎談!
    ・「あんたは日本で黒人女子レスラーに唾を吐いただろ?」……歴史的偉業達成者は人種差別主義者?
     現在世界的に蔓延する新型コロナウィルスの影響により、米国のスポーツ界でも様々な影響または事件が起きている。3月19日現在米国では4600人以上が感染し、85人が死亡している。トランプ大統領は3月16日新型コロナウィルスに対する新たなガイドラインを発表内容としては、すべてのアメリカ人高齢者には自宅待機を推奨。そして国内の全員が在宅勤務をしたり、学校の授業は自宅で受けたりするよう要請。また、自己判断による旅行や買い物、社交目的の訪問は避け、介護施設や退職者用施設に近づかないようにすること。他にも同一世帯内に新型ウイルス陽性が確認された人がいる場合、同居者全員が自宅に留まることなど、ウィルスの感染拡大に対しての警戒態勢を強めるための動きを見せている。アメリカ国内でも混乱状態が続き、食料品や生活必需品が売り切れるという事態が起きている。また、アメリカでは銃砲店に人が殺到しており有事に備えて武器や弾薬を買い占めようとする人が続出している。

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  • MMAサイコ・サスペンス――ジョシュ・バーネットとドラッグテスト

    2020-03-17 12:23  
    100pt
    不定期更新「ジャン斉藤のMahjong Martial Artas」――今回のテーマは「MMAサイコ・サスペンス――ジョシュ・バーネットとドラッグテストです【1記事から購入できるバックナンバー】・「神興行(C)RIZIN」を12000字で振り返るRIZIN広報・笹原圭一インタビュー
    ・完全体・那須川天心――衝撃の大晦日徹底分析!!■鈴木秀明
    ・朝倉未来選手の試合に日本格闘技界の「希望」が見えた■川尻達也・ハム・ソヒの強さが「キラー浜崎」を引き出した■藤井惠が見た年末女子格闘技
    「あの男」がまたしても疑惑の目にさらされている。日本時間3月14日、コネチカット州アンカスビル。『ベラトール241』に出場予定だったジョシュ・バーネットだが、医学的要件を満たしていない――という理由により欠場となった。その医学的要件の詳細は明らかにされていないが、もしドーピングテストだとすればジョシュはこれで4度目の疑惑となる。
    日本のプロレス格闘技を愛し、オタク文化に精通するジョシュは日本のファンからすれば愛着の深い格闘家のひとりである。00年代・10年代のMMAシーンにその名を刻んでもなんらおかしくない実力者だが、彼にはどうしても歯車が噛み合わなさや、運のなさがついて回っている。ドーピングテストにこれだけ引っかかれば、ハードラックではなく自業自得の部類となるが、これまでジョシュは基本的に禁止薬物の使用を認めていない。
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  • W-1活動休止、NOAH新体制、全日本はWWEと接近?■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

    2020-03-17 11:30  
    100pt

    プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回は「W-1活動休止、NOAH新体制、全日本はWWEと接近?」です。




    <1記事から購入できる連載記事! クリックすると試し読みできます!>追悼“喧嘩日本一”ケンドー・ナガサキ
    【14000字対談】小橋建太☓小佐野景浩「あの頃の全日本プロレスを語ろう」
    新生NOAHは何が変わったのか?
    獣神サンダー・ライガーと山田恵一プロレス者の青春「竹内宏介とザ・マニアックス」ケンドー・カシンの数奇で偏屈なマスクマン人生日本のプロレスを変えた「浅井嘉浩」という男革命戦士・長州力、笑顔でリングを降りる――追悼・青木篤志さん望月成晃×小佐野景浩〜空手家がプロレスラーになるまで〜三銃士、四天王、UWF、邪道…平成のプロレスを変えた5つの勝負ジャイアント馬場没20年追善興行と飯塚高史引退試合北尾はなぜ大成しなかったのか■柴田惣一☓小佐野景浩 マスコミ大御所第2弾柴田惣一☓小佐野景浩 プロレスマスコミ大御所対談「スクープ合戦はガチンコの闘いだった」多発するプロレスラーのケガを考える愛すべき元横綱・輪島が戦った全日本プロレスの2年間全日本プロレスの「うっかり八兵衛」が明かす全日本秘話プロレスラーが憧れたプロレスラー、マサ斎藤さんあの日の全日本プロレス、SWSを語ろう■北原光騎×小佐野景浩最後まで全日本プロレスを愛した馬場元子さん
    中邑真輔、棚橋弘至、柴田勝頼……新・闘魂三銃士最後のムーンサルトプレス……天才・武藤敬司縁の下の力持ち!! 坂口征二の荒鷲人生WARからイッテンヨンへ! ライオン・ハート時代のクリス・ジェリコ
    「情」で生きる佐々木健介の激烈人生! 
    プロレスラーで初めて大臣になった男、馳浩大森隆男のワイルドな全日本プロレスLOVE 暴走親方、諏・訪・魔!!嗚呼、阿修羅・原……修羅ごときそのレスラー人生!!冬木弘道は「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った…完全無欠のプロレスラー!! ジャンボ鶴田超獣ブルーザー・ブロディ【涙のカリスマ】大仁田厚の邪道プロレス人生“四天王プロレス”の光と影――三沢光晴
    癌に勝った絶対王者・小橋建太“プロレス巨大組織”NWAとは何だったのか?呪われたIWGPが最高権威になるまで悲運の闘将ラッシャー木村、耐えぬき続けた人生 燃える男、アニマル浜口――!!“天龍番”が感傷に浸れなかった天龍源一郎引退試合全日本プロレスを二度は裏切れない……」秋山準馬場死去、三沢離脱……その後の全日本プロレスジョー樋口、和田京平…全日本プロレスを支えたレフェリーたち 我らが英雄ザ・ファンクスの凄み! 猪木を超えられなかった藤波辰爾――プロレス職人と野心の時代レスラーの野心が謎を生み出す……SWSに狂わされた男たち!
    「俺のほうがUWFより強い!」 誇り高き仮面貴族ミル・マスカラスプロレス史上最も過酷な闘い! G1クライマックス『週刊ゴング』の創刊と休刊まで……闘いのゴングはこうして鳴った!80年代タイガー、90年代ライガー! ジュニアヘビー級の歴史!!“リングの現実”に殉じたNOAHの栄枯必衰昭和のプロレスを支えた影の実力者! さらば永源遥――!!史上最も愛されたヒール! 黒い呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャー

    輪島、北尾、曙……プロレスラーになった横綱たち!!
    全日本プロレスのすべてを知る男、渕正信
    鈴木みのるを変えた“全日本プロレスイズム”
    高山善廣が「帝王」と呼ばれるまで
    「プロレス取材の難しさ」
    一寸先はハプニング人生! アントニオ猪木!!オシャレでスマートな昭和の頑固親父! グレート小鹿
    ――W-1が4月1日の後楽園ホール大会を最後に活動休止することが発表されました。小佐野さんはこの件をどんなふうに話を聞いていたんですか?
    小佐野 私は大晦日のW-1大阪大会のテレビ解説の仕事をやっていたんだけど、その頃から「来年のW-1は厳しくなりそうだ」という話がチラホラと耳に入ってきていて。活動休止の発表は2月末だったけど、それ以前に掴んでいた情報としては、「3月15日の大田区大会のあとに活動停止を発表する」と。
    ――ボクも「大田区大会後に発表する」と聞いたその日にW-1の活動休止会見があったのでビックリしたんです。
    小佐野 なぜ予定が変更になったのかはわからないけど、新型コロナの騒ぎがある中で大会をやるためには発表を前倒しにする必要があったのかもしれないね。もしかしたら、大田区はそこまでチケットが動いてなかった。だったら活動休止を先に発表することで、より多くのW-1ファンに見てもらおう……としたのか。考えられるのはそういった理由だよね。このご時世、発表せずに大会をやったらチケットを買っていても観戦をキャンセルするお客さんは多かったと思うんだよね。
    ――変な話ですけど、「最後のビッグマッチ」というのは開催のエクスキューズにもなりますもんね。
    小佐野 この状況だと興行を打つのは厳しい世の中だからねぇ。興行を取りやめるにしても、新日本やNOAH、DDTとか親会社がバックアップしてくれる団体以外は本当に大変だと思うよ。 
    ――数大会飛ばすだけで死活問題ですよね……。
    小佐野 やっぱり興行会社だから、お客さんからお金をもらってナンボの世界。中止になれば会場のキャンセル料を取られる。興行をやらないということは確実に赤字になるってことだから。
    ――話を戻すと、W-1は2013年に旗揚げ。約6年半の活動期間でした。
    小佐野 会見でW-1の社長のカズ・ハヤシが明らかにしていたけど、W-1は旗揚げしたときからずっと赤字だった。聞いた話だと旗揚1年目の赤字は1億円はあったんじゃないかな……。全日本を飛び出してW-1を作った武藤(敬司)たちにしてもお金があって旗揚げしたわけじゃないからね。
    ――当時・全日本プロレス社長だった白石(伸生)さんとやっていけなくなったことで、武藤さんや一部の選手たちが出ていったわけですもんね。何か大きな志があってスタートしたわけじゃない。
    小佐野 もう白石さんとは一緒にできない……という理由から、いまのオーナーがバックアップしたことで始まった団体がW-1。結局は黒字に転換することはできなかったんだけど。W-1旗揚げ当初のメンバーもけっこう抜けている。 残っているのは社長のカズ・ハヤシ、副社長の近藤修司、河野真幸、稲葉大樹、アンディ・ウーくらいかな。船木誠勝や浜亮太、中之上(靖文)が抜けたり、エース候補だったKAIと真田聖也もやめている。レフェリーの村山大値さんもやめて、リングアナの阿部(誠)くんはいま新日本だからね。
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  • 「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!■サイモン・ケリー④

    2020-03-12 15:16  
    110pt

    アントニオ猪木の元・娘婿で新日本プロレスの社長を務めたサイモン・ケリーインタビュー第3弾。今回はIGF旗揚げを振り返ります!(聞き手/ジャン斉藤)パート1はコチラ→「プロレスに関わることは倍賞美津子さんに大反対されました」パート2はコチラ→「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」パート3はこちら→第5代新日本プロレス社長から見たシンニホン暗黒時代【1記事から購入できるバックナンバー】負けたら即引退試合SP、過激な舞台裏「新日本プロレスはあのとき橋本真也がいらなかったんです」 中村祥之インタビュー ZERO-ONE激動の旗揚げ 中村祥之インタビュー 破壊王・橋本真也の死――不倫とゼロワン崩壊「仲田龍さんが気力体力尽き果てたのはわかりますよ。ボクもやられましたから……」


    ――今回はユークス体制の新日本プロレスになってからのお話です。猪木事務所は解散して、猪木さんは新生・新日本プロレスの中に入ってやっていく……ということになったわけですよね。
    サイモン そうなんですけど、最終的にうまくいかなかったんですよねぇ。わかりやすい例をいえば、猪木vsモハメド・アリ戦の30周年記念イベントをやろうとしていた人たちがいたんだけど、社内には反対派もいたんです。 猪木派と反・猪木派に分かれてしまって……。
    ――当初は日本武道館で記念興行をやるという話だったんですよね。
    サイモン それがNGになって、最終的に横浜・赤レンガ倉庫でパーティーだけやったのかな。猪木さんからすれば、興行をやらないなら意味ないじゃん!っていう。べつにMMAをやろうとしてたんじゃなくて、猪木vsアリ戦の記念に異種格闘技戦のトーナメントをやろうとしてたのが……。
    ――新日本からすれば「また格闘技路線は……」ということだったのかもしれないですね。
    サイモン そうそう、当時は「そっちだけはやめてくれ!」という雰囲気で。 MMAじゃなくてもダメ。もっと楽しいプロレスをやりましょう!と。 アンチ猪木・大爆発で「ストロングスタイル系のものにも関わりたくないっ!」みたいな。
    ―― ユークス体制を機に新しい新日本プロレスを創っていきたいというか。
    サイモン そういうことですね。「レッスルランド」や「ロックアップ」とかインディ系のサブブランドも始まって、いままでの新日本じゃないような方向性に向かって。 それがいいか悪いかでいえば、いまの新日本の調子がいいので正解だったのかもしれないですけど。自分的にはやっぱり「ストロングスタイル」という新日本プロレスのメインのメッセージだけはキープしたかったなという思いはありますね。 
    ――もう猪木さんに発言権はなかったわけですか?
    サイモン ないですね。 会議でもアンチ猪木の方が圧倒的に多かったので。多数決というわけじゃないけど、どうしても意見の多い方に動いていきますし。
    ――ユークス新日本には「アントニオ猪木」という看板を使ってビジネスをしようという動きはなかったんですか?
    サイモン なかったですねぇ。最初は猪木さんの経費を含めてOKだったものが、だんだんとNGになっていったり。そうなると猪木さんサイドも火がついてきて、新日本の中でもバトルが起き始めて。それでIGFを作ることになって新日本と決別するわけですけど。
    ――IGFの資金って圧倒的だったじゃないですか。 
    サイモン 「猪木酒場」を手掛けていたジー・コミュニケーションという外食産業会社が「お金を出すから自分たちでやっちゃいましょう」という流れになったんですよね。ジー・コミュニケーションの経営は調子がよかったし、ほかにも猪木さんにお金を出す人はたくさんいたんですよね。
    ――90年代の新日本東京ドームが超満員になっていたのは、猪木さんの営業力が強かったという理由もあるみたいですね。以前NOAHの三沢光晴さんが参戦したから満員になったというニュースが流れたら、猪木さんが「俺が何枚切符を売ってると思ってるんだ?」って怒ったときがあって。
    サイモン ホントに猪木さんこそ凄い営業マンだったので。猪木さんの力をもうちょっと利用していれば、もっといろんなことができたかもしれないですよね。あそこで決別しちゃったことで、猪木さんのスポンサー系はみんなIGFについてしまうことになったし。
    ――当時新日本の社長だったサイモンさんもやめられて。
    サイモン こうなったら自分もやめるしかないでしょ。猪木さん側の人間がみんなやめていってるのに、自分だけ新日本に残る理由がない。新日本は大好きだし、新日本を立て直したいという気持ちはあったけど。猪木さんがいないきゃいられないでしょっていう。もうIGFに行くしかなかったですよね。 
    ――新日本としてもサイモンさんがやめられることは「やっぱり」という反応だったというか。
    サイモン やめるときは反発を食らいましたけどね。「やめるな」じゃないけど、「やめかたのイメージが悪い」ということですよね。
    ――ああ、新日本の印象が悪いですよねぇ。やっぱり仲間割れじゃないですけど。
    サイモン あたりまえだけど、新日本の事務所で社長退任会見は開いてくれなかったんです。だからIGF事務所の近くの公園で(笑)。
    ――どんな場所で記者会見をやってるんだという(笑)。あれで猪木さんと新日本の仲の悪さがわかっちゃいましたよね。
    サイモン でもまあスッキリしたというか。こっちもやりたいことができるということで、IGFの旗揚げ戦で火が付いちゃうんですよね。 
    ――IGFの旗揚げ戦のタイトルは「闘今BOM-BA-YE」でしたけど、「闘魂」とか猪木さん絡みのワードは新日本が商標を持ってたから「闘今」になったんですよね?
    サイモン そうですね。あとから新日本と話し合って使えるようになりましたけど。
    ――猪木さんがリング上で「1・2・3・ダー」をできなかったのもそういう理由で。
    サイモン そうです。いろんなものが登録されてたってことですよね。
    ――ということは、猪木さんもまさか新日本と決別することになるとは思っていなかった、ということですよね。
    サイモン 最初から独立する気があるなら、自分のものなんだから新日本には預けないし。 そういうこともあって新日本に対してストレスが溜まっていたこともあって。「最強のカードはなんだ?」ということでたどり着いたのがブロック・レスナーvsカート・アングルで。
    ――スーパーカードを組みましたよね。サイモンさんがまだ新日本の社長だった頃、ブロック・レスナーってIWGPのベルトを持ったまま新日本をジャンプしたじゃないですか。札幌大会で棚橋弘至の挑戦を受ける予定だったのに大会2日前に来日キャンセルして。
    サイモン あれはブロックが悪者になってるけど、新日本がダメなんですよ。まず新日本との契約したときブロックはWWEと裁判中で。新日本が交渉している最中にゲストとして東京ドームに来たんですよね。
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