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記事 32件
  • 【非会員でも購入可】ヤノタク、堀辺正史と骨法を語る/菊田早苗の90年代インタビュー

    2014-03-31 23:59  
    550pt

    ヤノタク、菊田早苗の「総合格闘技が生まれた時代」シリーズの詰め合わせセット! 語ることがなぜかタブーとされていた90年代骨法。その真実を17000字にわたってお送りする愛と憎しみの矢野卓見ロングインタビュー! もう一本は新日本プロレス、UWFインターの新弟子経験もある菊田早苗選手! 「新日は刑務所、Uインターは収容所」と語る道場の実態とは? 大ボリュームの詰め合わせセットは540円(税込み)。非会員でも購入なのでプロ格者はぜひ読もう! 
    ★★★★★★★★★★★★★★★★★★「総合格闘技が生まれた時代」シリーズ第4弾!まだプロレスと格闘技が交じり合っていたグレーな時代。パンクラスファンとリングスファンが憎しみ合っていた時代、ターザン後藤がUFC出場に名乗り上げていた時代……プロレスが格闘技に変換していくダイナミズムに満ち溢れた90年代を振り返っていく今回は、ヤノタクこと矢野卓見選手が登場。
     矢野選手といえば堀辺正史氏率いる日本武道傳骨法會出身ながら、退会後は骨法に否定的な発言を繰り返していた。しかし、その挑発的な言動に至る理由は“公の場”では語られる機会はあまりなく、矢野選手と骨法の確執は把握しているが、その実態を知る人間は少なかったといえる。そこで今回は90年代の格闘技界をリードしていた骨法の実態とともに、その真相を語っていただいた。愛と悲しみの17000文字インタビュー!!【非会員でも購入可能!】「総合格闘技が生まれた時代シリーズ」中井祐樹・朝日昇、他インタビュー詰め合わせセット(¥525)
    ――「1990年代の格闘技」を振り返るうえで骨法は絶対に欠かせないということで矢野さんに話を聞きにきました。よろしくお願いします!
    ヤノタク というか、東中野(骨法の道場)には話を聞きに行かないんですか?(笑)。 
    ――いやあ、堀辺先生はそこを多くは語らないんじゃないですかねぇ。確かめたわけじゃないですけど……。
    ヤノタク そこは黒歴史になってますからね。ハッハッハッハッ。いま何をやってるんですか? まだナイフを振り回してるんですかね。
    ――そんなに詳しくないんですが、小林よしのりさんたちと一緒に言論活動は続けてるみたいですね。
    ヤノタク 小林よしのりさんとか、あの経歴を真に受けてるんですかね(笑)。あんなの全部デタラメですからね。
    ――そうなんですか(笑)。それで今回、矢野さんに話を聞こうと思ったのは、いま世間から注目を集める佐村河内(守)さんの件で真っ先に堀辺先生のことを思い出したからなんですよ。堀辺先生は競技や武道の実力は怪しかったのにとんでもなく幻想的だったし、佐村河内氏ばりにプロデュース能力に長けていて。かつての格闘技はなにかしら“佐村河内”的要素が必要だったのかもしれませんけど。 
    ヤノタク あー、そこは一緒ですよね。あんな感じ。俺は佐村河内さんに曲を提供して一生黙ってる新垣(隆)さんになるはずだったのに(笑)。
    ――堀辺先生と矢野さんは“佐村河内・新垣”の関係! 
  • ダンヘンとIGFと地上波、ニコ生、ファイトパス■橋本宗洋

    2014-03-29 17:15  
    105pt
     今回はやはり、ダンヘンのことをまず書きたい。3月23日に開催されたUFNブラジル大会のメインイベント、ダン・ヘンダーソンvsマウリシオ・ショーグン。日曜開催だったので日本では月曜の昼間に中継されたわけだが、ツイッターではリアルタイムで見ている人も多かったようだ。 
  • 川尻勝利祈願!クレイ・グイダの傾向と対策■MMA Unleashed

    2014-03-28 10:13  
    105pt
    北米MMA事情を伝えるOmasuki Fightの「MMA Unleashed」! 今回は我らが川尻達也のUFC第2戦の相手クレイ・グイダは日沖発とどう戦っていたのか? 
  • タマアゴの正体は高田延彦だった/「フジテレビショックからPRIDE崩壊まで」⑥

    2014-03-27 21:51  
    105pt
    元kamipro編集長ジャン斉藤による「フジテレビショックからPRIDE消滅まで」を綴る連載コラム。第6回は「ハッスル・エイド2006」高田延彦のプロレス復帰です! 前回はコチラ
     
  • 地下格闘技も恐れおののくメジャー格闘家の犯罪とは?■ジャン斉藤のMahjong Martial Arta

    2014-03-26 12:34  
    105pt
    「麻雀を通して格闘技プロレスを語る」というハードルが高いコラム趣旨からは遠ざかり、その時々のニュースを解説するだけになったこのコーナー。今週は「地下格闘技の犯罪報道」についてですが、なんとか麻雀につながってる!? 
  • 【無料バックナンバー】ダナにも噛み付くベン・アスクレンの悪の香り■MMA Unleashed

    2014-03-25 11:52  
    鈴木信達選手と対戦濃厚なベン・アスクレンとは何者か? 2年前にオマスキさんが「MMA Unleashed」で触れているのでここで再録!
    大化け前夜?ベラトールの地味強王者ベン・アスクレンの挑発を味わえ!
    4月6日にカナダのオンタリオ州ウィンザーで開催された「ベラトール64」は、中村“アイアン”浩士選手と上田将勝選手も出場して日本でも注目された大会だったが、この日のメインイベントでは、ベラトールのウエルター級タイトルマッチ5R戦「王者ベン・アスクレンvs挑戦者ダグラス・リマ 」が行われた。
    結果から言えば、大学アマレスの超エリート、北京五輪にも出場したアスクレン(27)が、50対45のユナニマス・ディシジョンで完封勝ちした。アスクレンはほぼ5Rにわたってリマを塩漬けにし続け、仕留めるほどではないけれども、非常に痛そうで迷惑そうなパウンドやエルボーの雨をひたすらに降らせ続けた。体格で勝るリマも
  • 【極真、米軍、行政書士!!】OFC王者・鈴木信達の破天荒人生【アスクレンと防衛戦】

    2014-03-25 11:19  
    105pt
    極真、米軍、歌舞伎町、行政書士! 謎多きONE FCウェルター級王者に迫る――!! 先日、マレーシアで行なわれたONE FC世界ウェルター級王座決定戦を見事に制した鈴木信達。空手のバックボーンを活かしたスタイルで通算戦績11勝1敗2分、うち10勝がKO/TKO決着というフィニッシャーであるが、MMAデビューは28歳、現在は36歳という遅咲きのMMA歴。そして現在の職業は行政書士という変わり種だ。そんな鈴木信達に話を伺うべく彼が経営する行政書士事務所に足を踏み入れてみた…【非会員でも購入可能!】「総合格闘技が生まれた時代シリーズ」中井祐樹・朝日昇、他インタビュー詰め合わせセット(¥525)

    ――今日は歌舞伎町にある「アイリス行政書士事務所」におじゃましています。鈴木選手の行政書士と格闘家という2足のわらじ生活はかなり長いんですか?
    鈴木 いや、以前はサラリーマンだったんですよ。あと米軍で働いてたり、水商売をやっていたり……。
    ――ちょっと待ってください。あまりなじみのない言葉がサラッと聞こえてきましたが……。
    鈴木 いやだから米軍です。あとは金融業で働いていたり。
    ――米軍に金融、格闘家兼行政書士。そして事務所は歌舞伎町……。まるで新堂冬樹のピカレスク小説ですね。
    鈴木 まあ、いろいろとやってたんですよね。ハッハッハッハッ!
    ――なるほど(笑)。米軍話はのちほどお聞きしますが、まずは行政書士の仕事内容を教えてください。
    鈴木 簡単なことをいえば司法書士は登記を扱う仕事で、社労士は労務、税理士は税を扱い、弁護士は法律を扱ってるわけですよね。極端に言えば、行政書士はそれ以外のすべてを扱ってるわけです。その行政書士にも大きく分けると2つあって、民事法務と許認可。民事は契約書や内容証明を作成します。許認可のほうは会社や医療法人、旅行業や不動産、あとは風俗の届け出ですよね。デリヘル、ソープランド、ラブホテル、キャバクラなんかの許可や届け出も自分の仕事で。こないだ町田市に初めて風俗案内所ができたんですけど、それはウチが手がけまして。
    ――町田の風俗好きは鈴木選手に頭が上がらないわけですね。事務所が歌舞伎町にもあるのもピンクな理由からなんですか?
    鈴木 というわけでもないんですけどね。まあ新宿は交通の便がいいですから。前の事務所は職安通り沿いにあったんですけど、周囲には893の方々しかいないような環境で。いやもう大変でした。ハッハッハッハッ!
    ――話がどうしても一般社会から遠ざかっていきがちですが、そんな鈴木選手のバックボーンは空手なんですよね。
    鈴木 はい。極真会館城西支部三和道場の内弟子だったんですよ。
    ――極真の内弟子! 鈴木選手、なんだか経歴が凄すぎます。
    鈴木 ただ、当時もお金がなかったんで歌舞伎町のバーとかで働いてましたけど。
    ――どうしても歌舞伎町につながる……。しかし、極真の内弟子ってハードな環境ですよね。
    鈴木 あの頃は理不尽でしたねぇ……。あるときサンダルで道場に行ったら2時間正座をさせられましたからね。「なんでサンダルで来ちゃいけないか、わかるまで正座をしていろ!」と。わかるわけないですよ、18、9歳の人間が。それで答えがみつからないまま2時間経ったら「おまえ、満員電車で女性のハイヒールに踏まれてケガして練習できなかったらどうするんだ!?」とまたしかられて。ただあのときはわかならかったんですが、いまでは何を言わんとしてたのかわかります。日常生活においての武道に対する姿勢を正すためだったんだと。
    ――プロレスの新弟子と極真の内弟子生活は絶対に体験したくはないんですけど、他人の壮絶エピソードはぜひ聞きたいんですよね。
    鈴木 かなりキツかったですよ。血尿が出たときも稽古は休めないですし、足の骨を折ろうが「できることがあるっ!!」ということで練習は参加させられて。たしかにプロレスラーの新弟子と変わらないくらいの理不尽な世界ではありましたね。もちろん得ることもたくさんあり、いまではあの経験があったからこそ頑張れと感謝しています。
    ――どうしてそんな過酷な環境に飛び込んだんですか?
    鈴木 純粋だったんですよね、あの頃は。「空手で強くなりたい!空手で食って行きたい!!」という思いがありまして。ちょうど城西支部の三和道場は「常勝軍団」と言われてまして、世界大会に3人もの選手を送り込んでいたところなんです。それで次世代では自分が期待をされていた部分もあったと思います。あの当時あった『パワー空手』という雑誌にも取り上げられたんです。
    ――つまり期待の大型新人だったわけですね。
    鈴木 それで高校卒業するときに師範に「その気があるんだったら内弟子になるか」と聞かれて「押忍!」と二つ返事で。
    ――内弟子の厳しさは想像していたんですか?
    鈴木 いや、内弟子になる前から厳しかったんですよ。自分が道場に入ったのは中学3年生なんですけど。その頃は中学生の道場生が誰もいなかったんですよ。練習が厳しすぎてみんなやめちゃって。
    ――中学生でも容赦しない!(笑)。
    鈴木 春休みやゴールデンウィークは毎日朝から練習してましって。休みのときなど、ほかの稽古生も最初は興味本位で来るんですけど、二度と姿を見せないことが多かったですね。いまは中学生への指導もだいぶ柔らかくなってきてますけど。
    ――いまのように初心者に優しくなかったわけですね。
    鈴木 それに当時は中学生の大会なんかないから、いきなり一般の大会に徒手空拳で出させられましたからね。いまの中学生や高校生は防具をつけて大会に出てますけど、当時はそんなものはありませんでしたし……。 
    ――無茶しますねぇ。
    鈴木 卒業して内弟子になってからはもっと地獄だったんですけど……。同級生が車の免許取ったとか合コンをやったとか人生を楽しんでるときに、金もない時間もない身体はボロボロ。しゃべる言葉は「押忍!」だけ。まあ、そういう青春も面白かったんですけど……(しみじみと)。
    ――ちなみに内弟子の一日ってどんなスケジュールなんですか?
    鈴木 基本的に朝10時から13時まで道場で練習。15時まで食事をすませながら事務仕事をやって17時までウェイト。17時30分から指導があって19時から23時まで練習という感じです。
    ――聞いてるだけで逃げ出したくなりますね……。
    鈴木 とても合理的ではなかったですし、人間ってつらいときは志向が止まるんだなってことを学習しました。日曜日はいちおう休みなんですけど、なにかしらイベントごとがあったり。いま思い出しても具合を悪くなるんですけど、あの体験があったから「負けられない!」という気持ちはありますよね。
    ――内弟子をやめられたのはどういう理由があったんですか?
    鈴木 将来が不安になったんですよね。全日本に出たときに結果が思わしくなかったことで自信がなくなって「この先、どうなるんだろう……?」と考えちゃって。お金もないから他人には言えないような怪しいバイトもやっているわけじゃないですか。それで内弟子をやめて就職をしたんですよ。
    ――どこに就職をしたんですか?
    鈴木 在日米軍の座間米軍基地です。
    ――極真から米軍……なぜそうなるんですか(笑)。 
    鈴木 いろんなつてをたどって就職したんですけど。セキュリティガードといって基地の前で銃を持って警備する仕事で。MPってあるじゃないですか。軍隊の警察。その下部組織なんですよね。
    ――たとえば何か非常事態があれば発砲していいんですか?
    鈴木 極端なことをいえば、不審者が襲ってきたら撃ち殺していいわけですよ……。
    ――えっ、ホントですか!?
    鈴木 そういう裁量権はありましたよ。たまに左翼系統の連中が米軍基地に迫撃砲を撃ってきて地面に穴が開いたりしますからね。「なんだ、この仕事は!?」って驚きましたけど(笑)。自分が働いてるあいだに4~5回はありましたよ。それで誰かがケガしたわけではないんですけど。
    ――銃火器を持たされるということは狙撃練習もさせらるんですよね?
    鈴木 ええ。でもショットガンなんで素人でも簡単に当たるんですよ。ハンドガンやライフルは洗練された技術が必要ですけど、ショットガンは引き金を引けば当たりますから。ハッハッハッハッ! 
  • 佐藤ルミナ引退——“時代の子”と“個としての闘い”を振り返る■橋本宗洋

    2014-03-24 12:50  
    105pt
     “修斗のカリスマ”佐藤ルミナが引退することになった。5月5日の後楽園ホール大会で引退式が行なわれる。セレモニーのみで、引退試合はない。
     ルミナは、自身のブログに引退についてこう記している。 
  • 「サーカスもやってガチもやる。一人二役の人間の精神がまともでいられるわけがない」/「フジテレビショックからPRIDE崩壊まで」⑤

    2014-03-22 11:13  
    105pt
    元kamipro編集長ジャン斉藤による「フジテレビショックからPRIDE消滅までを追う」ノンフィクションコラム。第5回はPRIDE公開会見後の菊地成孔インタビュー。前回はコチラ
     
  • ロシアン・ガイが北米MMAを絶賛侵攻中!「戦争に比べればMMAはマシだ」■MMA Unleashed

    2014-03-21 09:34  
    157pt
    北米MMA事情を伝えるOmasuki Fightの「MMA Unleashed」! 今回のテーマはいつだってプロ格者の心を震わせるロシア戦士の戦況について。2014年、ついにロシアがきた!!えっ、これで食っていけるの?こんなことでいいの?HELL YEAH!
    クレイジーロシアンファイターズ、北米MMAを侵攻中
    アドラン・アマゴフ、ルスタム・ハビロフ、アルベルト・ツメノフ、ハビブ・ヌルマゴメドフ、オマリ・アクメドフ……
    ここにきてUFCにもベラトールにも、なぜかロシアンファイターが大挙来襲するようになってきた。
    ところが、多数のロシアンファイターがアメリカでの拠点としている、ニュージャージー州フェアフィールドの「K Dojo Warrior Tribe」ジム主宰のムラット・クシュトフは、「ロシアン」という呼び名は間違っていると語る。
    「私がアメリカに来た頃にも、どこに行っても周囲の人から、『ロシアン・ガイ』と呼ばれていた。そのたびに私は、自分がロシア人ではないこと、実際にはどこの出身であるのか、何がどう違うのかを丁寧に説明した。だれもが話は聞いてくれた。でも話を聞き終わっても、やはり私は『ロシアン・ガイ』のままだった」