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記事 25件
  • 【13万字・記事詰め合わせセット】朝倉海、ケンドー・カシン、ボクシング解放、狂気GCW、AEWベルト盗難…

    2019-09-30 23:59  
    550pt
    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part68は大好評インタビュー17本、コラム6本、13万字で550円!!(税込み)

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    part68
    ◎朝倉海インタビュー「打倒・堀口恭司の攻略法は、まだ1割しか使ってないです」

    ◎【堀口vs朝倉の衝撃】笹原圭一広報「RIZINという生き物が勝手に動き始めてきた」
    ◎堀口恭司の適正階級はフライ級なのか?■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    ◎ホベルト・サトシ・ソウザは何が凄いのか?■柔術ライター・橋本欽也

    ◎【プロモーター論】榊原信行は朝倉未来に怒っていたのか◎【RIZINライト級GP展望】サトシが勝ったら「ああ、やっぱりやったな」です■大沢ケンジ
    ◎【格闘技ラブストーリー】那須川天心vs武尊はなぜ実現しないのか?


    ◎ケンドー・カシンの数奇で偏屈なマスクマン人生■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

    ◎AEWチャンピオンベルト盗難事件■斎藤文彦INTERVIEWS


    ◎Dropkick名物90年代インディ地獄! 戸井克成インタビュー13000字
    ◎ドラゴンゲートで起きた「幸せなシュート事件」とは何か?■事情通Zの「プロレス 点と線」
    ◎【衝撃の日本襲来!】血と狂気のGCWを語ろう!■吉野恵悟レフェリー×タカ中山

    ◎ボクシング門戸解放の裏側…那須川天心のバンテージは誰が巻く?■山田武士

    ◎『覚醒』那須川天心/Dropkick読書会
    オマスキファイトのMMA Unleashed・痛い!怖い!つらい! MMAファイターが語るダメージとケガのリアル


    ・ネイト対マスビダルのMSG血戦決定! 賭けられるBMFベルトとは何か。
    ・今年の年末格闘技のキーワードになるのか? 世界的超人気番組『SUPERSTARS』とは何か
    ・MMAファイターの職場恋愛が多い理由
    ■アメプロインディ通信「フリーバーズ」・地獄の軍団GCW来日大作戦インサイドレポート
    ・「死ねばよかったのに」……デスマッチ大論争大勃発!

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    プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回のテーマはWWEのコーチに就任したケンドー・カシンです。
    ――小佐野さん!本題に入る前に今年のG1クライマックスは何大会くらい観戦されたんですか?
    小佐野 大田区体育館、後楽園ホール……4大会は現場に行ったかな。G1は日本全国を回ってやってるし、すべて現地で見るのは大変だよね。なにしろ今年の開幕戦はテキサス州ダラスだったしね(笑)。
    ――ワールドワイドなイベントになっちゃいましたね(笑)。
    小佐野 G1の結果だけしか確認してないと星取表はどの選手も似たような点数だから、いろいろと言いたがる人も出てくると思うんだけど、みんな凄い試合をやってるんだよね。シングルマッチの連戦が続くわけでしょ。よくまあこんなに過酷なシリーズを乗り越えたよなあって。
    ――どの試合も配信もされて注目度が高いですからヘタな試合はできないですよね。
    小佐野 いまの新日本で手なんか抜いたら、あっという間に置いていかれちゃうからね。今回初優勝した飯伏(幸太)なんて開幕戦で足をやっちゃってるし、オスプレイだって2戦目のあとに首に痺れがきちゃって途中欠場の可能性もあったけど、それでも最後まで完走したからね。
    ――心・体・技が整ったプロレスラーじゃないとG1は乗り切れないってことですね。
    小佐野 大変だと思うよ。いまのG1のイメージって、全日本の四天王プロレス時代のチャンピオンカーニバルに近いのかな。三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明だけじゃなくて、スタン・ハンセンやスティーブ・ウイリアムスの外国人レスラーたちも充実していて。あのときもみんなヒーヒー言いながら戦っていたよね。
    ――いまの新日本は四天王プロレスとはスタイルは異なりますけど、ハイレベルなことをやってますもんね。KENTAも日本マット復帰後がこんな過酷なシリーズを乗り切って。
    小佐野 しばらく休んでいたわけだからね。本当によく乗り切ったと思う。あといまの新日本の何が強いって選手層が厚すぎることだよ。今回G1不出場だった鈴木みのるは4試合目くらいに出ていたし、G1の最終日なんて40人以上も試合に出てるわけだから。他の団体はちょっと太刀打ちできないよ。
    ――G1が終わったと思ったらJ-CUPがアメリカで開催されて。
    小佐野 その次はイギリスでオカダ・カズチカvs鈴木みのるのIWGP タイトルマッチがあるでしょう。鈴木みのるはイギリスでもチャンピオン(RPWブリティッシュ・ヘビー級&タッグ王座)だったけど、日本でやっている流れをそのままイギリスに持っていくわけだから。あくまで日本がベースだけど、いまの新日本はどこの国でやるかはそこまで重要じゃなくなってるのかもしれないよね。
    ――それにどの団体の流れも早いから情報量が多すぎて追いつかないですよね。
    小佐野 だから行ける会場はなるべく行くようにしてるんだけど、ちょっと見逃すとわかんなくなっちゃうから。いまは本当に団体が多いからねぇ。すべての団体をフォローできているマスコミはいないよね、たぶん。
    ――どの団体も扱う媒体はあるんでしょうけど、個人は難しいでしょうねぇ。
    小佐野 それは私が週刊誌をやっていた時代からそうなんだけどね。『週刊ゴング』が創刊した84年のときに全日本プロレス担当記者になったけど、行けるときは新日本の会場には顔を出して。 でも、当時は新日本と全日本の2団体時代だからできた話なんだけどね。
    ――90年代に入っちゃうと多団体時代に突入しちゃいますもんね。
    小佐野 いまなんてスポーツ新聞のプロレス担当記者が新しく来ると戸惑ってるもんね。いろんな団体があってどれも違うから(笑)。
    だからプロレス大賞なんかも困っちゃうだろうね。全部の団体をちゃんと見ることは物理的に無可能だから。
    ――プロレス大賞から漏れちゃうケースも出てくるわけですね。
    小佐野 今年はドラゴンゲートをちゃんと見てるようにはしてるんだけどね。解説の仕事をやっている全日本でさえ流れが早いからけっこう大変。地方でタイトルマッチをやること多いから、どこで防衛戦をやったとか詳細を把握するのはあたりまえとして、先日ボディガーがベルトを巻いて入場してきたんですよ。何日か前に大日本プロレスの大阪大会でBJWタッグ王座を獲ったんだけど、アナウンサーに聞かれて答えに詰まっちゃったもんね。「……これなんのベルトだっけ?」って。
    ――他団体の動きも押さえなきゃいけないと(笑)。
    小佐野 全日本の選手は他団体に出ることが多いし、逆に他団体選手が参戦することも多いでしょ。この前も全日本のジュニアタッグリーグにドラゲーのヨースケ♡サンタマリアが参戦したときはマリアの技をとにかく覚えなきゃならないと。 たとえば鉄柱越しの場外プランチャーは「上からマリア」なんですよ(笑)。
    ――全女中継でアナウンサーの志生野(温夫)さんがどんな技でも「投げたー!」とか一括して実況してましたけど、そんなわけにはいかないと(笑)。
    小佐野 いろいろと勉強になりますね(笑)。
    ――さて、今月のテーマはWWEパフォーマンスセンターのコーチに電撃就任したケンドー・カシン(石澤常光)です。
    小佐野 今年に入ってからNXTの新人育成コーチを臨時でやっていただけど、今回正式に契約したということだね。しかし、凄いよね、イッシーは。不思議な人生を送ってるよ。
    ――自由気ままにプロレス界を泳いでますよね(笑)。
    小佐野 私が彼に初めて会ったのは新日本プロレス入団記者会見。その頃の『週刊ゴング』の新日本担当はGK金沢くんだったんだけど、たしか金沢くんが他の取材で行けなくて、私がピンチヒッターだったんですよ。
    ――石澤常光は新日本のレスリング部門・闘魂クラブ所属だったんですよね。
    小佐野 彼は闘魂クラブの第1号だからね。馳浩はイッシーが欲しくて闘魂クラブを作ったんだから。イッシーはレスリングでオリンピックを目指していて、その時点ではまだプロレスラーになるつもりはなかったけど、新日本の社員として働きながらオリンピックを目指すと。そのあとに中西学も闘魂クラブに入ってきてね。
    ――犬猿の仲の2人ですね(笑)。この関係もどこまで本当に仲が悪いのかが伝わりづらくって。
    小佐野 本当にダメなんだよ。本当に関係は悪い。
    ――仲のいい時期もあったんですか?
    小佐野 ない。
    ――断言!(笑)。
    小佐野 以前永田裕志、中西学、藤田和之と「チームJAPAN」というユニットを結成したででしょ。あのときは大人の姿勢でやっていたけど、基本的にはダメだね。
    ――カシンvs中西のエピソードで一番面白かったのは、中西さんの結婚式にカシンが代理人として中西さんとなんの接点もない人間を送り込んだあげく、ご祝儀が縁起でもない数字の4万円だったことですね。中西さんは現金書留で送り返したそうですけど(笑)。
    小佐野 ハハハハハハハ。ちょうどいまから1年前に天龍さんとカシンのトークショーの司会をやったんだけど。天龍プロジェクトの紋奈代表が大のカシンファンだったこともあって組まれた企画でね。2人が控室で「新日本時代最後に会ったのはいつか」という話をしていて。天龍さんが「あのとき中西がいて……」と言ったら「じゃあボクはいませんね!」って食い気味にキッパリと否定していたね(笑)。
    ――あの中西学と一緒にいるわけがないと(笑)。
    小佐野 もともとカシンのほうが一方的に中西を嫌っていて。人間って嫌われれば嫌いになるから中西もイヤになったんだろうね。
    ――ネタなのか本気なのかわかりづらいどころってありますよね。
    小佐野 ケンドー・カシンという摩訶不思議なマスクマンのキャラクターと、素顔の石澤常光の頑固さがないまぜになってるから、いろいろと伝わりづらいんだろうね。若手の頃も素直な人だったけど、頑固なところもあって。海外修行に行くことが決まったときかな。「よかったね。帰ってきたらメインイベントだね」と軽く言ったら「いや、ボクは第1試合に誇りを持ってますから」と。固く言ってきたわけじゃないけんだけどね。
    ――もともとプロレスファンだったんですよね。
    小佐野 ルチャリブレが好きだったり、昔の『ゴング』も読んでいたり。2016年10月の大仁田厚の引退試合の対戦相手だったでしょ。そのときに着てきたオリジナル Tシャツの表は『ゴング』の表紙、裏は『ゴング』の記事というやつで。
    ――カシンはいろんなネタTシャツを作ってきますよね(笑)。
    小佐野 私はそのとき解説だったんだけど、しゃべる時間がなかったから言わなかったんだけど、永田裕志が子供の頃に「大仁田厚、頑張れ!」というハガキをゴングメイトに送ったその記事がTシャツの裏にプリントアウトされてる。表紙はそのときの『ゴング』なんですよ(笑)。
    ――マニアックすぎますよ!(笑)。
    小佐野 そんなの『ゴング』を編集している人間にしか気がつかないんだけどね。永田は「それだけは言わないでくれ」というのにわざわざTシャツにしてくる(笑)。
    ――相手が嫌がる過去を引っ張り出してきますよね。 
  • 【1記事から購入できる!!】8月記事バックナンバーランキング

    2019-09-30 22:59  
    1記事から購入できる8月更新記事ランキング
    1位 朝倉海インタビュー「打倒・堀口恭司の攻略法は、まだ1割しか使ってないです」


    2位 日本柔術界の最高傑作! ホベルト・サトシ・ソウザは何が凄いのか?■柔術ライター・橋本欽也3位 ケンドー・カシンの数奇で偏屈なマスクマン人生■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」4位【堀口vs朝倉の衝撃】笹原圭一広報「RIZINという生き物が勝手に動き始めてきた」

    5位 【格闘技ラブストーリー】那須川天心vs武尊はなぜ実現しないのか?

    6位 AEWチャンピオンベルト盗難事件■斎藤文彦INTERVIEWS

    7位 ボクシング門戸解放の裏側…那須川天心のバンテージは誰が巻く?■山田武士

    8位 Dropkick名物90年代インディ地獄! 戸井克成インタビュー13000字

    9位 【衝撃の日本襲来!】血と狂気のGCWを語ろう!■吉野恵悟レフェリー×タカ中山

    10
  • 【格闘技ラブストーリー】那須川天心vs武尊はなぜ実現しないのか?

    2019-09-27 13:04  
    87pt
    この記事は「那須川天心vs武尊」を語ったDropkickニコ生配信を編集・再構成したものです(語り:ジャン斉藤)
    ・朝倉未来「メリットがないからモチベーションは低かったかもしれないですね」
    ・【大沢ケンジ徹底分析】なぜ堀口恭司は朝倉海に攻略されたのか?・笹原圭一RIZIN広報が最高に面白かったRIZIN.17を自画自賛1万字で振り返る!
    ・「ミスター・プロレス」ハーリー・レイスの偉大さを知ろう■斎藤文彦INTERVIEWS
    ・【徹底解説・朝倉vs矢地】大沢ケンジ「ミクルのモチベーションは低いように見えた」
    ・米デスマッチをこよなく愛す、155センチ世界最小デスマッチレスラー佐久田俊行
    ・【大激闘・元谷友貴戦】扇久保博正インタビュー「KO負けしてもいいや!って」
    ・【全女・極悪同盟】クレーン・ユウ14000字インタビュー
    ・ネイト・ディアス、公開練習でプカプカ! UFCマリファナ最新事情・日本のプロレスを変えた「浅井嘉浩」という男■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」


    那須川天心選手が RISE WORLD SERIES決勝戦後に武尊選手やK-1に向けてマイクアピールしたことが大騒動になってますね。まさかバウトレビューさんが延焼するとは思いもしませんでしたけど(笑)。何が起きたかは各自調査してもらうとして、この件に関してはいろんな見立てがあるとは思うんです。那須川選手がここまで言うからには水面下で交渉が進んでるんじゃないか、とか。でも、これまでのプロレス格闘技の対抗戦の歴史を見てる人間ならすぐわかるんですが、裏で動いてるんだったらわざわざこんなアピールしないですよね。話ができているなら、那須川選手がマイクアピールした直後に武尊選手とK-1の中村プロデューサーがコーヒーを飲みながらリングインするくらいのサプライズがあるべきなんですよ(笑)。
    だってこのアピールってK-1がヒールになりかねないじゃないですか。じつは交渉していたら「おいおい、話がまとまりかけているのに、あのピザボーイは何を言い出してるんだ?」ってメイウェザーセンスで文句を言いたくなりますよ。那須川選手は水面下ではもう動かないから荒っぽい行動に出たんだと思います。
    「こんなアピールせずにちゃんと交渉すべきだ」っていう人もいますよね。これではK-1サイドはますます頑なになるだろうと。たしかに一理ありますが、まっとうな交渉ではもう動かないから最後の賭けに出たんだと思いますよ。那須川選手が「時間がない」と言ってるのは武尊選手の年齢からして「いましかないですよ」っていうK-1への呼びかけだった。
    なぜ那須川天心がラストチャンスに出たのか。ここからは那須川選手になったつもりで考えたいと思います。俺は那須川天心だ、俺は那須川天心だ、俺は那須川天心だ……ちょっと無理がありますけど。最近の流れを追うと、那須川選手が武尊選手に失望させたことへの反省からボールを投げたように見えるんですよ。
    ちょっと前に那須川選手のインスタライブや記者会見で武尊戦実現の質問に対して素っ気ない発言をしてたじゃないですか。「やる・やらないってよりやれないんじゃないですか」とか。それに武尊選手がツイッターで反応しましたよね。
    「やれない。か
    当初からそのやれない状況だったのを
    ずっと変えようとやってきて
    でも自由な発言をすることで
    その秩序が崩れて問題が起きたりもっと溝が深くなっていくから
    何言われても黙って
    実現に向けて自分が出来ることと、
    今自分がやるべきことをやってきた。
    どう伝わってるか分からないけど」武尊ツイッターより(https://twitter.com/takerusegawa/status/1167482867078688768?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1167482867078688768&ref_url=http%3A%2F%2Fksoku.blog.jp%2Farchives%2F20718176.html)
    ボクが那須川選手だったら……って那須川選手じゃないんですけど、ハッと気付くと思うんですよ。いろんなトラブルがあって気持ちが後ろ向きになっていたけど、武尊選手はまだ諦めないでいると。だから今回、剛速球で投げ返したんじゃないでしょうか。
    じゃなかったら、裁判沙汰だなんだってあった中で、武尊選手だけじゃなくてK-1の名前を出してアピールするわけないですよね。那須川選手は武尊選手の思いに応えたように見えるんです。
    それに対して武尊選手がK-1記者会見で質問されたわけじゃないのに、自ら那須川選手の件を切り出した。初めて公の場で那須川選手の名前を口にしたんですよ。これは那須川選手のメッセージを受け取ったという表明ですよね。
    以前、武尊選手がK-1のリング上で那須川選手の名前を出さずにアピールしたことがありましたよね。裁判になるんじゃないかとかで話題になったあとで、もの凄く唐突なタイミングでしたけど、あのアピールもどういうことかと武尊選手になりきって考えてみたんです。俺は武尊だ、俺は武尊だ、マギーとは別れた……は関係ないんですけど、那須川選手と年齢差ってかなりありますよね。武尊選手28歳、那須川選手21歳。あの世代で7歳差って相当です。後輩も後輩。そんな後輩にキツイ思いをさせるなら、ジャンルを背負うひとりの男として口に出さざるをえなかったように見えるんですね。「いろいろあるけど、俺はやりたいぞ!」と。
    SNSなんかでいくらでも連絡が取り合える時代に、メディアを通じてやりとりするって凄くないですか。かつて長州力が橋本真也に「誌面を飾ってコラァ!」と一喝しましたが、誌面を飾って意思の疎通を計っているということですよね。まあ格闘技マスコミはなぜかスルーしがちなんですけど!(頑張れバウトレビュー)。
    この2人のやり取りが美しいのは、じつは2人とも対戦できないんじゃないか……とわかっていることなんです。それでも「俺たちは戦いたいんだ」って声を出している。お互いに置かれた立場やいろんな壁があることで、気持ちが離れかけたことがあったけど、ストレートに思いをぶつけたことで再び気持ちは繋がった。
    このかたちは恋愛映画によくありますよね。好きだけど一緒にはなれないってやつです。最近でいえば『ラ・ラ・ランド』。この作品も最後に2人は結ばれないんですけど、あれってバッドエンドじゃないんですよ。一緒になることがハッピーエンドなんじゃなくて、お互いの立場を尊重したことで離れ離れになったんです。愛情があるから別れたんですよね。その愛情が確認が取れただけでも天心vs武尊は美しい物語なんですが、これは完結した映画と違って現在進行ですから、この先に何が起こるかわかりません。
    問題はこれだけ期待されている一戦なのになぜ実現しないかってことです。
    みんなが「こうすればいいじゃないか」「どっちがこうすればいい」「こっちが悪い」「アイスコーヒーを飲めばいい」とかいろんなアイデアを出しますが、みんなが考えることなんて運営側だって考えつくことなんです。では、なぜ実現できないか。
    この続きと、朝倉海、ケンドー・カシン、ボクシング解放、狂気GCW、AEWベルト盗難などの記事が550円(税込み)でまとめて読める「13万字・記事23本の詰め合わせセット」はコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1817475この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事85円から購入できます!
     
  • 今年の年末格闘技のキーワードになるのか? 世界的超人気番組『SUPERSTARS』とは何か

    2019-09-27 12:57  
    91pt
    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは今年の年末格闘技のキーワードになるのか? 世界的超人気番組『SUPERSTARS』とは何かです!!
    【1記事から購入できるバックナンバー】・【堀口vsDC徹底解説】コールドウェルはなぜパウンドを打てなかったのか?■水垣偉弥
    ・原因不明の難病からの復活勝利! 征矢貴インタビュー「やっとスタート地点に立てた」
    ・【フジメグはRIZINをこう見た】藤井惠「浜崎朱加が冷静に打撃勝負したことが勝利に繋がった」
    ・【vs那須川天心】「負け様」に気づいた、きれいな亀田興毅を見た
    ・堀口恭司2団体制覇を米MMAメディアはどう伝えたのか■MMA Unleashed・追悼・青木篤志さん■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    ・RIZINで魚井フルスイングが炸裂! 大沢ケンジ絶叫セコンドの裏側!・ツイッターを凍結させれられた人喰いプロレスラー■アメプロインディ通信「フリーバーズ」
    ・「ハッスルがなかったら日本は原始的なプロレスのままだったかも」木原のオヤジ
    ・新日本プロレスデビュー記念、ジョン・モクスリーがWWE離脱理由を激白 
    インターネット上で、「年末にフロイド・メイウェザーとコナー・マクレガーが日本で戦うのでないか」とのウワサが流れている。海外報道がベースとなっているウワサのようだったので、元になったと思われる記事に目を通してみた。
    8月24日付 Daily Starより
    コナー・マクレガーが、旧敵フロイド・メイウェザーと、古典的名番組『Superstars』のライブ版で対戦する。
    元UFC王者マクレガーは、大みそかに日本でこの試合を行う方向で、出演料1,000万ポンド(約13億3,200万円)のオファーを受けているとされる。
    この他にも世界のタフなスポーツスターが、さまざまな種目で競い合うことになりそうだ。
    マクレガーとメイウェザーは、2人の日本人キックボクサーとも拳を交える。そのうちの1人は、那須川天心だ。
    昨年、メイウェザーは知名度に劣る那須川と対戦、メイウェザーが第1ラウンドにノックアウトしたこの試合は茶番だと批判された。
    メイウェザーはこのエキジビションマッチで540万ポンド(約7億1,700万円)を手にしたとされる。昨年のイベント同様、今回の『Superstars』イベントもRIZINが主催する。
    8月25日付The Sunより
    フロイド・メイウェザーが2人の旧敵、コナー・マクレガーおよび那須川天心と再び戦う模様だ。しかし情報筋によれば、これはプロフェッショナルファイトではなく、テレビ番組『Superstars』のライブ版らしい。
    「コナーは契約する見通しです。直接の格闘が含まれませんから、UFCとの契約違反には当たりません。コナーが断る理由はありません」と情報筋は語っている。
    同じく交渉中であるとされるメイウェザーについては、マクレガーだけではなく、那須川との再戦も検討されているというのだ。
    Daily Star、The Sunともに、芸能やゴシップネタに強いイギリスのタブロイド紙であり、トンデモ記事でも面白ければ平気でのせる媒体であるということはまずは踏まえておきたいところだが、それにしてもこの報道が事実だとすれば、我々は年末にこういうものを目にすることになるのだ。
    ここで問題は、『Superstars』というテレビ番組とは一体何なのか、ということである。筆者が調べた範囲では、この番組は次のようなものである。
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  • 【RIZINライト級GP展望】サトシが勝ったら「ああ、やっぱりやったな」です■大沢ケンジ

    2019-09-26 11:26  
    91pt
    「おしゃべりアベマ野郎」こと大沢ケンジがRIZINライト級GP、そしてMMAの流れを変えるヌルマゴの強さを語ります!【1記事から購入できるバックナンバー】・【大沢ケンジ徹底分析】なぜ堀口恭司は朝倉海に攻略されたのか?・朝倉未来1万字「メリットがないからモチベーションは低かったかもしれないですね・【徹底解説・朝倉vs矢地】大沢ケンジ「ミクルのモチベーションは低いように見えた」・笹原圭一RIZIN広報が最高に面白かったRIZIN.17を自画自賛1万字で振り返る!・【大激闘・元谷友貴戦】扇久保博正インタビュー「KO負けしてもいいや!って」――大沢さん!今日は大沢さんのジムの上迫博仁選手も出場されるRIZINライト級GPの展望をお伺いします。
    大沢 いやあ、申し訳ないですけど、上迫の試合(ルイス・グスタボ戦)に関してはしゃべりづらいんですよねぇ。
    ――えっ、口から生まれたと噂の大沢さんがそんなバカな!
    大沢 それくらい今回は絶対に勝ちたい試合なんですよ。グスタボの分析をしたほうが盛り上がると思うんですけど……今回はすいません!(笑)。
    ――そういう理由なら仕方ないですね。もしかしたらグスタボがDropkickメルマガ33人目の会員になって、このインタビューを読んでるかもしれないし……。
    大沢 どこで漏れるかわからないじゃないですか(笑)。誰かが翻訳したり、もしくはどこかのマスコミが「上迫サイドはこんなふうに言ってますが……」と質問するかもしれないし。
    ――情報戦のために今回は「大沢ケンジ鉄のカーテン」が敷かれるわけですね。
    大沢  上迫のためにもの凄く軽い口を閉じますよ。苦しいですよ、ボクも(笑)。
    ――戦略は明かせないとして、上迫選手はライト級GPに出れるかギリギリの状況だったと思うんですね。
    大沢 正直厳しかったですよね。 ただ、RIZINさんの中に「新しい血を入れたい」という考えがあったみたいですね。
    ――ちなみに、ここ最近のライト級日本人選手でRIZIN初参戦で勝利したのは上迫選手だけなんですよね。大尊(伸光)選手や武田(光司)選手は負けていて。 
    大沢 いまRIZINにレギュラー参戦しているライト級日本人の中では、もしかしたら上迫が一番弱いかもしれない。戦ってみなきゃわからないですけどね。ただ上迫はまだRIZINで底を見せてないので引っかかったのかもしれないですよね。
    ―― UFCでも、たとえ勝ち越していても底が見えてトップが狙えないと判断されたらリリースされますね。 
    大沢 なんだかんだ上迫がこないだのRIZIN愛知大会で勝ったことが大きかったですね。負けたら100%出場はなかったですから。今回ミクル(朝倉未来)が出ないことでライト級GPをやらななくてもいいんじゃないか……みたいな意見もあるじゃないですか。格闘技界隈ではそういった声はけっこうありますよね。要は今回のライト級GPの主役になりそうな選手がいないと。だからこそやったほうがいいとは思うんですけどね。
    ――階級を稼働させるってとりあえず回さないと始まらないところはありますね。
    大沢 こないだの修斗後楽園ホールは満員御礼だったのに、お目当ての選手の試合が終わると帰っちゃうからメインのときに空席があったんですよ。結局マニアが興味を惹くカードを揃えれば見るわけじゃないし、やっぱり知ってる選手が出ていれば見るという感覚ってあると思うんですよね。
    ――地上波もそうですからね。格闘技が詳しくない人が中心だから、その選手のことを知っているかどうかがポイントになって。 
    大沢 知ってもらうという点ではトーナメントってストーリーができやすいですから。勝った選手は必ず次の試合に出るわけですし。逆に連発すると飽きちゃうところってあると思うんですけどね(苦笑)。
    ――GPってショーウインドーみたいなもんですよね。まあ、RIZINでいえば大々的にヘビー級や無差別級のGPをやってお披露目したけど、商品になったのはプロハースカくらいなんですけど(ガックリ)。
    大沢 ハハハハハハ。でも、やらないと始まらないところってありますからね。
    ――ボクもRIZINライト級GPはぜがひでも見たかったわけじゃなかったんですけど、今回ガチンコ抽選で組み合わせが決まったことで俄然興味が出てきましたね。
    大沢 いや、これはかなりいいと思いますよ。
    ――上迫選手所属ジムのオーナーにお伺いしたいんですけど、あの抽選はガチンコなんですか? 誰にも言わないですから正直に答えてください!
    大沢 超面白いカードになったから「最初から仕組まれていたのかな……」って思っちゃったんですけどね(笑)。
    ――ハハハハハハハハ! 
    大沢 会見の発表で「ああ、上迫の相手はグスタボなんだ」って。そもそもどういう抽選なのかもよく知らないですよ。
    ――文章にするとわかりづらいですけど、3段階方式で選手の意図を排除していくっシステムで。自分の意志で対戦相手は選べないようになってるんですよ。まあ抽選だから、あたりまえなんですけど、某・旧K-1の抽選とかおもいきり怪しかったですからね(笑)。
    大沢 今回は細工できないんですか?
    ――可能性があるとすれば、枠組みが書かれている8つの封筒の中身を選手全員が把握していれば……ってことですけど。いまの時代は誰がSNSでバラすかわからないから、わざわざこんな複雑な抽選を企画してまで八百長はやらないのかなと。それに1回戦からサトシvsジョニー・ケースって組もうと思っても組めないですよね。
    大沢 たしかにね。どれも面白いですよね。ダミアン・ブラウンvsムサエフだってダミアンってメッチャ頑丈なんですよ。ムサエフの打撃も凄いですけど、ダミアンがゾンビモードになったときにムサエフは心が折れたりするかもしれないし。
    ――ダミアンはUFC2勝4敗だから、ムサエフからすれば乗り越えないといけない壁ですよね。
    大沢 川尻くんもパトリッキー(パトリッキー・”ピットブル”・フレイレ)が一番活きるじゃないですか。 
    ――いやあ、今回のガチ抽選で一番おいしい思いをしたのは川尻選手ですよね。
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  • AEWチャンピオンベルト盗難事件■斎藤文彦INTERVIEWS

    2019-09-23 15:30  
    97pt
    80年代からコラムやインタビューなどを通して、アメリカのプロレスの風景を伝えてきてくれたフミ・サイトーことコラムニスト斎藤文彦氏の連載「斎藤文彦INTERVIEWS」。マット界が誇るスーパースターや名勝負、事件の背景を探ることで、プロレスの見方を深めていきます! 今回のテーマはAEWチャンピオンベルト盗難事件です! 
    Dropkick「斎藤文彦INTERVIEWS」バックナンバー■「ミスター・プロレス」ハーリー・レイスの偉大さを知ろう■ウルティモ・ドラゴンの偉大なる功績を再検証する■ネット社会に出現したニュータイプAEW、その可能性■都市伝説的試合映像ブレット・ハートvsトム・マギー、ついに発掘される ■レッスルマニアウィーク現地取材レポート■平成という「アントニオ猪木が去った時代」■アメリカの新団体AEWは脅威になりえるか■それでもケニー・オメガは新日本プロレスに残るか■【追悼・爆弾小僧】すべてはダイナマイト・キッドから始まった
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」



    ■なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期


    ■“怪物脳”に覚醒したケニー・オメガ■怪物デイブ・メルツァーと『レスリング・オブザーバー』■新日本プロレスのMSG侵攻は「WWE一強独裁」に何をもたらすのか■怪物ブロック・レスナーを通して見えてくる「プロレスの作り方」■追悼・マサ斎藤さん……献杯はカクテル「SAITO」で■皇帝戦士ビッグバン・ベイダーよ、永遠に■ジャイアント馬場夫人と親友サンマルチノ、2人の死――■ベルトに届かず…されど「世界に届いた中邑真輔」のレッスルマニアを語ろう ■ステファニー・マクマホン、幻想と現実の境界線がない生活■ロンダ旋風、中邑&ASUKAダブル優勝!! ロイヤルランブル1万字総括■アメリカンドリーム、ゴールダスト、コーディ……ローデス親子それぞれの物語■ジェリコvsケニー実現で考える「アメリカから見たプロレスの国ニッポン」■旭日双光章受賞!! 白覆面の魔王ザ・デストロイヤー■みんなが愛した美人マネージャー、エリザベス!■職業は世界チャンピオン! リック・フレアー!!■怪死、自殺、大事故……呪われた鉄の爪エリック一家の悲劇■ミスターTからメイウェザーまで! WWEをメジャー化させたセレブリティマッチ
    ■馬場、猪木から中邑真輔まで!「WWEと日本人プロレスラー」■WWEの最高傑作ジ・アンダーテイカー、リングを去る■『1984年のUWF』はサイテーの本!
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」


    ■オペラ座の怪人スティング、「プロレスの歴史」に舞い戻る

    ■なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期

    ■超獣ブルーザー・ブロディ

    ■「プロレスの神様」カール・ゴッチの生涯……
    ■『週刊プロレス』と第1次UWF〜ジャーナリズム精神の誕生〜




    ■伝説のプロレス番組『ギブUPまで待てない!!』 
    ■SWSの興亡と全日本再生、キャピトル東急『オリガミ』の集い
    ■「現場監督」長州力と取材拒否■ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ…ヘビに人生を飲み込まれなかった男■追悼ジミー・スヌーカ……スーパーフライの栄光と殺人疑惑■ドナルド・トランプを“怪物”にしたのはビンス・マクマホンなのか――AEWの世界王座のチャンピオンベルトが盗難にあったそうですが、本当の……って言い方は変ですが、本当にベルトが盗まれたそうですね。
    フミ はい、じつはそうなんです。多くのプロレスファンはこの盗難事件をAEWの世界で起きた出来事、つまりネタとして見ていたんですが、実際に盗難事件があったんです。このAEWのベルトは新設されたばかりでクリス・ジェリコがハングマン・ペイジを破って初代王者になりましたが、その試合の翌日にクリス・ジェリコの手元から盗まれてしまったんです。
    ――試合翌日に! となると“プロレスの出来事”と捉えるのは普通というか……。
    フミ まずジェリコの王座戴冠の流れから追っていくと、AEWはネットから始まってネット上ですべてが展開されていくという新世代のプロレス団体ですよね。日本のファンからすればケニー・オメガの物語に見えるし、アメリカのマニア層からすればCodyやヤングバックスの物語かもしれない。でも、よーく分析していくと、ここまではクリス・ジェリコの物語だったんです。いまから1年前の2018年9月1日、まだAEWが旗揚げ前にCodyやヤングバックスらが中心となって『ALL IN』という単発のイベントがシカゴで開かれました。メインイベント終了と同時にペンタゴン・ジュニアに変装したクリス・ジェリコが乱入してケニー・オメガを襲撃するというボーナストラックがあった。それからちょうど1年後の2019年8月31日に場所も同じシカゴで、今度はAEWとして『ALL OUT』という興行が開催されました。ここでジェリコがAEWの初代王座に就いたんです。
    ――『ALL IN』の最後に乱入したジェリコが『ALL OUT』でチャンピオンになったと。
    フミ つまり、ボクらは『ALL IN』から『ALL OUT』まで、クリス・ジェリコがAEWという新団体の初代チャンピオンになるまでの物語を知らずに見せられていたわけです。もちろんジェリコ以外の物語もあって、シャヒド&トニー・カーン親子という大富豪が現れてAEWのオーナーになり、ケニーたちの新日本プロレス離脱があったり、かつてWCWの親会社でプロレスビジネスの失敗から、もうプロレス番組は放送しないだろうと言われていたTNT(ターナー・ネットワーク・テレビジョン)がAEWの新番組を始めたり、WWEを離れたジョン・モクスリーがAEWに参戦したりしている。そのAEWの番組は10月から毎週水曜日に放映されますが、AEWなんて意識はしてないと公言していたWWEが同時刻に下部組織のNXTのウィクリー番組をぶつけてくるという新たな展開も生じたんです。
    ――WWEはAEWをしっかり意識してるということなんですね。
    フミ  NXTはいままでWWEネットワークの中での1時間番組でしか扱ってなくて、悪くいえばインターネットの動画配信の中に封じ込められていた映像なんですね。それがUSAネットワークの新番組としてAEWと同時刻に勝負すると。90年代はWWEとWCWと月曜テレビ戦争が火花をちらしましたが、今度はWWEとAEWの2020年代バージョンのテレビ戦争が始まるというわけですね。
    ――開戦待ったなし! の状況でベルト盗難事件が起きてしまったんですね。
    フミ プロレスの歴史を紐解いていくと、チャンピオンベルトの盗難事件というのはわりと発生していて。ブルーノ・サンマルチノ時代のWWWF世界ヘビー級王座のベルトもニューヨークの街なかで盗難にあってるんです。結局そのベルトは盗まれたきり、二度と戻ってこなかったんです。
    ――いまだに誰かが持っているということですか。
    フミ それはもう50年も前の事件なんですけど、盗難事件という事実があるかぎり、現物は表には出てこないのでしょうね。WWWFはペドロ・モラレス時代のベルトもじつは盗まれてるんです。そのときは数ヵ月後にニューヨークの質屋で発見されたんですけどね。
    ――質屋で!
    フミ お金に困って誰かが質屋に持ち込んだのか、もしくは高く売れると思ったんでしょうね。「本物のプロレスのベルトが質屋にあるぞ」と話題になったことで盗難にあったベルトだと判明したんです。「いつのまに盗まれたのか」でいえば、バーン・ガニアのAWA の2代目ベルトは本部席に置いてあったところを試合中に誰かに持っていかれました。
    ――大胆すぎる盗難事件ですね(笑)。
    フミ タイトルマッチが行なわれてるあいだ、ベルトを本部席に置いてていたら、いつのまにかなくなっていた。そんなところから盗むわけがないとみんな思っていて無防備だったんでしょうね。 ややマイナーなベルトでいえば、オレゴンのパシフィック・ノース・ウエストのタッグ王座のベルトが盗まれたときは、テレビ番組内で「ベルトが盗難にあったのでどんな情報でもお寄せください」と告知したことがあったそうです。そのベルトも結局戻ってこなかったんですけどね。数あるベルト盗難事件の中でも最も衝撃だったのは、バディ・ロジャースやパット・オコーナー、ルー・テーズ、ジン・キニスキー、ドリー・ファンク・ジュニア、ハーリー・レイスが腰に巻いた黒革のNWA ベルトも盗難にあってるんです。
    ――由緒あるNWAのベルトが!
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  • 【1記事から購入できる必読記事厳選集】DropkickバックナンバーBEST100

    2019-09-20 11:25  
    2000記事近くの中から必読人気記事をピックアップしました! 「ミスター・プロレス」ハーリー・レイスの偉大さを知ろう■斎藤文彦INTERVIEWS【大沢ケンジ徹底分析】なぜ堀口恭司は朝倉海に攻略されたのか?【全女・極悪同盟】クレーン・ユウ14000字インタビュー朝倉未来「メリットがないからモチベーションは低かったかもしれないですね」ボクシングの「共同声明」はなぜ反感を買ってしまったのか?これは今話題のパワハラなのか!? ああ無情、デイビーボーイ・スミス新日本離脱の顛末
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  • 『覚醒』那須川天心/Dropkick読書会

    2019-09-20 11:03  
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    那須川天心と武尊の2人の周辺が慌ただしくなってきた!……ということで2018年4月に掲載した那須川天心の自伝『覚醒』読書会の記事を再掲載します。この時点では堀口恭司戦も、そしてあのメイウェザー戦も実現してません……○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○Dropkickのプロレス格闘技本読書会!!  今回取り上げる本は那須川天心の『覚醒』(出版社クラーケン)です。この記事はDropkickニコ生配信で語られた『覚醒』の感想を再編集・加筆したものです(語り・ジャン斉藤)
    【Dropkick読書会バックナンバー】◯「神になれなかった男」の狂気――ミスター高橋『流血の魔術 最強の演技』◯ゼロゼロ年代のレフェリング論――島田裕二の『島田は見た!』◯ボブ・サップ『野獣の怒り』と、谷川貞治『平謝り』から読むK-1崩壊
    ◯高田vsヒクソンの真実とは? 金子達仁『プライド』
    今月の「Dropkick読書会」が取り上げる本は、那須川天心選手の『覚醒』です。那須川選手がこれまでの人生を振り返る……とはいっても、彼が19歳のときに出版されたんですが(笑)、10代で自伝って凄いですよね。一部では「まだ早すぎるんじゃないか」という声があったそうですが、あれくらいの逸材ですから早くも何もないですよ!
    最近はアスリートに対して「調子に乗ってる!」と批判する声がよく聞こえてきますよね。たとえば女子スキージャンプの高梨沙羅さんがベンツを買ったからとか、化粧をしたからどうのとか。ベンツや化粧で調子に乗ってるって意味がわからないですけど(笑)。
    清原和博が新人の頃から調子に乗っていたとか叩かれるときに「昔は桑田真澄もいろいろあった」とか巻き込む人っているじゃないですか。桑田は甲子園最多勝利数の投手ですよ? 調子に乗らないほうが逆に怖いですよ!
    やっぱり調子に乗るからこそ、我々のちっぽけな常識の壁を飛び超える奇跡的な瞬間が生まれるわけで、そこは那須川選手の魅力のひとつでもあると思うんです。彼が調子に乗ってなかったら、格闘技界はここまで面白くなってないかもしれません。
    この『覚醒』という本自体はですね、天才・那須川天心のこれまでの試合やその思考を振り返るという意味では面白い本だとは思います。安田忠夫インタビューでキャッキャッ騒いでるようなDropkickユーザー向きの内容ではない気もしますが(笑)、友達座談会とかもあって微笑ましいんですよ。那須川選手が友達とキャッキャ言いながら話しちゃってるんです。

    ――普段の天心選手はどんな感じですか?
    篠塚 え……10分の9は言えないですね、ガチで。変わってますよね。変な人です(笑)。
    天心 なんだ、なんだ? 何を言うか先に教えて! (『覚醒』より)

    『覚醒』を読んでいくとあらためてわかるのは、那須川選手はキックボクシングというジャンルや日本格闘技界の現状を肌で感じたうえで、大きな仕掛けで疾走していくロマン型ファイターだということです。

    花道で待っていて、武尊選手には僕から話しかけた。
    「大みそか、やりましょう」
    向こうもいきなりでビックリしていたけど、もちろんやる気だった。そして、武尊選手とはグローブを2回合わせた。<中略>武尊選手には「ファンだと思ったし、まわりがうるさくて何を言ってるのか聞こえなかった」的なコメントを出されてしまった(『覚醒』より)

    武尊選手に対戦を呼びかけたK-1会場突撃事件もそのロマンが原動力になんですが、格闘技で他団体に乗り込んで対戦要求って聞いてことがないですよ。やってることが大仁田厚ですよ(笑)。ただ、大仁田厚の場合は売名行為自体が存在意義なんですが、那須川選手のように売名行為が必ずしも必要じゃない人間ができちゃうのは特殊なケースですね。
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  • 【中国人UFC王者誕生】日本MMAは追い抜かれてしまったのか■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    2019-09-20 10:45  
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    多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回のテーマは日本MMAは中国に追い抜かれてしまったのかです!!(ニコ生配信されたものを編集したものです)【1記事75円から購入できるバックナンバー】

    ・ボクシングの「共同声明」はなぜ反感を買ってしまったのか?
    ・UFC新記録! ホルヘ・マスビダルの史上最速5秒KO劇を多角検証する■MMA Unleashed
    ・【闘龍門8期生】菅原拓也「浅井さんのドラゲー復帰戦の相手は本当にボクでいいのかなって」
    ・計量オーバーはバカほど過剰にバッシングする説!

    ・【使用拒否続出!?】新木場1stRINGに何が起きているのか■事情通Zの「プロレス 点と線」


    ――シュウさん、今月もよろしくお願いします!シュウ どうも! いまちょっとね、緊急事態が発生してホームセンターにいるんですよ。
    ――ホームセンターに!? そんな場所でインタビューして大丈夫なんでしょうか(笑)。
    シュウ まあ、問題ないと思います。いまから家に戻りますんで、その車の道中でお話ししますよ。
    ――であれば、さっそく。まず、前回のインタビューでちょっと物議を醸した部分があったので、その話題からスタートしたいんですが、「堀口恭司選手が日体大レスリング部にレスリングで総勝ちした」みたいな話が、ちょっと違うんじゃないかというご指摘がありまして。あれはいったい、どういうことだったんですかね?
    シュウ ああ、あれはボクも選手やコーチから聞いた話だったんですよねえ。彼らが「そういうふうに聞いているよ」という話をしていたので、ボクが実際に日体大に連絡を取って聞いたという話ではなかったんです。
    ――なるほど~。
    シュウ ボクも、皆さんのご指摘のあとにあらためてコーチたちに聞いたんですけど、「会場で誰かから聞いた」とか、「股聞きだからよく覚えてない」とか、そういうことを言い出したので(苦笑)。まあ、ボクも裏を取るべきだったかなと思って、申し訳ない気持ちでした。
    ――今後はボクのほうでも気をつけたいと思います。さて、それではUFCの話に移りたいんですが、今回はやはり魅津希選手がUFC初勝利ということで、おめでとうございます!
    シュウ ありがとうございます(笑)。
    ――これまでストロー級で戦ってきた魅津希選手ですが、今回はフライ級の試合に欠員が出たということで緊急契約。対戦相手のウー・ヤナンが2キロの計量オーバーということで、魅津希選手もかなり大変な中での勝利だったようですね。
    シュウ まあ、それは各メディアでもご指摘のとおりで。でも、そういう予感はあったんですよ。というのも、相手選手の過去の映像を見ると、必ずケージに押し込んでケージをつかむ癖があるんですよね。前回の試合でも1試合で5~6回ぐらいつかんでいたので、レフェリーにも注意されていたんですけど、あんまりそれに聞く耳を持たないというか。少しぐらいインチキをしても勝つ! というような性格の子だとは思っていたので、まあ計量オーバーも想定内でした。
    ――そういう見通しだったとは(苦笑)。
    シュウ それに、UFCって3~4日前ぐらいからオフィシャルがメディア取材を組むじゃないですか。今回、開催が中国だったせいか、UFC手配のメディア取材以外にも取材を入れて、チヤホヤされていて浮かれて受けている様子だったのでね。フライ級にしては背が高い相手なんですけど、顔とかを見ても、ちゃんと落としている感じがまったく見受けられなかったので。だから「落として来ないだろうな……」というのはなんとなくわかっていたんです。
    ――落としてこない予感ってイヤな話ですね(笑)。
    シュウ それよりも心配だったのは、じつは魅津希ちゃんはUFCと契約したその日に右ヒジをケガしてしまっていまして。
    ――あれま!
    シュウ 今回、グラップリングや右の打撃がほとんどできない状態で現地入りしていたんですよね。
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  • 痛い!怖い!つらい! MMAファイターが語るダメージとケガのリアル■MMA Unleashed

    2019-09-20 10:25  
    91pt
    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは痛い!怖い!つらい! MMAファイターが語るダメージとケガのリアルです!!【1記事75円から購入できるバックナンバー】・【堀口vsDC徹底解説】コールドウェルはなぜパウンドを打てなかったのか?■水垣偉弥
    ・原因不明の難病からの復活勝利! 征矢貴インタビュー「やっとスタート地点に立てた」
    ・【フジメグはRIZINをこう見た】藤井惠「浜崎朱加が冷静に打撃勝負したことが勝利に繋がった」
    ・【vs那須川天心】「負け様」に気づいた、きれいな亀田興毅を見た
    ・堀口恭司2団体制覇を米MMAメディアはどう伝えたのか■MMA Unleashed・追悼・青木篤志さん■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    ・RIZINで魚井フルスイングが炸裂! 大沢ケンジ絶叫セコンドの裏側!・ツイッターを凍結させれられた人喰いプロレスラー■アメプロインディ通信「フリーバーズ」
    ・「ハッスルがなかったら日本は原始的なプロレスのままだったかも」木原のオヤジ
    ・新日本プロレスデビュー記念、ジョン・モクスリーがWWE離脱理由を激白 
    国内外で毎週のようにMMAイベントが開催されている昨今、われわれ格闘技ファンは、気絶した人や大けがを負った人を見ることに、余りにも慣れすぎてしまってはいないだろうか。そして、勝者の陰に隠れて、試合の直後だけでなく、その後長い間にわたって、リアルな痛みやダメージに苦しめられている生身の人間がいることを、忘れがちではないだろうか。
    今回はさまざまなダメージの中から、最も耐え難い痛みだとされるボディショット、長い治療期間が地獄だというアゴの骨折に焦点を当てて、選手の声を集めてみた。これをよめば、MMAを見ることがよりありがたく感じるようになるかもしれない。
    第1部 ボディショットの衝撃
    ●ラシャド・エバンス
    いい一発をボディにもらうと、魂が抜かれたようになるんだ。体中を支えている筋肉の張りがなくなるというか、力が抜けるというか。その場ですぐにダウンはしないとしても、パンツの中に漏らしそうにはなる。
    本物のボディパンチは、身体の中から殴られたような痛みがある。刺されたのかと思うこともある。余り感じたことのないような、おかしな痛みだ。そして、身体の中がこんなに痛いのは、完全にやばいと感じる。それで動きが止まってしまうんだね。目を打たれて視界がおかしくなった時と似ている。試合のことがどうでもよくなって、2度と目が見えなくなったらどうしよう、という気持ちでいっぱいになってしまうんだ。ボディショットもそんな感じだ。
    ●トニー・ファーガソン
    オレが習ったのは、ごく小さい面積を思い切り殴る、ということだ。パンチングバッグでいえば、揺らすのではなく、折りたたむイメージ。映画『キル・ビル』の突きのイメージだね。エネルギーを集めに集めて、野球のバットを振るかのように打つ。
    オレがボディショットを打つ時には、相手の全身に衝撃波が行き渡るよう、できるだけ身体の中心を打つようにしている。相手の身体が吹き飛ぶような感じでね。そうすると自動的に衝撃波がレバーに届くんだ。
    ●カマル・ウスマン
    いいボディを入れられると、その場で漏らしたくなる。本当だぞ。それから、直ちに痛くなるわけではない場合もある。ドスンと打たれてすぐにダウン、ではないんだ。ドスン、お、大丈夫、大丈夫……ああダメだ。これはいかん。そしてかがみ込んでしまう。身体の中で何がおきているのかはよく分からないが、血尿が治らないこともある。
    中にはタフなヤツもいてね、いいボディを当てているのに、ポーカーフェイスを崩さないんだ。セルジオ・モラエスがそうだった。「うそだろ、効いてないの?」と焦ったよ。でも後から試合映像を見てみれば、よく分かるんだ。手がずっと下がったままなんだ。ボディを守らなくちゃ、という本能なんだろうね。
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