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記事 13件
  • 巨大化する第二勢力ベラトール、100回大会を超えた現在■MMA Unleashed

    2013-09-27 10:21  
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    「第100回と言われても、そんな感じはしないなあ。初期の頃の大会が、ほんの10分前のことのように思い出されるよ。テレビカメラはいまは14台入れているが、最初は6台だった。いまではトレイラーで運び込んでいる巨大な照明機材も、最初はライトを小さなスチール材にくくりつけただけだった。サウンドシステムも最初はギリギリ合格くらいのものだったけど、いまではまるでU2のコンサートだよ」
    ベラトールMMAが9月27日に節目となる第100回目の大会を開催したが、CEOのビヨン・レブニーには感慨にひたる暇もない。
    なにせ11月にはベラトール初のPPV大会の開催が迫っている。このため10月にはスパイクTVで事前煽り番組を大量投入する。「マイケル・チャンドラー特番」「ティト・オーティス特番」など、スター選手一人一人にフォーカスした番組を予定しているのだ。「ランページ特番」にいたっては、3回連続のリアリティショー形
  • UFC165 怪物ジョーンズの苦戦■大沢ケンジ

    2013-09-26 10:39  
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    9月21日の土曜日(日本時間22日/日曜日)にカナダのトロントで行われたUFC165に、現在MMAでパウンドフォーパウンドと言われるジョン・ジョーンズがアレクサンダー・グスタフソンを相手に6度目の王座防衛をかけてタイトルマッチが行われた。
    今回の試合を通して、怪物ジョン・ジョーンズのとてつもない、神懸かった強さの幻想のようなものが剥がれかかったが、ジョーンズの精神的な強さも見ることができる試合だった。
    まずは、ジョーンズの「UFCのタイトルを5度防衛している」という事実は、とても凄い事なのだとご理解いただきたい。
    例えば、ボクシングの世界王者のタイトルマッチは、指名試合以外はほとんどが王者側のプロモーターが挑戦者を選べるので、防衛回数を重ねていても王者が戦いやすい相手を選んでいる場合もあり、防衛回数を重ねていても、ジョーンズのそれと安易に比べる事ができない。また、ボクシングには世界のトップ
  • バレンティンと王さんとUFC■橋本宗洋

    2013-09-23 10:21  
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     このところ、ちょっとテンションが低い。いやまあ、基本的にはアイドルのライブ行ったりモンハンやったりして呑気かつ愉快に暮らしちゃいるんだが、メインの仕事の場であるところの格闘技界で、嫌な噂を聞いてしまったのだ。
     ある日本人選手が、UFC参戦の話を断ったのだという。かなり高待遇のオファーだったそうだ。もったいないなと思う。引き止めた関係者には怒りさえ感じる。その選手のファイター人生にとっては、日本にとどまるよりUFCで力を試す(証明する)ほうがいいはずなのに。なんでこんなことになるのか……。
     しかし、そう思うのはあくまで僕が「強い選手にはUFCでどんどん勝負してほしい」という考えだからだ。その選手にしてみたら「UFCは魅力的だけど、あくまで自分は日本の格闘技を盛り上げたい」と思っているのかもしれない。それはそれで、凄く大事なことだ。だから、残念ではあるけれど批判はできない。関係者にしても
  • UFC「テレビ移籍劇」の明暗■MMA Unleashed

    2013-09-20 12:00  
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    FOXスポーツ専門新チャンネル開局から1か月
    UFCの視聴率は?その評価は?
    UFCがPPV以外の番組の大半をFOX系列の新スポーツ専門チャンネル「Fox Sports 1(FS1)」に移して約1か月が経過した。開局したばかりということもあり、視聴者確保に苦戦しているFS1にとって、UFCはほとんど唯一視聴者数を確保できるキラーコンテンツとして君臨している。しかしながら、その絶対的な視聴者数は、これまでUFCがSpike TVやFXで獲得してきた実績と比べると、激減していることも現実である。
    FS1は8月17日に開局、全米での視聴可能世帯数は8918万世帯である。FS1が首を取ろうとしているスポーツ専門チャンネルの雄、ESPNは9800万世帯、かつてUFCを中継していたSpike、FXはそれぞれ9700万世帯に普及している。
     
  • 今回のイラストは「NO MORE 試合泥棒」■二階堂綾乃のプロレス格闘技☆イラスト探訪

    2013-09-19 11:14  
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    最近新日本プロレスを観戦しに行くと、大きなスクリーンに中邑真輔選手が動画の撮影禁止を訴える映像が映し出されます。私も動画撮影している人を見たことがありますし、問題になっているようですね。ところでこの動画、中邑選手のスギちゃん口調より気になってしまったのが、どうしてもあの華麗なダンスをする映画泥棒を思い出してしまうということです。映画泥棒め…3Dプロレスを観て実際の試合も盗みたくなったんだな!と、いうわけで、今回は映画泥棒の倒し方を考えてみました。
     
  • 【PRIDE武士道再考】マーカス・アウレリオ3勝2敗で王座挑戦■数字で見る日本vs世界

    2013-09-15 11:04  
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    前回までの続きはコチラ
    ①「PRIDE131勝168敗4引き分け1無効試合」(無料公開)
    ②カイル・ストゥージョンはなぜ呼ばれなくなったのか(無料公開)
    ③高田道場82戦35勝43敗4分(無料公開)
    ④日本の柔道エリートをMMAファイターに育てたら(無料公開)⑤山本KID徳郁『HERO`S』11戦無敗⑥【武士道】五味隆典13勝1敗1無効試合 「KO/一本率」84%

    今回は『戦極』とDREAMを数字で振り返ると予告しましたが変更させてください。
    先日のUFCで岡見勇信選手がホナウド・ジャカレイに破れ、王座再挑戦の道が険しくなりました。PRIDE崩壊後のUFCで王座挑戦の経験があるのは岡見選手だけです。日本で戦極無双中だった日沖選手もUFCでは現在3連敗中とリリースの危機。日本人の王座戴冠どころか、どの階級を見渡しても王座挑戦の気配すら感じません。日本人は世界の舞台では勝てないのでしょうか?
    もともとこの「数字で見る日本vs世界」は「日本人の強さ」を数字で解明していくことがテーマでした。
     
  • 東京オリンピック開催決定について、プロレス格闘技好き40男が思うこと■橋本宗洋

    2013-09-13 13:33  
     2020年のオリンピック開催都市が東京に決まった。よかった。何がよかったって、滝川クリステルはやっぱりキレイだなぁと、あらためて確認できたことだ。
     いや、わざとふざけてるわけでもなくて、確実に思ってることってそんなもんなんですよ。今回のオリンピック招致に関しては、賛否いろんな意見がある。被災地の復興はどうするのか。オリンピック開催する金があるならまずそっちじゃないかと言われたら、確かにそうだよなと思う。
     でも一方で、オリンピック開催による利益、そのお金がさらにいい形での復興をもたらすと言われると、そうかもしれないと思ったりもする。オリンピック開催で世界から注目され、そのプレッシャーが復興を早めるかもしれない、とか。まあ招致活動での安倍首相の健康問題発言なんかは「マジかよ!?」とイヤな気持ちになったが、だからといって「オリンピックなんてとんでもない!!」とまでは思わない。逆に「東京開催
  • マスコミとは何か? UFCのメディアコントロール■MMA Unleashed

    2013-09-13 11:47  
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    太鼓持ちか、面従腹背か、一匹狼か
    これが米MMAメディアの生きる道

    MMA業界にはいくつもの課題がある。ステロイドなどのパフォーマンス増強剤の使用、アスレティック・コミッションの無能や腐敗、怪しげなレフリーやジャッジの存在、選手の権利を脅かすプロモーターの存在、不正試合……これらの暗闇に光を照らすのは、いわゆるMMAメディアの役割ということになる。ただ、いまのMMA業界が圧倒的にUFCに制圧されているという事実が、MMAメディアに陰に陽に、影響を与えていることも確かである。
    UFCが行なっている最も直接的なメディアコントロールは、記者個人や媒体に対する取材許可証の交付を停止することだ。取材する方法がなくなると、媒体としてはなんとか別の独創的な方法を模索するか、もしくは許可証の再発行を目指すしかない。
    Sherdogは2010年3月に許可証を取り上げられた。Sherdogの所属記者が、マッ
  • 37歳、新たなる挑戦■大沢ケンジ

    2013-09-10 11:21  
    試合が決まりました!
    今回のコラムは直前にUFC が3大会もあって、その中にはカーロス・コンディットVSマーティン・カンプマンの白熱した試合やライト級タイトルマッチのベンソン・ヘンダーソンVSアンソニー・ペティスのペティスの驚くべき強さ、チャド・メンデスの充実っぷり、まだこれを書いてる段階では結果はわかっていないが、このコラムが皆さんに読まれる頃には岡見VSジャカレイの結果も出る頃だろう。
    そんなUFCのネタだけでいくらでも書けるのだが、今週の月曜日にわたくし大沢ケンジの試合が10月20日に後楽園ホールで行われる長南引退興行で赤尾選手とやることになったので、こちらについて書いていこうと思う。
    自分が最後に試合をしたのは去年のクリスマスイブのVTJで、今度の試合をするまでに約10ヵ月の期間があいた。もともと試合感覚はあく方なのだが10ヵ月は期間としては長いだろう。この間に自分が指導するHEA
  • ペイパービューはもう古い!? UFC海外進出計画2014■MMA Unleashed

    2013-09-08 13:14  
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    UFCが来年1月4日にシンガポール大会を開催することを明らかにした。このニュースを含め、このところ米MMAメディアが相次いで来年以降のUFCの海外進出計画を報じている。そこで今回はこれらの情報を取りまとめてみたい。
    UFCアジアのマネージングディレクター、マーク・フィッシャーは、シンガポール大会は2014年に計画されているUFCのアジア進出計画の第一弾だとしており、マカオ大会を含む今後の予定に期待してほしいとコメントしている。1月4日大会は収容5000人のマリーナ・ベイサンドで開催される。シンガポールはライバル団体One FCの本拠地でもあり、OneFCはすでに、収容12,000人のシンガポール・インドアスタジアムで大会を4度開催している。
    また、中国版TUFの計画も進んでおり、すでに北京・シンガポール・マカオの3都市で出場選手のトライアウトを終了。おって撮影が開始され、11月から中国国内