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2015年3月の記事 26件

<記事詰め合わせ>スターダム不穏試合、北原光騎、鈴木秀樹、更級四郎、安西×小佐野、柳龍拳、新木場1stリング

非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! par14は大好評インタビュー9本、8万字オーバーで540円!!  試し読みも可能です!①スターダム世IV虎vs安川惡斗は不穏試合ではない!!②北原光騎が天龍引退に万感の思いを込めて「佐山シューティング、天龍同盟、SWS……」③ビル・ロビンソン最後の弟子・鈴木秀樹「プロフェッショナルレスリングを大いに語る」④Uと馬場を支えた黒衣の絵描き! 更級四郎 キミは「ほとんどのジョーク」をおぼえてるか?⑤ご意見番・小原道由が世IV虎vs安川惡斗をぶった斬る!⑥高校球児がアメリカに渡りUFCを目指すまで〜松田干城のボストン生活〜⑦小佐野景浩×安西伸一 『ゴング』×『週プロ』天龍番だった男たち⑧インディの聖地・新木場1stリングとは何か? 管理人を直撃!⑨達人は実在する! 日本最後の幻想・柳龍拳ロングインタビューセメントマッチに世間も震撼! 2月22日スターダム後楽園ホール大会のメインイベント世IV虎vs安川惡斗は、王者・世IV虎のプロレスの範疇を超えた攻撃に惡斗の顔が無残にも腫れあがる事態となった。惡斗は救急車で病院に搬送。これは力道山vs木村政彦、小川直也vs橋本真也と同類のシュートマッチだったのか……!? 試合後はスターダム参戦選手のみならず、他団体の選手や関係者からプロ意識の欠いた試合に批判の声が殺到。急遽会見を開催したスターダム側は世IV虎からベルトを剥奪、無期限出場停止処分の裁定などを下した(http://wwr-stardom.com/?page_id=4)プロレス専門誌の表紙に「私怨」「制裁」という文字が踊っているように、シュートマッチとして位置付けられている世IV虎vs安川惡斗。この試合の背景には何があったのか。世IV虎は本当に私怨をぶつけただけなのか……。「それは違う」と断言する女子プロレスの事情通X氏に話を聞いた。 「一度シングル総当たりリーグ戦の中で世IV虎選手vs惡斗選手が戦ってるです。そのときにもアクシデントが起きたんですけど……」 ――スターダムで起きた世IV虎vs安川惡斗の凄惨な試合について、女子プロレスの事情通X氏にいろいろとお聞きいたします。 事情通X 世間的にも大きな話題になってますよね。まず私が声を大にして言いたいのは、この試合はよく言われてるような“ブック破り”ではないと思うし、世IV虎選手が私怨だけの理由で惡斗選手を一方的に叩き潰したのではないと考えてるんです。たしかに女優でもありドキュメンタリー主演映画の公開を控えている美女レスラーを、ヤンキー上がりのチャンピオンが嫉妬で制裁を食らわす……という構図は一般世間の耳目を集めやすいでしょうけど。 ――あの試合は不穏試合やシュートマッチとして語られていますが、その類ではないと? X と私は考えます。結局こういう試合ってプロレスの内幕に触れないと語れないところはあるじゃないですか。なので私も名を伏せてるわけですけど(苦笑)。 ――過去のシュートマッチもなかなか立体的に見えてこないのはそういう背景もありますよね。このDropkickでは80年代や90年代を振り返るインタビュー企画が好評なんですけど、プロレスの範疇を超えた試合への言及がたびたび出てきます。ただ、当時はいまのように映像をすぐに確認できなかったし、選手たちが自分の考えを発信する手段もなかったんですよね。 X はいはい。だから“知る人ぞ知る”分野でありましたよね、こういう試合は。 ――小川直也vs橋本真也の通称“1・4事変”もボクはファンとして2階席から見てますけど、何が起きたのかはわかりかねたところがあって。あとで映像なり雑誌などでようやく事態を把握できたんですが、今回のスターダムの件は試合直後から情報が洪水のように押し寄せて。 X そこでひとつのポイントになったのは、スターダムGMの風香さんのブログなんですよ。風香さんは「二人の確執については、いつか二人が話したくなったら本人たちが話せばいいと思います」と書いていて。確執の原因はわからないんですけど、長いあいだ世IV虎選手が惡斗選手を無視していたっていう話です。そして風香さんは年末に惡斗選手とご飯を食べたときに「失った信頼を取り戻すには時間がかかるよ。惡斗、本当にかわろうね」と声をかけたことも書いている。それは世IV虎選手と惡斗選手にあいだに何か亀裂が入ったかのようなことを示唆していますよね。 ――そこだけ切り取ると、世IV虎選手に私怨があって今回の暴挙に出たという憶測を呼んじゃいますね。 X 昨日のスターダムの謝罪会見でも2人の確執があったことは認めてるんですけど。先ほども言いましたが、それが原因で世IV虎選手が暴走したとは思えないんですよね。わざわざ試合でこんなになるまで制裁を食らわすかって話で。だって世IV虎選手は惡斗選手の先輩ですよ。信頼を裏切ったことがあったというけど、じゃあ練習場で顔を合わせたときに「テメエ!」って一喝すれば済む話じゃないですか。それを理由に大注目の後楽園ホールのメインイベントで、わざと仕掛けたらどうなるかなんてことは、キャリア4年目の選手にだってわかることですよ。 ――代表のロッシー小川さんも2人の仲が悪いことは知ってたんですよね? X 知っていたでしょうね。でも、どれくらい仲が悪いかは知らなかったと思います。 ――そういうもんなんですか。 X 小川さんは昔から選手は商品として扱ってるので、必要以上のコミニュケーションは取らないと思います。 ――仕事として成立している以上はいちいち個人の領域には介入しないわけですよね。 X ですね。それで「今回なぜこういう試合になったのか?」ということなんですけど……。 

<記事詰め合わせ>スターダム不穏試合、北原光騎、鈴木秀樹、更級四郎、安西×小佐野、柳龍拳、新木場1stリング

UFC復帰ならず! ブロック・レスナー、WWE再契約の舞台裏■MMA Unleashed

Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回はUFC復帰が噂されたブロック・レスナーがWWF残留。その舞台裏について……。 今月末でWWEとの契約が満了、UFC復帰か、WWE続行かで去就が注目されていたブロック・レスナー(37)が米国時間で3月24日(火)の米ESPNスポーツセンターの生放送に出演、WWEと再契約し、MMAからは完全に引退する旨を自ら発表した。 「私の中のファイターは戦い続けることを求めていた。しかし私は、父親でもあり、夫でもある。この年になると、もう自分一人ではないんだ。自分のプライドは横に置いておかないといけない。ここではっきり申し上げる。オクタゴンでの私の物語は終わった。しかし、プロレスでの物語は、これからも続く」 番組でのレスナーの様子や口調からは、率直かつ真摯に今回の決断を語っている様子が見てとれた。 「決断するまでに1年もかかったんだ。実はこの2か月、UFC復帰を目指してトレーニングもしていた。体調はすばらしかった。ただ、気持ち的に何かもうひとつ足りなかったことは事実だ」 「ロンダ・ラウジーの試合を会場まで見に行った(UFC184)のは、あの感覚、あのエネルギーをまた味わいたかったからだ。契約をしにいったわけじゃないし、交渉戦術を駆使したわけでもない。会場で試合を見ながら、私は自分自身がケージに上がっているところを想像してみた。でもそれは、正しいことだとは思えなかった」 「UFCを離れてから、私の中のファイターが、『連敗して辞めるなんて、あんな終わり方で本当に良かったのか』と問いかけてくるんだ。私は、プラスとマイナスの要素をひとつひとつあげて、長い時間考えた。私はすでにUFCヘビー級王座を獲得した。病気のせいで、キャリアは途絶えた。それももしかすると神様のお導きだったのかもしれない。2年も3年も病気をしていると、地球最強の男も、ただの弱々しい存在に成り下がったような気分になってしまう。これまですっと、超人として相手をぶちのめしてきたのに、もう昔と同じ自分ではない……UFCでの最後の3試合で、私の自信が萎えてしまったのは事実だ。だって、変わらない選手なんているのかい? アンデウソン・シウバはいまでも昔と同じ選手かい?」  

UFC復帰ならず! ブロック・レスナー、WWE再契約の舞台裏■MMA Unleashed

【この男は実在する!!】合気道の達人・柳龍拳ロングインタビュー

合気道の達人、柳龍拳! 惜しまれつつ終了したバラエティ番組『クイズ☆タレント名鑑』の企画「ガチ相撲」に登場した日本最後の幻想である。このインタビューは3年前に収録したものであるが、幻想不足の世の中にロマンを注入すべく、ここに再録する次第である。 柳龍拳先生は北海道・札幌に在住。治療院を構えている。取材日前日の札幌は初雪に見舞われており、残雪を踏みしめながら達人の住処のドアを叩いた。すると、伝説の人物は携帯電話を片手に電話口の相手と口論をしていたのである。何を言い争ってるのかはハッキリとわからなかったが、どうも電話口の相手は「柳龍拳への挑戦」を表明しているようだった……。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【試し読み可能! 非会員でも購入できるお得な「記事詰め合わせセット」一覧】Part1〜6まで http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740791Part7〜12までhttp://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740792 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■恐るべし柳龍拳! インタビューを読む前にこの衝撃動画を見よう! 大槻ケンヂが紹介する柳龍拳先生動画https://youtu.be/SwB0vZWuRHA ――先生! もしかして、いまの電話は他流試合の申し込みだったりするんですか……? 龍拳 そうなんだよ(呆れ口調で)。手合わせするのはいいんだけど、始めっから電話でもって「テメエ、この野郎!!」って怒鳴るのは無礼ですよ! ――それは礼儀がなってないですねぇ。そういう無礼な電話はよくあるんですか? 龍拳 最近は減った。 ――あ、減ったんですか(笑)。 龍拳 うん。昔はね、ほぼ毎日あったかな。あるときなんて「腰が痛い」とか治療目的を装って来るんですよ。しょうがないからこっちが気を遣って「キミたち、俺を試したいんだろう?こっちを伸ばすつもりでかかっておいで!」ってことで手合わせするんですよね。 ――治療院で手合わせですか(笑)。 龍拳 そうですよ、物をかたしてスペースを空けてね。俺がここに帰ってきたら道着を着て座って待ってるヤツもいるんだよ。 ――道場破りならぬ治療院破りですね(笑)。 龍拳 体育館を借りて教えてるときなんて自衛隊員が何十人もやってきてさ、「手合わせをしてほしい!」と言ってきたこともあった。 ――自衛隊vs柳龍拳! 龍拳 自衛隊のときはさすがに数が多かったなあ。やってもやっても次から次へとかかってくるんだから! でも、なぜかそういう人たちとは波長が合いすぎちゃうというのかな、ほとんど相手にならないんですよ。み〜〜んな私にやられちゃう。 ――さすが先生です!!  龍拳 テコンドーや空手のチャンピオンクラスのヤツもそーなんですよね。向こうはやる気満々なんだけど、波長が合いすぎちゃって。……で、今日はどのようなご用件で? ――柳先生の幻想あふれる半生を語っていただきたく東京からやってまいりました 龍拳 (険しい表情で)なるほど。じつはアナタの記事を読ませていただきました……。私のことをしっかりと理解してますね! ――お褒めの言葉、恐縮であります。 龍拳 大槻ケンヂさんのインタビューも読みましたが、彼もよくわかってますねぇ。ただ、彼の立場上、表にできないこともあったようですね(ニヤリ)。 ――さすがのオーケンもすべての秘密は明かせませんでしたか(笑)。 龍拳 まあ、インタビューを受けることは問題ありません。その前にあなたは私のことを理解しないといけない。一度、お手合わせしましょう。 ――え〜〜〜ぇ、先生とお手合わせできるんですか?(笑)。 【治療院の物をかたしてスペースを作る龍拳先生】 龍拳 ……さあ、かかってきなさい! ――え〜っと、「かかってきない!」と言われましても(笑)。 龍拳 いいから、私の身体を押してみなさいっ! ――は、はい! ヨイショ〜〜!!(力いっぱい押すがヒラリとかわされて投げ飛ばされる)。 龍拳 ……どうですか?(ニヤリ)。 ――いやあ、見事すぎて言葉になりませんね(苦笑)。格闘技の修行は子どもの頃からされてるんですか? 龍拳 そもそも私はいわゆる武術の家系なんですね。父親も祖父も格闘技をやっていて。それで中学三年ぐらいまでは実践空手を習ってたんですよ。 ――じゃあ、実家のほうは武術の道場を構えていたんですか? 龍拳 はい。小さいながらも道場はあってですね、そこで空手や柔術を教えていました。昔の柔術には空手が含まれてたんですね。で、そのときは樺太に住んでいたんだけど、親父が熊と闘うところを見ちゃったんですよ! ――熊と!?  ほ、ほ、ほ、本当ですか? 龍拳 立ち上がったら2メーター30~40くらいありましたかねぇ。そんなバケモノが夜な夜な道場を壊しにやってくるんですよ。 ――早く引っ越したほうがよかったのでは……(笑)。 龍拳 熊は道場のどこを壊せば侵入できるかってことを調べてるの。で、親父は銃と鉈で応戦しててねぇ。それはもうもの凄い迫力でしたよ!(ドン)。 ――しかし、熊と渡り合うなんてとんでもないお父さんですねぇ。 龍拳 場所は樺太ですからね。熊と遭遇するなんてことは日常茶飯事でしたから。 ――先生は動物と闘った経験はあるんですか? 龍拳 私は子どもの頃、犬なんかと喧嘩してですね。 ――先生は犬と決闘!(笑)。 龍拳 熊を撃つハンターが連れて歩く猟犬がいるじゃないですか。その犬の前を通ったら綱を切って襲って来たんですよ!ビックリしたのは犬の反射神経の鋭さ。絶対に当たるはずの拳が外されるんだわ! ――しかし安全管理がなってないですね、その猟犬は(笑)。 龍拳 危ないですよねぇ。で、のちに樺太から釧路に引き揚げましてね、18歳のときに出家した僧侶になったわけ。それがおかしなもんでね、普通は神仏に興味を持って僧侶になるじゃないですか。でも私の場合はそうじゃなくて、というのは夜になるとですね、ちょっと会ったことない人に遭遇したりですね(急に小声になって)。 ――「会ったことない人」というのは? 龍拳 亡霊ではないんだけどね、なんかそれに近いような人と出会うんですよ……。 ――つまり幽霊ですか!? 龍拳 (コクリと頷きながら)夜、道を歩いてたらスーッと私のもとにやってきて、そしてじっと見つめるわけ。私もなんとなく見返したらスッて消えてしまう……。あと真夜中の2時頃に突然、目が覚めてふと壁を見たらデッカイ目玉が一つ貼りついてる! ――はっはー! 龍拳 いや、それがですね、怖いを飛び越えて爛々と輝いてるんですよ。どちらかといえば外国人のブルーの目というのかな? ――フリーメーソンのアイコンであるピラミッドの目というか(笑)。 龍拳 「これはなんなのかなあ……?」という考えてるうちに「よし、坊主になって真理を追求しよう!」と。それで出家したわけだけど、日中友好に伴って中国本土から不思議な力を持つお坊さんがやってきたわけですよ。 ――その「不思議な力」とは先生もお使いになる気功のことですか? 龍拳 (頷きながら)当時、気功っちゅう言葉はなかったですね。「氣」という名前でしたけど。私が出家した頃は「念力」、「神通力」や「法力」という表現で。その方と手合わせしたら簡単に投げられちゃったの! ――いままで習ってきた格闘技とは全然違ったものだったんですか? 龍拳 全然違う。相撲や柔術、空手とはまったく違った感覚に直面しちゃってるわけ。そんな見たことのない技を覚えたくて夢中になりましたね。で、そうこうしてるうちに坊主をやめたんです。 ――それは何歳ぐらいのときですか? 龍拳 そのときは23歳ぐらいですかねぇ。それから札幌に道場を構えて、いつのまにか事業家や政治家のあいだに起きた揉め事を仲裁するような立場になって。 ――やっぱり腕っぷしも強いということで。 龍拳 いや、そういうわけでもないんだけど、俺がなんでも解決しちゃうからさ。 ――つまり札幌の顔役みたいなもんですかね。 龍拳 それほどの顔でもないけどね(笑)。やっぱりこの世の中、仲を取り持つ人も必要じゃないですか。それが私の役目だったいうかね。 ――ちなみに道場の看板はいまと同じなんですか? 龍拳 まあ、それもいろんなことがありましてね。いまの合気道の源流が大東流なんですけど、それは会津藩伝来のもので。ところがそれを「そんなのは嘘だ!」と誹謗中傷を受けてきましてね……。 龍拳・息子(以下、息子) 本当に大変でした! いたずら電話は毎日ありましたから。あと知らない人が黒帯を締めて先生を待ってるんですよ。 ――そういう他流試合をやらないと看板を守れないわけですよね。 龍拳 向こうは潰しにくるわけですから。「合気道がやってみたい。手合わせをして納得がいったら教えてもらいたいんだけども」というふうには来るわけだけども、実質は他流試合みたいもんなんです。だから相手にグローブつけさせてね、「間違って殺してもいいからかかってこい!」と煽るわけです。 ――「殺してもいいから」ですか!(笑)。 息子 当時、先生は若かったですからねぇ。イケイケなんですよ(苦笑)。このインタビューの続きと、スターダム不穏試合の謎、北原光騎、鈴木秀樹、更級四郎、安西×小佐野、新木場1stリング管理人の記事が読めるお得な「8万字オーバー記事詰め合わせ」はコチラです! http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar760930 

【この男は実在する!!】合気道の達人・柳龍拳ロングインタビュー

年間220興行!“インディ興行の聖地”新木場1stRINGとは何か?

後楽園ホール、ディファ有明、新宿FACEらともに都内のプロレス格闘技興行を支える新木場1stRING。キャパは〜300人程度ながらリング常駐でアクセス良好、リースナブルな値段設定で貸し出しを行ってるため、小規模興行には打ってつけの会場。今回は会場管理人である佐藤弘基さんに新木場1stイングの実態をうかがいました!【試し読み可能! 非会員でも購入できるお得な「記事詰め合わせセット」一覧】Part1〜6まで http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740791Part7〜12までhttp://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740792 ――新木場1stRINGはいまやプロレスの新たな聖地として、なくてはならない会場となってますね。 佐藤 いやいや、細々とやらせていただいております(笑)。――佐藤さんはいつから会場の管理人をやられているんですか? 佐藤 2011年の12月からです。現在は私一人で管理してますが、それまで別の人間がやってました。私も管理人になるまでは、『紙のプロレス』編集部や『ハッスル』などプロレス業界との関り合いがありまして。どちらもひどい辞め方をしてしまいましたが……。 ――いや、あそこは続ける人間のほうがちょっとおかしいんです(迫真)。この会場はどういう会社が運営してるんですか? 佐藤 不動産会社になります。住宅や店舗物件の管理・販売をやってまして。ここはもともとはJDスター女子プロレスさんの道場だったんですよね。JDプロレスのオーナーさんがプロレス会場としての貸し出しもやり始めたんですが、その際に弊社へ管理委託されまして。貸し出しや備品管理などの細かい業務をやることになったんです。そしてJDさんが団体として活動休止されたときに、弊社のほうが運営も行なうことになりました。新木場1stRINGとして営業を始めたのは2004年の2月ですから、今年で12年目になりますね。 ――長い歴史があるわけですね。ちなみにこれまでの興行回数は記録されていますか? 佐藤 前体制の資料が残っていないので把握できていないです。去年だけの回数でいえば、約220興行ですね。 ――年間で220興行! 凄いなあ。 佐藤 プロレスと格闘技の興行にプラスして、CMやバラエティ番組の収録やプライベートイベント、会社のキックオフパーティーなどにもお貸し出ししていますので。 ――年間200興行以上もあれば、収益のほうはかなりの……。 佐藤 いや、おかげさまで毎年黒字ではあるんですけど、そこまで儲かってるというわけでありません。家賃や電気代もかなりかかりますし、正直、かなり格安でお貸ししていますので……(笑)。リングは常設で基本使用料の中での貸し出しとなってますし。 ――リング代込みなんですね。 佐藤 それでも「高い!」とは言われますけど(笑)。会場のキャパは290人なんです。その人数を考えると団体さんとしても利益が出ずらいのかもしれませんが……。ウチとしてもギリギリの金額でやっていますので。 ――管理人になってから最初に困ったことはなんですか? 佐藤 プロレスラーやプロレスファンの方が抱く新木場のイメージとして「何をやってもいい!」という無法地帯的なものがあると思うんです(笑)。 ――うーむ、それは否定できませんね(笑)。 佐藤 でも、決してそういうわけではないんですね(笑)。たとえば、会場のイスや机を凶器として使う方もいるんですが、基本的にウチの備品になるんです。自分たちで持ち込んで使うぶんはいいんですが、許可もなしに凶器と使われてしまう場合もありました。リングのキャンバスも備品ですので翌日は違う団体さんがご利用になるわけですけど、たとえば毒霧やパウダー攻撃の汚れはなかなか取れないんですよね。昔は汚したまま放ったらかして帰ってしまう団体さんもいらしたので……。 ――まずは団体との信頼関係構築が重要になってくるわけですね。 佐藤 そこは原状復帰できるかたちでご使用くださいということで、最近はほとんどの団体さんにご理解いただいています。たとえばデスマッチはウチの場合、蛍光灯の使用もオッケーなんですけど、その代わりリングキャンバスに、お持ち込みのシートを重ね張りしてもらってます。翌日、他団体の選手が受け身を取ったきに蛍光灯の破片が……というケースも考えられますので、試合後は一緒に破片の掃除をしていただいて。このインタビューの続きと、スターダム不穏試合の謎、北原光騎、鈴木秀樹、更級四郎、安西×小佐野、柳龍拳の記事が読めるお得な記事詰め合わせはコチラです! http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar760930  

年間220興行!“インディ興行の聖地”新木場1stRINGとは何か?

安生洋二引退興行に行ってきた■二階堂綾乃のオールラウンダーAYANO㉒

新日本プロレスの選手イラストを描いてキャッキャしていたプオタ女子・二階堂綾乃がいつのまにかMMAジムに通いだし、試合出場を目論む模様をイラストレポートすることになった当コーナー。今回は安生洋二引退興行のレポートです! 3月度更新記事一覧! いま入会すると「ビル・ロビンソン最後の弟子・鈴木秀樹インタビュー」「スターダム世IV虎vs安川惡斗は私怨による制裁試合ではない〜」「Uと馬場を支えた黒衣の絵描き・更級四郎」「北原光騎ロングインタビュー」などが読めます! http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/201503【試し読み可能! 非会員でも購入できるお得な「記事詰め合わせセット」一覧】Part1〜6まで http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740791Part7〜12までhttp://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar740792「Uの幻想」 その言葉は「U」を知らない私にとって、摩訶不思議なものでした。Uって何がそんなにすごいの? Uって総合なの? プロレスなの?? 当時を知る人に聞くと、皆今のプロレス人気とは比べものにならないくらいUWFは凄かったと言います。ふーん? でもPRIDEも凄かったんでしょ?と、「~の幻想」という言葉を気に入った私は勝手にPRIDEのことも「Pの幻想」と呼んでいました。そんなUやらPやらに興味が出て総合のジムに入会し、現在もパンクラス等で活躍する選手の話を聞くにつれだんだんとUWFへの憧れが強くなっていきました。 UWFのことを調べると、まず昔は総合格闘技がなかったということに驚きました。そして現在のMMAなパンクラスを観戦している私にとって「パンクラスはプロレス」と言われてもあんまり意味がわかっていなかったのですが、UWFから調べたらようやくその意味がわかりました。いま私は総合格闘技とプロレスをまったく別のものとして見ていますが、総合とプロレスが混ざっていた時代があったのですね。しかもいまの総合があるのはある意味アントン・ハイセルのおかげだと知り、猪木さんは本当に先の先を見ている人なんだなあと、あらためて感心しました。いまさらなことですが、UWFをちゃんと知らなかった私はそこらへんがふわっとしか理解できていなかったのです。  

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