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記事 20件
  • 【10万字・記事詰め合わせセット】和田京平、内柴QUINTET、皇治、前澤智、瀧澤謙太、大原樹里…

    2020-10-31 23:59  
    550pt
    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part81大好評記事18本、10万字で550円!!(税込み)

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    part81◎内柴正人が出るなら出ません……矢野卓見、QUINTET出場辞退騒動を語る
    ◎【RIZIN24の裏側】RIZIN広報・笹原圭一の1000倍返しインタビュー
    ◎生と死を見つめて……JEWELS王者・前澤智はなぜ引退するのか
    ◎和田京平&木原文人の「全日本プロレスを知り尽くした男たち」対談!!
    ◎佐伯さん、KINGレイナはどうなるんですか!?
    ◎全員で繋いだ数字! RIZIN地上波視聴率、大健闘する
    ◎冷静沈着 容姿端麗 喧嘩上等 瀧澤謙太RIZIN初勝利インタビュー
    ◎TAKAみちのくvs火野裕士のシュートマッチは実現するか?■事情通Zの「プロレス 点と線」
    ◎サイモン・ケリー番外編インタビュー「長州さんを現場監督に戻したときのハナシ」
    ◎売れないバンドマン!? 矢地祐介を破った「DEEPの鉄人」大原樹里の謎
    ◎相次ぐ離脱、移籍……女子プロで何が起きているのか■事情通Zの「プロレス 点と線」
    ◎俺たちのスーパースター!! 皇治を100倍楽しむ方法■大沢ケンジ
    ◎北米で殺人、レイプやDVの経歴を持ってる選手を売り出すことは難しい■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク
    ◎アポロ菅原インタビュー第3弾「剛竜馬とパイオニア戦志、北尾光司」
    ◎RIZINはなぜ急遽11月大阪大会をやるのか
    ◎追悼ロード・ウォリアーズ■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    ◎アメリカのプロレスから“ハウスショー”が消える日
    ◎コラム 欠場者続出! 新型コロナウィルスに苦しむアメリカンプロレスシーン
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    アテネ&北京オリンピックの柔道金メダリスト・内柴正人のQUINTET出場が公表された当日、すでに出場が発表された矢野卓見はツイートで嫌悪感をあらわし、QUINTET運営が側と協議の上、出場を辞退した。
    19歳の女子学生に対する準強姦罪で懲役5年の実刑判決が最高裁で確定収監された内柴正人元受刑者のQUINTET参戦が10月8日に発表されました。この報を受け即日QUINTET出場を辞退したい旨を所英男氏に伝えました。本日柳沢・桜庭両氏と事情説明を含めた話し合いを持ち了承されました事をご報告します。あらためて矢野氏に出場辞退について話を伺った。
    ――内柴正人選手のQUINTET出場を受けて、同イベントを出場辞退された件について話を聞かせてください。
    矢野 はい、よろしくお願いします。
    ――ヤノタクさんのツイートを見るかぎりり、QUINTETの発表で内柴選手の出場を初めて知ったようですよね。
    矢野 ボクは聞いてなかったですね。他の選手はどうなのかはよくわからないですけど。あのあとQUINTETの方々と話はしたんですけど、2年前にも内柴出場の話はあったみたいで。そのときは全員反対だったので出場は見送られたけど、今回はチームキャプテン全員の了承をえられたので出場すると。
    ――ヤノタクさんは事前に内柴選手出場を聞かされていたら、どうするつもりだったんですか?
    矢野 事前に聞かされていたとしても出場することはなかったですね。大きな違いは、事前に聞いていたら俺のこういった「出る・出ない」という話は表に出なかったし、出場辞退して騒ぎになることもなかったということですね。
    ――内柴選手は実刑判決を受けて収監されて罪を償ったという意見もあります。
    矢野 刑務所に入ることが償いだとは思わないです。あれはいわば国家による制裁じゃないですか。被害者にとっては一生入ってろ!ぐらいの感覚だと思いますし、「刑務所に入るか・入らないか」を選べと言われたら入んなかったと思いますし。だって内柴は冤罪を主張してるわけですからね。
    ――格闘技には過去に犯罪歴があったりする選手はほかにもいますよね。
    矢野 内柴がやったことは子供が万引きしたのとは一緒にはできないですよね。そもそも地下格闘技に出てた選手は学生時代にヤンチャしましたレベルじゃないですか。そのヤンチャのレベルにもよりますけど、そこは若気の至り的なとこもあるわけで。内柴の場合はいい大人がね、 金メダリストで指導者という立場だっやわけで。
    ――内柴選手は体制側でしたね。
    矢野 少なくとも柔道界はそれを隠匿してきたわけでしょ。常態的になっていたことが、被害者が「絶対に許さない」ということで表沙汰になって、それで柔道界がこれはヤバイということで内柴を切り捨てにかかったと。ある関係者が言っていたのは「内柴は切り捨てられて被害者的側面もある」と。 でも、それは柔道界の中のパワーバランスの話で、外の世界にはまったく関係ないじゃないですか。
    ――内柴選手を擁護するのは違うと。
    矢野 そういう面がもしかしたらあるのかもしれない。 ただ表沙汰になった以上は世間から叩かれるのはあたりまえだし、柔道界の常識・非常識と一般世間のそれは違うので。 
    ――出所後の内柴選手の生活に関して第三者が何か強制したりすることはおかしいじゃないですか。
    矢野 まあ、そうですよね。
    ――こういったイベントに出ることに関しても出場を止めることはできないですけども、ヤノタクさんとしては同じステージに立てないということですか。
    矢野 このへんに関しては格闘技云々の話ではないような気がするんですよね。今回QUINTETというイベントが図らずも問題提起することになっちゃいましたけど。今回QUINTETが内柴を出すことに、関係者の人たちは了承したとはいえ、そこまで踏み絵を踏んでる感じはなかったと思うんですよね。あの発表の仕方もそうだったけど。
    ――「内柴正人、QUINTET参戦。それは格闘ファンが夢見た奇跡だ。」「生きてる限り 人は何度でも 生まれ変われる」ってやつですね。大好評記事18本、10万字の詰め合わせはまだまだ続く…… 
  • 追悼ロード・ウォリアーズ■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

    2020-10-26 09:59  
    110pt

    プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回のテーマは追悼ロード・ウォリアーズです!




    <1記事から購入できる連載記事! クリックすると試し読みできます!>
    SWSは企業プロレスだったのか『ゴング』と東スポの元記者が語るプロレスマスコミ黄金時代/小佐野景浩☓寿浦恵一
    名子役から名優へ…中嶋勝彦
    デビュー戦から見た木村花というプロレスラー
    小川良成…孤独と苦難から生まれた「孤高のテクニシャン」新型コロナ禍の中のプロレスW-1活動休止、NOAH新体制、全日本はWWEと接近?追悼“喧嘩日本一”ケンドー・ナガサキ
    【14000字対談】小橋建太☓小佐野景浩「あの頃の全日本プロレスを語ろう」
    新生NOAHは何が変わったのか?
    獣神サンダー・ライガーと山田恵一プロレス者の青春「竹内宏介とザ・マニアックス」ケンドー・カシンの数奇で偏屈なマスクマン人生日本のプロレスを変えた「浅井嘉浩」という男革命戦士・長州力、笑顔でリングを降りる――追悼・青木篤志さん望月成晃×小佐野景浩〜空手家がプロレスラーになるまで〜三銃士、四天王、UWF、邪道…平成のプロレスを変えた5つの勝負ジャイアント馬場没20年追善興行と飯塚高史引退試合北尾はなぜ大成しなかったのか■柴田惣一☓小佐野景浩 マスコミ大御所第2弾柴田惣一☓小佐野景浩 プロレスマスコミ大御所対談「スクープ合戦はガチンコの闘いだった」多発するプロレスラーのケガを考える愛すべき元横綱・輪島が戦った全日本プロレスの2年間全日本プロレスの「うっかり八兵衛」が明かす全日本秘話プロレスラーが憧れたプロレスラー、マサ斎藤さんあの日の全日本プロレス、SWSを語ろう■北原光騎×小佐野景浩最後まで全日本プロレスを愛した馬場元子さん
    中邑真輔、棚橋弘至、柴田勝頼……新・闘魂三銃士最後のムーンサルトプレス……天才・武藤敬司縁の下の力持ち!! 坂口征二の荒鷲人生WARからイッテンヨンへ! ライオン・ハート時代のクリス・ジェリコ
    「情」で生きる佐々木健介の激烈人生! 
    プロレスラーで初めて大臣になった男、馳浩大森隆男のワイルドな全日本プロレスLOVE 暴走親方、諏・訪・魔!!嗚呼、阿修羅・原……修羅ごときそのレスラー人生!!冬木弘道は「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った…完全無欠のプロレスラー!! ジャンボ鶴田超獣ブルーザー・ブロディ【涙のカリスマ】大仁田厚の邪道プロレス人生“四天王プロレス”の光と影――三沢光晴
    癌に勝った絶対王者・小橋建太“プロレス巨大組織”NWAとは何だったのか?呪われたIWGPが最高権威になるまで悲運の闘将ラッシャー木村、耐えぬき続けた人生 燃える男、アニマル浜口――!!“天龍番”が感傷に浸れなかった天龍源一郎引退試合全日本プロレスを二度は裏切れない……」秋山準馬場死去、三沢離脱……その後の全日本プロレスジョー樋口、和田京平…全日本プロレスを支えたレフェリーたち 我らが英雄ザ・ファンクスの凄み! 猪木を超えられなかった藤波辰爾――プロレス職人と野心の時代レスラーの野心が謎を生み出す……SWSに狂わされた男たち!
    「俺のほうがUWFより強い!」 誇り高き仮面貴族ミル・マスカラスプロレス史上最も過酷な闘い! G1クライマックス『週刊ゴング』の創刊と休刊まで……闘いのゴングはこうして鳴った!80年代タイガー、90年代ライガー! ジュニアヘビー級の歴史!!“リングの現実”に殉じたNOAHの栄枯必衰昭和のプロレスを支えた影の実力者! さらば永源遥――!!史上最も愛されたヒール! 黒い呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャー

    輪島、北尾、曙……プロレスラーになった横綱たち!!
    全日本プロレスのすべてを知る男、渕正信
    鈴木みのるを変えた“全日本プロレスイズム”
    高山善廣が「帝王」と呼ばれるまで
    「プロレス取材の難しさ」
    一寸先はハプニング人生! アントニオ猪木!!オシャレでスマートな昭和の頑固親父! グレート小鹿
    ――伝説のタッグチーム、ロード・ウォリアーズのアニマル・ウォリアーさんがお亡くなりになりました。
    小佐野 アニマルはまだ60歳だったんだよね。その年齢を聞いてビックリ。なんだ俺のひとつ上なんだって。 日本人プロレスラーで60歳はヒロ斎藤かな。
    ――そう言われるとビックリしますよね。
    小佐野 三沢(光晴)や武藤(敬司)はひとつ下だから。
    ――相棒のホーク・ウォリアーは2003年に46歳の若さで亡くなっています。プライベートは明日なき暴走スタイルだったホークと比べてアニマルはマジメだったそうですね。
    小佐野 ホークは“トンパチ野郎”だったからね。アニマルはおとなしかったよ。見かけは怖い感じがするけど温厚な性格。ホークは陽気だからとっつきやすいけど、誠実なのはアニマルのほうなんだろうね。彼らが来日後の話なんだけど、アメリカに取材に行ったときにどこかの会場で迷ってしまって選手のドレッシングに入っちゃったんだよね。そうしたら誰かにガーッと怒鳴られて「マズイところに来ちゃったな……」と思っていたら、アニマルが声をかけてくれて「OK、OK、 こっちに来てくれればいいから」とケアしてくれたんだよね。日本人のマスコミに対しては友好的だったよね。おそらく日本でいい思いしたからだろうね(笑)。1週間で1人1万ドルだったかな。
    ――アニマルは常識人だったという。
    小佐野 ホークのほうがアニマルより4つ年上なんだよね。ウォリアーズの初来日は85年だけど、アニマルは24歳であの風貌だった。
    ――貫禄がありすぎますね(笑)。ロード・ウォリアーズ旋風は来日前から凄かったじゃないですか。
    小佐野 きっかけはテレビ東京で放送されていた『世界のプロレス』からだよね。
    ――タイトル通り世界のプロレスの試合を紹介する、当時としては貴重な番組ですね。
    小佐野 『世界のプロレス』でしか動くウォリアーズは見れなかったから。 当時は“まだ見ぬ強豪”という存在がいなくなった時代だったこともあって、ウォリアーズは突如として現れた、まさに“まだ見ぬ強豪”といえるタッグチームだった。しかもテレビマッチとはいえ、あの秒殺劇の連続。 あんな勝ち方を見せられたら、みんな衝撃を受けるよね。
    ――『世界のプロレス』で扱うまでは、その存在は日本では知られてなかったんですか?
    小佐野 その頃ウォリアーズが主戦場としていたジョージアやカロライナはAWA地区だったでしょ。『週刊ゴング』や『週刊プロレス』 が契約していたカメラマンがどの地区に強いかどうかが影響してくる。たとえばロサンゼルスにカメラマンが常駐していたから、ロス地区の情報が当時の日本にはガンガン入ってきた。その頃カロライナがいくら黄金マーケットだったとえいえ、カメラマンがいなかったら情報は入ってこないからね。それにウォリアーズは無名だったから、日本でネームバリューがない選手のためにわざわざカメラマンを飛ばすこともないし。
    ――知られるざる存在だったウォリアーズが『世界のプロレス』を通して輸入されたんですね。
    小佐野 写真じゃなくていきなり映像で日本に入ってきたこともインパクトがあったんじゃないかな。
    ――ウォリアーズの秒殺劇というのは、テレビマッチというプロモーション用の試合だったことから発生したんですよね。要するにウォリアーズの強さが際立だつような試合が『世界のプロレス』で放送されたことで、それがそのままウォリアーズの実像だと日本のファンは捉えた。
    小佐野 当時の日本にはテレビマッチという概念がなかったからね。でも、ウォリアーズのファイトスタイルも衝撃だったんだよ。昔のパワーファイターというのは、言い方が悪いけど“木偶の坊”でというイメージが強かった。たとえばビリー・グラハムは一本調子な試合運びだったりとかね。でも、ウォリアーズの動きは素早かったでしょ。単なる筋肉マンじゃなかったから。
    ――「筋肉マン=木偶の坊」というイメージは、あらゆるジャンルのスポーツにも浸透してましたね。 
    小佐野 あれだけ動ける筋肉マンが出てきたらビックリするよね。とんでもないパワーがありながら、2人とも飛べたのが大きかったんじゃないかな。緩急がつけるパワーファイターなんていままでいなかった。パワーファイターは大味な試合をするというのが定番だったから。
    ――あのキャラクター性だけではなかったということですね。
    小佐野 当時は長い試合が好まれる時代だったしね。それまで短い試合で話題になったのはザ・シークぐらいですよ。初来日のときに坂口征二さんとUN選手権をやったんだけど、3本勝負なのに10分かかってないんだから(笑)。
    ――ハハハハハハハ! シークは長い試合は似合わないとはいえ(笑)。
    小佐野  私は当時アメリカに直接取材に行ってるからテレビマッチはなんぞやというのは理解してるんだけど。ファンは知るよしもなかったし、あんな2人がやりたい放題やって3分で試合が終わっちゃうんだから話題にはなりますよ。
    ――ウォリアーズの衝撃的なキャラも相まって“秒殺”が定着しちゃったってことですね。
    小佐野 それにあのペイント、ヘアスタイルもそれまでにはない奇抜さがあったし、テーマ曲はブラック・サバスの『アイアンマン』。ヘビメタがプロレスの入場曲に使われたのは初めてでしょ。それまではディスコ系か映画のテーマ。 
    ――当時の選手入場テーマってセンス抜群でしたけど、けっこう呑気でしたよね。
    小佐野 ビジュアルからファイトスタイル、入場テーマまですべて新しかった。時代の変わり目のプロレスラーだったんだと思うよ。こないだ『ニコニコプロレスチャンネル』で木原の親父ともウォリアーズの話をしたんだけど、プロレスファンのファッションも変えたからね。それまではジーンズにウエスタンバックルを付けた、 いわゆるザ・ファンクス系のファッションが流行りだった。 
    ――憧れはファンクス兄弟!
    小佐野 ところがウォリアーズが登場してから頭はバンダナ。巻くタイプじゃなくて被せる感じ。タンクトップやラグトップを着て、ズバズのバギーパンツを履く(笑)。
    ――うわっ、ズバスって死ぬほど懐かしい!! そんなウォリアーズファッションは佐々木健介さんなんかはモロ直撃世代ですね(笑)。
    小佐野  健介にとってウォリアーズを自分のプロレスラー人生も大きく変えたからね。パワー・ウォリアーに返信することでトップレスラーの階段を登ることになって。ホークが急逝したときの健介はWJの頃でお金はまったくなかったから、自分のマイルを使ってアメリカに渡って。話を戻すと、ズバズはウォリアーズが権利を持っていたからね。 NFL のチームと提携してたし、あれで大儲けしたはずだよ。

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  • 内柴正人が出るなら出ません……矢野卓見、QUINTET出場辞退騒動を語る

    2020-10-22 10:44  
    110pt
    アテネ&北京オリンピックの柔道金メダリスト・内柴正人のQUINTET出場が公表された当日、すでに出場が発表された矢野卓見はツイートで嫌悪感をあらわし、QUINTET運営が側と協議の上、出場を辞退した。
    19歳の女子学生に対する準強姦罪で懲役5年の実刑判決が最高裁で確定収監された内柴正人元受刑者のQUINTET参戦が10月8日に発表されました。この報を受け即日QUINTET出場を辞退したい旨を所英男氏に伝えました。本日柳沢・桜庭両氏と事情説明を含めた話し合いを持ち了承されました事をご報告します。あらためて矢野氏に出場辞退について話を伺った。
    【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・無観客レッスルマニアが生み出した“異常な2試合”■斎藤文彦INTERVIEWS


    ・23歳格闘技経験なしの女子がなぜ突然キックを始めたか/ぱんちゃん璃奈インタビュー

    ・ サイモン・ケリー第5弾! IGF大晦日・小川直也vs藤田和之が噛み合わなかった理由

    ・世界一過激な格闘技で稼ぐ男 渡慶次幸平……血とカネとラウェイと
    ――内柴正人選手のQUINTET出場を受けて、同イベントを出場辞退された件について話を聞かせてください。
    矢野 はい、よろしくお願いします。
    ――ヤノタクさんのツイートを見るかぎりり、QUINTETの発表で内柴選手の出場を初めて知ったようですよね。
    矢野 ボクは聞いてなかったですね。他の選手はどうなのかはよくわからないですけど。あのあとQUINTETの方々と話はしたんですけど、2年前にも内柴出場の話はあったみたいで。そのときは全員反対だったので出場は見送られたけど、今回はチームキャプテン全員の了承をえられたので出場すると。
    ――ヤノタクさんは事前に内柴選手出場を聞かされていたら、どうするつもりだったんですか?
    矢野 事前に聞かされていたとしても出場することはなかったですね。大きな違いは、事前に聞いていたら俺のこういった「出る・出ない」という話は表に出なかったし、出場辞退して騒ぎになることもなかったということですね。
    ――内柴選手は実刑判決を受けて収監されて罪を償ったという意見もあります。
    矢野 刑務所に入ることが償いだとは思わないです。あれはいわば国家による制裁じゃないですか。被害者にとっては一生入ってろ!ぐらいの感覚だと思いますし、「刑務所に入るか・入らないか」を選べと言われたら入んなかったと思いますし。だって内柴は冤罪を主張してるわけですからね。
    ――格闘技には過去に犯罪歴があったりする選手はほかにもいますよね。
    矢野 内柴がやったことは子供が万引きしたのとは一緒にはできないですよね。そもそも地下格闘技に出てた選手は学生時代にヤンチャしましたレベルじゃないですか。そのヤンチャのレベルにもよりますけど、そこは若気の至り的なとこもあるわけで。内柴の場合はいい大人がね、 金メダリストで指導者という立場だっやわけで。
    ――内柴選手は体制側でしたね。
    矢野 少なくとも柔道界はそれを隠匿してきたわけでしょ。常態的になっていたことが、被害者が「絶対に許さない」ということで表沙汰になって、それで柔道界がこれはヤバイということで内柴を切り捨てにかかったと。ある関係者が言っていたのは「内柴は切り捨てられて被害者的側面もある」と。 でも、それは柔道界の中のパワーバランスの話で、外の世界にはまったく関係ないじゃないですか。
    ――内柴選手を擁護するのは違うと。
    矢野 そういう面がもしかしたらあるのかもしれない。 ただ表沙汰になった以上は世間から叩かれるのはあたりまえだし、柔道界の常識・非常識と一般世間のそれは違うので。 
    ――出所後の内柴選手の生活に関して第三者が何か強制したりすることはおかしいじゃないですか。
    矢野 まあ、そうですよね。
    ――こういったイベントに出ることに関しても出場を止めることはできないですけども、ヤノタクさんとしては同じステージに立てないということですか。
    矢野 このへんに関しては格闘技云々の話ではないような気がするんですよね。今回QUINTETというイベントが図らずも問題提起することになっちゃいましたけど。今回QUINTETが内柴を出すことに、関係者の人たちは了承したとはいえ、そこまで踏み絵を踏んでる感じはなかったと思うんですよね。あの発表の仕方もそうだったけど。
    ――「内柴正人、QUINTET参戦。それは格闘ファンが夢見た奇跡だ。」「生きてる限り 人は何度でも 生まれ変われる」ってやつですね。

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  • RIZINはなぜ急遽11月大阪大会をやるのか

    2020-10-22 10:15  
    100pt
    この記事はRIZINはなぜ急遽11月大会をやるのかを語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・プロレスラー、SNS、リアリティショー……この3つを背負うのは重すぎる■菊地成孔

    ・扇久保博正、浅倉カンナを生み出したパラエストラ千葉に迫る■鶴屋浩 代表インタビュー

    ・『私説UWF 中野巽耀自伝』は暴露本なのか
    ・1991年12月22日高田延彦vsバービックのシュートマッチ■金原弘光

    すいません、眠ってまして予定開始時間に遅れました。自分から今夜配信すると告知してるのに酷い話ですよね。最近忙しくてあまり寝れてないんですよ。プロレス格闘技マスコミの仕事なんて好きでやってるようなもんですから、あんまり「忙しい!」とか言いたくないんですよね。言ってますけど。だいたい忙しくない仕事なんてありませんからね。
    そんな話はともかくですね、今日のテーマはRIZINの記者会見です。それなのに会見取材に行ってないんですよ。なぜかというと、0歳の愛娘の誕生会準備があったんでね。どちらを取るかと言ったら、そりゃあ娘に決まってますよ。だからですね、今日しゃべることはたいがい適当ですね。ボクが「こうなんじゃないかな」と思ったことを勝手に言いまくります。
    今日の会見ではRIZIN11月大会の発表がされましたけど、シュウ・ヒラタさんのインタビューでは「ここまで発表されないなら、もうないんじゃないか」なんて語ってましたからビックリしましたね。なぜ大晦日を控えてるのに11月大会やるのか。「大晦日のカードが弱くなるんじゃないか」「大阪でお客は入るのか」とかケチをつけてる人がいるんじゃないですかね。手を挙げてください。そんな奴らは全員、島流しですよおお!
    なぜ11月に急にやるか。これは簡単です。簡単だと言っておいて、なんの裏付けのないまま適当なことを言いますけど。そもそも大晦日は観客動員制限が解除されるかわからない。大晦日がもし1万人限定になると、朝倉海vs堀口恭司があるのでその1カードだけで確実に超満員になるわけですよ。そして外国人が呼べるかどうかも不明なので、大晦日は2日間開催できるかもわからない。 つまり年末の概要が固まってないんですよね。だったら11月大会で朝倉未来vs斎藤裕をやったほうが効率はいいし、確実に利益を獲得したほうがいい。
    大阪大会は地元の皇治選手を投入しないとお客は入らないんじゃないか……って思われるかもしれません。じつは11月は仙台でRIZINのスピンオフ的なイベントをやる構想だったんですよ。でも、仙台は取りやめて、なぜかハードルの高い大阪城ホールをやることになった。それは9月大会の冠スポンサーになったYogiboが再びついたことが凄く大きいですよね。
    もうひとつ、今年2月の浜松大会にヒントがあると思うんですよ。

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  • アメリカのプロレスから“ハウスショー”が消える日

    2020-10-19 20:12  
    100pt
    アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはアメリカのプロレスから“ハウスショー”が消える日です!<1記事から買えるバックナンバー>
    ストーカーの狂気! WWE女子プロレスラー誘拐未遂事件

    盟友の死、コロナで破綻する生活……それでも血を流すデスマッチファイター

    男女ミックスドマッチはセクハラの温床になるのか?
    オスプレイも加害者? 史上最悪のプロレスセクハラ問題「#SpeakingOut」の衝撃「俺らにはインディープロレスが必要なんだ!インディーはプロレス界の生命線だ!」
    こう叫んだのは、AEW世界王座と新日本プロレスIWGPユナイテッド・ステーツ・ヘビー級王座のメジャー2団体2冠王ジョン・モクスリーだ。
    インディー団体のイベント「The Collective ザ・コレクティブ」でのことだった。
    米中西部インディアナ州インディアナポリスのマリオン・カウンティ・フェアグラウンズの屋内特設会場で開催された、このイベントは、GCW(ゲーム・チャンジャー・レスリング)が音頭をとり、アメリカインディー8団体が参加、10月9日、10日、11日の3日間で12大会が行われた。モクスリーの試合は、3日目夜の部「ジョシュ・バーネット主催ブラッドスポート」。ノーロープリング、ピンフォールなし、ノックアウト&ギブアップ決着のみの格闘技ルール大会である。モクスリーは、この大会の3日後に、AEWのライブ放送「ダイナマイト」の1周年記念大会で、ランス・アーチャー相手にAEW世界王座の防衛戦を控えており、怪我をすることは許されない状況にもかかわらず出場した。しかも、モクスリーは、この試合のため、ラスベガスのエクストリーム・クートゥア・ジムでMMAファイターら相手に特訓するほどの力の入れようだった。
    本来ならば、この「ザ・コレクティブ」は、4月2日、3日、4日の3日間、フロリダ州タンパで、レッスルマニアウイークの一大イベントとして開催されるはずだった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、全米にロックダウン、自宅待機命令が出され、WWE「レッスルマニア36」も予定していたスタジアム会場の開催を中止し、WWEパフォーマンスセンターでの無観客収録大会へと変更になったため、その近辺で行われる予定となっていた“裏レッスルマニア”のイベントも全て中止となってしまう。「ザ・コレクティブ」主催者であるGCWのオーナー、ブレット・ローダーデールも、イベントの無期限延期を決断せざるを得なくなった。

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  • アポロ菅原インタビュー第3弾「剛竜馬とパイオニア戦志、北尾光司」

    2020-10-19 11:43  
    110pt
    国際プロレス、全日本プロレス、パイオニア戦志、SWS……昭和から平成にかけて様々なプロレス団体を渡り歩いてきたアポロ菅原インタビュー第3弾。【アポロ菅原インタビューシリーズ】
    ①アポロ菅原「国際プロレス最後の夜は、麻雀をやっていました」②【全日本プロレス編】アポロ菅原インタビュー「いま振り返っても何もできなかったんじゃないかな」

    ――90年代インディ多団体時代の嚆矢になったパイオニア戦志には、どういう経緯から参加されたんですか? 
    菅原 えっ、パイオニア戦死?(笑)。――ハハハハハハハ。たしかに戦死されましたが……。
    菅原 冗談はともかく、全日本プロレスをクビになったあとは、ウォーリー山口さんのところで、ビートたけしさんのところに集まったプロレスラー志望の若者をコーチしてて。パイオニア戦志が旗揚げする半年前ぐらいに剛(竜馬)さんから連絡があって「もう一度リングに立ってやらないか」という話だったんですよ。 どうしようかなと思ったんですけど、これも何かの縁だろうと思って参加しようと。それから身体を鍛えなおして、旗揚げ戦は1989年4月30日だったんですかね。
    ――はい、会場は後楽園ホールですね。
    菅原 その半年ぐらい前から身体を鍛え直したり、打ち合わせをしたりしてたんですけど。
    ――当時はプロレス団体を旗揚げするなんて考えられない時代でしたよね。
    菅原 それこそ馬場さんの全日本、猪木さんの新日本、UWFぐらいしかなかった時代ですからね。いまだったら誰でもプロレス団体が作れるでしょうけど、それこそパイオニア戦志という団体名は、よくぞつけたもんだなと思いますよね(笑)。
    ――まさに「パイオニア」ですからね(笑)。うまくいくと思いました? 2年持たず活動停止に追い込まれてしまいましたけど……、
    菅原 先の見通しを考えてやってたことではないと思うんですよ。自分たちもチケットを販売したんですけど、どれくらいお客さんが入るのかなんて見当もつかなかったし、実際にやってみなきゃわからないという感じだったんですよ。
    ――旗揚げ戦は2試合だけでしたよね。
    菅原 自分と高杉(正彦)さん、メインは剛さんと、FMW設立前の大仁田(厚)さんの2試合だけですよね。選手を集めて団体としてどうこうっていうのは現実的には難しかったんじゃないかなあ。 旗揚げ戦一発で終わるかもしれませんし、続けるかどうかもわからない状態だったですよね。
    ――菅原さんは半年後の第2戦には参戦しませんでしたよね。
    菅原 ええと、それはちょうど横綱(北尾光司)のトレーニングパートナーというか、コーチとしての仕事が入ったもんで。
    ――相撲を廃業されてプロレスデビュー前の北尾さんの。
    菅原 横綱とパイオニア戦志、どっちを取るかなって一瞬悩んだんですけど(笑)、ここはやっぱり横綱でしょうという感じですよ。
    ――でも、パイオニア戦志の第2戦に出るのは1日だけじゃないですか。
    菅原 説明すると、横綱の仕事は遠藤光男会長からお話がありまして。
    ――菅原さんが国際プロレス入りする際にお世話になった。
    菅原 「菅原くん、横綱についてくれないか」という感じだったので。横綱もプロレスが好きでずっと見ていたらしいんですけど、それでも未知の世界ですからね。 自分も何か仕事があるわけじゃなかったから「わかりました」と。 それで横綱と一緒に初めてアメリカ本土に渡ったんですよ。
    ――アメリカで過ごしていたからパイオニア戦志の第2戦は出られなかったんですね。
    菅原 そうなんです。
    ――剛さんと何か揉めたわけじゃなくて。
    菅原 揉めたわけではありませんね。 
    ――剛さんってレスラー仲間から評判が悪いところってあるじゃないですか。
    菅原 うーん、そういうところもあるのかもしれませんね。
    ――菅原さんは剛さんに嫌な思いをしたわけではないんですね。
    菅原 彼は俺がお金を持ってないことをわかってましたから(笑)。
    ――そういう理由!
    菅原 あればあるだけ使っちゃう男でしたからね。お金を蓄えるタイプじゃないから、どうせ金はないだろうと思っていたはずだから。全日本プロレスのときに彼と3ヵ月ぐらいオーストラリアに遠征したことがあったんですよ。結局そのときに自分の性格なんかもわかったんじゃないですかね。あればパパパパパって使う奴だな、コイツはと。 
    ――菅原さんは宵越しの銭は持たない感じだったんですね。 
    菅原 いまはそういう感じではないですけどね。いまはお金がないから使えない(笑)。
    ――じゃあ剛さんに何か酷い目には遭ってないと。
    菅原  自分は彼の2~3歳、年上だったから、そういう目には遭いませんでしたけど、年下に対してああいう感じで喋られたらキツイですよね。
    ――それはつまり剛さんが上下関係に対して厳しいってことですか? 
    菅原 厳しいんじゃないですか。プロレスという世界はどうしても入った順で先輩・後輩じゃないですか。 プロ野球の場合はたしか年齢なんですよね。だからプロレスの世界はちょっと難しいところがあるんじゃないですかね。
    ――入った順だと年上が年下に頭を下げなきゃいけないケースがあるという。
    菅原 年上の人が年下に気を使うのも変でしょ。相撲の場合はそういう世界でも番付がありますから、関係は変わってくるじゃないですか。プロレスの場合は序列はありますけど、番付はないですからね。
    ――プロレスの世界は明確な順位を付けられないわけですねぇ。 
    菅原 どうすればいいかといえば、自分の身に降りかかる火の粉は自分で振り払うしかないんですよね。そのためにもトレーニングをしたりして実力をつけなきゃいけないですよ。上の人から何か理不尽な思いをさせられたときに、跳ね返すものがないとプロレスラーはダメだとボクは思ってます。 
    ――菅原さんにもそういうものがあったからこそ、剛さんも無茶なことは言ってこなかったんじゃないですか?
    菅原 全日本で一緒になったとき初対面のあとに鶴見(五郎)さんを通して「挨拶の仕方が悪いなあ」ってきたんですよ。
    ――うわっ。
    菅原 そのあとオーストラリアで食事をしたときに「剛ちゃんは俺よりプロレスの世界に早く入ってるから先輩なんだけども、だからってあんまり言っても俺はそうはいかないよ」って言ったんですよね。
    ――そういうカマシが効いてるんじゃないですか!(笑)。

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  • 北米のプロスポーツで殺人、レイプやDVの経歴を持ってる選手を売り出すことは難しい■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    2020-10-16 09:41  
    105pt

    多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回のテーマは北米のプロスポーツで殺人、レイプやDVの経歴を持ってる選手を売り出すことは難しいです!!(この記事はニコ生配信されたものを編集したものです)【1記事70円から購入できる過去記事】・【1万字インタビュー】シュウ・ヒラタが「RIZIN大好きさん」とのバトルの内幕を激白!
    ・オファーがあるのに「オファーがない」とは何か?

     
    ・井上直樹くんにとって金太郎選手はおいしい相手です・RIZINライト級GP王者ムサエフはUFCと契約するのか?

    ・平本蓮RIZIN契約、MVPvs安西決定の舞台ウラ


    ――まず「RIZIN大好きさん」の件で進捗があったそうですね(笑)。
    シュウ あー、そうなんですよ。佐々木憂流迦選手のショーツ、村田夏南子選手のグローブ、川尻達也選手のショーツの返却が確認されました。 
    ――「RIZIN大好きさん」からRIZIN事務所に返却されたダンボール30箱のグッズの中から仕分けされたんですね。
    シュウ それを全部仕分けけしてるのはRIZINのスタッフなんですけど。
    ――仕分け作業に追われてRIZINのマッチメイクが遅れていたということですかね(笑)。
    シュウ ハハハハハハハ。RIZINの大会を控えていたので、この件について確認しづらかったんですよね(笑)。
    ――大会直前に「RIZIN大好きさん」のグッズの件はどうなってますか……なんて聞いたら怒られますよ!
    シュウ  この件に関しては私には選手の皆さんに対して報告の義務があると思ってますから(笑)。とりあえず返却を求めたものに関しては選手のもとに戻ればいいのかなと。 
    ――さて本題に入りますが、青木真也選手がインスタライブでONEで試合が組まれないのであればリリースてほしい、と言ったとか。 シュウさんがマネジメントする選手もONEに参戦してますが、いまどういう状況なんですか? 
    シュウ  日本人選手でいえば岡見(勇信)選手と長谷川(賢)選手の2人なんですよ。それでじつをいうと、ミドル級の長谷川選手に11月大会のオファーがあったんですけど、 長谷川選手はケガをしていて出られないんですよね。その枠は岡見さんでいいじゃないかと交渉している最中なんです。岡見さんはミドル級に戻しましたし、この試合に勝てばタイトルも狙える相手なんですよ。 日本人以外でいえば、韓国やヨーロッパの選手もONEに送り込んでいたんですが、リリースしてもらったケースはあるんです。私がリリースを求めた韓国人選手は3連敗中だったので、ONEとしては「もういいですよ」ってことでしたね。
    ――プロモーションからすると使いどころが難しい選手はリリースする。青木選手クラスになると、おいそれとリリースには応じない可能性は高いですよね
    シュウ これは私の勝手な予測ですよ。青木選手は昨年ONEでチャンピオンになってるじゃないですか。そこで契約が延長されてるんと思うんですよね。それが3試合なのか5試合なのかはわからないですけども。で、契約って基本的には「◯ヵ月間・◯試合」という内容じゃないですか。
    ――「◯ヵ月間」というのは拘束期間ですね。
    シュウ 契約が2〜3試合あるのに契約期間が残り数ヵ月しかなかった場合は「もうリリースしてくれ」と言いやすいですよね。 もしくは3試合で12ヵ月の契約期間が残っていたとすれば、試合数を消化するのは可能だと主催者は主張すると思います。選手側が契約の消化が難しいんじゃないかといっても、そこは契約書で明確にされていない部分なので争うのが凄く難しいんですよね。 
    ――そこはプロモーションにやや分があるわけですね。
    シュウ そこで揉め事にならないように倫理規約を守って試合を組んでもらうしかないですよね。こちらも弁護士さんを用意しますけど、マネジメントとしてはなるべくそこまで揉めないようにしたいんです。こちらの感覚でいうと、弁護士に入ってもらうステージということは、交渉ではなくて英語で言うと「dispute」つまり「争うことなった」ということになるんで。
    ――いまは新型コロナの影響で試合が組めないですけど、その事情を盾にリリース要求できないんですか?
    シュウ  天災とかテロか何かで試合が組めなかったり、大会が中止になった場合は致し方ないことになっちゃうんですよ。コロナもそのカテゴリーの一種になっちゃうと思うので、コロナを理由にリリースを勝ち取るのはかなり困難になってきますよね。 ところでこないだのRIZINは『半沢直樹』の裏の割には視聴率を維持できたことにビックリしたんですけども。この数字を見るとRIZINを見るコア層は変わらないっていうことなのかもしれないですね。
    ――たしかにいつもと変わらない数字でしたね。でも、今回は「個人総合」「キー特性」(13歳~49歳の男女)という数字がよかったらしいので、以前よりも一般層にRIZINが浸透している結果が今回の数字だったという分析もあるらしいです。
    シュウ  じゃあ今後のRIZINにとって朗報ですよね。RIZINは11月に大会をやるかもしれないっていう話もありますよね。
    ――ここまでくると日程的に厳しいと思いますけど、RIZINは11月に仙台大会か大阪大会をやろうとしたらしいですね。

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  • 俺たちのスーパースター!! 皇治を100倍楽しむ方法■大沢ケンジ

    2020-10-13 09:52  
    105pt
    おしゃべりアベマ野郎」こと大沢ケンジが天心vs皇治について語ります!【1記事から購入できるバックナンバー】・ 史上最悪のプロレスセクハラ問題「#SpeakingOut」の衝撃


    ・朝倉海「ボクがチャンピオンになったほうがRIZINは絶対に盛り上がる」

    ・プロレスラー、SNS、リアリティショー……この3つを背負うのは重すぎる■菊地成孔



    ・プロハースカ劇勝に3大タイトルマッチ! 水垣偉弥が見たUFC251


    大沢 いきなりですけど、俺も皇治軍団に入りたいですよ!
    ――皇治は俺たちのスーパースター~♪(皇治の入場テーマ) 大沢ケンジが大沢コージになりますか!(笑)。
    大沢 今日はね、みんなが皇治軍団に入りたくなるような皇治選手の魅力を語りますよ。でも、今回の天心vs皇治って選手や関係者からすると、評価が凄く難しい試合だったと思うんですよね。 
    ――たしかにそうですよね。どう見るのか、どう評価するのか。もっとストレートにいうと完敗した皇治選手をほめていいのか。
    大沢 そこの意見が割れてるじゃないでしか。みんなの意見を全部は追っかけてないですけど、皇治選手に否定的な声は立ち技の人の方が多いですよね。こっちからすると「えっ、あれでダメなの!?」って。
    ――この天心vs皇治が決まったときに立ち技方面から「いきなりやるんだ」という驚きの声が多かったんですよ。でも、このマッチアップはいきなりやったほうがいいじゃないですか。
    大沢 そうですよね。
    ――最初から売れるカードだからステップを踏む必要がないんですけど、MMAと立ち技ではイベントの捉え方が違ってるのかなって。
    大沢 そこはK-1の人たちはわかってるっぽくないですか。エンターテイメント的な手法には文句は言わないし、そもそも罵り合いとかはK-1の十八番じゃないですか(笑)。
    ――K-1サイドの佐藤嘉洋さんなんかは今回の皇治選手はあまり評価してないですね。
    大沢 ああ、佐藤さんはもうちょっと競技路線の人ですよね。これは言っておきたいのは、天心選手はさすがに強いなあと思いましたよ。本当に強いタイ人が階級上でも勝てるのと同じだなあと。天心選手の強さは認めてるし、そこはもう言わずもながで。それがわかったうえで「皇治、凄いじゃん!」だから。
    ――皇治選手を褒めると勝負論をないがしろにしてるんじゃないかって思われてるけど、そうじゃないと。たしかに皇治選手を否定したほうが気持ちがいいのはたしかなんですよ。格闘技はパフォーマンスでは通用しない世界なんだというのは耳触りはいい。
    大沢 正直、今回は勝敗は見えてたところはあるじゃないですか。そこを皇治選手は根性で歯を食いしばって耐えた……ことが面白かったんですけど。ボクも最初は茶化してたのに「アイツ、なんで倒れないんだろうな」って皇治軍団の一員になっちゃうわけですよ。だから、あんまりよく言わない人は正直、皇治選手のことが好きじゃないんですかね。スタート地点から好きじゃないから普通に楽しめないところもあるのかなと。ボクは立場的にフラットな感じだから、こう言えるのかもしんないですよね。
    ――なるほど。立ち技の世界にいないとわからない雰囲気や距離感があると。
    大沢 たとえばMMAでそのやり方が気に食わない人間がいたとして、「◯◯劇場!」という感じでうまくいったらちょっとイラつくじゃないですか(笑)。皇治選手に対しては立ち技の選手はみんなバイアスがかかってるのかなって。
    ――まあ、皇治選手のキャラは斜めから見たくなるところはありますね(笑)。
    大沢 あの皇治選手のキャラをどう捉えるかってことがポイントなんですけど。見てない人も多いと思うので、皇治選手のYouTubeを紹介したいんですよ。 最近のやつじゃないですけど、皇治選手にドッキリを仕掛ける内容で。
    ――YouTubeでよくあるパターンですよね。
    大沢 皇治選手の後輩が「彼女が問題があって200万円必要なんですよ。皇治さん、貸してしてくれませんか……?」とお願いする。皇治選手は「マジか。なんでそんなことなってるん? 貸されへんよそんなの~」と断るんですけど、「ちょっとトイレ行ってくる」って席を立って戻ってきたら、皇治選手は200万円を持ってきて「ええよ」って後輩に渡すみたいな。――皇治劇場!

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  • 相次ぐ離脱、移籍……女子プロで何が起きているのか■事情通Zの「プロレス 点と線」

    2020-10-13 09:29  
    105pt
    プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは相次ぐ離脱、移籍……女子プロで何が起きているのかです。【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・『ゴング』と東スポの元記者が語るプロレスマスコミ黄金時代/小佐野景浩☓寿浦恵一



    ・本当に強かったビックバン・ベイダー■金原弘光

    ・アポロ菅原「国際プロレス最後の夜は、麻雀をやっていました」

    ・佐藤光留インタビュー「20周年の負の集大成は、川崎球場のオレンジ色の照明に照らされて」

    ・【最終回】サイモン・ケリー「IGFはパン屋になって、みんな幸せになった」


    ――Zさん、大変です!女子プロの退団・移籍が活発化しています。東京女子プロレス、PURE-J、アクトレスガールズから選手が離脱……と。
    事情通Z 中でも話題になってるのが東京女子。3人やめたけど、そのうち白川未奈選手と万喜なつみ選手の2人はスターダムに登場。この2人は東京女子にはフリー参戦だったんだけど、9月末に契約満了。所属選手のうなぎひまわり選手は契約更新しないでフリーになった。うなぎ選手の行き先はまだ不明。 
    ――女子プロぼんやり層からすると、東京女子はサイバーファイトグループの印象が強いので、こうしてステップアップの場にされるのは……。
    Z 説明はちょっと難しいけど、東京女子は女子プロレスというよりは“アイドルプロレス”としての色が強いんですよ。
    ――スターダムも“アイドルプロレス”じゃないですか??
    Z あれは女子プロレスのアイドル化。
    ――なるほど、よくわかりました(わかってない)。

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  • 売れないバンドマン!? 矢地祐介を破った「DEEPの鉄人」大原樹里の謎

    2020-10-09 21:26  
    110pt
    RIZIN24のオープニングマッチで矢地祐介を判定で破った大原樹里インタビュー。10年間で50戦近くこタフネスぶり、大原樹里なのか大原樹理なのか……DEEPの鉄人の謎に迫ります(聞き手/松下ミワ)【1記事から購入できるバックナンバー】

    ・矢地祐介の関節蹴りがサトシ・ソウザ爆発のトリガーとなった■水垣偉弥
    ・扇久保博正、浅倉カンナを生み出したパラエストラ千葉に迫る■鶴屋浩 代表インタビュー
    ・格闘家・石渡伸太郎の奥様は小料理屋の美人女将だった!・RIZIN広報・N野さんの秘密 「選手たちの意識や雰囲気が磨かれていく姿が見えて……」

     
    ――RIZIN..24は、大原選手のオープニングマッチからとんでもない試合でした!
    大原 ありがとうございます!
    ――地上波放送にも乗りましたし反響は大きかったんじゃないですか。
    大原 いやあ、凄いです。試合が終わったあと、ツイッターのフォロワーが倍になりました。ひさしぶりの友達からも連絡が来て、「テレビを見てたら映ってたんだけど、なんなの?」って。
    ――それは大原選手が格闘家だということも知らない人なんですかね?
    大原 高校時代の友達なんですけど、ほぼ連絡取ってなかったので。「矢地選手の相手は大原樹里か。……んんん?」ってテレビを二度見したみたいです。
    ――さぞかしビックリしたでしょう(笑)。
    大原 ご近所さんも意外とテレビを見てくれている人が多くて、それにもビックリしました。かなり流血していたので地上波には乗らないかなと思ってましたけど。
    ――あれ、地上波で観るとよけいにエグい試合でしたよ。
    大原 ガッツリ血が出てましたね。もう殴りながら血の匂いがしてたので。
    ――えー……。
    大原 「血の匂い、エグいな……」と。なんか、変なところだけ冷静に覚えているもんですね。
    ――今回RIZINからのオファーはどういう経緯だったんですか?
    大原 話を聞いたときは「マジか!?」と。あれは8月23日のDEEPの試合が終わって2~3日後だったんですよ。会長(ランボー松風・KIBAマーシャルアーツクラブ会長)からいきなり電話が来て「次の試合決まった」と。8月だったから、次は11月ぐらいかなと思っていたら、「9月末のRIZINに決まったよ」と。「あ、事後報告なんだな」と思いましたけど(笑)。
    ――本人が知らぬ間に決まってたんですか!(笑)。
    大原 「やったじゃないですか!わかりました」。それでおしまいです。でも「これ、発表まで誰にも言ったらダメな話だから言うなよ」と言われたんで、なんかちょっとモヤモヤしながら過ごしてましたかねぇ。
    ――モヤモヤといえば、今回はコロナの影響か記者会見もなかったですもんね。
    大原 なんかツルンとなかったことになってて(苦笑)。でも、コロナだからしょうがないです。
    ――逆に、コロナだからこそチャンスがあるんじゃないかとは思ってました?
    大原 いやあ、でもボクはDEEPを頑張ってればいいかなと思っていたんで。結局、ぶっちゃけDEEPのベルトが一番ほしいんですよ。
    ――現DEEPライト級王者は、同じくRIZIN.24に参戦した武田光司です。
    大原 頑張ってDEEPのベルトを獲れば、自然とRIZINにも呼ばれるかなあと思っていたので。逆に、そうじゃないと資格がないんじゃないかって。
    ――大原選手としてはDEEP王者の前に、RIZIN参戦のほうが来ちゃったという感じなんですね。最初から、相手は矢地祐介選手だと言われていたんですか?
    大原 そうです。有名どころだし、強いじゃないですか。だから速攻でYouTubeを観ました。まず、サウスポーなのか、オーソドックスなのか、どっちだ? って。
    ――たしかに、試合までぜんぜん時間がないですもんね。
    大原 まあでも、ラッキーっちゃラッキーですね。試合まで1ヵ月しかないし、8月の試合で身体はできてたんで。減量もないですし、1回作り直してもう1回試合すればいいので。
    ――どういう作戦で試合に臨んでいたんですか?
    大原 作戦は「ガードを上げろ、アゴを引け、もらうな」でした。あとは、なんも決めてなかったです。
    ――それだけ! 自分の攻撃に関しては?
    大原 いやもう、ずーっと打撃しかやってきてないんで。とくに作戦というのはないですね。ダウン取ったときのヒザ2発とかも入りましたけど、無意識なんですよ。ただ、ずーっとミットでやってる動きだったので、自分でも「染み付いているんだな」と思いました。
    ――つまり、相手の出方次第で戦ってた、と。
    大原 ボクは考えたらダメになるタイプなので。いろいろ考えてやろうとしていたこともあるんですけど、そのとおりに動けたことが一度もない。
    ――自由なほうが伸び伸びできるんですね。
    大原 ちょっとだけ考えて、あとは考えない。だからその動きができるまで反復練習をするだけです。でも、1ラウンドの殴っている最中は、「止まれ!」ってことだけ考えてましたけど。
    ――あれだけ血が出てたら、殴る側も怖そうですが……。
    大原 いや、怖さはまったくないです。だって、やらなきゃやられるだけなので。矢地選手も力があって、何発かもの凄い手応えがあるのが効いていたとは思うんですけど、やっぱり目が死なないというか。
    ――ラウンド間にドクターチェックが入るぐらいの流血でした。
    大原 そのときも、とにかく全力で「止まれ!」と思ってました。あのとき、日本で一番「止まれ!」と思っていたのはボクだと思いますよ(笑)。
    ――ハハハハハ! そのときの大原選手の表情を見返したいですね(笑)。
    大原 だから、ボクはドクターを凝視していたんですよ。でも、ドクターが首を縦に振ったから「ですよねえー……」って。
    ――もしかして、2ラウンドに苦戦したのは、そういう心境もあって?
    大原 いや、あれはぶっちゃけ言うと、1ラウンドのパウンドを打っているときに足を絡められちゃって。ヒザがパキパキといっちゃったんですよ。「あ、鳴ったな」と。
    ――それはケガしたということですか?
    大原 ちょっとした肉離れみたいな感じなんですかね。試合後に診てもらって、もうほぼ治りかけてはいるんですけど。
    ――だから思うように動けなかった。
    大原 「蹴って大丈夫かな?」と。だから、2ラウンド目はそこの不安が頭に残っていて動きが悪くなったのと、蹴れなくなっちゃったということですね、怖くなっちゃって。だから蹴っても中途半端で、そのあいだにガンガン来られちゃって。
    ――矢地選手のパンチでダウンしたシーンもありました。
    大原 矢地選手は左ストレートがやっぱりうまいんですよ。ダウンもらったのも、たしか左ストレートだったんです。あれは見えてないですね。だから、「ダウンしたんだ。やべ。サッカーボールが来る!」と思ったり。でも、途中クラクラしながらも手を出し返してたんで、たぶんあそこらへんからは復活したんだと思います。
    ――足も復活したんですか?
    大原 いや足は、2ラウンドの途中から普通に蹴り出したんですけど、完全に整骨院の先生に丸投げしました。とりあえず、ケガしても勝つのが優先なので、「先生、ごめんねー」と思いながら蹴りましたね。
    ――そういう決意があったんですね(笑)。
    大原 3ラウンドはほぼ記憶が飛んでますしね。
    ――それ、試合後のコメントでも言ってましたよね。いまも記憶は復活してないんですか?
    大原 全然覚えてないんです。いつも、ちょこちょこ記憶がないことがあるんですけど、ビデオ見直すと断片的に思い出すんですよ。でも、今回はないですね。ただ、試合中に意識はあるので、そのときは何かしら考えて動いてたんでしょう。
    ――でも、さすがに矢地選手からテイクダウンを取られたときはヤバイと思いました?
    大原 だから、そこも記憶がないんですよ。
    ――あ、そっか(笑)。
    大原 倒されたことも知らなければ、それを返したことも知らなくて。だから、ビデオでちゃんと返していたのを見て「ちゃっかりやってるな」と思いました。
    ――あの返しは、矢地選手のミスじゃなくて自分のテクニックなんだっておっしゃっていますよね。
    大原 バックに回られたら回られたで、ちょっとしたやり方があるんですよ。ちょっとだけのテクニックなんですけどね。それが意外と身体に染み付いていたみたいです。でも、矢地選手は純粋に強かったです。
    ――対戦したからこそ、わかる強さ。
    大原 矢地選手、けっこういろいろ言われてますけど、でも勝ち負けの世界ですからね。勝ち続けることもあれば、負けることもあるんで。でも、やっぱりRIZINに継続参戦している選手だなって。控室に帰るときに、ボク「左ストレートうまかったなあ」とずっと言ってたみたいですしね。
    ――その印象が強かったんですね。
    大原 関節蹴りも何発か受けたし、見にくい軌道の前蹴りもありましたし。前に戦ったサトシ・ソウザ選手も関節蹴りに関して「痛いよお」と言ってたじゃないですか。あれを聞いて「うわ痛いんだ。イヤだなあ……」って(笑)。

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