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記事 24件
  • なぜボサボサ髪型の川尻が表紙に?『噂の三面記事』制作秘話/ジャン斉藤の妄想一発ツモ

    2012-10-31 11:12  
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    「次回は新生DREAMの狙いについて考えてみます」
    などと前回のコラムはシメてみましたが、書いたそばから日本格闘技界の今後について驚愕の噂が流れてまいりました。これは筆をおいてしばらく様子を見ないと、あとになって「ジャンの野郎はあんなふうに書いていたけど、全然違う展開じゃないか!」と言われかねません。
     
  • 【無料公開】DREAM復活に思うこと■大沢ケンジの「オーケンの日本格闘技化計画」

    2012-10-31 09:46  
    自分が新宿に「和術慧舟會HEARTS」というジムを出してから11月でちょうど2年になる。
    2年前も日本のMMA界は決して明るいものではなかったが、それでも、その当時は埼玉スーパーアリーナのような大きな会場でメジャー団体のDREAMが年に何回か開催されていた。今年のようにMMAのビッグイベントが8ヵ月前のUFC日本大会しか行われていないというような状況ではなかった。
    現在、日本のMMAは、2000年に入ってから一般社会に対して一番露出が少ない状態ではないだろうか。しかし、そんな中、先日やっと1年の間を置いて大晦日にDREAMが開催されることが発表された。日本のメジャー団体の興行が開催されるということは、日本のMMA界にとってとても大事なことだと自分は考える。
    自分がMMAのジムを出して感じるのは、PRIDEやK-1、HERO’Sが民放のテレビで頻繁に放映されていた格闘技全盛の時代より現在は格
  • 新生DREAMはどう儲けようとしているのか/ジャン斉藤「Mahjong Martial Arts」

    2012-10-30 15:27  
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    今回の新生DREAM会見でいちばん多かった感想は、お偉いさんたちの長すぎる挨拶に対する「結婚式じゃねえんだぞ!」というツッコミ……ではなく「新生DREAMはどうような事業計画があるのだろうか?」ということではないでしょうか。イベントを続けるためのビジネススキームに関心が寄せられています。
     
  • 「悪の教典(上・下)/貴志祐介■笹原圭一の「グレート書評インターナショナル」(GSI)

    2012-10-30 10:54  
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    皆様、大変長らくお待たせしました。ようやく大晦日の開催を発表することができました。呑気に本の紹介ばかりして、笹原はなーんにもやっていないんじゃないか、とか、えらそーに博識ぶって本の紹介なんかしてるけど、結局仕事から逃避してるだけでしょ、といった声に対し悔しくて枕を濡らす日々を送っていたのですが、ようやくこれで説明責任を果たし、かなりホッとしたというのが正直な気持ちです。とは言え、開催を発表しただけで、スタートラインに立つことができただけですから、待っていただいた方々に少しでも喜んでいただけるよう、ここから更に頑張って参ります。
    というわけで、先週は久しぶりに目まぐるしい一週間でした。私は父の仕事の関係で6歳まではシンガポールで過ごし、その後スイスに在住。大学はプリンストン大学で学んだなんてことは一切ないので、英語はほとんど喋れません。なのでやりとりにすっごく時間がかかります(通訳さんを通し
  • DREAM大晦日“幻のパートナー”とは/ジャン斉藤の「Mahjong Martial Arts」

    2012-10-29 00:12  
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    今年の4月に『人間風車』でコラムをスタートして以来、3回目の更新になります。
    前回の更新は8月23日の「ストロングスタイルという名の麻薬」テキストですから、なんと2ヵ月ぶり。『ニコニコチャンネル』引越しを機にバンバン書こうと意気込んでおりますのでよろしくお願いいたします。 今回のテーマはついに発表された「新生DREAM」です。新生DREAM会見が行なわれる前に発売された『Dropkick』特別編集ムック『マット界 噂の三面記事』。そこに掲載された「DREAM大晦日イベント開催」テキストでは、GSI(グローリー・スポーツ・インターナショナル)との提携説について書いていますが、10月8日に編集作業を終え、15日の発売までのあいだ、このプロジェクトはいったん白紙となったそうです。私も関係者から「GSIの話はなくなったよ」と聞かされたときは、作業員の制止を振りきって印刷作業をストップさせて原稿を書
  • 新生DREAM発進! ピエール・アンデュランド会長に話を聞いた■橋本宗洋の格闘技酔拳批評

    2012-10-28 22:39  

     あぁ、ありがたいなぁ……。ライターの気持ちとしては変なのかもしれないが、本当にそう思った。先週、DREAM大晦日会見がファン公開形式で開催されることが発表されると、ツイッターのタイムラインがわき立ったのだ。
     まあ、僕がフォローし、僕をフォローしているのは基本的に格闘技ファンが多いから、そうなっても当然といえば当然なのだが、しかし中にはDREAMに関して、日本格闘技の大晦日に関して冷めてしまっている人もいる。僕が嬉しかったのは、冷めてしまった人よりも、盛り上がっている人のほうが圧倒的に多かったことだ。そうか、まだ待っていてくれたのか。それが、主催者でもなんでもないのに、ありがたかった。
     ギリギリのタイミングではあったと思う。これ以上待たせていたら、冷める人は増える一方だったはず。もし大晦日開催がなくなっていたら、いよいよヤバかったんじゃないか。だからとにかく、発表することが、「やる」
  • 突然の痴漢、傾向と対策/お絵描きアイドル二階堂綾乃の『プロレス格闘技☆イラスト探訪』

    2012-10-26 00:16  
      先日、WNCのリン・バイロン選手が痴漢逮捕に貢献しました。電車内でリン選手に痴漢をした男にリストロックを決め、駅員さんに男の身柄を引き渡したそうな。また、2007年には風香選手が自分で張り込み捜査してストーカー逮捕に貢献したというニュースもありました。女子プロレスラーってなんてカッコカワイイんでしょう。私は痴漢をされても何もできず泣き寝入りしてしまうのですが、ここはお二人に倣って私も痴漢を撃退する術を身に着けたいと思います。それでは今まで私が被害に遭った実例を元に、正しい痴漢の撃退法を考えてみましょう。■ケース1;スカートめくり朝6:30頃歩道を歩いていたところ、後から突然ワンピースをめくられパンツどころか胸の下辺りまで大公開。犯人は猛ダッシュで逃走。≪ 対策≫これはあまりにも突然の出来事だったらめ「一瞬友達かな?」と思いリアクションが遅れ、気づいたときには犯人遥か遠くにいたケースです
  • 表紙は石田くんと川尻達也――ジャパニーズMMAの光と影を探る 『マット界 噂の三面記事 vol.2』

    2012-10-20 12:55  

    「2000年代日本格闘技界」を徹底総括!!ジャパニーズMMAの光と影を探る『マット界 噂の三面記事 vol.2』10月17日(水)発売!晋遊舎ムック 定価980円☆新生DREAM、大晦日大逆転開催へ――!主催FEG破産、DREAM運営会社事務所閉鎖で開催が絶望的な状況に追い込まれた2012年大晦日。そこにある団体との合体興行案が浮上……!? DREAM2013年の動きも探る大晦日徹底レポート! ☆榊原信行とフジテレビを狂わせた魔性の大晦日――!!「石井館長はボクとバラさんが何かやろうとするのが不安だったのかもしれない」2003年、すべてをぶち壊した悪夢の大晦日。そのきっかけのひとつとなったPRIDEとK-1の決別とはなんだったのか。石井教義氏、榊原信行氏との三角関係を谷川貞治が初めて語る――!☆青木真也がDREAMスタッフと歩んだファミリービジネスの6年間――「親が刺しに行けと言われたら
  • 大晦日さいたまスーパーアリーナで格闘技がない日

    2012-10-20 12:50  
    大晦日毎年恒例となっていた、さいたまスーパーアリーナ(以下、たまアリ)の格闘技イベントが行なわれないらしい。なぜ「らしい」と書いたかといえば、正式に「やらない」とはアナウンスはされていないからだが、そもそも「やります」とも発表していない。
    そのため取り扱いが厄介なのだが、今年そうそうにたまアリ大晦日を予約している、DREAMプロデューサーにして旧PRIDEの重要人物であった加藤浩之氏が沈黙を保ったままなのである。加藤氏のイベント会社は2001年の大晦日から12年間の長きにわたって、大晦日の同会場を使用し続けてきた。
    かつて日本に総合格闘技ブームを巻き起こしたPRIDEは、反社会勢力との関与を疑われて、試合中継をしていたフジテレビから契約を解除されたことで消滅の道をたどることになる。その後、加藤氏ら旧PRIDEスタッフたちは、K-1などを運営していたFEG(谷川貞治代表)と協力してDREAM
  • MMAエンターティナー、アンデウソン・シウバ論評■北米通信『MMA UNLEASHED』更新

    2012-10-20 00:14  
    『UFC153』ではアンデウソン・シウバがまたしても、恐るべき強さを発揮して、ステファン・ボナーを葬った。今回は、このアンデウソンの強さについての米MMAメディアの反応をまとめてみたい。まず、シウバがライトヘビー級でもこれほどまでに強い姿を見せてしまった以上、ジョルジュ・サンピエールとの夢の対決はもはや色あせてしまったという論評があった。「ジョン・ジョーンズが急台頭してくるまで、MMAファン垂涎のスーパーファイトは『アンデウソン・シウバ vs. ジョルジュ・サンピエール』であった。しかし思えば、このカードには筋の通らない面もある。GSPはうんと小柄で、シウバ並の体格の選手とやり合ったことがないのである。普段のシウバはGSPより30パウンドも重いのだ。『シウバ vs. ジョーンズ』であれば、それほどの体格差もない。そしてシウバはUFC153で、ライトヘビー級でもミドル級と同じように馬鹿馬鹿し