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記事 21件
  • 【11万字・記事詰め合わせセット】菊地成孔、中野巽耀自伝、中嶋勝彦、鶴屋浩、朝倉海…

    2020-07-31 23:59  
    550pt
    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part78大好評インタビュー17本、コラム2本、11万字で550円!!(税込み)

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    part78
    ◎プロレスラー、SNS、リアリティショー……この3つを背負うのは重すぎる■菊地成孔
    ◎扇久保博正、浅倉カンナを生み出したパラエストラ千葉に迫る■鶴屋浩 代表インタビュー
    ◎【全日本コーチ解任】秋山準のDDTレンタル移籍とは何か?■事情通Zの「プロレス 点と線」
    ◎全女消滅後の女子プロレス新世界/WWEが体現する「ウイズ・コロナ」 の時代のプロレス■斎藤文彦INTERVIEWS
    ◎『私説UWF 中野巽耀自伝』は暴露本なのか
    ◎名子役から名優へ…中嶋勝彦■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    ◎【RIZIN記者会見】ファンもアンチも「団体が潰れる・潰れないか」が一番燃える
    ◎マック佐藤×中川カ〜ル「真の骨法は本当は強いんです!」
    ◎俺たちは先を行く! 大晦日RIZINのカードを妄想する!!
    ◎プロハースカ劇勝に3大タイトルマッチ! 水垣偉弥が見たUFC251
    ◎RIZINがなくなったら総合格闘技が世間の話題にのぼることはなくなる■大沢ケンジ
    ◎小笠原和彦のリアル・空手バカ一代! 「ボクは“やっちゃっていいよ”組なんです」
    ◎「ボクがチャンピオンになったほうがRIZINは絶対に盛り上がる」
    ◎皇治RIZIN参戦で天心vs武尊実現は近づくのか?
    ◎1991年12月22日高田延彦vsバービックのシュートマッチ■金原弘光
    ◎【骨法総括第3弾】矢野卓見「骨法道場監禁未遂事件」
    ◎オスプレイ、ジョーイ・ライアンも加害者? 史上最悪のプロレスセクハラ問題「#SpeakingOut」の衝撃
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    パラエストラ千葉ネットワークの総帥、鶴屋浩インタビュー。扇久保博正、内藤のび太、浅倉カンナ……などの日本を代表するMMAファイターを輩出してきた秘訣を語ってもらった。――鶴屋先生が率いるパラエストラ千葉ネットワーク(柏・松戸・千葉)はトップファイターを次々に生み出していますね。
    鶴屋 ありがとうございます。ようやく世間的にも名前が売れるようになったからか、最近は入会希望者も増えていますね。先日も愛知から電話があって「私、プロになりたいんです」と。22歳の女の子ですよ。
    ――そうやって地方からもプロ志望が集まっているんですね。
    鶴屋 「明日来たい」ということで、その日のうちにアパートを見つけて。公務員をやめてこっちに出てくるみたいです。
    ――この時代に安定を捨てて格闘家を目指すとは!(笑)。
    鶴屋 そんなことがあったと思ったら、今度は滋賀の男の子が「プロになりたいです」と。そうしたら別の愛知の子からも「プロになりたい」というメールがあって。なんでこんなに連絡があるのかといえば、じつはちょっと前にフェイスブックに「格闘家としてお世話しますよ」と書いたんです。それは仕事から何から含めて全部。
    ――それはつまり普段の生活から面倒を見るってことですね。
    鶴屋 はい。ボクは1999年にジムを作ったので、この仕事は20年経つんですけれども、昔は夜にプロ練をやっているジムが多かったんですよ。でも、夜にプロ練をやるとガッチガチじゃないですか。一般の人が見学に来るけど、「こんな激しい練習はできるわけない」とビックリして帰っちゃう。いまは時代が変わって、夜は一般の方が楽しく練習できるクラスをやる。そして、いまプロが昼間に練習するというかたちになってますよね。ただウチで言うと、ずーっとガチガチでやっているから、プロで強い選手がいっぱい育つだけど、一般会員さんはなかなか入りづらかった。いまは1階が一般会員さん向けで、2階はプロ練と棲み分けはできてるんですけどね。そうかたちができる前は収入はジムから取るんじゃなくて、べつのところから取らなくちゃいけないなと。
    ――ジム経営以外の部分で稼ごうと?
    鶴屋 そうです。格闘家の子たちって普段は大変な仕事をしているんですよね。たとえば引っ越しの仕事とか。そういう仕事をやりながら夜にプロ練をするのはけっこう厳しいじゃないですか。だから、その子たちに練習に集中できるような仕事を見つけてあげようと。いまパーソナルトレーニングのジムを2つ経営しているんですけど、そこで働いてもらったり、動物カフェもその1つに含まれていますかね。
    ――RIZINの煽りVでも紹介されたハリネズミカフェにも、じつはそういう戦略が隠されていたんですね(笑)。ティーカッププードルのカフェもやられていて。
    あの名作煽りVは鶴屋先生が経営するハリネズミカフェから生まれた鶴屋 「あれ? もしかしたら、これは仕事になるのか?」と思ってある程度考えて、「いける!」と思ったらボクはすぐに行動しちゃいますから。ただ、まあ、コロナの影響で2ヵ月ぐらいは店は閉めてましたけどね。
    ――手広くやっているほどコロナの影響が……。
    鶴屋 だんだん落ち着いてきてますけど。プロ志望をサポートする狙いも含めて事業展開してきたのはたしかです。
    ――鶴屋先生が展開されている会社では、何人ぐらいの格闘家が働かれているんですか?
    鶴屋 まずウチには内弟子が3人いて、その内弟子はジムの指導などをやってます。あとは、たまに動物カフェに行ってもらったり、パーソナルトレーニングの仕事もしてもらったりで、まあ全部で6人ぐらいですかね。たとえば、船橋にもパーソナルトレーニングジムがあるんですけど、そこでは岡田遼と内藤頌貴の2人が入ってるんです。彼らにはそのジムの仕事を自由にやらせて、それ以外の時間は格闘技に専念できるようにしていますね。
    ――理想的な環境ですね。
    鶴屋 いまって誰もが社会保険のある仕事を求めるじゃないですか。でも、社会保険がある仕事というのは、要するに朝から夕方までバッチリ仕事をしなくちゃいけない。そうなると、なかなか格闘技100パーセントはできないですよね。そのへんの悩みというのは、前からずっとありましたから。
    ――もちろん格闘技の練習は大切だけど、一方で生活の基盤をどう整えていくかと。
    鶴屋 ボクも昔、治政館というキックボクシングジムに入ったときに、先生からは「プロになりたいんだったら、まずは環境を整えろ」と言われましたもん。でも、ちゃんと仕事をしている人ほど格闘技って厳しいですよ。世界チャンピオンを目指すのは難しい。おかしな話なんですけどね。でも、昼間に普通の仕事をしながらRIZINやONEのチャンピオンになるのは難しいと思います。
    ――だからこそ鶴屋先生がチャンピオンを目指せる環境を整備されていると。それで鶴屋先生の経歴を振り返りたいんですが、国際武道大学のご出身ですよね。
    鶴屋 はい。4年間レスリングだけをやってました。大学を卒業後は消防士になるんですよ。消防士をやりながらアマチュア修斗の大会に出ていたんですけど、全日本アマ修斗で優勝したときも、ボクは朝の9時まで仕事をしてました。
    ――夜勤明けに修斗!
    鶴屋 その大会がね、たしか綾瀬かどこかで近くだったから間に合ったんですよ。仕事終わりで急いで車を走らせて参加した覚えがありますね。でも、先ほどの話のとおり、それではなかなかプロにはなれないんですよね。そのジレンマはずっとありました。だから、7年ぐらい消防士としていろんな免許も取らせてもらって、消防署としては「これからこの人に現場で頑張ってもらおう」というときに「やめます」と。
    ――それはおもいきりましたねぇ。しかし、あの時代にシューティングに情熱を持つって相当のマニアですね(笑)。
    鶴屋 ボク、昔からマニアなんですよ。シューティングに関しても大好きでしたから。その頃のボクは治政館でキックボクシングをやりながら、ちょっとだけPUREBRED大宮にも通ってました。でも、千葉からジムまで2時間ぐらいかかるんですけど、当時は練習場所に時間をかける人が多くて。山田学さんも栃木から東京まで数時間かけて通ったりしてたと聞きました
    ――当時は練習できる場所は限られてましたね。
    鶴屋 そのときに中井祐樹さんと知り合って。格闘技界に全然知り合いがいなくて、話せる人は中井さんぐらいだったんですよ。
    ――その頃のPUREBREDって、どなたがいたんですか?
    鶴屋 そのときは、まだ佐山(聡)先生がいました。
    ――佐山先生と中井さんがいた時代は、かなり貴重な空間ですね。
    鶴屋 そのあとにエンセン(井上)さんが来て、ボクはエンセンさんの柔術クラスも受けたことはあります。
    ――となると、ちょうどシューティングにブラジリアン柔術の技術が入り込む時期だった。当時は、佐山さんの「打・倒・極」のシューティングと、ブラジリアン柔術が融合していく時期で。選手もどこか2つに分かれるようなこともあったと思うんですが、鶴屋先生はどちらを目指していたんですか?
    鶴屋 ボクは完全にシューティングです。柔術よりも、そっちをやりたいという気持ちのほうが強かったです。でも、柔術の登場はやっぱりショッキングではありました。ちょっと年代が前後しますけど、『格闘技通信』でアルティメット(UFC)の大会が開催されるという記事を見て、まあその頃は普通にケン・シャムロックが優勝するだろうなと思っていたんです。そうしたらシャムロックが道衣を着た無名の男に負けたというから「何が起きたんだろう?」と。
    ――その無名の男がホイス・グレイシーだったわけですね。
    鶴屋 それは凄い衝撃を受けました。そのホイス・グレイシーが「兄は自分よりも10倍強い」と言って、それでヒクソンが出てきたんですもんね。その頃、中井さんたちが彼らを迎え撃っていたじゃないですか。ボクはそれをリアルタイムで見てまして「凄い世界だなあ」と。
    ――UWF系には興味はなかったんですか?
    鶴屋 ……ええっとね、これって『Dropkick』の取材ですよね? “ドロップキック”ということは、プロレスの話もしていいんですか? 
    ――むしろ、どんどんお願いします!
    鶴屋 あのー……、ボクはね、プロレスに関してもの凄いマニアなんですよ。もともとボクはプロレスラーになりたいという夢があって、実際に全日本プロレスに2日間だけ入ったこともあるんです。
    ――あっ、そうだったんですか!
    鶴屋 ……これ、他人に言うの初めてですよ。
    ――ありがとうございます!(笑)。「2日間だけの全日本プロレス入門」は気になります!
    鶴屋 ボクは小学生のときからずーっとプロレスラーになりたくて。で、高校3年生のときに全日本プロレスの会場に行って、百田(光雄)さんにお願いしたら「道場に来なさい」と。そのとき道場にいたのは、折原(昌夫)さんや小橋(建太)さん、あとは菊池(毅)さん。初日からいきなりスパーリングですよ。一応ボクも高校でレスリングをやってましたからなんとか戦ってたんですが、最後は小橋さんに足をベキべキっとやられてしまいまして。
    ――うわっ、入門初日に!
    鶴屋 もう凄かったです。頑張って2日目も行ったんですよ。そしたら、また小橋さんに足をベキベキベキっと……。
    ――また小橋さんですか!(笑)。<11万字19本の記事詰め合わせセットは、まだまだ続く> 
  • 【骨法総括第3弾】矢野卓見「骨法道場監禁未遂事件」

    2020-07-26 22:57  
    105pt
    令和の時代に骨法を堪能しろ! 矢野卓見のDropkickニコ生配信インタビュー第3弾。90年代の格闘技界を妖しくリードした喧嘩芸骨法の裏話の文字起こしをペチペチとお届けします。 骨法が好きか、嫌いか、ハッキリさせろ!<1記事から購入できるバックナンバー>・ヤノタクこと矢野卓見の「骨法の祭典2020」<前編>・矢野卓見の「骨法の祭典2020」<後編>・【骨法総括第2弾】矢野卓見「俺は試合に勝っちゃいけない存在だった」
    ヤノタク 今回はまずそ俺と大原(学)さんの関係を話したいと思います。 
    ――90年代・骨法のエース大原さんですね。
    ヤノタク それまでは小柳津(弘)さんがエースだったんですけど、合宿のトーナメントで大原さんが小柳津さんを破って優勝しちゃったんですよ。
    ――そのトーナメントはどういう試合形式なんですか?
    ヤノタク 拳の殴打なしで、頭突き、ヒジ打ち、金的ありのルールですね。
    ――アマチュアで頭突き、ヒジ、金的ありって凄いですね!
    ヤノタク そこで大原さんが小柳津さんに勝ったことで時代が動いた感が出て、2人のライバル関係が始まったんですけど。大原さんは最初は一般道場生だったので、稽古終わりに一緒に帰っていたりしてたんですよ。大原さんのアパートで話をすることもあったり。 そこで大原さんから「寝技で勝っちゃいけないんですかね?」という相談をされて。
    ――どういうことですか?
    ヤノタク 大原さんに詳しく話を聞くと「骨法の技を出せ」と言われたと。
    ――ああ、なるほど。大原さんは基本的に柔道ベースですよね。 
    ヤノタク 忖度するという発想がなかったので「勝てるのが一番なんじゃないんですか。どんな技でも骨法の選手が使えば骨法になるし、そのときに使える技が一番正しいんだからそれでいいんじゃないんですかね」と答えて。第2回の「骨法の祭典」のトーナメントでも大原さんが勝って骨法最強の座につくんですけど。その後、大原さんは道場を休会しようとしてたんですよ。理由は生活費の借金がかさんじゃって働いて返そうと。でも、先生からするとトップに立った人間がいきなり休まれるのは困るじゃないですか。そこで先生は借金を肩代わりしてやるから骨法の寮生になれと。
    ――ちなみに借金の額はおいくらなんすかね……?
    ヤノタク 大原さん本人に聞いたわけじゃないですけど、200万ぐらいあったとか。
    ――けっこうな金額じゃないですか!
    ヤノタク ただ、大原さんは寮生になることを凄い嫌がってたんですよ。 あんまり寮生のことの好きじゃなかったみたいなんですよね。人間関係があまり信用できないっていうことで「ゲシュタポ」呼ばわりしてましたからね(笑)。
    ――何か密告されるんじゃないかと(笑)。
    ヤノタク 大原さんって俺のようにベラベラとは喋らないですけど、朴訥な感じでストレートに言うんですよね。まあ結局、大原さんは寮生になっちゃうんですけど。大原さんは寮生になる前は警備会社でアルバイトしてたんですよ。そこの同僚に豊登がいたんですよ。これはビックリなんですけど。
    ――日本プロレス2代目社長にして、力道山や猪木さんと縁のある元プロレスラーの豊登が!
    ヤノタク 大原さんは豊登と凄く仲良くしてたみたいで。
    ――それは警備会社の役員とかじゃなくて普通に働いていたんですあ?
    ヤノタク そうみたいですね。
    ――豊登さんも苦労されてたってことですかね。
    ヤノタク 羽振りのいいときはよかったと思うんですけども、晩年は……。 大原さんは豊登から昭和プロレスの裏話を聞かせてもらってたみたいですね。ボクが覚えてるのは、 力道山が道場で馬場、猪木、大木金太郎の3人にガチンコやらせたらしいんですよ。試合展開や結果は聞いてないんですが、大原さんいわく「馬場が1番弱かったと聞いた」と(笑)。
    ――な、なるほどお。
    ヤノタク 力道山はジャイアント馬場があまりにも弱すぎるから「一般人にケンカを売られて負けちゃうんじゃないか」って心配してたみたいですね。
    ――力道山ってそのへんを心配する人ですよね。 プロレスラーはナメられちゃいけない職業ってことで。
    ヤノタク 猪木さんはそういうエピソードを口にしないので、プロレスラーは墓場まで持ってくんだなって。
    ――墓まで持ってかなきゃならない話を警備会社のアルバイト仲間に教える豊登!(笑)。
    ヤノタク だからこんなのは書き起こしで載せられないですよね。
    ―― 大丈夫ですよ、しっかり載せますよ!
    ヤノタク  本当ですか。
    ――みんな鬼籍に入られてるから、いいんじゃないんですかね。
    ヤノタク  いやいや、猪木さんは生きてますよ(笑)。
    ――それにあくまで「豊登さんの証言」に過ぎないですから。
    ヤノタク  高島学さんが言ってるのと変わりないですよね(笑)。
    ――解決策としては「高島学さんが言っていた」っていうことにすれば、それっぽく聞こえていいんじゃないですかね(笑)。
    ヤノタク それでもいいですけどね(笑)。 
    ――前回の続きなんですが、寝技で頭角を現しながらも堀辺師範に認められなかった矢野さんは、ゲシュタポこと寮生と乱闘になったとか……。


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  • WWEが体現する「ウイズ・コロナ」 の時代のプロレス■斎藤文彦INTERVIEWS

    2020-07-26 22:26  
    105pt


    80年代からコラムやインタビューなどを通して、アメリカのプロレスの風景を伝えてきてくれたフミ・サイトーことコラムニスト斎藤文彦氏の連載「斎藤文彦INTERVIEWS」。マット界が誇るスーパースターや名勝負、事件の背景を探ることで、プロレスの見方を深めていきます! 今回のテーマは WWEが体現する「ウイズ・コロナ」 の時代のプロレスです!

    Dropkick「斎藤文彦INTERVIEWS」バックナンバー■全女消滅後の女子プロレス新世界
    ■木村花さんはドウェイン・ジョンソンのようなスーパースターになるはずだった■無観客レッスルマニアが生み出した“異常な2試合”

    ■女子プロレスの景色を変えた女帝・ブル中野■マッハ文朱が女子プロレスというジャンルを変えた■棚橋弘至vsクリス・ジェリコから見る新日本・AEW提携の可能性

    ■エンド・オブ・デケイド――プロレス界の2010年代■新日本プロレスの“ケニー・オメガ入国妨害事件”という陰謀論■WWEvsAEW「水曜日テレビ戦争」の見方■WWEペイジの伝記的映画『ファイティング・ファミリー』■AEWチャンピオンベルト盗難事件■「ミスター・プロレス」ハーリー・レイスの偉大さを知ろう■ウルティモ・ドラゴンの偉大なる功績を再検証する■ネット社会に出現したニュータイプAEW、その可能性■都市伝説的試合映像ブレット・ハートvsトム・マギー、ついに発掘される ■レッスルマニアウィーク現地取材レポート■平成という「アントニオ猪木が去った時代」■アメリカの新団体AEWは脅威になりえるか■それでもケニー・オメガは新日本プロレスに残るか■【追悼・爆弾小僧】すべてはダイナマイト・キッドから始まった
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」



    ■なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期


    ■“怪物脳”に覚醒したケニー・オメガ■怪物デイブ・メルツァーと『レスリング・オブザーバー』■新日本プロレスのMSG侵攻は「WWE一強独裁」に何をもたらすのか■怪物ブロック・レスナーを通して見えてくる「プロレスの作り方」■追悼・マサ斎藤さん……献杯はカクテル「SAITO」で■皇帝戦士ビッグバン・ベイダーよ、永遠に■ジャイアント馬場夫人と親友サンマルチノ、2人の死――■ベルトに届かず…されど「世界に届いた中邑真輔」のレッスルマニアを語ろう ■ステファニー・マクマホン、幻想と現実の境界線がない生活■ロンダ旋風、中邑&ASUKAダブル優勝!! ロイヤルランブル1万字総括■アメリカンドリーム、ゴールダスト、コーディ……ローデス親子それぞれの物語■ジェリコvsケニー実現で考える「アメリカから見たプロレスの国ニッポン」■旭日双光章受賞!! 白覆面の魔王ザ・デストロイヤー■みんなが愛した美人マネージャー、エリザベス!■職業は世界チャンピオン! リック・フレアー!!■怪死、自殺、大事故……呪われた鉄の爪エリック一家の悲劇■ミスターTからメイウェザーまで! WWEをメジャー化させたセレブリティマッチ
    ■馬場、猪木から中邑真輔まで!「WWEと日本人プロレスラー」■WWEの最高傑作ジ・アンダーテイカー、リングを去る■『1984年のUWF』はサイテーの本!
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」


    ■オペラ座の怪人スティング、「プロレスの歴史」に舞い戻る

    ■なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期

    ■超獣ブルーザー・ブロディ

    ■「プロレスの神様」カール・ゴッチの生涯……
    ■『週刊プロレス』と第1次UWF〜ジャーナリズム精神の誕生〜




    ■伝説のプロレス番組『ギブUPまで待てない!!』 
    ■SWSの興亡と全日本再生、キャピトル東急『オリガミ』の集い
    ■「現場監督」長州力と取材拒否■ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ…ヘビに人生を飲み込まれなかった男■追悼ジミー・スヌーカ……スーパーフライの栄光と殺人疑惑■ドナルド・トランプを“怪物”にしたのはビンス・マクマホンなのか

    ――WWEのPPV「ザ・ホラーショー・アット・WWE エクストリーム・ルールズ」では、また物議を醸す試合が行なわれたそうですね。
    フミ 今年4月のレッスルマニアでは、アンダーテイカーvs AJ スタイルズの墓場マッチというハリウッド映画ノリのロケーション全開の試合や、 ブレイ・ワイアットとジョン・シーナが幻覚の中で過去と現在を行き来するというミステリアスな試合がありましたが、今回もその方向に振り切っていました。つまりそれはいまのWWEは 「ウイズ・コロナ」 の時代のプロレスを最も体現していると言えると思うんです。
    ――たしかにWWEほどコロナの影響でプロレスのかたちを変えている団体はないですね。
    フミ 「ビフォー・コロナ」は正常な状態で、「アフター・コロナ」は現段階ではまったく見えてない世界。社会全体がまだコロナの出口が見えてない中で、WWEはそんなときでもプロレスをプロデュースしていかなければならないという宿命を背負っているので、WWEそのものが「ウイズ・コロナ」の時代の現実を映し出しているということなのでしょう。日本のプロレスの場合はほとんどの団体の興行が自粛となった。業界最大手の新日本プロレスが無観客興行で再スタートを切ったということが世間的にもニュースになりましたね。 テレビ朝日の『報道ステーション』がそのことをニュースとして取り上げて、そこで棚橋弘至と松岡修造が対談したり、 無観客というかたちがプロレスの“新しい日常”だと伝えた。そのあとの新日本プロレスの大阪城ホール2連戦は、ソーシャルディスタンスの図面を作製して観客ありの興行を提供しました。
    ――客席の間隔を開けたり、人数制限をかけましたね。
    フミ 大阪城ホールは満員になれば、15000人も入る大会場です。ソーシャルディスタンスのかたちを取ると約3000人。観客には全員マスク着用を義務付けられ、大声を上げて応援することは禁止され、チケットの裏には自分の個人情報も書き込まなければいけない。
    ――もし観客から感染者が出た場合、すぐに連絡が取れるようにするためですね。
    フミ 新日本がその方法を取ることで、他のプロレス団体も新日本を前例として右に倣うことになるのでしょう。先週ボクは新木場1stリングで行なわれた全日本プロレスのソーシャルディスタンス興行を取材したんですが、入場する際には検温と手指の消毒を求められ、新木場は満員で300人ぐらいの箱ですから100人程度しか入れることはできない。リングサイドも1列あたり5席ぐらいしか置けないですし、その席には全日本プロレスからのプレゼントとしてフェイスシールドが用意されていたんです。
    ――どのスポーツでも見られるコロナ対策がプロレスにも求められるということですね。
    フミ プロレスというジャンルは、世間というか社会の動きから独立して存在してるわけではないということですね。 WWEに話を戻すと、日本の状況とは違ってまだ無観客でしかできていないんです。 
    ――観客動員興行の気配は見えないですね。
    フミ まったく見えないです。プロレス以外のスポーツでいえば、メジャーリーグベースボールが7月の下旬から無観客でシーズン公式ゲームがようやく始まって、NBAやNFLも無観客でシーズンゲームがスタートします。世界には約1500万人のコロナ感染者が確認されていて死亡者数は約62万人。アメリカでいえば約400万人の感染者がいて、死亡者がすでに約14万人。 
    ――アメリカの状況的に観客動員興行は厳しい。
    フミ もの凄いパンデミックが続いているのに、アメリカのトランプ大統領は頑なにマスク着用を拒否しつづけてきました。
    ――面白いのはUFC代表のダナ・ホワイトも公の場ではマスクはつけないんですよね。マッチョ主義の傾向がそうさせているのかなと。
    フミ それはあります。マスク着用の有無はリベラルvs保守の政治的な論点にも結びついていて、こんなに感染者と死亡者が出ているのにも関わらず、アメリカでは「コロナはデマだ」という言説がいまだに根強いんです。
    ――アメリカって天動説支持者がいたり、科学的根拠があるものなのに頑なに信じない層が一定数存在しますね。 
    フミ アメリカにはダーウィンの進化論すらを信じない人もいるわけです。類人猿が進化して人間になるわけがないと。一部のクリスチャンの学校ではダーウィンの進化論を教えなかったりしますからね。
    ――宗教の国たるゆえんですよね。そしてコロナもデマだと。
    フミ トランプ大統領の支持者には、コロナがデマだ、あれはインフルエンザと同じようなものだと信じている保守層が多い。デマじゃなかったとしても、マスクなんかしても意味がないと信じている。
    ――そういう支持者に支えられているからトランプはマスクをつけることができない。
    フミ コロナによって経済も困窮してますし、死亡者がたくさん出ているからワクチンも開発をしなきゃいけない現実はある。そして今年の11月には4年に一度のメインイベントの大統領選を控えてますから、トランプからすれば、民主党の大統領候補バイデンとの戦いの焦点のひとつにコロナ政策があるわけです。
    ――マスクをつける・つけないで票数が変わってくるわけですね。
    フミ プロレスの話に戻すと、WWE内部でもコロナ感染者は出ちゃってるんです。レネ・ヤングさんや何人かのアナウンサーチームから出たり、テレビから姿を消したレスラーたちは感染していると言われている。感染しないように万全の態勢を取っているのかもしれませんが、4月のレッスルマニア以降ブロック・レスナーは一度もテレビの画面に出てきてません。ゴールドバーグやローマン・レインズもそう。レインズの場合は白血病再発の治療をしているので、合併症を再発する可能性があるのかもしれません。妊娠して休業中のリッキー・ベンチは当然出てきてませんし、 最近はシャーロット・フレアーも姿を消しました。そんな事態になってもWWEが番組を収録しなきゃいけないのは、観客がいてもいなくてもRAWは毎週月曜日にUSAネットワークで放送されていますし、 スマックダウンも毎週金曜日にFOXで放送されているからです。ロウとスマックダウンはそれぞれ年間で50億円ずつの放映権料が入ってきますから、WWEは何がなんでも番組制作だけは継続しないといけない。
    ――UFCが無人島を借りてまで大会を開催しているのも巨額の放映権料を死守するためですね。


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  • 1991年12月22日高田延彦vsバービックのシュートマッチ■金原弘光

    2020-07-22 15:55  
    100pt

    伝説のプロレス団体UWFインターナショナルでデビューして、キングダム、リングス、PRIDEと渡り歩いた日本格闘技の生き証人金原弘光が格闘技界黎明期を振りかえる。今回はDropkickニコ生で配信されたものをお送りします!

    【1記事から購入できるバックナンバー】

    ・山本小鉄さんと天山広吉のイイ話■金原弘光・殴られる理由が酷すぎたUWFインターナショナル・【地獄のリングス前田道場卒業生】滑川康仁ロングインタビュー

    ・【リングスの怪物くん】横井宏考「格闘技は前田さん、プロレスは橋本さんが師匠でした」


    ――Uインターナショナル界隈がいろいろと騒がしいですね。
    金原 何十年も経ってるのに騒がしいよね(笑)。俺も「なんだかなあ……」って思っちゃうよね。30年近く経ってるのに裁判だなんだって、もういいじゃんって。
    ――昔話はしづらい雰囲気になってますけど、金原さんは大丈夫でしょうか(笑)。
    金原 別に悪口を言ってるわけじゃなくて「こんなことがあったよ」と言ってるだけだからね(笑)。 それに対して恨んでるとかいうわけでもないし。……ただ、いまでも思い出すと腹が立つなあと(笑)。
    ――ハハハハハハ!
    金原  前回(殴られる理由が酷すぎたUWFインターナショナル)も話をしていたら、腹が立って腹が立ってね(笑)。
    ――金原さんはUインター入門当初、高田延彦さんの付き人をやってたんですよね。
    金原  U インターに入ってすぐ垣原(賢人)さんから「高田さんの付き人をやってね」と。
    ――具体的にどんなことをやるんですか?
    金原  高田さんの練習道具を揃えて、練習を一緒にやって、練習が終わったらシャワーの用意をして「背中をお流しします」と。付き人だから言われたことは、なんでもやる感じで。
    ――高田さんって毎日決まった時間に道場に来るんですか? 
    金原 高田さんは忙しかったんで練習時間もバラバラで。高田さんが来たら付き人の俺もイチから練習を一緒にやるんだよね。たとえば合同練習でスクワット 500回やっていたとしても、高田さんが途中から来たら、また一緒にスクワット500回をやらなきゃいけないんだよね(笑)。
    ――大変だ!(笑)。どんなときでも高田さんに合わせるわけですね。
    金原 それはつまり高田さんはちゃんと基礎練から始めていたってことなんだよね。それからランニングをして、最後にスパーリング。 ストレッチもやるから、いま整骨院でストレッチをやると当時のことを思い出すんだよ(笑)。プロレスや格闘技好きのお客さんにそのことを伝えると喜ぶんだよね。
    ――当時のUインターはどんなスパー形式だったんですか?
    金原 スタンドから始まるんだけど、やっぱり後輩からタックルを仕掛けて、潰されて上に乗られてバンバン極められるという。俺はU インターで先輩全員とスパーリングをしてきたけど、高田さんの強さは衝撃的だったよ。 
    ――最強・高田延彦!
    金原 身体能力からして他の選手とは全然違うもんね。1人だけ格が抜きん出てた強さがあった。グチャグチャにされて「高田さんはこんなに強いんだなあ」と思ったもんね。 
    ――強さがなかったらみんな従わないですよね。 
    金原 高田さんは「プロレスラーはケンカが強くなきゃいけないし、酒も強くなきゃいけない」ってよく言ってたよね。 すべてにおいて超人でなければいけない、と。そのへんは新日本プロレスイズムが流れてるよね。 山本小鉄さんもプロレス学校のときに同じことを言ってたもん。Uインターにいたら飲み会は凄くて凄くて。 Uインターの旗揚げパーティーに練習生は参加してなかったんだけど、垣原さんや寮長がべろんべろんに酔っ払って寮に帰ってくるわけ。翌日はもうグッタリして動けない。事前に飲み会の講義も聞いていたんだよね。先輩から「飲め」と言われたら一気で飲む。
    ――シンプルでヤバイやつ(笑)。
    金原 同時期に入った練習生で酒が弱い奴がいたんだけど、酒が飲めないってことで途中でやめちゃったもんね。
    ――やめた理由が酒って古しのプロレス団体すぎますね!(笑)。 
    金原 吐いても吐いても飲んでいたよね。俺は付き人だったから、高田さんのことを自宅に送るまでは完全に潰れるわけにはいなかったし。高田さんも酔っ払ってるから「向井(亜紀)に挨拶していくか?」って言われるんだけど(笑)、「ここで失礼します!」って。かなりの量を飲むので翌日の練習には行けないよね。酒もしょっちゅう飲むわけじゃないんだけどね。試合後は必ず飲んでたよね。いま振り返ると良くないんだよ(苦笑)。試合でダメージを負った直後だから。
    ――いまなら真っ先に止められるやつですね(笑)。
    金原 試合が終わったあとは、まず六本木の叙々苑に行くんだよ。叙々苑は高級焼肉屋で高いし、おいしいんだけど、「あとで酒を飲んで吐くんだろうなあ……」って思いながら食うんだよね(笑)。
    ――最終的に叙々苑の肉をすべて吐く(笑)。


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  • 皇治RIZIN参戦で天心vs武尊実現は近づくのか?

    2020-07-22 14:57  
    100pt
    この記事は皇治RIZIN参戦を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・リアリティショーからこぼれ落ちたハルク・ホーガンの「リアル」

    ・格闘家・石渡伸太郎の奥様は小料理屋の美人女将だった!

    ・元・東スポ記者が作ったFMWの裏側、果たせなかった三沢光晴との約束■寿浦恵一

    ・素晴らしき最狂プロレス団体IGF対談■鈴木秀樹×サイモン・ケリー

    ・北岡悟インタビュー「苦労自慢みたいなことは大嫌いなんですけどね」






    皇治選手のRIZIN電撃参戦が発表されましたが、業界では以前からこの噂は流れてまして。 幻に終わった4月のRIZIN横浜アリーナ大会のサプライズは皇治選手の登場だったとか。でも、こうして発表されると衝撃は大きいですし、記者会見も面白かったですよね。 3年契約だったけど違約金を払ってRIZINに出るとか、違約金は東京で家を買える金額だったとか……。皇治選手は自ら違約金の件を切り出しましたけど、あれって格闘技マスコミを信用してないってことですよね(笑)。そういう踏み込んだ質問はしてこないだろうから、あえて自分から口に出すことで質問しやすくしたんじゃないか……ってところに皇治選手のセンスを感じますね。
    皇治参戦にファンは盛り上がってますが、参戦動機のひとつが議論を巻き起こっていて。皇治選手いわく「今回の参戦が武尊vs天心実現に貢献できたら」と。でも、その武尊本人がこの発言に激怒ツイートをして、朝倉未来や平本蓮といった団体の中枢にいる選手たちも、こぞって疑問を呈しているんですね。もちろん彼らはRIZINや格闘技界が盛り上がることはウエルカムなんでしょうけど、「やったぜ、やったぜ」「わっしょい、わっしょい」とはならない。
    なぜなら皇治選手のRIZIN参戦により、天心vs武尊が動くことがないことがわかってるからです。この先、天心vs武尊は実現したとしても皇治選手の今回の行動は関係ないと。武尊選手からすれば「人をダシに使ってるんじゃない」ってことでしょうね。


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  • 朝倉海「ボクがチャンピオンになったほうがRIZINは絶対に盛り上がる」

    2020-07-20 10:17  
    105pt
    再開されるRIZIN2連戦のオオトリを飾る朝倉海インタビュー。マネル・ケイプ離脱に「責任を感じた」と語る朝倉は、きたる扇久保博正戦に「勝つことがある種の責任」と意気込む(聞き手/松下ミワ)【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・【堀口vs朝倉の衝撃】笹原圭一広報「RIZINという生き物が勝手に動き始めてきた」・朝倉海インタビュー「打倒・堀口恭司の攻略法は、まだ1割しか使ってないです」・【チャーリー徹底解剖】RIZIN海外事業部・柏木信吾12000字インタビュー・朝倉未来1万字インタビュー「メリットがないからモチベーションは低かったかもしれないですね」

    ――ようやくRIZIN8月大会の開催が発表されましたが、カード発表記者会見では運営側の厳しい現状が伝えられていましたね。
    海 まあ、RIZINが大変な状況だというのはボクのところにも届いてきてますからね。ボク自身もそこは感じています。
    ――具体的には、どういう部分でそう感じていますか?
    海 やっぱり、ずっと大会が開催できなかったので、興行収入がなかったわけじゃないですか。そういう意味で「この先、大会を続けていけるのかどうか……」という不安もありますし。
    ――そうした状況も受けて、クラウドファンディングも開始されましたが、現状の集まり具合はなかなか厳しいですよねぇ。
    海 ええっと、いまどのくらい集まっているんですっけ?
    ――14日の時点で1500万円ぐらいです。まあ、そもそも目標が5000万円というのも高い数字ではあるんですが(苦笑)。
    海 ああ、でも1500万円は突破したんですね。まー、なかなか難しいですよねえ。こうやって記者会見して「大会やります!」と発表したので、ファンの方からすると「ああ、大会はやれるんだ」となっちゃうから。
    ――普通にチケットを買っちゃいますね。
    海 そう思いますよ。でも、コロナウィルスの感染者も増えているし、最後まで開催できるかどうかわからない状況ですよね。もしまた大会中止や無観客ってなったら、もっと損失が出るじゃないですか。そうなるとRIZINもさらに厳しくなると思うので、多くの方にご協力をお願いできたらと思います。
    ――海選手もクラウドファンディングのサイトにコメントを寄せてましたが、開始する前は「けっこううまくいくんじゃないか」という予想でした?
    海 いや、そんなに簡単ではないと思っていました。もちろんRIZINのリングでここまで戦ってきたからというのはあるんですけど、RIZINの存続は日本の格闘技界にも影響することだと思うので、少しでも協力していただけるんだったらという思いでコメントを寄せましたね。
    ――コロナの影響でRIZINが開催できない状況が続いたり、またトフィック・ムサエフ選手への未払いの情報なんかも出たりして、ファンはもちろん、選手としてもなかなか不安な状況でしたよね。
    海 そうですね。もしかしたら、今年は大会が1回もできないのかなとも思ってましたから。
    ――そこまで覚悟していたんですか。
    海 だから、こうやって大会が決まって、記者会見も行なわれて、試合ができるとなったときはうれしかったですし、「ついにきたか!」という思いでした。
    ――ある意味でホッとした感じで。
    海 でも、まだわからないですよ! コロナも収まっていないですし、確実にできるかどうかは、ボクもまだ半信半疑なところがありますからね、正直なところ。
    ――たしかにコロナの感染者数を含めて一筋縄ではいかない状況が続いています。ちょっと暗い話なっちゃうかもしれないんですけど、海選手はいわゆる日本格闘技の“冬の時代”というのはどういうふうに経験されていたんですっけ? PRIDE消滅後、DREAMも戦極もなくなって、国内大規模イベントというのがなくなった時期の話なんですが。
    海 その当時はボクが格闘技をはじめた頃で、それこそアウトサイダーがたぶん一番人気の時期でしたね。地上波で格闘技が放送されていなかったですし、プロの格闘家の名前を聞いても誰も知らないという感じでした。
    ――その頃の海選手はどこの舞台を目指されていたんですか?
    海 まず最初は趣味程度で格闘技をはじめて、それでアウトサイダーに参戦したんですけど。アウトサイダーでチャンピオンになったぐらいから、けっこう本格的にこの道でやっていきたいなと思っていたんですよ。その時期はテレビ放送というのはなかったんですけど、ボクらが目立ったりとか格闘技をたくさんアピールしていけば、必ずまたそういう大会が復活できるんじゃないかと信じてやっていたんじゃないかと思います。そういう状況でしたね。
    ――海選手がアウトサイダーのチャンピオンになったときというのは、ちょうど大晦日興行もなかった時期だったんですね。
    海 なかったですね。
    ――上を目指すにあたってUFCなど海外イベントも視野に入っていました?
    海 UFCも視野には入ってました。ただ、それよりも日本の格闘技が何かしら復活してほしいなというか、そこが一番でした。
    ――変な話、いまRIZINがなくなったらどうします?
    海 …………なくなったら?
    ――そう、なくなったら。
    海 うーん、どうでしょうねえ……。そうなったら、ほかの海外の団体に挑戦したいですけどね。もともとボクは世界チャンピオンになるのが目標なので、いまはRIZINを、日本の格闘技を盛り上げて頑張ってますけど、ゆくゆくはそうやって海外というか世界に挑戦したいという目標があるので、そうするしかないんじゃないですかね?
    ――つまり、それは朝倉海のファイター人生としては、あまり大きくは狂わないということですか?
    海 いや、もし、RIZINがなくなったらの話なので。なくなってもらっては困りますよね。
    ――それはなぜですか? 自分一人がポツンとUFCで戦うのは、どこか違うということですかね?
    海 それもそうですけど、やっぱりいまってRIZINによって日本の格闘技が盛り上がっているので、そこがなくなっちゃうと日本での格闘技の認知度や盛り上がりが絶対に減っちゃうのがわかるからです。だから、なんとしてでも続けてほしいなというのはあります。だって、ボクもそのために頑張っているので。
    ――つまり、自分が世界一になるという目標よりも、現段階では日本の格闘技を支えたいという思いのほうが強い、と。
    海 そうです。自分個人の目標としては、世界のチャンピオンを獲るというのが目標ですけど、世界のトップになったその先は「日本の格闘技を広めていきたい」という思いで、そういうことに携わる仕事もしたいですし、日本の格闘技を少しでも広めたいというのがボクの気持ちなので。そこはRIZINがなくなると困りますね。
    ――RIZINで戦っていた選手でいうと、イリー・プロハースカやマネル・ケイプがポンとUFCに行ったじゃないですか。彼らは日本で戦うことも好きなんだろうけど、オファーがあればそっちに行ってしまう。
    海 彼らとはメンタリティが違うということです。
    ――日本人で日本で戦っている以上は、ストーリー性もなくポンとUFCには飛び込めない、ということですか。
    海 そう。だからボクは日本で、日本のみんなにボクというファイターや格闘技を知ってもらったうえで、そういう状況で海外に行きたいなって。ただ、いまポンとUFCに行ったとしても、ボクのことを知らない人もたくさんいると思うので、結局ボクが戦っていることを誰も知らない状況というのは、はっきり言っておもしろくないですね。だから、まずは日本を盛り上げるというのがボクのやり方です。
    ――単純に「日本の格闘技を盛り上げたい」というのはどういう思いからなんですか?
    海 もう、その言葉のままですよ。格闘技が好きだし、格闘技という競技は凄く魅力があるし。絶対に面白いことなので、そのよさをたくさんの人に知ってもらいたいという、本当に純粋な思いです。
    ――なるほど。いや、海選手っていつもポジティブじゃないですか。だから、このRIZINの苦しい状況を踏まえてどうお考えなのか、ちょっといろいろと聞いてみたかったんですよ。
    海 ああ、そういうことですね。まず、大会ができなかったときというのは、このまま大会がないとファンの人も含めて格闘技からどんどん離れちゃうなというのがあったので、こういうときこそYouTubeというコンテンツを最大限に利用して、少しでも格闘技に触れてもらう機会を作りたい、格闘技を知ってもらいたいという思いで頑張んなきゃな、と考えていました。
    ――海選手にとっては、そのためのYouTubeなんですね。その思いって誤解されがちというか、YouTubeに一生懸命な海選手を見て、人によっては「なんだよ、YouTubeばっかり力を入れて」という人もいたり。
    海 そういう人もいますよ。まあ、そう思われないようにしているというか、ボクは格闘技の魅力を伝えることを大切にしているんで。……だから、ボクは遊んでいるわけじゃないんです!(笑)。
    ――ハハハハハ! それは声を大にして言いたい(笑)。
    海 でも、難しいところなんですよねえ。たしかに「真剣にトレーニングしている動画を見せてほしい」とか「練習しているシーンをアップしてほしい」という人もいるんですけど、それをアップしても格闘技ファンの人しか見てくれないじゃないですか。
    ――というか、格闘技ファンも見づらいかもしれないですね(笑)。
    海 だから、格闘技ファン以外に広げるためには、格闘技以外の部分でも「この人、面白いな」と思ってもらわないといけないので。そこでボクのことを知ってもらって、最終的に試合を観てもらって「格闘技って面白い!」と思わせたい。その段階を踏んでいるだけで、べつにYouTubeで遊びたいわけじゃないのでね。
    ――ストレートにやってもダメだし、楽しくやっても文句言われるし。


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  • その後のセクハラ告発運動「#SpeakingOut(声に出して言う)」

    2020-07-20 09:50  
    100pt
    アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはその後のセクハラ告発運動「#SpeakingOut(声に出して言う)」です!<1記事から買えるバックナンバー>


    冬木弘道は「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った…怪物デイブ・メルツァーと『レスリング・オブザーバー』



    なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期
    怪死、自殺、大事故……呪われた鉄の爪エリック一家の悲劇 







    高田vsヒクソンの真実とは? 金子達仁『プライド』

    先月、英米のプロレス界で起きたセクハラ告発運動「#SpeakingOut(声に出して言う)」。オスプレイ、ジョーイ・ライアンも加害者? 史上最悪のプロレスセクハラ問題「#SpeakingOut」の衝撃
    この件でWWEやAEWに所属する人気レスラーが解雇、謹慎などの処分を下され、数々の団体やトレーニングスクールが閉鎖、経営陣の退陣などに追い込まれた。
    現在、海外では家庭内暴力、児童虐待、性的暴行などについては、ゼロトレランス方式(非寛容で毅然たる対応)での容赦ない厳しい対処が取られていることもあり、英米のプロレス界に蔓延っていた黒い闇の部分が、被害者たちの勇気ある告発により、一挙に表沙汰になった。
    今月に入ってからの新たな告発、また、疑惑に対する返答など、英米マット界での「#SpeakingOut」運動の続報についてお伝えしたい。
    6月19日のWWEスマックダウンTVデビュー放送当日に、女子レスラー、キャンディ・カートライトから性的暴行告発を受けたWWEのマット・リドル。
    SHINEやEVOLVEの大会に出場していたカートライトによると、2018年5月に遠征先での車中、同乗者3人が眠っている隙に、リドルからセックスを強要されたそうだ。こんな場ではできないと断ると、リドルは彼女の首を締め上げ、無理強いさせたとのこと。リドルは彼女への暴行容疑を否定。逆に2年前より家族が彼女からストーカー被害に遭っていると弁護士を通じ声明を出す。それを受け、WWEも調査に乗り出すと発表していた。
    しかし、今月4日に、カートライトは、ツイッターに次のような投稿をする。
    「私が2年前からストーカーをしているって?去年、こういう写真も撮ってますけど。リドルさん、あなたからチケットをもらって、あなたが出たNXTを見に行った時の写真よ」


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  • 【1記事から購入できる必読記事厳選集】DropkickバックナンバーBEST100

    2020-07-17 21:30  
    2000記事近くの中から必読人気記事をピックアップしました! 
    素晴らしき最狂プロレス団体IGF対談■鈴木秀樹×サイモン・ケリー
    23歳・格闘技経験なしの女子がなぜ突然キックを始めたか/ぱんちゃん璃奈インタビュー
    無観客レッスルマニアが生み出した“異常な2試合”■斎藤文彦INTERVIEWS
    小川良成…孤独と苦難から生まれた「孤高のテクニシャン」■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    死神衝撃の願望 ハリトーノフ「一度、コロナにかかってみたかったんだ」
    サイモン・ケリー第5弾! IGF大晦日・小川直也vs藤田和之が噛み合わなかった理由
    佐山先生を修斗から追い出したと思われても仕方ない■初代シューター川口健次
    元・東スポ記者が作ったFMWの裏側、果たせなかった三沢光晴との約束■寿浦恵一
    「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出!■サイモン・ケリー④

    格闘技はあなたの人生を変
  • 小笠原和彦のリアル・空手バカ一代! 「ボクは“やっちゃっていいよ”組なんです」

    2020-07-17 20:45  
    110pt
    極真空手時代は“足技の魔術師”として恐れられ、全日本選手権や世界大会でその名を轟かせた小笠原和彦。橋本真也率いるゼロワンに殴りこみをかけて以降は、多くのプロレス団体のリングで危険な戦いを繰り広げている。現在55歳の小笠原先生だが、いまだ闘志も肉体も衰えていないのだ。今回のインタビューでも“スレスレのプロレス”について踏み込んで語ってくれた!(この記事は2015年に掲載されたものです)【1記事から購入できるバックナンバー】
    全日本プロレスの「うっかり八兵衛」が明かす全日本秘話■木原文人✕小佐野景浩

    あの日の全日本プロレス、SWSを語ろう■北原光騎×小佐野景浩折原昌夫インタビュー後編「天龍さんの引退試合を見に行かなかったのは……」

    倉持隆夫 元・全日本プロレス中継アナウンサー「作られたスポーツを実況するということ」 

     
    ――小笠原先生が橋本真也戦でプロレスデビューされてからだいぶ経ってますよね小笠原 もう12年目になりますね。
    ――デビューしたのが43歳で、この歳まで戦われてるのは凄いですよねぇ。
    小笠原 いまでもガンガンやってますよ! 去年は元キックのミドル級7冠王の我龍真吾くんとばっかやってたんですけど、彼はプロレスができないからガチンコでやってくるんですよね!! ――ガ、ガチンコですか!
    小笠原 プロレスにはいろんな種類の試合があるじゃないですか。途中からガチンコになる場合もありますし、何が起こるかわからないんですよね。 ――プロレスに慣れてないとなおさら読めない試合になりますね。
    小笠原 彼にはプロレスを覚える前にプロレスを好きになることをアドバイスします。ボクはプロレスが大好きなので必死に身につけました! 12年前に橋本真也さん、藤原喜明組長とよく3人で6人タッグ組んだとき、組長が「俺はプロレスをやり続けたいから関節技に集中したんだよ!」と。ボクはその言葉に感動し、頑張り一からしごいてもらい、極真を忘れてプロレスに没頭しました。 ――誰でもプロレスのリングに上がれる時代だからこそ覚悟が必要になってくるんですね。
    小笠原 いまの時代っていろんな連中がリングに上がるでしょ。プロレスをよくわかってなくて鉄柱におもいきりぶつけてくる奴がいるんですよ。もう頭にきて、後ろ回し蹴りでぶっ倒してやりましたけどね。 ――先生も相当、危険ですね(笑)。
    小笠原 いやいや、そういう奴は試合中にずっと寝かしておかないとマズイから。このまま立たせていたら危ないと思ってね。だってプロレスができないと危ないですもん。 ――それってつまりKO状態に追い込むわけですよね……。 
    小笠原 ボクはそれが許されている選手なんですよ。 ――そんなライセンスがあるんですか!(笑)。
    小笠原 はい。 ――「時と場合によってはやっちゃっていいよ」ライセンスというか……。
    小笠原 そうそう、ボクは「やっちゃっていいよ組」なんで。 ――「やっちゃっていいよ組」! ほかのメンバーもぜひ知りたいですね(笑)。
    小笠原 それはグレート・カブキさんもアメリカでやってたと聞きましたよ。昔のアメリカにはアマレスやボクシングやってた奴が挑戦に来るらしいんですよ。「チャレンジャー」というんですけど、いまでいう第0試合でカブキさんが相手をして。チャレンジャーなんてのは一流の奴は来ないんですよね。自分の名前を売りたいだけだから。 ――腕を買われたポリスマンが相手にするわけですね。
    小笠原 どうもカブキさんの話を聞くかぎり、大山(倍達)総裁もアメリカでチャレンジャーの相手を任せられてたんじゃないかなって。それが伝説になっていったわけですよね。 ――小笠原先生の場合はプロレスラー同士でも“冷たい試合”になるわけですね。
    小笠原 いっぱいありますよ。相手が試合中に切り替わっちゃうんですよねぇ。みんな途中からガチンコになっちゃうんですよ。 ――もしかして小笠原先生のプロレスがハードだからでは……?
    小笠原 ああ、それはUファイルの奴も言ってましたね(苦笑)。 ――ですよね(笑)。
    小笠原 言っていたのはUファイル最強の佐々木恭介なんですけど。「みんな、なんでやってくるのかなあ……」って聞いたら「先生にやられると思うからやるんですよ!!」って。 ――ハハハハハハ! 先生はそんなつもりはまるでないんですよね?
    小笠原 ないです、ないです。ちょっと蹴ったり、殴ったりするとアバラが折れちゃうんで……。 ――ファッ!? そりゃみんなカチンときますよ!
    小笠原 そんなにやってないと思うんだけどなあ……。 ――ひえ〜(笑)。もともとは極真空手で“足技の魔術師”として名を馳せた小笠原先生ですが、プロレスのリングでこんなふうに活躍されるとは想像していました?
    小笠原 というか、理想がこうだったんですよ。いろんな人たちと戦えると思って極真空手を始めたんで。でも、全日本選手権で勝っちゃったんで、そういうわけにはいかなくなって。あの頃の極真の人はたいていそうじゃないのかな。極真には東孝というボクの先輩がいたんですけど。 ――大道塾の東先生ですね。
    小笠原 東塾長も同じことを言われてたんですよ。東塾長が大道塾を始めたのは自然の流れで、本当は新日本プロレスと戦うつもりで極真をやっていたのに競技に押し込まれてしまった、と。ボクも空手家に憧れていたわけじゃないんですよ。モハメド・アリのファンだったんですよ。あの時代で格闘技といえばモハメド・アリに決まってますよ!


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  • RIZINがなくなったら総合格闘技が世間の話題にのぼることはなくなる■大沢ケンジ

    2020-07-17 16:30  
    100pt
    「おしゃべりアベマ野郎」こと大沢ケンジがRIZINについて語ります!【1記事から購入できるバックナンバー】・平田樹ONE狂乱ダンスの舞台裏■コーチ横田一則の証言
    ・あなたが成功を願う格闘家の姿が見えてくる……映画「コナー・マクレガー: ノートリアス」
    ・UFC、RIZIN!! 魅津希&直樹の井上姉弟ニューヨーク鼎談!
    ・サイモン・ケリー インタビュー②「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」
    ――大沢さんのYouTubeチャンネルは儲かってるんですか?
    大沢 まあまあですけど、チームでやってるのでみんなで分配する感じで。テレビ制作をやっている昔からの友達がいて「朝倉未来がYouTubeで儲かってるらしいですから一緒にやりましょう」と(笑)。
    ――YouTubeにはゴールドラッシュ感がありますね(笑)。
    大沢 そんなに本数はあげてないし、楽しんでやってるんですけどね。
    ――新型コロナで引きこもり生活が続いたせいで、格闘家たちもみんな一斉にYouTubeをやりはじめてますよね。
    大沢 うまくいけばお金になりますからね。見てるとわかるのは、不良っぽい子たちは伸びますよね。金太郎とか「YouTube 始めます」って何も動画を上げなくても登録者数がメチャクチャ多かったりしますからね。 YouTube 見る層と不良好き層はリンクしてるんじゃないかなと。 そんなに凝った動画を上げなくても伸びるんですよ。
    ――紙媒体が強い時代の頃から不良やヤクザは数字を持ってますからねぇ。
    大沢  自分のYouTube もケンカの話になると伸びますからね(笑)。
    ――MMA だとRIZIN絡みのネタは数字を持ってるというか。RIZINくらいですよね、みんなこぞって勝敗予想するのは。
    大沢 RIZINはみんなやりますよ。昨日RIZINの記者会見があって、ボクもその日の夜に予想をYouTubeに上げたんですけど。ウルカ(佐々木憂流迦)はその5時間前にアップしてて。ボクはいま1万ちょいぐらいなんですけども、ウルカは5万ぐらい。汁物と同じで、いかに温かいうちに出せるかが勝負になってますね(笑)。
    ――佐々木憂流迦vs大沢ケンジの汁物対決が!(笑)。
    大沢  RIZIN絡みはみんなやると思いますよ。もうバトルロイヤルですよ(笑)。 マジメな話、コロナの影響でRIZINの経営が危ないということですけど、RIZINがなくなるとYouTubeだけじゃなくてファイトビジネスに関わる人はみんな大変になりますよねぇ。ウチも大学生の会員が増えましたけど、これって最近の総合格闘技人気によるもので。前まではキックとか柔術じゃないと会員を集客できない 時代があったんですけどね。
    ――MMAの熱がじわりと浸透しているってことですね。
    大沢 話を聞くと、いまの若い子たちの一番人気は朝倉兄弟ですね。ウチのジムに通ってる新宿スカウトマンがいるんですけど、若い子たちは昔はK-1の話ばっかりだったけど、いまは朝倉兄弟だと。
    ――朝倉兄弟はストリート感やドキュメント性も強いから惹きつけられるんでしょうね。 
    大沢  あの2人は下手な誇張もしないですから。
    ――格闘技をそこまで詳しくない若者やYouTubeという媒体では圧倒的に朝倉兄弟の存在感がある。この前にある関係者が言っていたのは、テレビという媒体で一番求められる格闘家は那須川天心だと。
    大沢 ああ、たしかに。ホントにそうですね。おそらくテレビを見る年配層に朝倉兄弟は響いてないですよね。40代以上は「なんか悪い奴が目立っているんでしょ?」って冷たい感じで。
    ――年下の不良に熱狂はしないという(笑)。で、堀口恭司はコア層から絶大的な信頼を得ている。
    大沢 そこは色分けされてますね。
    ――女子格闘家も揃ってますし、各方面に響く選手がいれば、RIZINが一番注目はされますよね。 
    大沢 ボクが思うのはRIZINができて日本の格闘技界の何が変わったかといえば、総合格闘家はカッコつけていいってことなんですよ。
    ――総合格闘家はカッコつけていい!!
    大沢 RIZIN以前って、時代が暗かったこともあって、なんか斜に構えていたというか。K-1はカッコつける選手はいっぱいいましたけど、MMAでストレートにカッコつけられる選手ってほとんどいなかったですよね。


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