• このエントリーをはてなブックマークに追加
【全文公開】“結局UFCに行かなかった男”――ヒョードルとUFCの10年愛憎劇総まとめ■MMA Unleashed
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【全文公開】“結局UFCに行かなかった男”――ヒョードルとUFCの10年愛憎劇総まとめ■MMA Unleashed

2017-06-16 16:31
    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……

    ベラトールNYC直前! ヒョードル、ついに登場!
    “結局UFCに行かなかった男”とUFCとの10年愛憎劇総まとめ


    6月24日(現地時間)にニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンで開催される『ベラトール:NYC』。そのダブルメインイベントに登場するのが、“ラストエンペラー”こと、エミリャーエンコ・ヒョードルだ。今回がベラトールでのデビュー戦となるヒョードルの対戦相手は元UFCのマット・ミトリオン。もともとは今年2月、サンホセ大会で組まれていたカードだが、試合直前にミトリオンが尿道結石を発症し試合がキャンセルされていた。ヒョードルにとってはちょうど1年前にEFNでファビオ・マルドナドと対戦、千鳥足殺法で疑惑の判定勝ちを奪って以来の試合となる。

    現在40歳、ロシアMMA連盟、ベルゴロド地方議会、フィジカル・フィットネスおよびスポーツ審議会などの要職にあって引退後の生活も安泰のヒョードルにとっては、今回のベラトール登場がキャリア最後の花道となっても不思議ではない。もしそうなるのだとしたら、ヒョードルは「結局UFCに入らなかった男」、「デイナ・ホワイトを最も繰り返し空振りさせた男」として、その波乱なキャリアを終えることとなる。

    UFCとヒョードルの関係は、2007年にUFCがPRIDEを買収した時に始まる。当時ヒョードルはフリーエージェントとなり、UFC行きが確実視されていた。ホワイト自身もUFC 76(2007年9月)の囲み取材で、「ヒョードルがUFC以外の団体で戦うことになるなら、こんなにクレイジーなことはない」(『MMA Weekly』より)と楽観的な見通しを示していた。

    しかし2007年10月22日、ニューヨークで行われた記者会見で、ヒョードルはM-1 Globalと契約したことを発表する。CEOに就任したモンテ・コックスは、「UFCがランディ・クートゥアとヒョードルの試合を組みたいのなら、ヒョードルを派遣する」(『MMA Weekly』より)と発言、UFCとのコープロモーションを模索し始める。M-1 Globalはコープロモーションを梃子に、一気呵成の急成長を狙っていたのだ。しかしUFCはこれを断固拒否。UFCとしては、選手個人や他団体がUFCと売上をシェアするという前例を作りたくなかったものとみられている。

    思うようにならないホワイトはこの頃から、“クレイジーロシアン”をキーワードに、ヒョードル陣営への悪口三昧を強めていく。UFC 79(2007年12月)の記者会見でホワイトは、ヒョードルの当時のマネージャーであるワジム・フィンケルシュタインを「ファッキング・ライアー(大うそつき)」、ヒョードル陣営を「フル・オブ・シット(クソまみれ)」と呼び、ヒョードル本人については「ヒョードルはパウンド・フォー・パウンドどころか、ヘビー級のトップ選手ですらない。グッドラック。UFCは彼のことを必要としていない」(『Bleacher Report』より)とこきおろしている。

    2008年2月、ヒョードルはホワイト宛(あ)ての公開書簡をしたため、M-1 Globalの公式サイトで発表した。ヒョードルは「こうしたことを口にするという行為は、紳士的であるとも、大人であるとも言えません」(『MMA Junkie』より)とホワイトを非難、クートゥア戦を組むよう忠告し、これ以上の侮辱には「耐えるつもりはない」としている。

    2008年6月、今をときめくドナルド・トランプがニューヨークのトランプタワーで記者会見を開き、MMA新団体アフリクション・エンターテインメントの設立と、ヒョードルの参戦を発表した。当時のトランプは一ビジネスマンとしての立場だったわけだが、現在まで続くロシアとのつながりはこの時生まれたともされている。先の大統領選挙でヒラリー・クリントンはヒョードルのことを「プーチンお気に入りのMMAファイター」と呼び、トランプとロシアとの関係を匂わせていたものだ。

    ホワイトにとっては、盟友だと思っていたトランプが競合団体を作り、そこにヒョードルが参画したことも、けして愉快なことではなかったに違いない。

    2009年7月に予定されていたアフリクション第3回大会では、メインイベントにヒョードル対ジョシュ・バーネットが企画されていたが、大会直前にバーネットが薬物検査で失格したことから、大会自体が中止に。アフリクションはそのまま団体としての幕を下ろす。そしてヒョードルは再びフリーエージェントになる。

    一方UFCは同じく2009年7月、記念大会UFC 100を、ブロック・レスナー対フランク・ミアをメインとして開催。その大会後記者会見でホワイトは再びヒョードルについて触れ、「今度こそヒョードルと契約することになると思う。そうしたらヒョードル対レスナーを組みたい。すごい試合になるぞ」(『Bleacher Report』より)と語っている。当時のヒョードルは、この6か月前にはアンドレイ・アルロフスキーをノックアウトして、連勝記録を26に伸ばすなど、まだパウンド・フォー・パウンドの評価を保っていた。

    同月、アフリクションでの試合がなくなったヒョードルは、家族や連れてカリブ海の孤島、キュラソー島でバケーションを楽しんでいた。島にはフィンケルシュタインと、M-1 Globalの大株主、ロシアの有力銀行家セルゲイ・マトヴィエンコもいた。そこにデイナ・ホワイトとロレンゾ・フェルティータが、ヒョードルと交渉を行うため、この島に乗り込んできたのである。

    一行がビーチに集まると、ホワイトはいきなり、ヒョードルへのオファーと、M-1 Global買収のオファーを出したとされる。金額は明らかになっていないが、ヒョードルにはレスナーへのタイトル挑戦保証付きで、最大で3,000万ドルがオファーされたとの報道もある。しかし銀行家マトヴィエンコはホワイトのオファーを一笑に付し、話は流れる。

    その後ホワイトはこのミーティングを振り返り、「あのロシア人(マトヴィエンコ)はUFCなんかを相手にするには自分はクールすぎ、洗練されすぎ、クソ面白すぎ」(『Bleacher Report』より)だと考えているようだったと語っている。この頃からホワイトはワジムのことを「Vadummy(バカワジム)」と呼ぶようになり、M-1はUFCに専用のアリーナを作るよう強要したと明かしている。また、ヒョードルに対しては過去最高額のオファーを出したと明かし、「たったワンパンチで、おまえの値打ちはゼロになるんだぞ」(『Bleacher Report』より)と脅している。

    一方のフィンケルシュタインはロシアメディアの取材に対し、UFCからのオファーは普通だった、レスナーの名前は出なかった、M-1からの要求事項は誇張されすぎ、UFCはヒョードルと独占契約をしたがり、コンバット・サンボの大会にすら出場させないとしていたと語っている。またヒョードルはこのミーティングについて、ホワイトの厚かましい態度は両者の緊張感を高めただけだったと振り返っている。

    ヒョードルは結局、ストライクフォースと契約をする。当時ストライクフォースのCEOだったスコット・コーカーは、この頃のことを次のように振り返っている。

    「ワジムとはロサンゼルスで会った。ヒョードルが試合をしたがっていて、すぐにでも契約をしたいということだった。私は、『どうしてUFCとは話をしないのか。UFCとなら、うんといいディールができるだろうに』と聞いてみた。本当にそう思ったからだ。同時に、もうUFCとは話をすませていて、うまくいかなかったのかなとも思った。のちに、最大の障害はコープロモーションだったと聞いた。UFCはやりたがらないが、ワジムは非常にやりたがっていた。それで我々は、みんなが納得できるディールの話し合いを始めたんだ。詳細は明かせないが、当時のヒョードルは最もホットなフリーエージェントだったし、けして安くはなかった」(『BloodyElbow』より)

    2009年11月、ヒョードルはブレット・ロジャーズ戦でストライクフォース・デビューを飾った。試合は米地上波CBSで中継され、視聴者数は500万人を集めた。

    ***

    2012年、ヒョードルはロシア政府機関の要職に就き、国内でスポーツ大使としての活動を開始、ウラジミール・プーチンの大統領選挙キャンペーンにも貢献した。この年のヒョードルは日本で石井慧を、ロシアでペドロ・ヒーゾをノックアウトしているが、どちらかと言えば引退後のキャリア固めの時期だった。そんな2012年にも、UFCは再び、ヒョードルに秋波を送っている。

    「その通りだ」とホワイトは認めている。「ヒョードルと交渉した。しかしヒョードルはもはや、完全に引退していた。もう誰とも戦いたくないんだ」。そしてホワイトはついに本音を漏らしている。「ああ、ヒョードルは確かに、史上最強のヘビー級ファイターの1人だったよ」(『MMA Fighting』より)。

    それから3年たった2015年7月、ヒョードルは突然「リングに戻る時が来た」とロシアメディアで発表する。フィンケルシュタインはすでにヒョードルのマネージャー職を辞していた。バカワジムもいない、コープロモーションもしなくてよいのであれば、今度こそヒョードルはUFCに登場するのではないか、との期待が高まった。フィンケルシュタインは当時、次のように語っている。

    「ヒョードルから連絡があって、UFCとの交渉を助けてくれないかと言うんだ。だから私は交渉の席に着いた。条件はよかった。私としては、ヒョードルにUFCに行ってほしかった。彼のレベルに見合う選手がいるのは、UFCしかないと思ったんだ」

    「電話会議でヒョードルは、契約書を郵送してくれとUFCに頼んでいた。契約書はちゃんと届いた。そして彼はアメリカに行き、UFCではなくベラトールのテレビに出て、RIZIN出場を発表した。そんなことをするとは私も知らなかった。私も報道で知ったんだ。私の知る限り、ヒョードルはUFCからのオファーを断ったわけではないと思う。ただ、返事をしていないだけだと思う」(『Bleacher Report』より)

    情報筋によると、UFCからのオファーは他団体と比べても好条件だったという。それでもヒョードルはUFCからのオファーを蹴った。後にヒョードルは、問題の本質はUFCの契約が一方的で、拘束が強すぎることにあると語っている。

    「UFCの契約内容は非常に過酷で抑圧的です。私はこんな奴隷のような契約書に署名をするつもりはありません。何よりもまず、彼らは選手に敬意を払うべきです。私が日本で受けているような敬意をね」(『Bleacher Report』より)

    2015年の大みそかにシング・心・ジャディブを下してRIZINとの1試合契約を消化したヒョードルは、再びフリーエージェントになった。ファイトマネーが200万ドルとも言われる中、UFCはまたしてもヒョードルにオファーをかけている。しかしヒョードルも重ねてこれを断り、次にはユーラシア・ファイト・ナイツ(EFN)と1試合契約を締結する。

    そして2016年11月19日、サンホセで開催されたベラトール165の生中継で、ヒョードルはおなじみのストライプのセーター姿でスモークの中から花道に登場、「ベラトールで戦えることをうれしく思います」と参戦を表明したのだった。

    ヒョードルとUFCの10年にわたる交渉と挑発の歴史は、ここに終了したように思われる。40歳というヒョードルの年齢、ベラトールと交わしたばかりの契約、UFC新オーナーの方針を考えると、ヒョードルがこれからオクタゴンに足を踏み入れることは現実問題としては非常に困難だ。

    ヒョードルは、UFCからオファーを受けるたびに、そのことをメディアに知らせてきた。そしてそのことで、自分と契約を結びたい団体との交渉を有利に進めてきたという面はあった。

    2015年にヒョードルは次のように語っている。「ネガティブなことをたくさん言っていた相手が、急に振り向いて、参加を求めてくる。いったいどう反応すればいいのでしょう? カネの問題以前のことなのです。相手と折り合うためには、お互いのリスペクトが必要だと思います」(『MMA Fighting』より)

    ベラトール・ニューヨーク大会の大舞台でヒョードルのファイナルラップを観戦できることは、日本のファンにとっても感慨深いことだ。UFCファイター、ミトリオンと戦うヒョードルの姿の向こうに、もし過去のどこかの時点でヒョードルがUFC入りを決断していたら、どんなオルタナワールドが広がったのだろうか、ということに思いを馳(は)せてみるのも、またファイトファンだけの愉悦なのかもしれない。

    (文 高橋テツヤ)


    (出所)
    Karim Zidan, Dana White's White Whale: The UFC Chased Fedor for Years, but He Always Got Away, Bleacher Report, Feb 15, 2017

    John S. Nash, The Secret History of Strikeforce, Part 3: The Emperor Gambit, BloodyElbow, Mar 24, 2014

    In-Depth: Details About Fedor & M-1 Global, MMA Weekly, Oct 23, 2007

    Presidential Address, the State of the UFC, MMA Weekly, Sep 26, 2007

    Chuck Mindenhall, Fedor Emelianenko reflects on fighting, demeanor and just what happened on 'the island', MMA Fighting, Feb 26, 2015

    Fedor Emelianenko Pens Open Letter to Dana White, MMA Junkie, Feb 8, 2008

    Shaun Al-Shatti, Morning Report: Dana White concedes Fedor Emelianenko among top heavyweights ever, still scoffs at all-time ranking, MMA Fighting, Oct 31, 2012


    【5月の記事アクセスランキング】



    1位【検証「1984年のUWF」】船木誠勝「えっ、そんなことが書かれてるんですか? それは全然違いますよ」

    2位『1984年のUWF』と骨法――堀辺正史の「船木離脱」の真相はデタラメなのか? ■証言者・中川カ~ル

    3位 ラ・ラ・ライジン♪ 笹原圭一RIZIN広報インタビュー〜格闘技界の夢と未来を踊るように語る〜

    4位 MMAが一番格上なのか? 格闘技原理主義者対談〜橋本欽也vs大沢ケンジ〜

    5
    位 『1984年のUWF』はサイテーの本!■「斎藤文彦INTERVIEWS⑬」

    6
    位 『1984年のUWF』には描かれなかったリングスの実態……■金原弘光

    7位 紀元前のシューティング……「スーパータイガー・ジムに通った高校生」/ソムチャーイ高津




    【最新バックナンバー】



    UFCが狙う那須川天心/井上直樹契約舞台裏/MMA八百長事情■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク



    TBSファイトスポーツ総決算『亀田興毅に勝ったら1000万円』■事情通Zの「プロレス 点と線」

    【UFC7勝3敗】インディシーンのまだ見ぬ強豪プロレスラー、マット・リドルとは何者か■MMA Unleashed

    那須川天心インタビュー「キックのほうがやっぱり凄いなって思わせたいですね」

    負けることに慣れた組織……国際プロレス崩壊直前を私は見た■ズンドコ・トラブル興行研究会<小泉悦次・編>




    【新日本プロレス系】


    小原道由
    小原道由「石澤が止めなかったら、俺は◯◯を殺していたでしょうね」


    草間政一
    私が戦った暗黒・新日本プロレス 

    永島勝司
    アントニオ猪木と北朝鮮 

    田中ケロ
    ケロちゃんの新日本プロレス伝説 


    西村修
    「独裁者・長州力に逆らうってエネルギーが必要なんです」 



    高岩竜一
    「90年代ハチャメチャ新日本プロレスと俺が愛した橋本真也」 


    村上和成
    平成のテロリスト・村上和成――格闘家が挑んだ命懸けのプロレス道!! 


    高岩竜一×田山レフェリー
    理不尽とは何か? 90年代新日本プロレス居酒屋トーク 


    田口隆祐
    将棋を語る 

    岡倫之
    ブシロードクラブの怪物「プロレスラーが世界最強であることを証明します!」 


    西村修が語るプロレスの神様
    「ゴッチさんはもう一度、日本に来たがってたんです。でも……」


    【全日本プロレス】

    更級四郎×ターザン山本
    G馬場ブレーンの語らい――全日本プロレスが再生した日 

    北原光騎
    男が男に惚れる天龍劇場「俺にとって天龍さんは“神様”だよ」 


    倉持隆夫
    元・全日本プロレス中継アナウンサー「作られたスポーツを実況するということ」 


    ウォーリー山口
    プロレスなんでも屋「ジャイアント馬場と竹内宏介、ふたつのG魂」 


    安西伸一×小佐野景浩
    天龍源一郎が生きた時代~『週プロ』と『ゴング』の天龍番対談~ 


    【骨法】

    矢野卓見 堀辺正史と骨法を語る――愛と悲しみの17000字インタビュー 

    矢野卓見
    再び堀辺正史を語る――「先生も知らない骨法の秘密」 

    追悼・堀辺正史
    矢野宅見「ダメなお父さんでしたねぇ……」 


    漫画家・中川カ~ル
    骨法会員番号229番が見た「骨法変節の瞬間」 


    ヤノタク×中川カ~ル
    俺たちが愛した喧嘩芸骨法 


    矢野卓見
    武道の幻想と現実「合気の達人は存在しますよ」 



    【90年代インディ】

    【FMW猛毒伝説】シャーク土屋・前編「アポなしで全女に乗り込んだらTVスタッフに殴られたんだよ!」


    高杉正彦インタビュー〜剛竜馬とウルトラセブンに愛をこめて〜



    金村キンタロー
    理不尽小僧「インディで年収1500万……一銭も残ってないです!」 


    ウルトラマンロビン
    「あんなにネットで叩かれたら普通は自殺しますよ!」 

    髙田龍・前編
    90年代インディの夢と地獄…レッスル夢ファクトリーとは何だったのか? 

    髙田龍・後編
    男たちのプロレス屋形船…友情とカネが砕け散ったWJ 


    保坂秀樹インタビュー
    「朝4時にジョージさんと空き地で極めっこをやらされるんです」


    【UWF系】

    船木誠勝
    「俺は真剣勝負がやりたかったわけじゃないんです」 

    中野巽耀
    「一番尊敬できた先輩は高田延彦だよ」 

     

    山本宜久
    「ヒクソンと戦ってるとき、放送禁止用語が聞こえてきたんですよ…」 


    謙吾
    「スーパールーキーが見たリングスvsパンクラス仁義なき戦い」 

    滑川康仁
    地獄のリングス前田道場卒業生 

    横井宏考
    リングスの怪物くん「格闘技は前田さん、プロレスは橋本さんが師匠でした」 


    中村大介
    2014年のUWF――「それでもボクはUスタイルで戦い続けます」 

    入江秀忠
    修斗とUを漂流した男「俺は自称UWFじゃないんですよ」 


    ターザン山本
    「佐山サトル、前田日明、高田延彦、船木誠勝、石井館長たちがプロ格という魔物を作ったんですよ」 


    安生洋二の前田日明襲撃事件〜カミプロとFAKE〜





    【ゼロ年代MMA検証系】

    塩崎啓二
    元レフェリーの衝撃告白「私はPRIDEで不正行為を指示されました……」 

    菊田早苗
    「PRIDEの弁当に毒が入ってるんじゃないかって……」 

    大山峻護
    愛と苦しみのPRIDE物語「ハイアン戦の恐怖はしばらく消えませんでした」 

    “雀鬼”桜井章一×笹原圭一
    「PRIDEと生きた時代」 

    中村和裕
    PRIDE崩壊後に見えたもの―― 


    高瀬大樹
    「俺は悪い奴だった……」元カリスマブロガーの懺悔録 

    大沢ケンジ×礒野元
    「格闘技とルール」桜庭vs秋山、Dynamite!! USAの舞台裏 

    大沢ケンジ
    語ろう青春の和術慧舟會!~ゼロゼロ年代格闘技界の裏側~ 



    【女子格闘技】

    石岡沙織、10年目の大舞台「女子格闘技に転機が訪れてますけど、私にとっても転機を迎えました」


     KINGレイナの大暴走インタビュー 「私、どれくらい強いのか自分でもわからないから」

    【驚ガクの地上波デビュー!!】KINGレイナ「楽しんでもらうために1ラウンドはあえて極めなかったから」

    【爆勝MMAデビュー】世志琥「プロレスラーとして、いつでも戦えるように準備していました」

    【セクシー公開計量の真実】中井りん正月独占インタビュー「恥ずかしいけど、RIZINでも頑張りました!!」

    ネット騒然! 中井りんインタビュー「RIZIN様への参戦? 前向きではありますが……」
     

    浜崎朱加
    INVICTAアトム級世界王者インタビュー 

    中井りん
    アジア人初のUFC女子ファイター!「日米友好親善と世界平和のために参戦します!!」 

    中井りん
    「恥ずかしいけどテレビに初めて出ました!」 

    しなしさとこ
    総合格闘技と女性の戦い 


    RENA×浜崎朱加
    SBとMMAの女王対談 

    森谷吉博
    「MMA?絶対に無理!!」未来へ飛んだRENA――大晦日出撃その舞台裏! 





    【昭和プロレス】

    「FMWアイドル女子レスラー」の今はキリスト教伝道師……里美和ロングインタビュー



    【80年代編】谷津嘉章インタビュー② 「昭和・新日本のプロレスは早漏なんですよ」


    桜田一男
    喧嘩日本一見参! ケンドー・ナガサキ「SWSは全部で99億円使った」 

    ミスター高橋with田山正雄
    レフェリーの魔術「試合はこうして壊れていく――」 

    平田淳嗣
    おまえ平田だろ!「スーパーストロングなプロレス人生」 

    新倉史祐
    道場破りから前田日明vsルスカまで……「俺が見た昭和・新日本プロレス伝説」 

    康芳夫
    世紀の呼び屋「猪木vs人喰い大統領アミンはぜひやりたかったね」 

    猪木快守
    猪木一族の事業欲とは何か? 






    斎藤文彦INTERVIEWS】

    プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」■ 


    オペラ座の怪人スティング、「プロレスの歴史」に舞い戻る 


    なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期

    超獣ブルーザー・ブロディ

    「プロレスの神様」カール・ゴッチの生涯

    『週刊プロレス』と第1次UWF〜ジャーナリズム精神の誕生〜

    ヤング・フミサイトーは伝説のプロレス番組『ギブUPまで待てない!!』の構成作家だった


    「現場監督」長州力と取材拒否■

    ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ…ヘビに人生を飲み込まれなかった男

    追悼ジミー・スヌーカ……スーパーフライの栄光と殺人疑惑

    ドナルド・トランプを“怪物”にしたのはビンス・マクマホンなのか

    【アジャ・コング】

    「あの頃の全女はAKB48やジャニーズだった」

    恐るべし全女の異種格闘技戦/ダンプ松本、究極の親分肌


    偶然と必然が折り重なった「アジャ様」覚醒の瞬間

    ブル中野・2年間戦争/バイソン木村との哀しき別れ

    対抗戦ブームの終焉と全女退団……

    さらば! 私が愛した全日本女子プロレス


    【ズンドコ・トラブル興行研究会】

    アルティメットクラッシュ…新日本プロレスと総合格闘技

    ダフ屋と興行師の哀歌!! 岩手水沢騒動

    ファン不在から得た教訓……棚橋弘至、伝説のノーピープルマッチ

    マンモス鈴木鉄拳制裁から見える力道山のセンスと狂気


    【90年代格闘技】

    木村浩一郎
    90年代・灰色の狂気――「FMWとリングスで俺はこの業界をナメてしまったんですよ」 

    中井祐樹
    「ボクシングができるアントニオ猪木が理想でした」 



    朝日昇
    “奇人”が語る「本当に恐ろしい昭和格闘技」 


    山田学
    初代シューターにしてパンクラシストの大冒険 

    麻生秀孝
    関節技の帝王!サブミッションアーツレスリング総帥 
     
    鶴巻伸洋
    W☆ING発、リングス行き! 怪しい格闘家人生 

    KEI山宮
    パンクラシストの憧れと死を見つめて 



    安西伸一
    元『格闘技通信』名物記者の「俺が愛したグレイシー柔術 」 


    修斗初代王者/仮面シューター・スーパーライダー 渡部優一
    「東映の許可? 取ってますよ(笑)」


    【中村祥之】

    負けたら即引退試合SP、過激な舞台裏「新日本プロレスはあのとき橋本真也がいらなかったんです」 

    中村祥之インタビュー
    ZERO-ONE激動の旗揚げ 

    中村祥之インタビュー
    破壊王・橋本真也の死――不倫とゼロワン崩壊

    「仲田龍さんが気力体力尽き果てたのはわかりますよ。ボクもやられましたから……」






    【立ち技系】

    キックボクシングと合氣道の融合!!  大和哲也「合氣ック」インタビュー

    【キックボクシング関ヶ原】あのブシロードが電撃参入! 『KNOCK OUT』とはなんだ?

    小笠原和彦
    リアル・空手バカ一代!「ボクは“やっちゃっていいよ”組なんです」 


    青柳政司
    「左目を失っても打倒プロレスの旅は終わらない」 


    天田ヒロミ
    K-1天国と地獄「谷川さんがやるようになってK-1はダメになりました」 


    小比類巻貴之
    「ミスターストイックのキャラは正直、しんどかったです」 


    ノブ・ハヤシ
    K-1逆輸入ファイター 白血病からの復帰 

    武田幸三
    キックに命を懸けた男 

    小林聡
    野良犬の哲学「選手もプロモーターも群れてちゃ面白くないんですよ」 

    佐藤嘉洋
    判定問題のせいで闇に葬り去られていますけど、魔裟斗戦はMAX史上最高の盛り上がりだったと思います 


    佐藤嘉洋
    マット界初! 選手組合「日本キックボクシング選手協会」とは何か? 


    木村ミノル
    K-1毒舌王「いまの格闘技界はお客さんの目線を気にしすぎなんですよ」 


    【MMA】

    堀口恭司インタビュー「RIZINが世界のフライ級の中心になれれば……」

    【UFC帰りを迎え撃つ!】元谷友貴インタビュー「日本のレベルはUFCに負けていないと思

    RIZINが堀口恭司に提示したファイトマネーを推測!?■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク


    【緊急直撃!】堀口恭司、他団体移籍へ! UFC電撃フリーエージェントの真相!!

    代理人が告白! 堀口恭司RIZIN電撃契約の舞台裏「このままじゃUFCにダメにされる。UFCを捨てるしかなかった」

    佐伯繁DEEP代表インタビュー「日本格闘技界から見たRIZIN 」「パンクラスとの全面対抗戦」…

    【1万3000字の激語り!!】RIZIN広報・笹原圭一インタビュー「RIZINはいま何を考えているのか?」


    アナタはまだ知らない! 本当に恐ろしいグレイシー一族!!


    榊原信行
    「僕のことは嫌いになっても、格闘技のことは嫌いにならないでください!」 


    クロン・グレイシー
    グレイシーを10倍楽しむ方法 


    酒井正和
    “格闘技団体”としてのあり方――パンクラス 

    菊野克紀
    「最近は武器の型もやってます」沖縄拳法に震えろ! 

    鈴木信達
    極真、米軍、行政書士!! 破天荒人生 

    北岡悟
    「パンクラスイズム横浜」設立 

    渋谷莉孔
    「プロ相手でも勝てるようになったので“地下格禁止令”が出たんですよ」 


    マキシモ・ブランコ
    「日本は最高の国。街を一人で歩いても殺されない」 

    佐野哲也
    リアル神代ユウ「格闘技を続けるために警察学校をやめたんですよ」 


    松田干城
    高校球児がアメリカに渡りUFCデビューするまで 


    内藤のび太

    修斗世界王者は仮面を脱いでも“のび太”だった!! 


    内藤のび太
    「噛ませ犬なのに空気読めよって思ってますよね……」


    あびる優、絶叫再び!才賀紀左衛門
    「奥さんが格闘技やることに基本反対。連敗したらやめるとか約束付きです



    RIZIN親子参戦!山本アーセン
    「話題が絶えない家族ですよ。いつも何かありますよ(笑)」


    AbemaTV格闘技チャンネル担当者インタビュー
    「格闘技ファンの力で大きくなりました!」


    大沢ケンジ
    “世紀の再戦”マクレガーvsネイト大爆発! 競技化してどんどん面白くなる総合格闘技!!


    トップは100万ドル超え当たり前?/川尻達也UFC離脱の裏側■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク


    3階級制覇のパンクラシスト・砂辺光久がRIZIN出撃へ! 「内藤のび太と世界一を決めたい!」

    【金原弘光】

    U系はクセが凄い!! 幻のヴォルク・ハンvs鈴木みのる舞台裏■金原弘光

    金ちゃん危機一髪! 暴走高齢者の事故に遭う

    鬼が作るUインターの激ウマちゃんこ

    UWFが柔術を知った日〜道場はどう変わっていったのか〜 


    現代から見るアントニオ猪木vsモハメド・アリ

    整骨院をオープン! 格闘家のセカンドライフとは何か?


    さらばHボム! 生まれ変わったらダンヘンになりたいよ!


    【ハッスル】

    中村祥之インタビュー
    ファイティングオペラ『ハッスル』とはなんだったのか 


    若鷹ジェット信介
    黒歴史ファイティングオペラ――ハッスルの最期を看取った男 



    【SP対談】

    佐藤大輔×藤井健太郎
    佐藤大輔はなぜガチ相撲に激怒していたのか? 


    天龍源一郎×神取忍
    男と女の壮絶プロレスとは何だったのか? 


    桜井マッハ速人☓猫ひろし
    巣鴨凸凹マラソン部 



    【小佐野景浩のプロレス歴史発見】
     
    嗚呼、阿修羅・原……修羅ごときそのレスラー人生!!

    冬木弘道は「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った…

    完全無欠のプロレスラー!! ジャンボ鶴田

    超獣ブルーザー・ブロディ

    【涙のカリスマ】大仁田厚の邪道プロレス人生


    癌に勝った絶対王者・小橋建太

    “プロレス巨大組織”NWAとは何だったのか?

    呪われたIWGPが最高権威になるまで

    悲運の闘将ラッシャー木村、耐えぬき続けた人生 

    燃える男、アニマル浜口――!!

    “天龍番”が感傷に浸れなかった天龍源一郎引退試合


    全日本プロレスを二度は裏切れない……」秋山準


    馬場死去、三沢離脱……その後の全日本プロレス

    ジョー樋口、和田京平…全日本プロレスを支えたレフェリーたち 


    我らが英雄ザ・ファンクスの凄み! 
    レスラーの野心が謎を生み出す……SWSに狂わされた男たち!


    プロレス史上最も過酷な闘い! G1クライマックス



    「俺のほうがUWFより強い!」 誇り高き仮面貴族ミル・マスカラス


    『週刊ゴング』の創刊と休刊まで……闘いのゴングはこうして鳴った!

    80年代タイガー、90年代ライガー! ジュニアヘビー級の歴史!!


    昭和のプロレスを支えた影の実力者! さらば永源遥――!!

    史上最も愛されたヒール! 黒い呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャー
    輪島、北尾、曙……プロレスラーになった横綱たち!!■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

    全日本プロレスのすべてを知る男、渕正信■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」


    【衝撃発掘!!】神取忍インタビュー「ジャッキー佐藤シュートマッチの真実」「北斗晶」「ブル中野」……

    柳龍拳 この男は実在する!!合気道の達人ロングインタビュー 

    阿部史典
    生臭坊主!? “僧侶プロレスラー”の自由すぎる説法

    狂乱のデスマッチファイター竹田誠志が語る「広島カープ25年振りのリーグ優勝」


    崔リョウジ
    ランズエンドがあなたを啓発する! 「夢、努力、勝ち癖、4億円」インタビュー

    二階堂綾乃さんに聞く「プ女子はお金を使わず冷めやすいのか?


    汚れたハンカチ王子騒動……ベースボール・マガジン社の黒歴史
    ターザン山本インタビュー



    管理人に直撃!

    インディ興行の聖地”新木場1stRINGとは何か? 



    三富政行(元・潮吹豪)
    「私が博報堂を辞めてプロレスに浸かる理由」



    鈴木秀樹
    ビル・ロビンソン最後の弟子「弱いプロレスラーは迷惑なだけです」 

    鈴木秀樹
    「はぐれIGF軍団」誕生秘話 


    山本淳一
    元・光GENJI、プロレスデビューを語る 


    大家健
    ガンバレ☆プロレス代表の麻雀放浪記 


    矢野啓太
    ピエロの狂気「胸いっぱいのプロフェッショナルレスリング論」 



    HARASHIMA
    「学生プロレス時代、真壁さんとスクワットを延々やってましたね」 



    「多重ロマンチック」漁師JJ
    アナタはなぜブログを更新するのか 



    “中条ピロシキ”橋本吉史
    学生プロレスとラジオ 

    今成夢人
    「ガクセイプロレスラー・ライジング 卒業後のリアルなリング」 


    福田洋
    ジョーカーの狂気とアメリカンプロレス 

    チャンネル会員ならもっと楽しめる!
    • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
    • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
      • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
      • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
    ブログイメージ
    Dropkick
    更新頻度: ほぼ毎日
    最終更新日:
    チャンネル月額: ¥550 (税込)

    チャンネルに入会して購読

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。