自分の容姿に100%自信のある女子なんているでしょうか?
おそらく9割以上の女子は“もっときれいになりたい、かわいくなりたい”という欲求があるはず。テレビ、雑誌、インターネット、どの媒体でも抜群のルックスを誇るモデルさんや女優さんばかりで、そんな人たちと比べて、自分の欠点を気にしてしまうことも多いでしょう。
しかし認知行動療法(CBT)のプロの視点から見ると、単に整形したり、極端なダイエットにはしって痩せたりすることではそんな精神的な不満を解決できないといいます。外見だけいくら変えてみても、自分の気持ちがハッピーになれなければ意味がありません。
むしろ変えるべきは、あなたの思う“きれい”の基準だといいます。自分のルックスをより肯定的に受け入れることが、まずハッピーへの第一歩。CBTの観点からみる3ステップをご紹介します。
ステップ1:“きれいとは、魅力的とはなにか”、自分なりの基準をみつける。
自分について気に入っていることを3つあげてみましょう。そのうちルックス(外見)に関するものがひとつでもありますか?おそらく大半の人は入っていないことでしょう。
でも、個性や魅力は外見と大いに関係があるものです。まずは、自分の好きなパーツやイメージをはっきりさせて、その魅力を最大限に引き出すことを考えてみて。
ステップ2:“美しさ”と“パーフェクト”を分けて、考える。
外見のこととなるとどうしてもコンプレックスや不満をかかえているパーツに、神経が集中しがち。そうなると、全身のトータルなバランスを考える気持ちのゆとりがなくなります。そして私たちはついつい“完璧な美”をどこかで求めてしまいがち。
雑誌やネットのモデルをお手本にしようとしても、彼女たちはプロのスタイリスト、メイクアーティストが手を尽くしたうえに、コンピューターで修正が入った姿がほとんど。これに近づこうと思っても、実際にはほとんど不可能と思ったほうがいいでしょう。自分がオリジナルで実現できる美しさと“つくられた美しさ”は、はっきりと区別することが大事です。
ステップ3:自分のルックスを愛せるようになる。
どんなときも自分にとってベストといえるルックスでいること、そして自分はきれいなんだと堂々としていることが一番です。その心理的効果は思いがけないほど大きいといえます。
たとえば、夜寝るときもいつものジャージやパジャマの代わりに、セクシーなランジェリーを身につけるだけでも大分違った心持ちになるはず。思いきって自己暗示をかけるつもりで気持ちを切り替えてみると、あなたの美しさも内側から溢れるようになってくることでしょう。
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