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  • 国家債務の原因について2「図説 銀行の歴史」 エドウィン・グリーン著を読む

    2014-03-08 22:50  


    【図説 銀行の歴史 エドウィン・グリーン著 石川通達 監訳 関哲行/長谷川哲嘉/松田英/安田淳 1994年 原書房】 

    現在の国家債務の原因となっているのが政府が通貨発行権を行使できないシステムである。その歴史的経緯について。
    前回の<リンク>図説 銀行の歴史 エドウィン・グリーン著 を読む 1
    の続き。
    欧州で銀行業が国家に対して貸付けを行ってきた事例について
     
    (銀行の歴史より転載)
    P37
    【1572年以降、スペイン、フランスそしてイングランドまでも戦争に巻き込まれそれぞれ戦費を確保するために、イタリアとドイツの銀行家の介在が必要となった。】
    P38
    【16世紀を通じてフッガー家やジェノヴァ人銀行家は、国家への信用供与において本質的に革新的企業家の役割を演じた。】
    P39
    【国家への信用供与に関するより永続的で制度的な方式が確立されてはじめて、銀行業の安定性と、さらに大き