元kamipro編集長ジャン斉藤による「フジテレビショックからPRIDE消滅まで」を綴る連載コラム。第9回は「『HERO`S』へ真っ先に移籍したファイターは？」……前回はコチラフジテレビショック後、PRIDEからＫ－１系イベントに移籍したファイターは誰が最初だろうか。
桜庭和志のHERO`S電撃移籍はフジショックの１カ月前。この年の大晦日にUFCへの移籍を発表したミルコ・クロコップ？　　

Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回は「格闘技マニアの技術論」！
2004年五輪女子フリースタイル63キロ級メダリスト、2月のUFC170でロンダ・ラウジーと対戦したサラ・マクマンには、つま先の使い方に問題がある──BJJ Scoutを名乗る匿名の米MMAマニアが、そんな技術解説動画をネットに公開した。この情報は訳知り顔のネット上のキーボード・ウォリアーたちの間であっという間に広がり、「マクマンのつま先は課題だらけ」「グラウンドではつま先が死に体になっている」などという分析があちらこちらで行われるようになった。　

UFC参戦が報じられる女子格闘家・中井りん。正式発表まで以前収録したインタビューをお読みください〜！『有吉反省会』に出演したときのものです。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆意外にも地上波初登場だった無敗の女子格闘家・中井りん。これまで「恥ずかしいけど頑張りました！」イズムでグラビアや動画でその鍛えあげられた肉体を公開してきた女王様だが、テレビ出演だけはこれまで頑なに断り続けてきた。そんな中井りんがついにテレビに出演するということで話を聞いてきました〜！（聞き手／松下ミワ）

【非会員でも購入可能 インタビュー詰め合わせセット】

part１　中井祐樹「ボクシングができるアントニオ猪木が理想でした」／朝日昇「本当に怖い昭和格闘技」、他インタビュー

 

part２　菊田早苗「新日本は刑務所、Uインターは収容所だった」／矢野卓見、堀辺正史を語る「骨法は俺の青春でした」

part３【元レフェリーの衝撃告白】「私はPRIDEで不正行為を指示されました……」／小比類巻貴之「ミスターストイックのキャラは正直、しんどかったです」
新規詰め合わせセット（¥540）はコチラのラインアップ！
①エロマンガ家・師走の翁が語る「JKリフレプロレス技事件」

②ヤノタク、再び骨法と堀辺正史を語る

③平成の仕掛け人・永島勝司「アントニオ猪木と北朝鮮」

④クロン・グレイシーのMMAデビューを10倍楽しむ方法　

⑤田口隆祐の「将棋とプロレス」
――中井さんが『有吉反省会』（31日放送）に出演されたと聞いて飛んでまいりました！　
中井　アハハハハ。ありがとうございます。じつは昨日収録だったんですけど。出演者の中で芸能人じゃないのは私だけだったんですよ！
――格闘技界の反省すべき代表”が中井さん（笑）。それにしても中井さんはこれまでテレビ番組出演自体がNGだったじゃないですか。ブログで露出はするけどテレビは絶対に出ませんでしたよね。
中井　はい。これまでテレビ出演のオファーをたくさんいただきまして……。本当に申し訳ないんですけど、すべて断ってきました。最近でもいくつかお話はあったんですけど、けっこう断ってきましたので、断ってばかりでは悪いですしダメですから、館長（WILD宇佐美）と相談して今回出演させていただいたという感じなんですね。
館長　中井の出演依頼はパンクラスが窓口になってるんですけど、パンクラスのほうに出演依頼がたくさんありまして。我々もパンクラスにはたいへんお世話になってますので、さすがにこのまま断り続けるのは申し訳ないかな、と。
――中井さんはブログや動画などでたくさん露出しているのに、ことテレビ出演だけは断り続けているのはどういう理由なんですか？
中井　やっぱり一番は練習に支障があるからですよね？
館長　テレビ出演となると愛媛からそのたびに上京しないといけませんからね。でも、じつは東京で練習できることはいいことなんです。あたりまえのことですけど四国の田舎より首都圏のほうが練習相手のレベルも高いし、スパーリングパートナーも豊富ですから、東京には来れたほうがいいですね。ただ、これはちょっと言いづらいんですけど、素直に喜んで出られるオファーではないところもあると言いますか。テレビ局には中井を格闘技のチャンピオンとしてもっと敬意を払ってほしいというか！　じつはそういった理由もあるんです。
――中井りんはイロモノじゃないぞ！と。
中井　一度、館長がテレビ番組のスタッフの人に「こんなバカにしている番組には出られませんっ!!」って怒ったこともあるんですよ（苦笑）。
館長　そうしたら、パンクラスの坂本さんからは「あくまでお遊びなんですから」とアドバイスをいただきまして……。ボクも真面目すぎて頭が固いもんですから（苦笑）、これからは柔らかく考えようかなと思ってOKした部分もあるんですよね。
――では、今後もオファーがあれば出演されるんですか？
中井　……格闘技界に貢献したいという気持ちは凄くあるので、自分ができることがあればという感じです。
――それで、このインタビュー原稿がアップされる頃には『有吉反省会』は放送済みですが、中井さんは番組で何を反省してきたんでしょうか？
中井　ええと……反省点は「グラビアなのに、筋肉がありすぎて、怖くしてしまいました」みたいな内容だったと思います。
――なんですか、それは（笑）。
中井　はい。反省文も「グラビアの仕事をいただき挑戦しましたが、セクシーさに欠け、怖いグラビアになってしまいました……」という感じで。いやもう、ほんっっっとに緊張しまして！　恥ずかしいけど頑張ってきました……。あ、番組でも「恥ずかしいけど頑張りました！」ってしっかり言ってきたんですけど。
――おお！　ついに中井さんの決めゼリフが地上波に。
中井　はい（照）。
館長　そうなんですよ。そうしたら出演者の人たちも「そうか、恥ずかしいのか。それは興奮するなあ……!!」って言ってましたよ。ハッハッハッハッ！
中井　ウフフフフ～。
――おふたりは周囲のリアクションに興奮ですか（笑）。
中井　皆さん「恥ずかしいとわかったら興奮する！」って言われました。それはいままで気づかなかったなって。そこは女子目線だとわからなかったですけど、意外なリアクションでしたね。　

【非会員でも購入可能 インタビュー詰め合わせセット各540円】


part１■　中井祐樹「ボクシングができるアントニオ猪木が理想でした」■朝日昇「本当に怖い昭和格闘技」、他インタビュー
 
part２　■菊田早苗「新日本は刑務所、Uインターは収容所だった」■矢野卓見、堀辺正史を語る「骨法は俺の青春でした」
part３■【元レフェリーの衝撃告白】「私はPRIDEで不正行為を指示されました……」■小比類巻貴之「ミスターストイックのキャラは正直、しんどかったです」
part４■エロマンガ家・師走の翁が語る「JKリフレプロレス技事件」■ヤノタク、再び骨法と堀辺正史を語る■平成の仕掛け人・永島勝司「アントニオ猪木と北朝鮮」■クロン・グレイシーのMMAデビューを10倍楽しむ方法　
part5　■地獄の合宿から前田日明襲撃事件まで！山田学が無謀な冒険を続けた理由■元・骨法の内弟子・北條誠「矢野くんも皆

イラストレーター・アカツキ@buchosenさんによる昭和プロレスあるある４コマ漫画「味のプロレス」の出張版！第12試合は「長州力のクセ」！　

あまりの熱さで中毒患者を次々に生み出しているDDT系プロレス団体『ガンバレ☆プロレス』。同団体の代表・大家健氏インタビューを敢行！……とはいっても、テーマは麻雀。東発からオーラスまで麻雀のことしか聞いていない。麻雀を知らない人をハコテンにするこの記事。聞き手は自称・雀鬼会のビクトー・ベウフォートことジャン斉藤です。――ガンバレ☆プロレスの大家さんが大の麻雀好きと聞いて飛んでまいりました！
大家　いやあ、こんな取材を受けるなんて思いもしなかったですよ。
――プロレス格闘技関係で麻雀を打つ方ってあまり聞かないんですよね。強いてあげるとすれば『黄金鯱伝説グランスピアー』事務局の笹原圭一さんくらいで。
大家　そういえば、あまり聞かないですね。仲間内ではいますけど、フリーで打ってる人は聞いたことないです。
――一時期、安田忠夫さんが新宿南口の順位戦雀荘ダンディに通ってたという話は聞いたことあるんですけど。
大家　まあ、普通に考えたらなかなかフリーは行きづらいですよね。
ボクは麻雀大好きというか、そこはガンプロへの思いと通じるところがあるんですよ……。
――そんな麻雀はいつ頃からやり始めたんですか？
大家　中学や高校のときにつるんでた奴が「麻雀をおぼえたい」と。でも、ぜんぜんルールがわからないままやることになって。最初は鳴きイーペーコーでアガってチョンボになるくらいのレベルだったんですよ。それでもね、仲間内では勝ってたんです。周りがそんなに強くなかったこともあったんですけど。
――それは大家さんが麻雀の研究や勉強してたからですか？
大家　いや、そこは気持ちの問題ですね!!　　
――気持ち！　いや、たしかに勝負事で気持ちは重要ですね。
大家　麻雀って技術はそれなりに大事だとはいえ、結局は精神力に尽きると思うんですよね。
――どんなに技術が優れていてもトラブルは回避できないから、いかに平常心で闘うかを競うゲームだったりしますよね。
大家　そこはプロレスも人生も一緒で。どんな状態に追いやられても諦めずに前に進めるかって話ですから。　

　今回はプロデューサーについて考えてみたいと思う。というのも、ここにきて日本格闘技界にプロデューサーが何人も誕生しているからだ。
　クロン・グレイシーを獲得した『REAL FIGHT CHAMPIONSHIP』では、総合プロデューサーに須藤元気が就任。“日本版新K-1”である『K-1ワールドリーグ』のプロデューサーは前田憲作（K-1ジム総本部の代表でもある）。所英男、ナム・ファン出場の『GRANDSLAM』の総合プロデューサーは勝村周一朗。　

「プロレス裏のウラ バックステージレポート」！　謎のプロレス者・タカハシがプロレス団体試合後のコメント取材で聞いたこと・見たことをお届け。今回は『6・15全日本プロレス@後楽園ホール』！　

山田学インタビュー後編！　非会員でも無料で読める前編はコチラ！　――てっきり格闘技で食うためにパンクラスに入団したのだと思ってたんですが、それは結果的にそうなっただけなんですね。
山田　いや、ただ鈴木みのるを倒したかっただけなんです。それがたまたま入団できることになって。えらそうに雑誌なんかに載るようになっちゃって。やっぱり月に1回定期的に試合ができるのが幸せでしたよね。月1回も闘えるんですよ。
――でも、月１ペースってけっこう大変じゃなかったですか？
山田　大変は大変ですよ。怪我をすれば治すのに時間はかかるし、試合間隔は4週間しかないですから、なるべくケガをしないように勝つという。
――そういう事情もあったのか、船木選手も「潰し合いはしたくない」と言ってましたね。
山田　それでみんなが勘違いしていて「パンクラスは八百長じゃないのか？」という話が流れいてたんですよ。　

大好評「総合格闘技が生まれた時代」シリーズ！　今回は山田学さんが登場！　現在は東京・大塚で整体施療院を営む山田学さんは初代シューターとして修斗黎明期を体験し、その後パンクラスに移籍。日本総合格闘技の礎を築いた両団体で活躍した唯一のファイターだ。修斗やパンクラス時代のエピソードはもちろんのこと、ビクトー・ベウフォートとの道場マッチや安生洋二の前田日明襲撃事件まで……90年代格闘技の修羅場を語っていただいた。ボリュームたっぷりの16000字インタビュー!!これまでの「総合格闘技が生まれた時代」シリーズはコチラ！――初代シューターにして初期パンクラスでも活躍されていた山田さんは、総合格闘技というジャンルがなかった頃から闘ってきたわけですよね。
山田　そうですね。決して冗談じゃなくてね、ボクがある試合に勝ってなかったら総合格闘技はなかったと言ってもいいくらいなんですよ〜！　これはもう本当に（ニッコ