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<ビュロ菊だより>No.29『「50歳を振り返る(どうして?だってやっぱりキリが良すぎるよね10進法にとって)」』
2014-06-24 10:00220pt
「50歳を振り返る(どうして?だってやっぱりキリが良すぎるよね10進法にとって)」 開始時は「面白い面白いすんげえ面白い」と大評判だった「モダンポリリズムが、何かを(笑)追い越してしまったようで(笑)、今ちょっと凪が来ているようなので(とはいえ、こんなことは教育の中では当たり前に起こる事ですけれども。繰り返し見ていればだんだん身に付いて、次を観る意欲の速度も強度も再び上がって来ますんで、ポイしないで下さい←懐かしい!!グラヴィア界の黒船!!)、、、、という訳でもありませんが、なんか無料に戻った所で大して読まれている感じもしませんし、読まれたとしても、ものすげー斜め読みしかされないでしょうしなー(←ふなっしー風。偶然にも)。それに、移入が生じたとしても、音楽も聴いてくれないし、本も読んでくれないインフロントオブ端末のゼロ円キチガイ様しかして下さらないので(笑・ゼロ円の方がキチガイだと言っているのではありませんよ念のため)。こちら(ビュロ菊)にぎっしりしたテキストを書き、その簡略板を第三インターネットに書くという二刀流にしてみようかなと思います(面倒くさく成ったら止めます)。
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<菊地成孔の絶対に間違えないソウル 第一回>
2014-06-07 10:00はじめに ソウル市とパリ市の地図を等寸で緯経度を揃え、ぴったりレイヤーした地図を作製する。というのは、現在のテクノロジーであれば、気の利いた中学生でも30分あれば出来るでしょう。すぐに解る事はセーヌ川と漢江の、アナロジカルとも言うべき相似性です(但し、セーヌ川が「ヘの字口」であるのに対し、漢江は「ニンマリした口」ですが)。
そして、何と(如何にパリ市が小さく、名所旧跡を巡るのにメトロもタクシーも要らないとはいえ)総面積はソウルが約6倍の大きさなのです。
ですから、川幅の差もとてつもないです。セーヌ川というのは、遠投が得意なら向こう岸に石を投げつけられるでしょう。そもそも、街の狭さ、川幅の狭さ、道路の狭さ、といった、あらゆる「狭さ」が、パリに於ける市街ゲリラ戦の戦法――火炎瓶を投げるとか、教室に立て篭るとか――を形成したのです。それに比べると漢江は雄大で、まるでメコンかア
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