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  • <今日の菊地成孔>2013.12.30

    2013-12-31 10:00  
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    12月30日(月曜)
     今日で、当ブロマガ「ビュロ菊だより」に、毎日更新でアップする日記は終了と成ります(ここ数日をお読み返しください。日記自体を一切止めるとかではなく、無料で気軽に続けて行きます。場所は「第三インターネット」です。こちらも年が明けたら様変わりさせようと思います)。コメントの数々有り難うございました。

     ワタシは、生まれも育ちも悪く、大したルックスでもないですし、大した学歴もありませんし、チビで軽く頭のおかしい、家庭人としてよりも火星人としての方がリアリティのある様な、社会人としては出来損ないです。しかし、音楽をやる事が出来、音楽を研究する事が出来、それによって色々な考えや行動を得れた事(最大の行動は、演奏それ自体ですが)を、マジで毎晩、神に感謝し、両手を合わせて話しかけています。この能力が与えられなかったら、ワタシはとうに霧散していたでしょうし、存在が残っていたとしても、何をしでかすか、恐ろしくて身震いがします。
     残念ながら音楽は、戦争に利用される事もありますし(ここ最近は特にそれを感じます。強く)、もっと小さな規模の犯罪のBGMになる事もありますし、人を追いつめたり、狂わせたりしてしまう効用もあります。これは、良薬や良料理や良書と同じリスクで、誰にも回避出来ません。
     しかし、リスクヘッジの為に、何かを止めてしまう事。は、時に一番良くない。ワタシはこの事を、親や学校の先生からではなく、音楽から学びました。
     ワタシは実の子がおらず、何かを次世代に残す。というような健康的な欲望が(少なくとも、今の所は。としますが)ありません。とにかく音楽を残したい。神経症も経験しましたし、もっとエゲツない病気も経験しましたし、歌舞伎町に来てからはむしろ健康的になりましたが、昔日は、ここに書いたりしたらソニーの株価に関わる、というほどの荒れ方で、一生悔やむ様な事も山ほどして来ました。たった今でも、清廉潔白に、一切何の罪も犯さずに生きている。とはとても言えません。悪夢で喘ぎながら目覚める深夜や早朝も、未だに消えません。ただ、自分が出したい音に関して、好きなだけ、そして毎秒1ミクロンずつでも成長する事に一切の遠慮や抑止を持たない。という事を、神に誓っています。
     ですので、残りの人生は、音楽の素晴らしさ、音楽を聴く事の奥深さ、演奏する事の奥深さ、それが誰の人生も救済しうる事の証明を続けて行きたいです。その事に殉じたい。と思っています。すべての音楽をワタシは認めますが、前述の通り、すべての音楽が同じ意義と効用を持つとは限りません。大切な事は、音楽を与える側と受け取る側の間に、シンプルな愛が存在するかどうかだと思っています。
     今年は本当に豊穣な年で、アルバムを4枚も作り、「これはどうだったかな?」といった作品は1枚もありませんでした。すべてが自信を持ってどなたにでもお聴かせ出来る盤ばかりですし、演奏活動も本当に充実し、良い年でした。聴いて下さった総ての方に感謝します。
     それでも、この国が、最高にとは言わないまでも、そこそこ安定し、国民が枕を高くして眠れる様な、最低限の状況でもキープしている。とは、実のところあまり、思えません。ワタシはそもそも、母親の胎内からヤバい状況で、生まれてすぐにヤバい状況の中におかれ、ヤバい状況の中を生きて来たので、ヤバい状況で生き生きするタイプです。ですから、逆に言えば今というのは、有り難いほどの話しであって、非常に意欲的であり続けています。50になってラッパーになったり、レーベルを立ち上げたりというのは、「やめときな年寄りの冷や水は」と言われる様な事だと思っています。 いつだってワタシは、音楽の出番だ。音楽が行くぞ。音楽があるから大丈夫だ。と思って生きて来ました。常に頭の中では、音楽が鳴っています。質とか内容ではない。常に鳴っているかどうか。それが最もベーシックな事なのです。 今日は、今年最後の忘年会で、ベーア、サラ太郎、青羊さん、小田さんと食事をして、青羊さんは帰って、残りの4人でカラオケに行きました。サラ太郎はカラオケなんか行った事が無いぐらいの感じでした。ベーアはなんだかんだカラオケが得意で、小田さんもそこそこ。という感じでしたが、これは贅沢だなあ。贅沢だよー。これが役得ってもんでしょう^。とか言いながら、紀伊国屋の向かいにあるカラオケ館にはいると、いきなりサラ太郎がドリカムの歌を歌って、それはもう、とんでもない上手さで、1万人近いスタート数(通信カラオケというのは、ネットワーク化されていて、歌う度に、全国でいま歌い始めた人との競争になるのですね)から、一気に全国で2位になりました(写真参照)。
     やばいやばい。サラさん凄い!とか言いながら我々は俄然盛り上がり、とにかく1時間以内に全国1位を出そう!という話しになって、サラ太郎と小田さんとワタシとベーアで、歌いに歌いまくり、それでも全国の通信カラオケの猛者たちの手練ぶりは凄まじく、サラ太郎が宇多田ヒカルさんを歌っても、ベーアが岡村ちゃんを歌っても、ワタシが薬師丸ひろ子を歌っても、小田さんが椎名林檎(爆笑するほどそっくり)を歌っても、1位はとれないのでした。

     ワタシは「頑張れ!頑張れ!行け!これがオレたちの紅白歌合戦だ(笑)!!」と皆にエールを送りながら、余りの贅沢さに、気が緩むと失神しそうでした。本当に素晴らしい。もし青羊さんが帰宅されず、この輪に加わっていたなら、本当にワタシは、感動して失神していたかもしれません。歌というのは本当に凄い。本当に幅が広い。上手いとか下手とか(小田さんとサラ太郎は超絶に上手いですが)ではない。コンピューターとの戦いでもあり、精神世界での戦争でもあります。
     1時間が過ぎ、もうコレしかない、コレを出すしか無い。といった感じで、サラ太郎が平原綾香さんの「ジュピター」を歌いました、これはもう十八番とう奴で、とにかくレコーディングして出すしか無い。としか思い用の無い名唱でしたが、やはりこのゲームのプレイヤーではないので、勝負の勘所が解らないのです。我々全員が毎回96点台をたたき出すのですが、10位以内なのです。

     そこで、いきなり小田さんが、同じ平原綾香さんの「グリーンスリーブス」を入力しました。平原さんがグリーンスリーブスを日本語で歌っているなんて、誰も知らなかった。小田さんはアレンジの仕事で関わっていたので知っていたのです。「もうこれで1位が出なかったら今日は諦めましょう。もう充分堪能してお腹いっぱいです」とワタシは言って、小田さんが7~8曲目として「グリーンスリーブス」を歌いました。
     一瞬の隙をついて。というか、一瞬、全国でカラオケを歌っている人数が落ちた瞬間が来て、小田さんの「グリーンスリーブス」は1位になったのでした。我々はカーニバルの時のブラジル人の様に成って、大騒ぎをしました。いま帰宅した所です。
     こんなものは単なる遊びです。僅差で小田さんのが上手いという話しでもなんでもない。二人の歌は、本当にエネルギーに満ちて、音楽という物がどれほど素晴らしい物か、ともすればすれっからしになりがちなワタシの心にガシガシに迫って来ました。
     これだけパワーがあれば、ストーカーが出たってしょうがない。毒になったり、誰かを傷つけさえするかもしれない。それでも、音楽を止める事は出来ない。ただ単に感動したとか、救われたとか言う事だけではない、それは根源的な事ですが、根源的であるだけとも言えます。美学。美しくある事。ダンディであること。奇麗に振る舞える事。かわいらしく、柔らかく、優しく、時には凶悪にさえなれる事。悪徳の限り、退廃の極さえも通過出来る事。知的にも白痴にもなれる事。畏れを抱くべき時間や対象に、まったく畏れを抱かない時間を持つ事。神々が住む地域には対話が満ちて、それは一見、ドグマの累積に見えますが、その実それは、変装された対話に他ならない。来年もご贔屓のほど、宜しくお願い致します。

     2013年 12月31日 午前3時52分

     菊地成孔
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.29

    2013-12-30 21:30  
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    12月29日(日曜)

     今日はペペの新作「戦前と戦後」のオマケの、30分間の過去ライブDVDのチェックをしました(まだ最終ではない。荒編です)。メンバーに南さんや鈴木君がいた一期の(今は亡き)九段会館や、(今は亡き)新宿クラブハイツ、最近だとすみだトリフォニーやグローブ座が入っていますが、何せ30分なのでダイジェストですね。莫大なソースがあるので、このアルバムの売れようによっては独立したDVD作品としての製品化を視野に入れていまーす。 

     その後、濱瀬先生のご自宅で忘年会だったのですが、これが実に3年ぶりで、とはいえ、同じ家でずっと行われて来た忘年会が2年間だけ(まあ、震災の年とその翌年だけ。という事ですが)休み、今年は濱瀬先生のパーカー研究の本が出た事もあって、久しぶりで行われたのですが、まったく3年ぶりという気がしませんでした。

     濱瀬先生の本に関しては、来年早々にトークショーというか、討論を二人でして、読者からの質疑応答にも答える。という楽理がっつりイベントもプランニングされているので、ソッチの方の好事家の皆様はチェックしてくださいね。恐らく1月中にやります。先ずは読み込もう。以下号外とします

      <2014年の当ブロマガのコンテンツ>

     どうもどうも菊地です。有料メールマガジン、「ビュロー菊地チャンネル」ですが、1年間の試行錯誤を経て、来年からコンテンツがリニューアルします。とその前に。

    *レーベル立ち上げました 

    *目玉ライブが続々 

     1年間様々な試行錯誤を経た、当ブロマガですが、先ず、日記のコンテンツをタダ読みに戻し(これは、「第三インター」で、随時更新の形で継続します)、動画コンテンツを中心に充実させる事にしました。

         <動画コンテンツ>

    1) ジャズドミュニスターズのPV、メイキングオフ

    *   菊地撮影による、ジャズドミュニスターズ
    「ドライヴ」「XXL」のPV撮影風景の自撮りレポ。性的興奮!!

    2) 菊地成孔による通信大学<モダン・ポリリズム>(週一30分のレギュラー番組)
    *   今までのチーム形式ではなく、菊地が通信
    大学を模して、一人でカメラ目線で受講者に問いかける形の番組。ガチのポリリズム講義ですが、かなりの初期段階からゆっくりゆっくり進めて行くので、リズムに興味さえあれば何方でもお楽しみ頂けると思います。レギュラー1年間の予定。知的興奮!!

    3) パーティーやライブ等々の、ストリーミングじゃない、菊地カメラ実況(撮って出し)

    *   ストリーミングにこだわると、殆どのライブもイベントもコンテンツに出来ないので、来年から、可能な限り総てのライブを菊地が撮影し、公開可能な分は総て公開しようと思います。ライブの興奮!!

    4) その他の自撮りシリーズ(撮って出し)

    *   好評を博した「歌舞伎町エクソダス」に続き、菊地の自録りによる新宿案内等、街歩きシリーズ。ドキュメンタリーの興奮!!
        <テキストコンテンツ>

    1) 女性クリエーターとの対談(週一回、四回でワンターン終了)
    *   再開します。第一回はブルーノート東京のシェフソムリエ、田中さんがお相手です。2) 映画評(随時)

    *   「TSUTAYAをやっつけろ」の企画枠を外した、普通の映画評(新作劇場版も含め)などもやります。

    3) グルメ評(随時)

    *   「あなたがもし腹が減ったら〜」の企画枠を外して、普通にグルメエッセイを書きます(レストラン紹介はあったりなかったり)。現在執筆中の「絶対に間違わないソウル」も、「絶対に間違えないパリ」もこの枠で発表します。

    4) TABOOレポート(随時)
    *   タブーレーベルの制作進行等に関してレポートして行きます。「ドミュニスターズのリリック解説」「戦前と戦後」のサブテキスト等も含めます。

     とりあえず、来年はこうしたラインナップで進みますので、退会、入会、再入会等々の参考にしてください。日記は無料の公式サイトで随時となりますが、それだけ読めりゃあ良いや。という方々はあっさり退会も悪くない。でも、ご覧の通り、ファンクラブ会報的な色合いに寄せておりますので(特に動画)乞うご期待!!来年もビュロー菊地チャンネルをよろしくお願い致しまーす。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.28

    2013-12-29 14:30  
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    12月28日(土曜) 

     今日は、料理関係(友人のシェフや給仕)との忘年会に行き、ワインも料理も素晴らしかったんですが、やっぱ時節柄というか(笑)広川恵子さんが読んでいる限りはどこで何喰って何飲んだとは書けません(まあ、いらっしゃる可能性があるので・笑)。 

     ここまで念を入れるのはかえって読者を馬鹿にする行為ではないかとも思うのですが、今は「馬鹿にしてるのか、という程ケアしないと、馬鹿にしてるのか!とクレームされる」というとんでもない時代ですから、当メルマガの読者を馬鹿にしている訳では決してないのですが、ここで紹介した店に来てはいけない。と言っているのではありませんぞ!!

     ネットは本当に人を神様のようにするので、「ああ、菊地様が、来ては行けないと言っている。なのにワタシは言ってしまった。お許しください。罰をお与えください」みたいな人が出るやも知れず(いやあ、それ想定に入れると、馬鹿にしている事に近づいちゃうな。これホント、文人で言えばゲーテが悩んだ事ですよ。読者の賢性をどこまで設定するかというのは)。ぜんぜんそんな事は無いです。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.27

    2013-12-28 11:30  
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     12月27日(金曜)
     一応念のため、おっちょこちょいの方もいらっしゃるでしょうし、第一には、こちらをご覧下さい。そして第二にはこちらをご覧下さい。

     そして第三に広川恵子さん、こちらをよく読んでください。繰り返します。広川恵子さん、以下を、よく読んでください。

     先日の「店の人に聞いて場所が分かりました」のお手紙ですが、その前の頁を読んでませんでした。「コントラスト」にターゲットを定めた様ですが、そして、その根拠は「数日前にこの日記に出ていたから」以外ないと思うのですが(笑)。よろしいですか?演奏が終わった後、ここで紹介した店のどれかに行くのは止めてください(行くのは自由ですが、挙動不審の老婆が、一人でじっと誰かを待っている。というのは、店側にとっても、他のお客様にとっても恐ろし過ぎます)。

     今後、店が、というより、食事をした事が紹介出来なくなります。

     今度同じ事が繰り返された場合(予告の手紙を頂くとか、実際に店に居るとか)、「入禁」つまり入場禁止対象として、あなたのライブやイベントへの入場をお断りする事になります(もうとっくに、ファンの方もあなたの顔は解っていますし)し、それでも、ライブの日に、ライブにも来ず(というか、入禁だから入れず)、とにかくワタシと二人っきりで会う為に(あなたの命がけの、人生の目的ですよね)ここに書いてある店のどちらかに来ようとした事が解った場合(総ての店に、あなたの写真を回します)、ワタシは前の警告に戻り、「粋な夜電波」を終了します(他の読者の皆さん。ブラフではないですよ)。ラジオからワタシの声が聞こえてくる限り、あなたは命がけの、人生最後の恋を続け、死ぬ前にはワタシの名を呼ぶのでしょうから(以上、頂戴したお手紙より引用)。

     とにかくあなたには、醒めて頂くしか無く(他の誰かに恋して頂くしか無く)、こうして名指しでお相手なんかする事は最悪の逆効果の側面がある事も、ワタシもガキではないですから知っております。そして「いいじゃねえか、キチガイが、どっかで待ってたって、実害は無いだろ。鷹揚にしてろよ」という外野のお声も充分に理解出来るのですが、ワタシ「変な人がくっついてくる可能性がある常連」になるぐらいだったら、一生料理屋に行きたくないです(本当に、痛い所を突かれたぜよ。困り果てています)。 「なら行くなよ」というお声もあるでしょうが、そうはいかないです。料理屋に行かないと、精神的にも肉体的にも死んでしまうからです。 広川恵子さん。よく読んでください。ワタシはライブ後に料理屋に必ず行きますが、一人では行きません(笑)ので、あなたの最終にして最大の目的である「ワタシと二人っきりになる事」は、そもそも、料理屋で待ち伏せしていては叶いません(笑)。退店を待って、店の入り口で二人っきりになりたいご様子ですが、それも無理です。ご理解頂きたく思います。記憶力がどれほどか解らないので繰り返しますが、イベントへの入場を禁止する、ここで食事の紹介を無くす、ラジオ番組を終了する。の3つの措置を用意させています。

     「番組止める程の迷惑かよWWW」というお声も良くわかります。そのお声にお答えしますが、番組を止めるに充分な迷惑です。レストラン待ち伏せテロ。は、ワタシの今までの人生の中で初めての事です。AMラジオの番組を持つまでは(ファック)。前に書きましたように日記は今年一杯で一旦終わりますが、食事の記述も止めます。いやだなあ。こんなくだらない事で、ずっと楽しく有意義に続けていた事を止めるのは。ラジオは3年しかやってないけど、食事の記述は10年以上やっていて、とても幸福な事しか無かったのに。

     という訳で、いとうせいこうさんとの対談を終え、銀座の「ヌガ」に行きました(笑)。旨かったー。ビブグルマン獲得おめでとうございます!!本当に素晴らしい。ではまた明日。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.25

    2013-12-26 10:00  
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    12月25日(水曜) 

     第一には、こちらをご覧下さい。ビュロ菊だより会員の皆様ならば、随分を引っ張られた感ありの情報ですが、ワタクシ来年度よりSONYと専属契約致しますので、所謂「SONYの人」になります。奥田民生さんのように(ごくごくたまに。ですが、ロレックスだと言われます)。 

     かなりのフライングになりますが、既にこのレーベルからは、ワタシのバンド以外に、プロデュースワークとして、ものんくる、けもの、小田朋美がマウントされており(契約上の決定事項ではありませんが)、その他、もう一人決定している新人がいるのですが、こちらは未だ情報公開出来ません。 

     と、ワタシを周到な策士と誤解したがる、フロイド的に言えば、内面に周到な策士になりたい欲望を持った人々、が馬鹿にならない数いらっしゃり、「周到な策士って、そんなに良いものかね?」と、他者の欲望に対する者独特の空白感ばかりが浮

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.22

    2013-12-23 10:00  
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    12月22日(日曜)
     ステージ上でも申し上げましたが、今回、僅か20分の出演という事で、我々のドミュニストとしての資質よりもダダイストとしての資質(同じD始まりなので)、あるいはアスリートとしての資質が強調されるステージとなってしまいました。「カンペ見ながらラップしてんじゃねえ糞ジジイ!!」と、言われて当然の批判を受けましたので、今回は猛特訓してリリックをオムスの分まで全部覚え(ウソ。ただ単にアルバムを聴きまくって自然に覚えただけ・笑・逆に言うとブリッツの前のライブは出来上がって聴く暇もないぐらいすぐにやったんで、覚えられる訳が無い、のだが、上方落語と同じで、書見台にシートが乗ってるのがジャズ流なので、気にせず決行してしまった。という顛末ですね)、客席のドミュニストと共に多いにプチョハンザしようと思っていたのですが、ふと振り返り、大谷君がワタシのラップ中にぴょんぴょん跳ねているのが視界に入った瞬間、大爆笑してしまい(だって凄い表情で飛んでるんだもん!!笑)、やった事が無い運動で心拍数を上げたまま爆笑すると、身体に悪いぐらい凄いことになってしまうので(笑)、途中からまったくラップ出来ませんでした(笑)。<覚えていれば出来る>→<訳ではない>というのがドミュニズムの困難さですね。
     *一緒に跳ねたい人の為に
     

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  • <ビュロ菊だより>号外No.22<速報&号外/クリスマス直前年末進行スペシャル!!>

    2013-12-22 08:15  
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    速報&号外

     どうもどうもどうも菊地です。今回は<速報&号外/クリスマス直前年末進行スペシャル!!>つうことで、4つありまして、しかもぜんぶ女性関係!!ってまるで週刊誌ですんで、オマエ本当に女衒(ぜげん/女郎等の遊郭関係者の仲買人。英語だとピンプ)だな女ばかりを食い物にして!!つまりこの、この、このクイニーアマン(ブルターニュ菓子/厳密にはドゥアルヌネ菓子。スコルディア&グェガン夫妻が考案したカロリーの化け物)野郎!!と言われても、、、、、まあ、、、、これならば、、、、蒙昧な大衆にそう言われても、、、仕方が無いか、、、、、な。

     と敢えて要らぬ汚名まで着て、ですね、この混迷の時代を生きる芸術家の一人として、以下お伝え致します。いつも「情報採りてえだけなのに長げえよ文が」とウザいクレームを受けるので、すごく短く解り易く書きますので拡散しまくって下さい!!(敬称はちゃん付け統一)

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.20

    2013-12-21 10:00  
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    12月20日(金曜)

     グローブ写真は池袋トイザラスのものですが、実際に何を買いに行っていたかというと、コレ(写真)です。こうやって(写真)足をかけて使うんですが。まあ、大谷君とお揃いで2つ買った訳です。場合に寄ってはOMS用にもう一つ買おうかなと思ったのですが、、、、と、勘の良ろしい読者の方ならば「え?じゃあ、そうやって使うわけ?」と冷や汗を垂らされるかもしれませんが、ワタシこういうのは得意でして、さっき事務所の入り口で練習した所、無茶苦茶上手い。とかではありませんが、普通に出来たんで(勘の悪い方には何の事か解らないであろう。と思いながら書いておりますあしからず)、慣れればかなりのスキルアップが期待出来ます。まあ、ラフォーレでしか使わないですけどね(笑)。だって出番が20分だけなんだもん。それに「文化系ラップ」という括りがいまいちピンと来ません(ウソ。物凄いピンと来てる・笑)。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.18&19

    2013-12-20 10:00  
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     12月18&19日(水〜木曜) 
     続く時は続くもので、先月梅田AKASOでDCPRGをやってきたばかりなのに、もうMr.ケリーズに2デイズで出ていたのでした。これは丈青がDCPRGを脱退した直後で、まあ丈青はいかつい外見で隠してますがとても繊細で寂しがり屋さんなので、ワタシと離れ難く、あっちゅう間にセッションをセッティングしたので、つまり結構前から(DCPRGのAKASOよりずっと早く)決まっていたのですが、とはいえ珠坊と秋田くんという、背が高いイケメンばかりの中にワタシを置いたので、チビで風采の上がらないワタシへの嫌がらせだと信じ込み、クッソぶっ飛ばしてやる!!場合によっては暴発し、全員ぶっ飛ばして指名手配を受け、和歌山まで逃げ延びてやるんだ!何が倍返しだ景気の悪い!オレのお返しはいつだって7倍付けで、やった後は必ず「菊地さん、あれは向こうが悪いとしたってやりすぎですよ、、、嫌なとこ見ちゃったなあ」とか引かれてるんだノッポのイケメン共!!!!と思いながら大阪に向かったのでしたが、言うまでもなく、珠坊も秋田くんも丈青も、ワタシのようなロートルから見ればもう可愛いばかりで、近年稀に見るほどの、とても楽しい二日間でした。ケリーズの店長、窪田さんも、ワタシ好みの顔の良い人で、大変親切にして頂き、とても良い思いをしました。 

     サイドメンとして呼ばれる事も、地方の小〜中サイズのジャズクラブのお世話になる事も、2日連続で同じ店に出る事も、本当に久しぶりで、懐かしいやら新鮮やらで大いに張り切ってしまい、ラップやヴォーカル(ブルースのスキャットですけれども)までやってしまたんですが、お客様は皆暖かく、というかワタシは極東の出ですが、だからこそ大阪が大好きで、若くて暇な頃は、大阪に観光旅行に行っていたぐらいなのです。 

     たこ焼きや饂飩がとびきりうまいと思った事はありませんが、串揚げと押し寿司はマジでハイパーヤバい。鯛飯屋は通い詰めて作り方を聞き、未だにワタシの最も得意な料理は鯛飯と天婦羅です。今でこそ東京でも串揚げ屋が増えましたが、押し寿司は東京には良いのが無いですね。 

     「食い倒れと言われる大阪のソウルフードは実は大味だ。日本一の食都は博多である」という、クッソしゃらくさい台詞をグルメちゃんたちはほざきやがりますが、まあ、億歩譲って博多が大阪と同等だと認めてやったとして、ワタシは断固大阪支持です。というか、博多の食べ物にはひねくれた所や奇形的な発達が全くなく、ただひたすら旨くて真っすぐで量が多いので、正気の善人に取り囲まれているようで恐ろしくなってしまうのでした。あれは都市の食べ物とは言えない。後ろ暗さや病理が無さ過ぎます。 

    「大阪は嫌いだ。何故なら、自分たちが日本で一番面白いと思っているから」という説が過去にはあり、これにはワタシも全く同意見で、大阪のお客様に、いかにも「大阪はそこらを歩いてる一般人が全員漫才師レベルやからね」な感じで、へったくそな突っ込みを得意満面に入れられると、冷たい顔のまま黙って何分間でもそいつの瞳を、そいつがその場を立ち去るまで見つめ続ける事で7掛ける2の15倍返しにしてやったものですが、あれは過去の、大阪が必要以上にいきっていた頃の、暗く貧しい時代の話で、歌舞伎町に吉本の本社が出来てからの大阪は「うちらは日本一おもろい街やで!!」といういきりが消えて肩の力が抜け、スムースになり、スマートかつコーニーでとても素晴らしいです。 

     いけない低次元な都市論になってしまった。と音楽に話を戻せば、まあセッションですからしょうあないのですが、丈青がぶっちゃけ何がしたいのか、あんまよく解らないまま(笑)、「なんか、、、、こんな感じかな?」みたいな事で、ひたすら楽しく熱演しまして、いつもは作家か建築家みたいにコンセプトがガッチガチのワタシの音楽活動にはない、スポーティーでカジュアルな感じが会ったのではないかと思われます。こういう所を忘れがちでした最近(反省)。 

     沢山の感想メールを頂戴しまして、過去、感想メールを日記に転載すると、グジグジ言われたりするので掲載をやめていたのですが、今回一番感動したものを掲載させて頂きます。 

     特に何が書いてある訳ではないんですが、この方はワタシの10年以上のファンの方で、はっきりと「音楽の事は良くわからない」とおっしゃったまま、ライブに通って下さっていたんですが、今回こんなメールを下さいまして
    菊地さん、今晩は。昨夜は素敵な時間を有難うございました。初めて行く場所だったので何も分からなかったのですが、まさかあんな席に通されるとは思わずドギマギしてしまいました(お気づきではなかったかもしれませんがドラムの前に座っていました)。でも皆さんの演奏を細部まで堪能できたので、結果としてはやはり良い席でした。ドラムを叩く人をあんな間近で見たのは初めてでしたが、何とも凄いですね。見ている方が頭がおかしくなりそうでした。とても面白かったです。菊地さんの姿も真横からずっと見ていました。大好きな人の演奏を、あんなに近くで聴くことができる、見ることができるというのはなんて幸せなことなのだろうとつくづく思いました。本当に素敵でした。それにしても皆さんカッコイイですね。思わぬ眼福にあずかりました(笑)。青羊さんの歌も良かったー(私、青羊さんみたいな顔、好きなんです)。写真撮ってくださって有難うございました。ここぞとばかりに引っ付いてすみませんでした(笑)。お話することができてとても嬉しかったです。もう私の今年は昨日で終わりでいいです。春にUAとの公演があるんですね。今から物凄く楽しみです!(今日チケット申し込みました。無事取れることを祈っています)来年は関西にもいろいろと来てくださるようですのでそちらも楽しみにしています。とても寒い年の瀬ですのでどうぞお体お大切に。良いお年をお迎えください。

     これぞリアルという感じで、感動しました。生まれて初めて目の前でドラムの演奏を聴いた感じがありありと伝わってきます。 

     初日と二日目の出来を、演奏した側が比べるというのは、客商売に従事するものとしてはタブーですから、単にコンテンツの話として、ですが、2日目は、けものの青羊さんが飛び入りで参加し、「ルケモノアントクシーク」の1曲目、マイフーリッシュハートを我々をバックに歌いましたし、初日のアンコールは「この面子でセントトーマスをやったら絶対ヤバくなると思うんですよ」という、いかにも「先輩オレって軽卒っす(なんでぶん殴って下さい)」的な、叱られたがり丸出しの(だってワタシと珠也を呼びつけておいて、ちゃんとした譜面を書いてこないんですよ・笑・大変なM根性だと思います)、甘〜いディレクションによって、一回も演奏した事が無い(笑)セントトーマスを、適当に吹いてしまったのに対し、二日目は得意の「モホーク」(パーカー最末期のブルース。超カッコいい)をスキャットで歌ったので、大変良い調子でした。 

     飛び入りの青羊さんも本当に素晴らしく、アルバムではワタシのソロは入ってないのですが(っていうかピアノとデュオ)ですが、青羊さんのあまりの素晴らしさに気合いが入って、ワタシも含め、みんな絶好調でした。ワタシが偉そうに言える事ではありませんので、最大限に慎ましやかに申し上げるならば、JAMはまだ修行が全然足りない上に、そもそも何がやりたいかもほとんど解らないので(ウソ。解るんですが)、そこがとんでもなくチャーミングなのだと思います。クラブジャズファンの色っぽいお嬢様方は、リズムもフレイズもあったもんじゃなく、可愛いか可愛くないか、セクシーかセクシーじゃないかしか見ていないので(誹謗ではないです。素晴らしいドラスティズムだと思っています)、マーケット的には完璧な訳ですが。 

     大阪はバーの水準も一律高く、単に会場から近いというだけでフラッと入った「サイドバー」というバーは、バーテンさんが素晴らしく、東京の、ともすれば「何様だよあんた。フレッドアステアの末裔かね」といった無駄な品格感がなく、気さくなのに物凄く仕事のできる方で、とても良い気分にさせて頂きました。「グラスのシャンパンを1杯、あとシングルモルトの良さそうなのを」というと、正に飲みたかったペリエのが出て来て「お客さん、ご飯はこってりしたモンだったでしょ」と微笑むので「良くわかりましたね。もつ鍋をごちそうになったんです」というと、黙ってハイランドパ−クの25年を出してきまして、ワタシはウイスキー飲みではなく、どちらかといえば葡萄酒飲みですが、好事家たちがみな激賛する、今年リリースのこいつが、評判以上の傑作である事を確認しまして、結構大きな声で「うーまーい」と言ってしまいました。今年もあと僅かですが、年間グラス大賞のうち、先日のアンリ・ジローのシャンパンと並び、このハイランドパークは3指に入ると思います。本当に本当に旨かったです。

     既に漢字のフルネームを書かれてしまった(ワタシは彼女から直筆のお手紙も頂戴しており、それが本名ではない事を知っているのですが。何故ならそれは5枚綴りなのですが、3枚は小林賢太郎さんと丸の内で待ち合わせされる、その打ち合わせのメールで、そこには全く別の本名が書いてあったからです。人格分裂の症状かな?とも思ったのですが、「荘野緑子」は、別人格というより、ペンネームに近いものである事が読み取れました)荘野さんですが、ワタシもこの仕事をかれこれ30年近くやっておりまして、その間には数冊に渡る書籍が書ける程には、精神病(神経症ではありません。神経症はインテリの仮病で、精神病こそが聖なる、選ばれた存在ですね)患者の方からコンタクトが会った訳ですが、関係妄想の症状のある方の中では、荘野さんがチャンピオンです(面白さの)。 

     何故なら、ずっと繰り返していますが、荘野さんのメインターゲットがワタシではなく、小林賢太郎さんである事、それと、まったく攻撃性を持たない事、この形はワタシにとっても初めてだったので、持ち前ののほほんとした文才も相まって、メールを読むのが楽しみだったのです。

     とはいえ、コメント欄に書いた通り、著名人やそのスタッフの人名が書いてあるものは削除させて頂きます。これはまあ、しょうがないですわな。つまらぬ正気の側の措置としては(笑)。 

     荘野さんが我々に投げかけるのは、平常心と円満さ、平和的なヴァイブスが、今どれだけ宝であるかという事でしょう。今一番の哀れなクソは、正気の人間がSNSによって攻撃性、陰湿性を搾り取られている事に気がつかず、何か気の利いた事、或は、普通の平均的な事でもでもしているかの如きメンタリティで撒き散らす、偉そうで汚い言葉遣いです。まあ、普遍の話ですね。フィリップ・ド・プロカの「まぼろしの市街戦」のテーマです。 

     荘野さん以前に、ワタシを夫だと信じている方、ワタシに両親を殺害されたと信じている方、ワタシに自分の身体的な障害を侮辱され続けたと信じている方、ワタシにストーキングされていると信じている方々が沢山いまして(全員、中〜壮年の女性です)、そこそこ面白かったものの、荘野さんにはとてもかなわなかった一方、正に事実は小説より奇なり。でして、本に書いたらどんだけ面白いかという話が山ほどあるのですが(例えば、10年上の関係妄想の症状が、ある日、あるきっかけで瞬時に完治した。といった)、ラジオでも喋れませんし、ここにも書けません。ワタシが隠し事も嘘偽りも何も無く正直にすべてを提供出来るのは音楽だけです。 

     卑劣で脆弱な者共は「さすが菊地のファンには危ないのが寄って来るなwwww」等と魔女狩り、責任逃れ、自己保身的な揶揄したものですが、笑止千万。第一に、狂人も呼び寄せない芸術に何の価値がありましょうか。第二に、駅前でギターケースのチャリ銭集めのJ-POP弾き語りにさえ、狂気のファンは存在するに決まっています。彼等、彼女等は、対象を選んでいないどころか、見てもおらず、ただひたすら、100%の純粋さで、自分の事しか考えていない完成された純粋な自己愛者なので、いわば出会い頭で、何にでも関係妄想を持てるのです。 

     こうした、現実の崇高さや深淵を咀嚼する消化器官も無い、体力不足で正気の卑劣漢が、自分だけは小さな小さな安全圏に立てこもって、日夜、砂粒のようなテロリズムを繰り返しては何とか生きようとする、それがSNSの中枢で、拡大政策の一途をたどっています。彼等は、哀れな事に、SNSにそう改造されてしまったとも思っていない。元々自分がそういう人間だと思っているのです。これこそが正気(誤打ではありません)の産物です。 

     「いや、でも、SNSによる出会いもあるし」という人々に言いたいのは、ワタシが今まで出会ったほとんどの大切な人々は、90年代初頭に既に出会っているという事ですし、「いや、人間はそもそも、情報を発信したいものでしょう」という人々に言いたいのは「したいことを、したいから&してもいいからという理由で耽溺してしまう事に、何の躊躇も無いのかね君は?っていうか、個人情報(それもう、全部かっぱらわれてるけどね)以外の、情報価値のある情報、あんた何んか持ってるって言うの?すんごいねー」と言いたいです。街を歩き出せば一歩目から出会いがあります。それは狂人との出会いかもしれない。自由は、誰かにねだったり、ましてや政府が保証してくれる物ではありません。非リア充とか言ってるあまちゃん共は全員、荘野さんの爪の垢でも煎じて飲むべきでしょう。発狂も出来ないなら、諦めて外に出てご覧なさいよ。何か良い事あるよ子猫ちゃん。それではまた明日。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.12.16

    2013-12-17 10:00  
    220pt
    24

    12月16日(月曜)

     MIDORIさんのコメントが過去日記の頁で多数炸裂しており(ワタシ、過去3日分ぐらいしかチェックしないので、さっき授業後に生徒さんに聞いて知りましたが・笑)、MIDORIさんは私信も下さるので(さっきメールボックスをチェックしたら、1ヶ月ほどの累計で800通を越えていました・笑)、本名も含めた個人情報もごっそり持ってしまっていますし、コメント欄だったので一応やんわり書きましたが、実のところ、ワタシは彼女の文章の大ファンで(どう面白いか?という事を逐一書いてネタにしたいんですが、さすがにそれは)、すべてを読んでは爆笑しながら(メールのタイトルだけでもうヤバいんですよね・笑・何も変な事書いてないのですが)一日の憩いにしていたのですが、まさか公の場に現れるとは思っておらず、これまた一応、ですが削除並びに書き込み自粛のお願いを出したのですが、まあその、こうした関係妄想の方にそういった呼びかけが無力である事は承知の上での事で、昨日の分には、普通に普通のコメンテーターとして登場されているし(笑)、楽しく成りかけているのですが、他の読者の方々にお願いがあります(こちらには効力があると信じます)。ワタシのあらゆる知見とエンジョイ根性を駆使した上での判断として、MIDORIさんの書き込みの削除を止めますので、その代わり(つうのも変な話しなんですけど)ですね、皆さんMIDORIさんとは絡まないで下さい。その都度MIDORIさんは誠実にお答えする筈で、これもう、止まらなく成ります(笑・と言っても、絡む人は絡むのだけれども。ここがオトナの渋い所ですよね)。

     また、MIDORIさんだけではなく、よほどの必要性が無い限り、読者同士の交流を避けて頂きたいです。でないと、コメント欄が掲示板になります。掲示板がやりたかったらやりたい時にやりますが、今は特にやりたくありません。前日のジュンさんが解り易いと思いますが、この方は正気ですし、悪意とかがあるわけでは全くありませんが、「一言コメントを残す(スルーされる前提で)」という発想は、掲示板やSNSと同じです。
     

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