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記事 30件
  • <今日の菊地成孔>2013.10.30

    2013-10-31 07:00  
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    10月30日(水曜)

     

     本日は芸大の授業をやってから雑誌のインタビュー&撮影で、アシベ会館の中の、今は営業していない伝説のキャバレーで(アシベ会館はロッテ会館みたいな多目的会館で、ライブハウスは今も轟音で営業中です。ラーメン次郎のユーザーの方にはおなじみの場所でしょう)ご覧のルック、つまりデニム以外昨日と全く同じ服で(笑)アルトサックス持って撮影したんですが、何とその媒体、パン屋さんで、食パンの次にバゲットと共に位置している、所謂調理されていない、クで始まってサンで終わるという、あの、家庭用雑誌というか何と言うか、あの雑誌でですね、インタビュー中ずっと思っていたのは「この雑誌に出るなら、人物紹介じゃなくて、今だったら<有名人のダイエット>でしょ」という事ですね。あれなら表紙に比較写真が出るし(笑)。
     

     という夢の企画は残しておくとして、やはりオレなりにやったなと思うのはあの「クロワッサン」に(書いちゃったよ・笑)「DyyPRIDE」のTシャツと「neff(ボード屋さん)」のキャップで出たという事ですね。アンダーグラウンド・ラッパー(てか友達ですけど)のTとボーダーのキャップとアメリカン・セルマーのアルトサックスって、それってス単にティーブコールマンじゃねえかと思う訳ですが(笑)、実際スティーブコールマンの曲をやってますし(ソロライブで)、ここんとこYouTubeはドルフィーかスティーブコールマンしか見ていないので、仕方が無いじゃないかといった感じでしょうか。「オーリー」読んでエイサップロッキーの服をチェックして、YouTubeでドルフィーとスティーブコールマンばっか見てる。ちゅうのが50歳のワタシで、いやあ想像だにしていなかったですね。20歳の時は。50になったらメンズクラブ読んでバーバリーとかを買って、マイルスのレコードを大人買い(当時はその言葉無かったですけど)しているか、或は刑務所か精神病院に入っていると思っていました。
     

     とまあ、芸大からアシベ会館という振幅はなかなか大きく、どちらも非常に楽しい訳ですが、やっぱ有名人ダイエット企画で出たかったですね〜(笑)。一般紙にワタシのインタビュー載せたって大して良い事無いと思うんですよね。みんな生きるのに大変で、人の人生や仕事ぶりなんてどうだって良いでしょうに。それよりワタシのダイエットは苦しい思い一切しないですし、50歳の体力に沿ってプログラムされてますし、結果もちゃんと出ますし、特別に金も時間もかかりません。更に、ちょっと疲れちゃったり硬化しちゃったりしたら整体の自己癒気で緩める事も出来るというね。こっちのが情報として遥かに有益じゃないかと。こっちで商売やろうかなあ。あう人あう人に「ラジオ整体、毎週やってください」と言われます。一般語として「整体」と言っていますが、正しくは内気功による癒気です。ワタシの整体の先生は片山洋二郎といって、著作家としても多作ですので是非読んでみてください。
     

     はやばやと3デイズの大友っちの日が売り切れてしまいました。ここで言う「売り切れ」はピットインで200枚の事です。店長のカンちゃんに「230入れちゃえよ。来年はもうあまちゃん特需ねえぞ(笑)。酸欠で倒れても絶対クレーム来ない。あまちゃんが好きな人は優しいから」とメールしたら「うう。気持ちは250だけど、それは出来ない(笑)」という殊勝な返事が来ました。あすこに250入れたら消防法違反である以前に、何人かは音楽の内容と無関係に倒れますね、特に今だったら(日本人の若い人の体力と忍耐力がかなり下がっているので)。これは勿論ディスではありませんが、去年までは「うわあ、大友っちの日だけソールドアウトにならねえよー、どうする?」「しょうがないじゃんプロジェクト福島を優先しようよ。みんなあっちに行くんだよピットインじゃなくて」といった会話がなされていたというのに。 

     200のうち80は初めてピットインに来る方、40は菊地成孔の演奏を初めて聴く方、20は、大友良英の(あまちゃん。以外の)演奏さえ初めて聴く方、だと思われます。この最後の20に標準を合わせて、ここ10年近く毎年やって来たアレ(ロングトーンだけが2分間位続くとか、調性のない、静かなノイズのボサノバとか)をやりたいと思いますぞ。それが現代音楽の使命ですよ。 

     あとの二日も、あと15枚とかそのぐらいだそうで、毎年の事ではあるのですが、当日フラッと来ても入れますよ的な世界ではなさそうなので、「どうしよっかな。いこっかな。あああ」といった状態の方は思い切って喉に指を突っ込んで吐いてしまうのが良かれと思われます。要するに後悔は絶対にさせません。DCPRGは東京、大阪共にまだチケットあります。「新曲あるって?本当かよ」的な反応を頂戴しておりますが、そして新曲を書いている張本人が言う事ではありませんが、そういう問題ではないです。3時間まるまる1曲でも、100回聴いた曲4曲だけでも、全曲新曲でもDCPRGはDCPRGですよ。経験するかしないか、それだけです。美術館の絵とかと同じですよ。 

     まあ、お気持ちというか、状態は良くわかります。お金は1円残らず有効に使いたいですよね。ワタシだってスティーブコールマンのCDやエリックドルフィーのアルバムをどんどん買って行く事はないです(まあ「どっちも、ほとんど持ってるから」ですけど、それでもね)。

     でももし、あなたの身体や精神が浄化を欲しているならば、ですが、ワタシのライブに来るのが一番手っ取り早いです。というか、何度かコチラにも書きましたが、他の方はどうか知らねど、少なくともワタシに関しては、ライブ見て頂ければ一瞬で総てが解りますし、根底からの浄化がありますよ。たまに逆の人もいるの。アルバムずっと聴いて、ワクワクしていざライブに行ったらがっくししたとか、何も感じなかったとか、かえって距離感でちゃった。とか。少なくともワタシそっちではないので。それがジャズ、それがヒップホップですよ。それはお約束します。ではまた明日。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.29

    2013-10-30 10:00  
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    10月29日(火曜) 

     今日もペペのレコーディングで林正子さんが来ました。このアルバムには林さん、OMSB、DyyPRIDE、ICIも参加します。「ドミュニストの誕生」(既にご予約頂いている皆様。あーりがとうございます!!5000行ったら公約は果たしますよ。っていうか、先ずは「なんだこれ!何が書いてあんだ!!」とか思うのが先ですね・笑)もヤバいですが、「戦前と戦後」も、レコーディングが進む度にヤバさを増してますよ!ヤバいつっても、相当ハイブラウなヤバさですけどね(笑・一見、まったくヤバくないかも知れない)。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.29

    2013-10-29 10:00  
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    10月28日(月曜) げーしまった!!昨日の本文を長沼に送るの忘れた!!これ、昨日の当欄に載る予定だった物です↓ (*送り忘れ)10月27日(日曜) 10月も最終コーナーを回りまして夕方5時過ぎると暗いですが、今日は昼過ぎから伊藤ゴローさんとトークイベント(地道に5年目!!「カレンデュラ」より前にやっていたんですね。やっている最中に「今度一緒にアルバムを作る事になりました」と報告したのを覚えています)で、終わってもまだ青山の昼過ぎ、という、もうもうカフェ感満点の世界ですね。アイドルやアニソンと並ぶ、日本のマジョリティと言っても良いでしょう。このイベント、まあ無料という事もありますが、「今年は少なかったな」とかいった年がまったくありません。5年間毎回パンパンですね。 まあ、老いも、そして若きも、疲れておるのでしょう。癒されたい。非常に良くわかります。ただ、ほとんど5年間毎回おなじ事を申し上げておりますが、少なくとも「ゲッジル」に関しては、癒しなどとんでもない、苛烈で激痛な現場で製作された物です。この地獄を知って(向き合って)ボサノバをやる者と、知らずに、或は知っていても無き事としてボサノバをやる者には大変な差があります。伊藤ゴローさんの凄みというか、太さというかそういった物は、前者であり、そしてエコや癒しに特に興味が無い。という都市音楽の側の人間だからだと思いますね。 ミュージックポリティークで言うと、ボサノバはエコとマーケットを共有している一種の提携関係ですから、本当に強さを持つブラジル音楽ラヴァーは、程度の高低こそあれ、エコに対してダブルクロス性を持つ訳で、例えば昨晩の濱瀬先生など「エコなんて左翼の変種だ」と一刀両断で、その上での、あの選曲と移入の素晴らしさなのですね。 以下、大意というかうろ覚えになるので、無礼なきよう気をつけて書きますが、直角さんという大変な才人が、「よくカフェで流れてるJ-POPのボサノバカヴァーを、コンピで1曲だけ歌うことになった歌手志望の女性」を描いた小説が大変にリアルだと評判ですが(未読)、内容を聞いているだけでエッジ間が伝わります。実際にAKBのボサノバカヴァーを作って、テレビ/ラジオ局の局アナさんに歌わせた(ワタシが歌わせた訳ではなく、番組からのーー遠巻きのーー要請ですが)事があるワタシが言っているのだから間違いない。この作品も明らかに(あくまでポリティークで言えば)反エコですね。 ワタシも、俄の、というか、汎用エコを生活思想や感受性の中枢に於いてる人々には自分の小便でも飲んでろと思っている方ですが、ハードコアな、というか、等身大のエコロジーは素晴らしい訳で、曲走するとホスピタリティだけの甘噛み柔らか世界を呼び込みます(「草食」とか「文科系」とも違うんですよね~)。全員が全員に向けて相互的に、つまり総合的にホスピタリティを求め、提供しあう社会は、今ここで乱暴に「病院社会」という事が出来ます。丘の上に大病院と金持ちの家があって、路上にはゲットーと市場があって、裏路地には屠殺場がある。というのは健全な格差社会であって、長らく「1億総中流」なんちゃって、これだけ格差があってもまだ、人口の(菊地妄想試算で)40%ぐらいが、世界は悪のイメージとして無格差を抱いている状況の中、思い切ってゲロを吐く様にして、日本も格差社会なのだと、イメージごとインストールするか(これが完了したら、我が国に蔓延する呪いやイライラの類いは根絶とは言いませんがーー別根拠もあるので、別根拠というか純根拠というかーー半減以下になると思います)、アベノミクスの夢を見るかの二者択一ですね今は。 アベノミクスとやらが(どう考えても俗語であって、しかも本来は、完遂してからの徒名ーーレーガノミクスのようにーーであるべき物ですコレは)空想しうる最高の形で完遂したとします。その暁にはブラジル音楽と汎用エコは手を切るでしょう。ワタシが「格差社会を前提とした平等と平和」を旨とした思想家である事はご贔屓筋にはご理解頂けていると思います。厳格に言えば、妄想と現実の間にさえ人種差別と同じ様な差別があります。「格差や差別が無い、から平等だ」というのは、立派な永久歯がぎっしり生えているのにシフォンケーキしか喰わないと言っているに等しい。擬似貴族であり、擬似小児です。ワタシは寺山修司に関しては不勉強ですが「トマトケチャップ皇帝」は(皇帝が「大人の女を抱ける」という一点以外は)非常に鋭いと思っています。携帯電話すら無い時代にあれをやった。 しかし「格差社会を前提とした平等と平和」と立場はなかなか孤独かつ困難です(ですから喜びも大きい訳ですが)。無差別と自由を獲得する為に、格差という大変な不自由の中に遊びに行かないといけない(笑・来週辺りは契約書にサインをし、来月半ばにはマスコミ正式発表となります)。しかも多重人格やコスプレに代表される、外装→実質の遊戯的な変換。という方法は使えないのです。ワタシは伊藤ゴローさんに自分と同じヴァイブスを感じます。ゴローさんが立脚するマーケット(ボサノバ)が、ワタシが立脚するマーケット(ジャズ)の1000倍ぐらい大きいだけです。 腹のほうは、まあ、最短の目的地だった昨日のイベントまでで斯様な状態。横ばいですね。しばらく運動と食事制限を続けますが、スタート時と並べておきましょう。顔も(顔は腹に比べるとそんなに変移が無いんですよね)。 明日からペペの歌入れとなりますが、アルバムリリース予定は来年ですので、近視眼的に言うと3デイズですね。お陰さまで恒例行事である事の強味で3日とも残席僅少となっております(今週一杯ぐらいですかね)。とはいえ大友っちの日は(去年まで、最後まで売れ残る日だったのに・笑)もうあと20ぐらいで売り止めるので「どっしよっかな」的な方はお急ぎください!「あまちゃん」の曲は、ツイストしたアレンジとかですらやりませんが(こんな事をアナウンスする日が来るとは・笑)。 ソロの日は、OMSBの代打でSIMI LABのUSOWAが来るので、ラッパーはJUMA&USOWAという激シブですが、USOWA(ビートメーカーとしてもラッパーとしても、女子モテするナンパかつダークな風合いがあり、もともと大ファンだったんですが)には「OMSBの代打みたいになっちゃってわりー」的なメールを出したら、10分以内に「代打でホームランをかっ飛ばします」という返事が来たので、PCの前で血がたぎりました。ドラムスは我らが田中ちゃんからジャズトロニック等々で、特にクラブミュージック(まあ、死語になりつつありますが)好きの方にはお馴染みの天倉正敬さんです。新曲もフリースタイル&インプロビゼーションも、スパンクスのカヴァーも増えますのでお楽しみに。 DCPRGの大阪→東京は、ナニゲに大阪発であるという所に胆がある訳ですが、現在新曲を書いている最中です。ペペのアルバムの次はDCPRGにするかソロにするかで迷っています。贅沢な悩みですよ。夜電波は(おそらく)オクラが2つ出ます(笑)。 ジャズドミュニスターズは正式発売日11月6日をもって一斉に動画サイトのアップを落とします。これはまあゼロ円ファン/ゼロ円論壇対策でもあると同時に、PVが出来るので(「DRIVE」と「XXL」)そっちにパブリックイメージを差し替えようというフレッシュネスバーガー提供でもありますね。あと10日ぐらいですからガンガン聴いて下さい。当ブロマガも1周年を迎え、がっつり仕切り直そうと思っています。ゼロ円消費者という現象へのアンサーとしてゼロ円購読だけでも減らそうという意図ではじめた当メルマガですが、1年やっていろいろな事が解って来ました。 そういうことですそういうことです、つまりワタシは、自分の活動総体の中にあらゆる格差や差別を(けっこう図式的なまでに)構造化させているわけですね。生きるのがキツい方。平等を前提にしているからですよ。「平等なんてあるわけねえじゃん。解ってるよそんなの!」といって感情が少しでも動く人は全員、奥底で平等を前提化しています。止めてしまえば良い。誰かに操られている。平等だし責任は無いと。そうです(笑)PCとインターネットですね(笑←また出たー!!この発言を「バカ」とスマホで入力&アップ)。 <PCもスマホモ持てないほどの貧困>がこの国に訪れれば良いのに。でも無いですよそれは。国民の1/3が餓死しようと、政府はPCとスマホを無料でバラまくでしょう。風に舞うフライヤーの束の様に。餓死寸前の人も「腹が減った」と呟ける平等な社会。血がたぎりますなあ。それではまた明日。の「明日」である今日は10/28(月) 

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.27

    2013-10-28 10:00  
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    10月27日(日)
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.26

    2013-10-27 10:00  
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    10月26日(土曜)
     

     モダンジャズ・ディスコティーク当日でした。ハロウィン(二丁目はご覧の通りです)にも、台風情報(結局関東には被害無し=明日の夜電波は無し。ヘタすると来週もなし)にも負けず、3でイズにも負けずにいらっしゃった、リアルガチ(©出川哲朗)モダンジャズディスコティークラヴァーの皆様、有り難うございました。ゴールド会員さんと看做しております。
     

     いやあ詳しい内容には触れられないんですが、ゴ−ルド会員の皆様へ。濱瀬先生のプレイリストは当欄ではなく、「第三インター」にのみアップしますんで、そちらをご覧下さい。まあ、ふふふふふ。ワタシはCD-R貰いましたけどね。終わった後、は師曰く「いやあ、あれだって氷山の一角なんだよ〜。キリないねDJって」。DJとしてはパイセンですので「そうだよ濱瀬くんキミ〜」と言っておきました(まさか信じないよね?)。
     

     菊地DJはかーなーりー珍しくDCPRGとジャズドミュニスターズを途中でメインにプレイしまくり、つまりワタシは基本的に自分作品はあまりプレイしないんですが、今回はどかーんと使い倒しまして、というのは、クラブ用のラージで再生する事が少なく(出来上がってからは、製作中は何度もラージでチェックしますが、楽しんでいる感じではないので)、こないだひょんな事から試しにラージで再生したら「思っていたより遥かにすげく良いじゃん。DJの時に使えるわ」と、今更ながら思ったんですね(DCPRGはライブのイメージがあるんで、アルバムがDJに使えるというコンセプト自体が無かったですね)。なんか「悪く言われると、悪くないのに悪いと思っちゃう」という現象を「アホか(笑)」と思って見ていたんですが、インパルス!の二枚は超絶カッチョ良いですね。中山先生と松尾先生にヤラれてしまいました(笑)。あれを貶すなんて、つまらない自尊心に追いつめられ過ぎね可哀想に(笑)。これからはいままで以上に批評に耳を貸さないようにします。批評は重要ですが、「愛のある、音楽家を伸ばす為の批評」っていうのは、昔は結構あったんですが、今はもう無いです。若い人はみんなエゴサーチで自信を失い、恐怖に負けてしまい、自滅してしまいます。絵に描いたような共倒れですよ。「みんなでダメになろう」。こっわー。

     最近DCPRGって高見元Pのセンスで野音でばっかやってますが、野音って基本的にロック場、つまり、客の使用可能面積がかなり狭いので、ロック=日本人にすげく向いてるけれども、ダンス場ではないですよね。次のリキッドと大阪はダンス場で踊り倒せるので、その点だけでもかなり良いと思いますね。PVにある通り、新曲そして新サポートメンバーが生じまして、こーれーがー小田朋美さんです。「ポップアナリーゼ」を観ると出てきますよ!「鷹の爪の吉田君にそっくり」と言われている人です。PVにある通り、新曲もやっちゃいますし、そろそろ「ヘイジョー」「ホーチミン市のミラーボール」「構造5」に着手する時かもしれないですね(しないかもしんないけど)。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.25

    2013-10-25 22:00  
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    10月25日(金曜)  あの、コメント欄についてですが、昨日の記述は、遠回しにあんまり書くなと牽制したとか、そういうのではないですよ(笑)。腹の写真から一気にドカんとなったんで(笑)、やはり腹出しは親しみがわくのかなと(笑)、本気で思った、という次第です。コメント欄は、日記の記述に関する事であれば基本的にお答えしますんでヨロシクお願いします(まあ「基本的に」ですから、忙しい時とか、単に見落としてしまったとか、様々な理由でアンサー無い場合もあるかと思いますが、他意は一切ありませんので無用に敏感になられる必要はありませんぞ)。ワタシむかしモロッコに行った時、レストランで女給全員がベリーダンサーの格好してたんですが、異様に親しくて(向こうが・笑)、水運んで来るだけで半ば抱きついて来るので、あの、世界中で誰とでも親しく成る高見元Pが引いていた、というのがまだ記憶に鮮やかです。あのとき正月をモロッコで過ごしたんだよなあ。
     

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.24

    2013-10-25 09:00  
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    10月24日(木曜)  日本語の慣用表現に(英語だと何というのだろうか)「腹を割って話す」というのがありますし、コンラートロレンツその他の動物行動学者によれば、相手に腹を見せるのはバトルのギブアップもしくは群れに入る事を意味すると言いますが、腹の写真を載せてからというもの、コメント欄が大変な数になっておりまして(笑)、「え?そういう事だったの!!」と驚きを隠せない菊地ですが、そういえばAKBの皆さんもよく腹をお出しに成りますし、裸の大将しかり。 と、昨日はちょっと疲れたので運動量をちと減らしたので腹の動きも停滞していますが、とにかくもう気圧から何から大変なことになっており、体調が訳解らなく成っておりまして(悪い。とかではなく、混乱している感じですね。体調が)、整体とダイエットというリズムによって何とかグルーヴが出しています。一番良いのは、本当はツアーなんですね。毎晩同じメンバーで移動して

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.23

    2013-10-24 12:00  
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    10月23日(水曜)  遅い夏休み明けで芸大に復帰しまして、最初5人ぐらいしか生徒がいなかったんで、「国立の悲劇を繰り返してしまった、、、、」と悦に入っていたのですが(ダメだろ悦は・笑)、始まると30人ぐらいになったんでうおおおおお、と微妙感によろめきつつ授業を終え(内容は濃いですよ。どっか書籍にしないかなあ。録音してないんで無理だけれども)、美学校に移動し、それからTBS入りして、「粋な夜電波」を2本録り(初めての経験)し、それから荻上チキさんの番組に出ました。 2本録りしたのは、御存知台風そして野球の不確定性にぶんぶん振り回されているせいでして、もうすっかりシフトについて解らなく成っているのですが、今日録音した2本は、最悪2本とも(番組史上初の)オクラになるそうで、最善だと2本共にオンエアになるそうです。もしオクラになったらどんな事をやったか克明に書きますが、2つともかなりイレギュラーなモノです(せっかくの機会だしね)。 

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.22

    2013-10-23 10:00  
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    10月22日(火曜) 今日はテレビ番組の収録でYMOについて語り、例によってテレビですから大した話しはしていません。というか、前回の夜電波で「ヒップホップはジャズの孫」ちゅう、3年ぐらい前からいろんなメディアでウザいぐらいしてきた話しを、ちらーっとだけしたんですが、「凄い話題になってますよ」と言われ「えええええ!?とっくの昔から言ってんじゃん。っていうか、番組で前にその特集したんだけどな。話題って、誰に?」と言ったら「ツィッターです」と言われたので、ツィッターというのは、情報収集が早く確実な人々のやる事ではないのかね?何も知らない人と記憶喪失の人の集まりではあるまいね?」と困惑顔で返答した瞬間、「<ゴッチ式>は自重だけではない。ゴッチストーンがある」という、本当に素晴らしい、そして素早い反応をメールで頂戴し感動している菊地です(以下、ヒソヒソ声で→なんか、今まで書いたり喋ったりして来た事、全部また、何回でも使えっかもね!!うひー永遠リサイクリング!!)が、昨日は腹筋運動も始まり、夕食からは炭水化物も抜いたので、まあ筋肉が締まり始め、脂が落ち始め、過程としてはプレートというか、写真で見る限り何も変わらないですね。ゴッチ式は自重だけではない!ゴッチストーンがある!! 

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  • <今日の菊地成孔>2013.10.21

    2013-10-22 10:00  
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    10月21日(月曜)  今日はヌメロのウエブの方の連載の、伊藤先生との対談収録でしたが、アルタの隣にあるボワと言う古い喫茶店で行われて、終わってすぐに西武線のペペに行きました。ビギナーの方に未だに香水の銘柄を聴かれるんですが、テュエリーミュグレーの「エンジェル」です。 非常に評価が高く、パリに行ったら空港だデパートだモールだと、それこそセブンスターみたいにどこでも売ってる名作ですが、何故か日本では扱っている店舗がほとんどなく、新宿ではペペの3階にあるパルフィが唯一なので、もうここのお姉さんとはすっかり仲良しでして、そのうちワタシがテレビ出たりすると「ああいう時もエンジェル付けてるんですか?何か凄い嬉しいですー確認出来ないですけどー」とかいって良い調子だったんですが、まあよくある話で、本日勢い込んで行ってみたら館内が改装されて奇麗になってまして、げーパルフィなくなっちゃった?と思ったら、あった、あったんですが、知らないお姉さんが立ってまして、まあ結果は予想通りで、そもそもの資本と業者がチェンジしたんでエンジェルは扱わなく成ったとのこと、何か総ての事情でも知っているかの様な感じで(知るわけないんですが)、物凄く申し訳なさそうになさっていましたが、ミュグレー自体の知名度が日本ではどうしてもねえ、プレタのショーもやってるんですが、ほとんど紹介すらされないですよね。 こういうご時世ですからネットで買えば良いんですがやはり店舗で買いたいですね香水屋さん行きたいですよ。という訳でしばらく探してみますし、もし御存知の方がいらっしゃいましたらコメント欄にてご教示くださると嬉しいです。時代は変わりますね。 

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