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  • <ビュロ菊だより>No.74「JD(誕生日)→人間ドック→ペペ十周年+」

    2015-06-24 01:00  
    220pt

     タイトルはマンマ(イタリアで母親の事)でありまして、誕生日にJAZZDOMMUNISTERSのライブがあり、その一週間後にペペトルメントアスカラールの十周年記念コンサートが2日連続であり、その間に人間ドック(日帰り=逆にハード)があった。という事です。

     

     なかなか難しいかもしれませんけれども、ワタシに移入して頂きたい。「健康に大変な自信があって、まだ年齢も若く、落命するような病気に蝕まれる可能性も殆どなく、友人知人も全員元気で、日頃から健康に気を使った生活をしており、つまり人間ドックなんて、どうせ何も出ないに決まっているのだが、一応、毎年の習慣、というか、代表取締役としての、職業的なハフトゥーゴーとして面倒くせえけど行くしかねえか」という様な事でしたら、相当気が楽か、そもそも予約をキャンセルしていたでしょう。

     

     今となってはどういう順番かも憶えていませんが、とにかくこういう並びになりまして、心気症(自分が重篤な病気にかかっていると信じ込む神経症の症状)の患者だったら、誕生日のライブが人生最後のライブに成るのだと決めつけ、あらゆるシミュレーションをして上で、嘆き悲しむか、覚悟を決めるか、余りに症状が酷い場合は、10周年ライブの後に尊厳死とばかりに自殺し、死後「あのコンサートは自らの死を覚悟した上で臨んだ」かなんかで、まるで故・松田優作氏のブラックレインみたいな事に成るのだ、と、ヒロイックに絶望し、陶然としていたでしょう。

     

     ワタシは幸いにして、そもそも心気症の患者ではありませんが(大槻ケンヂさんのお父上は重症の心気症で、毎日かかりつけの医者に行って、自分は胃がんではないかと聞くのが日課だったので、業を煮やした医師が「あんたは胃がんじゃないがノイローゼだ」と言った。という有名のエピソードがありますが)やはりこの歳になり、同世代や年長なら兎も角、年下の友人までが無くなったり大病したりするのを目の当たりにすると、「まあ、いつ何が出てもおかしくねえよな」と思うばかりですが、特に健康に気を使っている訳でもなく、シンプリーアイセイ、好きなように生きているので、特に何もしていません。

     

     ただワタシは「<健康に気を使う=病気に成らないように生きる>という確実な方法を人類は実のところ一切知らない」と考えていますし(予防医学の権威が友人におりまして、酒席でその話をすると、怒られると思いきや「まあ、、、、そうなんだよな」と言われて「良いのかよそれオレじゃなくてお前が言うの」と突っ込んでいます)、絶対に間違いないのは、ワタシも含め、総ての人類は最後には死ぬので、要するにワタシは安く見積もってもかなりの運命論者だと言う事が出来、人間ドックが好きなのは(いま「え?好きなの(笑)」と思った方もいらっしゃるでしょうが)、占いが好きな女性と同じで、自分の現在の状態。というものをかなりの精度で目視出来る。という事に尽きる訳ですが、まあそれにしてもですな、年がら年中休み無く名盤を製作しながら、名ステージを繰り広げ、名講義を毎日のように行うという日々の務めを欠かさない上に、引退寸前の保安官にホールドアップされたり、業務上の(音楽上の、ではありまえん。エグゼクティヴとして)トラブルが絶えなかったり、サプライズもいっぱい。と、我ながら随分とジャジー(馬鹿騒ぎ)な暮らしだなと思うばかり。

     

     もしドックで何か出たら、それが神からのレストの合図だと思う事にしよう。と毎年思っているのですが、どうやら神はワタシにまだまだやれと仰っているご様子で、今年は、過去6年間(現在の病院に定めてから。それ以前は別の医院で人間ドックを受けていました)の中でも最も良い数値と、最も綺麗な写真(内視鏡というのはあれはスパイの道具ですな。どんなに過酷な環境の中でもバンバン鮮明な写真が撮れます。これからは、セルフ内視鏡写真という究極の自撮りがインスタグラムを席巻するでしょう。可愛い男の子の直腸の中を、独特のテクニックを使ってすげえ可愛く撮る!!「小胃袋効果」!!「S字結腸を利用したアヒル口」!!!)が撮れました。

     

     とはいえ今の所は脳のMRIの結果待ちと、これは人によっては恐ろしいと感じる方もいらっしゃるでしょうが、今回ワタクシ、初のオプション検査として「若年性のアルツハイマーに罹患するかどうかの可能性チェック」を2万数千円盛って行いまして、これの結果もすぐには出ません。これは「アリスのままで」という、若年性アルツハイマーを扱った映画を見まして、いやあオレとか一番成りそう(母親=産みの方。もそうだし→若年性じゃないけど)。もしなったら(以下、ご親族に患者がおられる方には不謹慎の誹りは免れませんが、「御親族に患者がおられる方」にはワタシも含まれるのは直前記した通りです)なんというか、あくまでワタシ自身が思う、ワタシ自身にとって、ですが、一番それらしい感じかも。とか思ってしまい、回りはワタシをどう扱うのだろうか、恐らく最初に気がつくのは大谷君だろうな。とか想像しているうちにオプション料金を支払っていました。この結果も包み隠さずご報告致します。

     

     と、一読するに辛気くさくも思える段落を作ってしまいましたが、全然そんな事はなく、不謹慎だから記していないだけで、笑いながら書いています(笑)。

     

     というか、そんな事は、本当にどうでも良い事で、ワタシの人生は演奏が出来れば、演奏を聴いて下さればそれで良い訳です。今回も御陰さまで両日とも満席頂戴し、感謝に絶えません。ステージでも申し上げましたが、あの規模の、非常にコスパの悪いオーケストラを、モダンアートの方々や、なんだか知らないが企業や自治体や何らかのアソシエーションみたいなものからスポンサードを受けておられる商業音楽の方々と違い、皆様からの木戸銭だけで維持して来られたのも、皆様と我々の共闘関係が勝利し続けているという事であり、その事実を誇りに思います。そしてその事をありありと実感出来るのは実際に会場に来て頂くのが最も確実である。という事であります。今回の2日間の中で、個人的なピークは、クラーベを導入し、中南米テイストで下部構造を改築した「行列」でした。クラーベを叩きながら、久しぶりで演奏中に実際のヒーラー/エクソシストになってトランスするかな。と思った瞬間が何度もありました。

     

     今後も演奏し続け、そして、二次元で無料で得られる物だけで満足できると思ったが最後、ワタシの事などビタ一文も解らない遥か以前に、待っているのは、得意満面で妄言を吐きながら精神と肉体の餓死を待つしか無いという真実に対する警句を記し続ける所存であります。

     

     とはいえ、えー、コホン。遠方にてなかなかライブに来られない。という方の為に初のDVD作品を出しましたので、えー、コホン。お買い上げ頂けると幸いです。それでもまだ、あれですら記録媒体に過ぎませんが、ワタシのオブセッションである「映画」に、より近づける様にディレクションしています。会場に来たファンの方に、握手とサインをくっつけて売りつける、中身薄なファングッズなど作るぐらいなら、明日からアルツハイマーになるほうが、ワタシにとって遥かに豊かで誠実な人生でしょう。

     

     月末は大阪と京都に伺い、特に京都では、前回のアートイベントは余りにファンミーティング化し、京都が嫌いになりかけてしまいましたので、今回は、最前列のマダム達が全員寝ようと、聴講者全員が途中退場しようと、ガチンガチンのレクチャーをがっつり行います。

     

     その為に日帰りの予定を返上し、レクチャーの時間を延ばして頂く様、ワタシ自身から申請させて頂きました。本当に音楽の、特にリズムの事を知りたい人は、世界中にいる筈です。最前列席取りのマダムは、そういう人々に席を譲るか、あるいは聴講自体をキャンセルし、今からキャンセル席を増産して下さい。もしワタシを愛しておられるとおっしゃるなら。話も聞かずに最前列でウットリされるよりも、そうして頂いた方がワタシは愛されていると実感します。木戸銭主義というのは、金さえ取れればそれでよしとする、ドラスティックなアイドル商売ではありません。客筋を落とさず、つまりメゾンのブランドカラーを誇りを持って守るという事です。ライブはいくらでもあります(既にやりすぎだと言われています・笑)。

     

     来月はdCprGのツアー、再来月はソロライブとなります。会場でお会いしましょう。今の日本人は、自分でも理由が解らないまま呪い合っています。呪われるのも辛いが、呪うのは遥かに辛く、それが証拠に、実感としては辛さはそんなになく、むしろ没頭してしまう。呪いから自分を切り離しましょう。何も難しい事は無い。料金を支払って会場に来て、リズムとサウンドと一体化して体を動かせば良いのです。これは人類史上、最も古い祓呪や去呪の作法なのです。 

     

     いつ行っても気が思い着替え部屋。一日ドックは早朝8時入りで、要するに寝る時間である。導入剤を使って数時間の仮眠を取り、病院へ。

     オプション群。何と見えない政治的な闘争がデザインに現れまくっている。文中にあるように、若年性のアルツハイマー(この広告にはなく、医師から口頭で勧められた)チェッカーを足す。

     古くからのご贔屓にはおなじみの入り口。内視鏡操作では東京でも5指に入るそうで、その先生が筆者のファン(笑)。今回は「綺麗なもんだよー。まだまだやれるよー。TABOOレーベル」と言われた(苦笑)。

     着替えました。ここから全行程9時間、ハワイまでのフライトとほぼ同じ。「人間ドック付きフライト」があれば良いのに、というか、実際、病因自体が機内みたいに思えて来る(患者を飽きさせない為に「オーションズ11」とか「MI 2」とかを院内のモニターにエンドレスでローリングしているので)

     筆者の長年にわたる声枯れの原因が、何と咽頭系ではなく(胃部内視鏡で、鼻孔以下、声帯近くから食道直前までつぶさに見た結果、何も無かった)、何と「逆流性食道炎」による、胃散の逆流が声帯周辺を非している事が解った。要するに「声がかれる程飲み過ぎ、喰い過ぎ」ていたのである(苦笑)

     症状の一つに上げられている。他の症状は少ないのだが、喉狙いに来ているのだ。自分の胃酸が(苦笑)。

     こんなに酷くはないんですけどね。声が枯れる程度。というのも、良くわからないが(笑)。

      という訳で、採血もレントゲンも視聴覚検査も終わり(高域の難聴は更に悪くなっていた)MRIは東部も腹部も終わり、胃部内視鏡検査の結果、ポリープひとつない、ピロリ菌一匹もいないツルッツルの胃であることが解ったが、いよいよコッチになる。

     今年最大の衝撃。腸管洗浄剤(下剤)の名前が「ムーベン」でなくなったこと(笑)。なんだ「ニフレック」って(笑)。

     ここから、腸内がからっからになるまで、4時間かけて下剤を飲み続ける。もう冗談じゃなく、海外旅行中の機内と思わないとやってられない。

    まず、30分かけて一杯。

     トイレには10回ぐらい行って、最終的に、飲んだ下剤がソックリそのまま出るまで続ける。ある意味完全なデトックスであり、流行のファスティング(食抜きダイエット)でもあるのだが、筆者がどちらも信用しないのは、毎年コレをやっても毒が抜けてスッキリした気にも、代謝が変わって体の作りが変わった事も無いからである。

    いつも寝る前に見る「スッキリ」。テリー伊藤引退後は苦しい。そして下剤を飲み続けるオレも苦しい。頑張れ加藤浩次と菊地成孔。



     

     と、実際の検査の写真等取れる訳も無く、総て終わって、今、とんかつ屋でほっとしているところ。とんかつ屋はドックを受けるとチケットをくれる。以下有料世界へ。

     

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  • 「記憶喪失学」「ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ」原画販売に関しまして

    2015-06-23 08:00  
    平素よりよ菊地成孔へのご声援、誠にありがとうございます。
    菊地成孔のマネージャーをしております、株式会社ビュロー菊地の長沼裕之と申します。 
    先日の菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール結成10周年記念会場で展示させていただきました、原画二点の販売方法に関しまして、お知らせさせていただきます。 

     

    原画は、「記憶喪失学」「ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ」それぞれ別売りです。 

    販売方法は入札形式の競売となります。それぞれの最低入札価格は、

    「記憶喪失学」が20万円

    「ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ」が50万円

    (ともに税別) 

    です。

     

     

    入札期間は、7月1日午前10時から7月8日の午前10時までの1週間とさせていただきます。

     

    絵の搬送はビュロー菊地が責任を持ってお届けいたします(ご指定・ご希望の場所まで弊社の車で搬送いた

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  • <ビュロ菊だより>No.73「続・ペペ・トルメント・アスカラールからのお知らせ(公演情報)」

    2015-06-18 08:00  

    *曲順バレ注意。事前にセットリストを知りたくない」という方は、(2)までスクロールして下さい。                  (1)禁断のセットリスト事前発表   「両日とも行きたいのだけれど、お金がない。そしてどうしても○○丸が聴きたい。○○○は両日とも演奏しますか?するとしたらどっちですか?」等々、といった切実なお声を頂戴しておりますので、こうした事は一般的には御法度なのですが、20日(インストオンリー)21日(ソングブック)のセットリストを曲順不同で一括掲載致します。   以下、「事前に知りたくない」というかたはスクロール願います。     <20日(インストオンリー)>  (曲順不同)  即興京マチ子の夜バターフィールド8はなればなれにアルファヴィル8 1/2孔雀嵐が丘キリングタイム孔雀儀式ルペベレスの葬儀  +アンコール    <21日(ソングブックwithゲスト)>  

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  • <ビュロ菊だより>No.72「ペペ・トルメント・アスカラールからのお知らせ+」

    2015-06-16 07:30  
    220pt

    「DJ? No, JD」ことJAZZ DOMMUNISTERSのライブにお越し頂きまして有り難うございました。お陰さまで満員御礼。何度も申し上げているのでもう言うのも飽き飽きなのですが、ネットの中のただ見、ただ読みできる、ネットの世界の中の住人としてのワタシは、第一には試供品に過ぎませんし、第二に過去の人ですし、第三に、どんなものも、PCや携帯で二次的に読み直す物は(元々、PCや携帯に向けて作られた物は別)芯が抜けているので、結局どんなもんでも二次元平板還元されたものっちゅうのには最後にはイライラさせられるだけなので、ライブに来ない限り、ワタシの事はビタ一文何も解りません。

     

     それは、最も美しく言うならば、砂漠で星座の蠍を見るのと、砂漠で実際に蠍が服の中に入って来る違いの様な物です。文句言うなら実際に見てから言いなよファック恋い焦がれるなら実際に見てから濡れなよファック俺たちゃ映画スターやラジオスターじゃねえんだよそれをリアルって言うんだよ音楽じゃファッーク。

     

     とまあ、三回もファック言うてしまいましたが(マイルスは1分で10回言ったそうですが)、「仕組んだスタッフがいたら殺す」とまで思っていたバースデーサプライズが始まり、翔くん(Hi-spec)やものんくるのお二人(角田君と沙良さん。この日、沙良さんの顔見た瞬間が一番びっくりした。ステージ前に大量に摂取した危険ドラッグのせいで幻覚見たかと以下略)までが揃いのTシャツを着て現れ、シャンパン抜かれたりしたんで、「誰だ、誰が仕込んだ」と色めき立ちながら周囲を見渡し、誰もが<ち違いますオレじゃないです>的な、心無しか怯えた表情を浮かべてそっぽを向く中、何と(アメリカ生活が長く、家が金持ちで生まれも育ちが良く、ファミリーのスクラムが強く、そしてワタシとの知己が最も短いので、ワタシがこうした事が苦手な事を知らぬ)I.C.Iこと市川愛さんが下手人(ゲシュニン)という事が解りまして(笑)。

     

     うううううそれならば仕方が無い。と、手渡された「N/K 52TH BIRTH DAY」とプリントされたTシャツを、オレの自慢の剣士、まちがえた犬歯でビニール袋を空ける振りをしてTシャツごと喰いちぎってしまえと思ったのですが(笑)、それではまるでブレイクスルー時のビートたけしのようなので止めました(当時ビートたけし32歳)。

     

     とまあこうして、左の犬歯によって人生のトラブルのほとんどを解決して来たワタシですが、ペペトルメントアスカラールからお知らせがあります。

     

     ワタシのセカンドソロアルバム「南米のエリザベステーラー」からスピンオフする形で結成された我がオルケスタですが、今年で活動開始から10周年を迎えます。

     

     これを記念しまして、2日間に分けましてコンセールを行います。

     

     初日はゲスト無しで、メンバーとインストばかりを。2日目はゲスト多数でソングブックをお送り致します。

     

     それに、僅か2日先駆けまして、DVD二枚組の作品「歴史は夜作られる」が発表されます。

      

     ワタシはバンドを組む時には、そのルックスが異様にして大変美しい事を心掛けておりまして、このオルケスタもDCPRGもダブセクステット/セプテットもJDも一貫しております。

     

     だのに、というか、だから、でしょうか、はたまたそれ以外の理由でしょうか(←おそらくコレ)、テレビに出演した事がなく、マスメディアにその演奏が映し出される事が非常に稀で、DCPRGは過去(一期の頃)DVD作品をいくつか発表しましたが、ペペに関してはアルバム「戦前と戦後」に封入された中編のDVDしか動画作品がありませんでした。

     

     今回の二枚組は、我が事ながらかなりヤバい物になっておりまして、「単なるファン向けのグッズ」とは全く違います。テレビに出ない事以上に、我々は恐竜化によって地方での演奏も、地域、回数共に非常に限られており、いっそタニマチが出て来てくれるなら、タニマチの金で日本中から世界中を巡業したいのですが、御存知ワタシはタニマチ嫌いの木戸銭主義者ですのでたった今申し上げたのはウソでありまして、地方の方々等は、東京観光の一つに組み込んで頂きながら東京での公演をメインに、何とか10年間運営を継続して来た訳です(それでもストリングスセクションは身を切る思いで、昨年から切断し、現在はサポートの方々にお願いしております)。

     

     しかし「いやあライブに行きたくて行きたくて死にそうなんだけど、東京に行お金が無く」という方も数多くおられ、そういう方々の煩悶に対して、まずは動画作品をと思っておりまして、積年の思いがやっと形になりましたので、お買い上げ頂けると嬉しく思います。また「公演、ほとんど行ってるのよねえうふ~ん」という好事家の方にも「ブエノスアイレスとモロッコの動画だけで30分以上入っている」「リキッドでのDJシーンが入っている」等々、正規公演以外のオプショナルなコンテンツも含みますので是非どうぞ。

     

     そして、もしあんなもん事前に見てしまったら、もうライブから逃げられなくなるに決まってるのでした。悪いなあ。悪い奴オレって。え?「アイドル産業とか、もっとその100倍は悪いですよ」だって?くくくくくく(←手で口を覆いながら笑っている音)

     

     

     と、またしてもココから写真付きで有料な訳ですが、記事の都合でいろいろ飛んでいるので、ちょっと戻りましょう。

     
     

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  • <ビュロ菊だより>No.71「51歳としての最後の週(『セカンドオピニオン・オヴ・ヒップホップ“ドミュニストの再誕生”』)」

    2015-06-11 06:40  

     が終わろうとしており、52歳になってすぐやることがジャズドミュニスターズのライブだ。というのは我ながら、小屋(渋谷「WWW」)の都合とはいえどうかと思う、「ドマーニ」で知花くららさんが卒業された後がまはエビちゃんより真矢みきさんが良いと思う、年齢感覚が喪失されているワタシですが、去年は誕生日に忘れもしないファンミーティングやったんだから(凄かったー。我ながら良くやったー。誰が考えたんだろうあんな事・笑)、もう何やったってそれ以上の事は無い、もうブエノスアイレスから1人で帰って来たんだから、どんなにフライトしてももうそれ以上の事が無い、つまりいくつかの限界を知っている男、オレですが、大谷くんの主演舞台に客を喰われ切ってしまい&オレが自分の誕生日が嫌いで、人と会うとヘナヘナになるという情報が漏洩したかドミュニスターズのライブチケットが滝の様に余っておりますので(笑)みなさん来て下さい。演

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  • <ビュロ菊だより>No.70「JUNE砂の惑星(喉治りましたが)+」

    2015-06-02 10:00  
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     いやあしかし、先月の16日に発熱して、17日に東京医大の時間外に行きましたが、結局丸まる休んだのこの2日だけで(大苦笑)、その後、発熱性の消耗でフラフラに成りながらも、仕事しながら治しちゃう。という、若手サラリーマンのような事になりまして、まあ一生治らない模様ですね。ワーカホリックは。

     

     でもやっぱ、音楽の実演の仕事は、ライブと言わずDJと言わず、身体が整うので、やっぱ良く成ります。要するに悪は消耗/摩滅/疲労ではないんですね、身体が歪んだままになるのが悪であって、整えればおのずと治る訳です。

     

     JZ bratでのソロライブなんか、事務所出るまではガチでフラフラで「どうしよう途中で倒れたりしたら」とか思ったんですが、ライブが始まると、あれは大変な運動量なんですけど(凄く声出しますし)、自分にとっての、良いリズムで、自分にとっての良い声を出し、自分に取っての良い動きをすれば、どんどん整って行くので、それが筋疲労やカロリー消費や内蔵への負担、といったリスクを超えて、身体によく働き、要するに「やってる間にどんどん元気に成る」訳です。

     

     とはいえこれは所謂アドレナリン理論ではないですよ。翌日以降も調子が良いので(アドレナリン任せはナチュラルドーピングだから危険ですよね)。

     

     そんな中、最近ひしひしと思うんですが、一番悪いのは執筆で、次がインタビューですね。この二つはどうやらワタシを歪ませるようで、前者の原因は、今、適正な度数のメガネ(レンズに色がついてる奴)を飲み屋でなくしたまま、ひとつ前のメガネで代用してまして、これつけてPCの画面観てるだけで、眼球から頭部全体が歪んできますし、インタビューは、昔から嫌いではないのですが、「同じ事を何度も話す」というのがワタシの身体を歪めるようでして、どんどん違う話しをした方がワタシの身体は整う様に出来ているみたいです。

     

     つうわけで、こんなんなってDJやったり(これ、倒れてから丁度一週間後)、

     
    ソロライブやKYOTO JAZZ SEXTETへのゲストプレイなんかしたりして、実演は本当に整うなと思いました。
     

     思えば、パニック障害が物凄かった頃に、整うも整わないも、そもそもワタシが平然と出来る事は演奏だけになってまして、電車で一駅乗る事も出来ない奴が、3時間の演奏なら何事も無かったかの様に出来たので、まあ大体あの時ですね「ああ、前から薄々は気づいてたけど、オレっつう生き物は、そもそも演奏する様に(&セックスする様に&物を喰う様に)出来てるんだな」と心から思ったのは。

     

     

     

     とまあ、近々の話しとしては今週の金曜がピットインで久々の「モダンジャズディスコティーク」でして、DJはソイルの元晴くん、そんでバンドが出ました驚異の若手オールスター集団「クラックラックス」で、これはもうアナタ、ドラムスが石若くんでベースがものんくるの角田くん、リーダーがものんくるの小西君で、小田さんがヴォーカルとピアノ、っちゅう恐ろしいバンドなので、ワタシも曲書いて1~2曲参加させて貰おうかな、と思ってます。

     

     所謂オールのパーティー(23:30ドアオープンで、早朝4時まで)ですんで、ご年配の方にはキツいと思いますが、まあご年配の方にはご年配の方用のライブも一杯ありますんで(ペペの10周年コンセール2デイズとか)、適当にそっち回って下さい。

     

     つうか何せ6~7月は今年のピークでして↓

     

     6/5 モダンジャズディスコティーク新宿ピットイン

     

     6/14 ジャズドミュニスターズ 渋谷WWW(ft OMSB、MARIA、I.C.I)

     

     6/20 ペペトルメントアスカラール10周年初日(ゲスト無し、歌唱無し)

     

     6/21 ペペトルメントアスカラール10周年2日目(ゲスト総出演、歌唱ばっかり)

     

     

     と、ここまででも相当ヤバいと思うんですけど、月末の28から29にかけては、大阪~京都と、dCprGのアルバム&ツアーのキャンペーンとして、トークイベント、レクチャーを2都股がけでやってきますんで、現地の皆さん宜しくお願いしまーす!!

     

     んで7月はオラオラー!!dCprGのツアーが4カ所だ!!

     

     、、、、なんですけど、大村君は大人の事情により、前半の2カ所→東京と仙台しか出演出来ませんスンマセン(土下座)。

     

     しかし!!名古屋と大阪は、誰でも知ってる、つまり大村君より遥かに一般的知名度の高い、あのメタルギタリストが我々の窮地を知ってスペシャルゲスト助っ人として参加して下さいます!!おそらくこんな面白い機会は2度と無いぞ!!(それによってセットリストは変えませんよ。ちょっとしか)

     

     とまあ、そういう感じなんですけど、あちこちで拾えるライブ情報とは別に

     

     

    <速報(というほどでもないが)>

     

     

     

    1)こういう物が出ます

     

     

     ジャケット写真とタイトルと商品説明で充分だと思われますが、とにかく誰もの想像を超えたヤバエグい作品になってますんでヨロシクお願い致しまーす。

     

     

    2)ちょっと笑ってしまう様な話しですが

     

     今年の東京ジャズは、KYOTO JAZZ SEXTETが出演するんですが、スペシャルゲストが2人いて、1人がリチャード・スペイヴンで、もう1人が菊地成孔さんなので、ラジオをお聴きの方などは「意外と早ええな、願ってから共演が」と思うかもしれません。ワタシもビックリしました(笑)。

     

     

     

     

    3)今年は実は本の年で

     

     特にライブは、7月のdCprGツアー終えると、大きな規模のはパタッと無くなるんですが、本は5冊出ます!!(今、毎日執筆中で、身体が歪みまくっています・苦笑・明日、伊勢丹で検眼して新しいメガネ作りたいとおもいます)。

     

     

    A)「ユングのサウンドトラック」文庫

     

     お手軽な文庫サイズ、単行本ではやや重かった「第三章」のネット日記を思い切って全カット。代わりに「さや侍」「R100」の書き下ろし評を加えて「松本人志監督とは何だったのか?」という章を追加、ゴダールに関する補注も加え、文庫版は別物になっております。

     

     

    B)「時事ネタ嫌い」文庫

     

     これも全面的に加筆修正&「更に5年後の時事ネタ嫌い」として、単行では10年末までしか扱っていなかった社会時事を、10年以降、今年までを総括する新章を加えて、文庫版は別物になっております。

     

     

    C)「今ジャズ本」

     

     ずーーーーーと出版が押している(土下座)、リズム研究と文化史研究の2つの視点から観た「今ジャズ」ムーヴメントについて、あんま重く成らない程度にさくっと仕上げて行きます(殆どが過去原稿と対談。でもクッソ面白い)

     

     

    D)「追悼文集」

     

     現状では仮題「レクイエムの名手――菊地成孔の追悼文集」として、ワタシが過去、人が亡くなる度に書いて来た追悼文だけを1冊に集めた書籍が出ます。

     

     

    E)「ユングのサウンドトラック2」

     

     えー、斜め読みで大いばりのバカのネチズン共に「菊地は<セッション>を音楽家として批判し、町山は映画として賛美したが」とか、いつまでも言わせておかない為にも(笑・ま、なにをどうしたって巨船の運航は変わらず、バカのネチズンは一生治らないんですが)、まちゃ君とのやりとりも総て含めた、映画批評本の第二弾を出します。

     

     

    4)ななな何と

     

     初めてスコア(総譜。クラシックの指揮者が指揮台に置いてある本みたいな奴)を出版することになりまして、楽曲はペペトルメントアスカラールの「嵐が丘」です。完全コピー出来る様に、総ての楽器の、総ての演奏内容が完璧に記述された、要するにクラシックのスコアと同じですので、何と言うんでしょうね、完全コピーされる方は少ないと思うんですが(ハープとかバンドネオンとかいるしね)、記念に。とか、分析に。とか、単に読むのが好き。とかですね、スコアーを買うというのは、様々な用途がありますんで、ご興味御座います方は是非どうぞ。

     

     

     とまあ、色々ありますが、とにかくピットインでお会いしましょう。もう言うのも書くのも飽き飽きですが、実際にライブに来ないで、ワタシの事をどうのこうの言っても、そんなのヌエと同じですよ。もう、ネットでタダ見で充分だ。という時代ではないですよね。実際に演奏を聴けば、驚くほどいろんな事が分り、楽しめると思います(風邪のせいで、ものすげーデブっている事とか・笑)。

     
     

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