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記事 4件
  • <ビュロ菊だより>No.58『アメリカンスナイパー(正規完成稿)』

    2015-03-24 23:50  

    ゲーム的な書きなぐりの初稿

    それへの追記と予告

     

    また、蛇足ながら2月2日の段階で書いた「テロリズム」に関する論考



    *「テロリスト」の部は後半です

     

      を経まして、以下を完成稿として下さい。書籍に収録予定と成ります。非常に長文です。

     

    「アメリカンスナイパー」

     

     ~「グラントリノ」の反転形としての、イラク西部劇第一作~

     

     

     

     この映画を「アメリカ合衆国の依存症としての、反復を止められない<戦争>と向かい合った、シリアスなメッセージ(後遺症のチェイン/戦争に「英雄」など存在するのか?/真の善悪とは?という根源的問い、等々)を持った作品である」としたがる人は非常に多いと思いますし、なぜその人がそう思いたがるか?というメカニズムも良くわかるのですが、ワタシの立場は真逆で、この作品は「とうとう出ちゃった痛

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  • <ビュロ菊だより>No.57『競艇のCMが最先端』

    2015-03-17 12:00  
    220pt

     いやあ「あったかいんだからあ~」に飽きて来た頃に実際にあったかくなるというこの因果感。いいですね~。とはいえ春先はワタシの様な花粉症持ちの皆さんのあったかい地獄ですが、ワタシはこの、「日本人の地獄観」に、血の池だの千本針だのはイマジネイトされるのに「寒さ」があんまりされていない所に(欧州や北東アジアや、要するに北半球の「地獄」は「寒さ」が不可欠なので)、「ひょっとしたら古代の日本って結構、あったかい国だったのかな?そういう意味でもやっぱボーダー」とか思ったりしますが、どうですか皆さん。「どうですか?」って言われても困りますか。まあそうですね失礼。   今回も、特に無料の方には告知ばっかりで申し訳ないんですけど、っていうか、時の流れが速いネットの世界ですから「ゼロ円ファン」というワタシの造語ももうどなたも憶えていないと思いますが、この、極めて面白い(遡ってチェックして頂ければ解りますが、ワタシは「ゼロ円ファン」を否定した事は一度も無いです。「極めて現代的な事柄として刮目している」のですね。最近は日に日にその感が強まる毎日ですーーー映画「はじまりのうた」なんか見ちゃうとねーーー)、現象は、そもそも昭和40年代には「しょんべんタイム」なんて言われていたテレビCMが40年後には最もエッジなアートみたいになった経緯が、一回死んで、また蘇った様な昨今(ワタシは、現在最もエッジでヤバいクリエーターは、SNSとかピクサーとかそういうのではなく、テレビの競艇のCM作ってる人だと思っています。あの人に叶う人はいまいないんじゃないでしょうか)、更に重要性を増していると思わざるを得ないですね。前回も書きましたが、試供品だけで生きて行ける方も沢山いらっしゃると思いますが、ワタシはショップまで行って買く派ですけどね、アレに関しては。   とまあ、「どうせ告知なら面白く」と思って始めた書き物が書籍(スペインの宇宙食)になって文筆家になったオレですので、例えばワタシを貶したい人が「あいつバブルだよな」と言って終わり、じゃ、無芸大食という遥か以前に、映画に出て来る、「台詞は短い憎まれ口が2つ。さっと主人公に殺されるか、無視されたままもう出て来ない役」になってしまいます。誰もが主観的には人生の主人公だというのに、あんな役につきたくて、親から貰った親指を必死に動かしている人はおりますまい。「おれなんて負け犬」なんてぜんぜん高級ですよ前述のチンピラ役よりも。ちゃっかり上方修正している負け犬ってなんなんだよ(笑)。   とまあ、それは兎も角、「あいつは、<広告がクリエイトになる>と無反省に思われていた時代にクリエイトのショックを受け、広告屋に成りたくて成れずに(大学に入れなかったから)音楽家になり、<広告=クリエイト>とまったく同じ経緯で文筆家になった。故に完全なバブルだ」と指摘されるハンドルネイムの方がいたら金一封(5000円ぐらいかな。些少で申し訳ない。知ってますか?最近不景気でね)差し上げますが、ああ、嘆かわしい。その程度の利口でさえメコン川をどこまで遡ってももういない。何十年も悪口を言われて生きていますが、今ほど程度が低い時代はありません。先日はメールで「おまえのやってることを最近ユーチューブで見たが、あんなマイルスの劣化コピーよく恥ずかしくないな」と書かれ、PCが壊れて10年前のメールが届いたかな?と思ったら、間違いなく一昨日の送信でして「それを叫び続けたまま先日、中山康樹という偉い先生がお亡くなりに成りましたよ。<やすき>と読みます。偉大な方でした」と返事を書こうとして、深い溜め息とともに止めました。ああ、昔はワタシの敵はもっと優秀だった筈。それはきっと、他ならぬわたし自身が優秀でなく成った事の鏡。   と、最後はシェイクスピアの台詞ですが、いずれにしても、もっと精進しないといけません。告知は面白く、それは、告知だけ見て生きて行ける人が沢山出るぐらい。なんつって、しつこいようですが、ワタシ、アメリカンアパレルですらちゃんと行って買ってますよ!!(サイトでの、「世界中のアメアパの店員が、商品モデルをやる」ページが、昨年からいきなり元気がなくなった事に、かなりの危惧感を抱いていますが)    <1>Rinbjö「戒厳令」のリリパのチケットが正式発売に成りました  もう「速報」とは言えないと思うんですが(笑)来る4/15に代官山UNITで行われるこのパーティー、先行予約期を終え、正式発売に成りました。こういう煽りは一番野暮ったいのですが  「たったいまも世界を忙しく飛び回っている、女優の菊地凛子さんを始め、今年から菊地一谷のQN、MARIA、I.C.I、OMSB、dCprGからは「シャーマン狩り」のオダトモミ、BABY-METALの大村孝佳、DJとしてジャズドミュニスターズのキーマン田中思郎、韓国からPALOALTO、プロデューサーのN/K、が一同に揃う日」   というのは、次、何年後になるかわかりません(年内に3回ぐらいあったりしてね・笑)。Rinbjöはツイッターが面白いので(ワタシが日本語に直しているのでーーその際に、ちょっと面白く盛ったりしているので・笑ーーー現在、唯一読んでいるツイッター)そちらのチェックは言わずもがな、ライブにも是非お越し下さい。えーと今は、Rinbjöがオールリップシンクになるか、ハーフになるか、ゼロになるか、世界を股にかけて会議中です(笑・FT勢はワタシも含め、全員、生でパフォームします。パフュームじゃないよ)。TABOOレーベルのサイト内Rinbjöコンテンツ内の隠れ人気コーナー「菊地成孔によるN/Kインタビュー」が更新されています。連載終了まであと一回Rinbjöのツイッターはこちらから!    <2> 先日、ラジオに出たばっかりな上  どういう訳だかタワーさんが(恐らく何かを勘違いされて・笑)猛プッシュ頂いているので、有り難いやら恐ろしいやらですが、N/KとMCYOSIO*Oの2人による、完全ニューウェーヴ・ヒップホップの「ジャズドミュニスターズ」が、一昨年に出した「ドミュニストの誕生」を、TABOOレーベル@SONYからリイシューという、神をも恐れぬ蛮行をしでかし(18日リリースもうすぐ!!信じらんねえオレ・笑)、あまつさえ、サイン会なんかやるという(4/19

    Rinbjöのリリパのすぐ後・笑)、「良いのかタワー?本当に?オレたちの真のグロテスク(パリ仕込み)を受け止められるのか?」といった、まだまだ世紀末なのか、恐るべき新世紀(猿の惑星みたいな)が来たのか解らない様な事になってますので、まあその、いろいろ調べてみて下さい。  というか、まだお持ちでない方は、買っちゃって全然問題ないと思います。元々気持ちワルいぐらいやいアルバムなのに、新録3曲どうかしてるしね正直(アコピをレコーディングで弾いたのは「カレンデュラ」以来ですよワタシ。「凄い上手いな」とか思っちゃった。狂ってる・笑)。どうかしてるものから買うべきですよこんな世の中。プラダのコレクションラインとか、生物兵器とかね。(えーそして、撮影から1年、「XXL」のPVが満を持してアップされます)ドミュニスターズのCDはこちらから!    <3> アップからそろそろ2ヶ月に成りますが  デューク本郷さんからは何の音沙汰もありません。ワタシなりに、最もジェントルかつ正々堂々と呼びかけたつもりなのですが、私信を返すと個人情報が漏洩すると思っているのだろうか?必ず守秘しますよ(まあ、こんな所読んでないと思いますが・笑)、あなたが誰で、何をなさっている、おいくつの方かどうかは、絶対に漏らしません。ワタシは討論する際に(個人情報上でいいので)面と向かい合いたいだけなのです。   勿論、言うまでもありませんが、恫喝するとか、裏切って本名も本業も曝して法的には逃げ道完備(笑)。とか、そんなアコギな事は絶対しません。ワタシは過去、潰れてしまったレディスブランドのHONNMA、引退してしまったインリン・オヴ・ジョイトイさんと、その親方みたいな方、ジャズ喫茶「い~ぐる」のマスターであり、評論家の後藤ちゃん(もう仲直りしたのでちゃんづけで・笑)、そして「ミュージック・マガジン」と喧嘩を売り買いし、相手全員の心にトラウマを残しましたが(現在、健忘中でしょう。トラウマだけに。やがて全員が、それを原因に発症します)、あなたにそんな事をするつもりは全くありません、正直「潰してしまえ、あんなキチガイ」「実は、あいつはコレコレこういう奴なんですよ」という、悪いギャラリーもいるのですが、神に誓ってそんなもんには一切耳を貸しません。   「あの人はあの自分のサイトで反論を書いてますよ」というチクりも入っているのですが、それは読みません(実際に読んでいません)。反論があるなら、是非、直接下さい。でないとあなたはAmazonと自分の家でだけで、崇拝者だけに囲まれた密林王という名の最高裁判官になってしまう。一度、好きなだけ牙をむいた批判者と向かい合ってみるというのはどうでしょうか?それだって、実際にこうやって起きうる、ネット社会のリアルなのです。射精感覚すら憶える、執拗な罵倒を繰り返しても、相手が敵だとは限らないです。その事を知るだけでも悪い経験だとはとても思えないのですが。    カスタマーレビューの詳細はこちらから!          <4> ソロライブとダブセプテット再始動に関しては  前回をご参照ください。菊地成孔オリジナル日本語のシティR&B~HIP HOPを取るか、ジョージラッセルの現代的解釈を取るかだ!!(笑)    <5> ペン大の応募は締切らせて頂きました。  多数のご応募有り難うございました。入学を決めた方に於かれましては、共に学んで行きましょう。    <6> という訳で次回は「アメリカンスナイパー」   と「ボーイフッド(6歳のぼくがオトナになるまで)」の、著作収録用正規原稿を有料&無料共にアップしたいと思います(「バードマン」「セッション」「セルマ」「博士と彼女のセオリー」「ブダペストホテル」あと、最優秀主題歌賞で「セルマ」のジョン・レジェンドFTコマンに負けた「はじまりのうた」―――超素晴らしいーーも、映画評は総て有料で。ふっふっふっふっふっふっふ)。無料の皆様また来週!!DCPRGの新作はヤバい上に、制作風景のドキュメント動画が有料世界には「ワン・プラス・ワン」ばりに上がっています是非ご入会を!!リズムが好きな人なら入ってガチで損は無い。珍しくコスパを凄く大切に運営しているオレ!!いま、一番慰めたい女性を決めるとしたらロンダ・ラウジーに秒殺されたキャット・ジンガーノしかいねえっつうの!!スマホばっか握ってるとバカんなっちゃうぞ!!ひゃっほー!!!     と、以下、有料の世界の皆様に(ああ、格差社会って本当なんだなあ。ワタシは「一億総中流時代」という、今から思えば気でも狂ったかの様な時代を謳歌しましたんで、やっとこの国がマトモに成って来たと思うと同時に、移民は足りないわ、英語教育が足りないわ、読書と暴動と哲学が足りないわ、溜めは足りないわ、オレの小遣いは足りないわ、愛が足りないわと無い物ねだりのバカになってしまいそうです)ゆったりとここ最近の話など。  
     

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  • <ビュロ菊だより>No.56『TPSD――「アカデミー賞直前予想」のその後――』

    2015-03-09 10:00  
    220pt

    どうもどうも。現在、dCprGのアルバムの制作が山場という所で、毎作クッソやばいんですが、リアルタイムでは理解されないので(「アイアンマウンテン報告」も「構造と力」も、出たばっかりの時はボロカスーーーーっていうか、「フュージョン」てーーー言われました。民は―――奥田民生さんの事ではありませんーーー音色しか聴けないのか・笑)、耳の早い方はすぐ買ってヤバくなってください。今回は今までになかった「地味さ」「重さ」が配合されてますのでお楽しみに。   と、どういう訳だか、ファンメールといい、授業やトークライブでお会いする方々といいやたらと「アメリカン・スナイパー」の話(ワタシが書いた評への反応や、或は、あれがネットでどう言われているか、等々)ばかりされるので、「何で?何で?<バードマン>や<セッション>やどうでもいいわけみんな?やっぱ興行収益が物凄いからかしら?っ」と驚きつつも困惑しておりました所、まだ日本での一般公開は「アメリカン・スナイパー」と「6歳のボクが、おとなになるまで」だけだった、という基本的な事実を知り(笑)、前からバカじゃないかなオレは思っていた所、最近は加齢によって更にバカに磨きがかかって来た事を、嫌がおうもなく受け入れるしかない人生に幸あれと思う以外、特にやることもないまま、アルバム制作に勤しんでいます。   という訳で、まあほとんど告知なので、有料用と無料用を兼ねてアップし、有料の方にはプラスαとフォトレポートが付いてます。という感じですかね。試供品だけで生きていけるいますからねえ。ワタシはDVD屋さんまで行って、ちゃんと買う派ですけどね。アレは。  
     

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  • 動画コンテンツ「モダンポリリズム」補填テキスト〈割力(かつりょく)と積力(せきりょく)〉

    2015-03-04 00:00  

    このテキストは2014年5月にモダンポリリズト講義第16回の補填テキストの再掲載です。動画コンテンツ「モダンポリリズム」補填テキスト 

     

    <割力(かつりょく)と積力(せきりょく)> 

     

     ポリリズム感獲得に勤しんでおられる皆さん菊地であります。ぜんぜん関係ありませんが、セヴンイレブンのグラタンコロッケバーガーを喰いながら書いています。マクドでとっくに無くなったのに、それが良い製品であると信ずれば作り続けるセヴン&アイの精神に感服せざるを得ない訳ですが、御存知の通りポップアナリーゼも「モダンポリリズム」に入ってから字幕が付かなく成りまして、これは以前の様に「あ、これは動画内で言い忘れた」といった補填やまとめの必要性が下がり、動画だけで充分(というか、情報が多すぎるぐらい)という判断に基づくものです。 

     が、現状最新である第16回に至りまして、ステップも1段階上がり、「ポリが

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