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2019年11月の記事 5件

<菊地成孔の日記 令和元年11月24日午前5時記す>

 DC/PRGはもうツアーグルーヴが始まっているので後はコントロールするだけだし、最終スパンクハッピーは、僕も彼らも忙しくて直接はあっていませんが、彼らは彼らなりに初めてのリリパツアーに向けて特訓笑しているようです。勢い、NHK「ハムラアキラ」の音楽制作と、「菊地成孔の映画関税撤廃」の執筆に追われています。どちらもとても楽しいです。無邪気に言い切ってしまいましたが、「仕事が楽しくない」すべての人々へ。僕みたいな人間を羨んだり妬んだりして全然構いませんから、羨んだり妬んだりするだけではなく、仕事を楽しんでいる、或いは、一生仕事を楽しまないといけないと云う、ある意味でエグいミッションを課せられたパーソナリティと触れ合ってみてはいかがでしょうか?笑触れ合うまでは何もわからないですよ。   長年のご贔屓筋ならご存知の通り、僕は、生まれた年と場所のせいで、小学5年生から喫煙していました(最初に吸った紙巻きはチェリーです)。それから40いくつかになるまでチェーンスモーカーでしたが、ある年に細菌性(マイコプラズマ)の肺炎になって、流石に吸えなくなたのをきっかけに、喫煙はぱたっと辞めてしまいました。友人知人仲間に喫煙者は多く、本人自体は喫煙者ではありませんが、マネージャーの長沼の実家は煙草屋です笑(「たばこのながぬま」と看板に書いてあって、それはパニック障害の時の、僕の散歩コースの途中にあったんで、毎日前を通っていたんですが、後年そこの倅が自分の会社の取締役になるとは思ってもいませんでした)。  

<菊地成孔の日記 令和元年11月12日午前5時記す>

 私は自らの左腕に、神の象でも神の龍でも神の虎でもなく、神の鳥を彫り、birdと呼ばれた人物を神と崇める業界に籍を置く、つまり、鳥への忠誠に一生を捧ぐ者ですので、右翼だけでも左翼だけでも飛べず、就中、お前は右翼か左翼かなどと言った議論は、少なくとも鳥たちの前では無用である以前に完全な誤謬であります。とにかく、「日本は右傾化→ベーアは右で能無し」という考えの人々こそ、バカという言葉の本来の意味では今の日本国民の中で一番バカだと思います。    この、バカが立てた問題系の先に「自衛隊の打った祝砲が怖い」「いや、祝砲21発はアメリカにだってある」とか言った、目眩がするようなバカのさえずり合いが(アメリカでの21発は同じ「祝」砲でも、戦死者への鎮魂砲である側面が強く、正当化の材料には使えません)、私が蕎麦屋で天ざるでも食ってる間に、シャボン玉のように、屋根まで飛んで、壊れて消えればよし、しつこく消えない気がするので、まあもう自分も56だし、物分かりの悪いガラケー爺になっても誰も文句はないだろうし、若き能無共が言いたがる、老害などと言われたら、舐めるな青二才!私は6歳の頃から一貫して小児害だったし、20代は青年害だったし、今になって殊更害毒になったわけではない。  

<菊地成孔の日記 / 令和元年11月4日午前1時記す>

 あーオレも出川哲朗になって、内村光良をチェンって呼びてえ!菊地成孔ですが、あ!サラ太郎が柔道の試合に出てる!しかも超強え!って思ったら人違いか!と思ったら名前が角田なんでウッとなっている菊地成孔でもあり、最近は鏡を見るとチャールズ・マンソンの日か、アート・リンジーの日か、タモリさんの日か、タモリさん繋がりでカール・ラガーフェルド(ロレックス1本)の日か、なんかホリの日が無くなっちゃったんでちょっと寂しい、寂しがり屋の菊地成孔でも有りますが、まあ、ホリもきっと戻ってくるでしょう。五十嵐一生のように。    と、たった今は、ちょっとした居眠りから仕事がジャミングしてしまい、NHKさんのドラマの音楽のデモ出しと、2冊目の映画批評の本と、ヒルズライフの連載の執筆と、最終スパンクハッピーのMVの台本書き(監督やります。これ、まだ言えませんが大ネタでして、ご覧になったらうわーとか言うと思いますよ)と、DC/PRGのツアー準備(今までライブで一度もご披露してなかった曲をやります)、song XXと花と水クラシックスのために日々サックスの練習、マイナンバーの申請、詰まった排水溝の洗浄(凄い得意なんですよね。ユニットバスのバスタブから分解して、シャワーヘッドの中の浄化用フィルターも交換して、カビキラーとパイプマンとゲキ落ち君でバスルーム全体を2時間でピカピカに出来ます僕)、ロッテの「ラミー」と「バッカス」をこまめに買っては冷凍庫に格納する、溜まった年賀状の残りを読む、等々の雑事が重なり、自慰する時間もなく四苦八苦しております。まあ、仕事は全部楽しいけどね。遊びだから。  

ビュロ菊だより

「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。

著者イメージ

菊地成孔

音楽家/文筆家/音楽講師 ジャズメンとして活動/思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、ジャンル横断的な音楽/著述活動を旺盛に展開し、ラジオ/テレビ番組でのナヴィゲーター、選曲家、批評家、ファッションブランドとのコラボレーター、映画/テレビの音楽監督、プロデューサー、パーティーオーガナイザー等々としても評価が高い。

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