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2019年1月の記事 47件

<菊地成孔の日記2019年1月29日午前3時記す>

 緊急特集 「BOSS THE NKによる菊地成孔へのミドルサイズインタビュー」      今日まだ間に合いますよオーニソロジー1stアルバム「101」のリリース記念ライブ。なんていうかな~。用事がある方でさえキャンセルしてでも行った方が良いですよ全然(付き合うかどうか決まるデートとか、そういうのは優先していただいて結構ですけど、東大の受験ぐらいだったらドタキャンしましょうよ)。だってめっちゃくちゃカッコいいですもの。なーんて、プロデューサーとして馬鹿みたいだなあ(笑・まあ、相当な馬鹿ですけど)。ドライヴしてでも食う価値ありとかミシュランタイヤみたい(ミシュランが馬鹿な訳ないですよ!笑)。    とまあ、プロデューサーの責任ちゅうのは「アルバムをより良く完成させるまで」でありまして、秋元康さんみたいなのはグランドプロデューサーとか言うんだよね。でももう秋元さんになっちゃうと、単なるGP超えてるけどねえ。そんな話は地球4周分ぐらいどうでも良くてですねえ、つい先日、「カルロス・カスタネダの迫害と暗殺feut DC/PRG」が発表されたことで、オーニソロジーのMV1stトリロジーが完成したわけですが、3作とも僕と甲斐田祐輔監督が共同監督で、、、あ、ボスじゃないか?いきなりどうした?    いやあ、君が一人で話すと長くなるだろうから、インタビュアになってやろう。話しやすいだろ。    ああ、とても良いね。じゃあ、今日の回想録は休載という事で。    わかった。    じゃあ、先に掲示しておこうか。      *本日 <BOSS THE NKの回想録> は休載します。  

<菊地成孔の日記2019年1月28日午前5時記す>

 多くの皆さんがご存知の通り、ミッシェル・ルグランが逝去しました。あのナディア・ブーランジェに、あのパリの頂点CMSNDP(パリ高等音楽/舞踏学校)で、あの(学内で最も厳しいと言われる)伴奏クラスに学び、あの「シャバダバダ」を世界中に広めたスイングル・シンガース(言うまでもなく最高傑作は「ヴァンドーム広場」と「ジャズバッハ」の2集)のリード・ソプラノがお姉ちゃんで、天才児らしく、しっかり父親超えも果たし(指揮者で作曲家で映画音楽もやっているレイモン・ルグランの名前は「ミッシェル・ルグランの父」として、ルグランのプロフィールで知ることができます。どうしても仕事ぶりが気になる方は、そうだなー「女性の敵」っていう53年のB級サスペンス映画を検索すると良いかと。なんの情報も出てこない可能性もありますが・笑)、奥様はハーピストで、二人で演奏してるCDなんかも晩年に出しちゃったりして(番組でプレイしたことあります)、仕事ぶりはコピペにしたって書く方も読む方も圧倒されてイヤになるほどの量です。もうなんちゅうか、過剰なほどの人生ですよね。お疲れ様でした、と言うのも気が引けます。おそらくルグランは、全く疲れてなかったんじゃないかな。まだかなりの数のライブがブッキングされており、それには来日公演も含まれていたと云う話もあります。  

<BOSS THE NK(最終スパンクハッピー)の回想録(14)>

 伊勢丹へのプレゼンミーティングには、4人のうち菊地くんしか参加していないし、どんな様子だったかはバーでそこそこ聞いたが、それ自体はごくごく普通の企業プレゼンであって、菊地くんが内的に興奮している事は隠したまま、冷静に事を運び、伊勢丹がシーズンおきに行なっている「グローバル・グリーンキャンペーン」の、2018年5月の回のキャンペーンソングに、新生スパンクハッピーの1stシングルを採用させる事に成功した、という以上でも以下でもないので、ここでは詳述はしない。8行だけ添えることがあるとすれば、菊地くんはまたしても、山下洋輔グループに加入したように、ムーンライダースのレコーディングに参加したように、Impuluse!レーベルと契約したように、田中康夫と謁見したように、吾妻ひでおと対談したように、蓮實重彦の受賞パーティーに行って帝国ホテルのブッフェにありついたように、相倉久人と死神の将棋を指したように、筒井康隆を自分の番組に招聘したようにして、伊勢丹のキャンペーンソングを担当し、あまつさえ、期間中の館内音楽とナレーションまでする事になった。というだけだ。  

ビュロ菊だより

「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。

著者イメージ

菊地成孔

音楽家/文筆家/音楽講師 ジャズメンとして活動/思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、ジャンル横断的な音楽/著述活動を旺盛に展開し、ラジオ/テレビ番組でのナヴィゲーター、選曲家、批評家、ファッションブランドとのコラボレーター、映画/テレビの音楽監督、プロデューサー、パーティーオーガナイザー等々としても評価が高い。

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