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子供は親の姿を映し出す鏡なのだろうか。娘の前で新しい言葉を使うとまるで数秒遅れの鏡のように真似をする。口の動きをじっと見つめ、音に耳を澄ませ、同じように繰り返そうとする。限りなく近い感じで言えるととても嬉しそうに笑う。
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「言葉には心が宿っている」
まさに、その通りですよね。
先日も近所のスーパーで、自分の子供を口汚い言葉で叱りつけている、若いお母さんを見かけて、言語に携わる仕事をしている者として、悲しい気持ちになりました。
小原さんのお嬢さんは、優しいお父さん、お母さんの愛情をたっぷり感じて、きっと自分の気持ちを美しい言葉で紬出し、周りにも幸せを連鎖させる、そんな素敵な女性になるんだろうなぁ、と勝手に想像しています。
小原信治(著者)
>>1
言葉が通じる、と分かった瞬間から思いを伝えようとする必死さが手に取るように分かります。最近は「いやなの」とか「出たい」とか不自由さを逃れようとする言葉が増えて来ましたが…(笑)